Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

あさがおドーム

2008-08-15 07:43:57 | だいじな気晴らし
ちょっと遅かったので心配しましたよ。

こちらは大ブレイクの予感、っていうか確信。



名づけて
“The hanging ASAGAO dome”

なんでか英語・・・

朝顔を「ハンギングバスケット仕立て」にしてみました。

我が家の窓辺は、物理的に緑のカーテンができませんので、せめて朝顔を吊ってみた次第です。

ピンク系の斑入りの花は、フェミニンな感じでございます。



小学生の時に、皆さんも必ず育てたことがある朝顔でしょう。

特に、手入れした覚えもなく、ラジオ体操に行く前に「咲いてるなぁ」と横目にみながら、走って公園いったものでした。

なのに、昨年はなぜかあまり咲きませんでした。

今年は、上への伸びを摘心で止め、液肥も与えながら、横にこんもり繁らせ育てています。

つぼみもいい感じで増えています。

我が家の朝顔の夏はこれからです。

蝉さんの夏もこれからでした。



終戦の日に間に合いました。

合掌

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ブレイクする環境

2008-08-14 16:29:49 | 仕事のひとこま
教育系の仕事をしていると、お客様のご意向で、今、費やしている「教育コスト」を削減して「採用コスト」に回したいというお話を耳にすることがあります。

つまり、教育しなくても何とかいい資質を持った人を採用したいとのことなんですが。

そりゃそうですよ・・・・・

今は、自分の仕事で精一杯で、教えるとか育てるとかまで手が回っていないというところが、大半なんですもん。

正直、極端な話、育つのに、手がかからない人ほどありがたいものってないと思います。

なのに、せっかく納得できる採用ができても長続きしない。

企業から見て、採用したい人って、だいたい次の行き先を自分で選べる人ですから、環境次第でしょうがないかなぁとも思えてしまいます。

さて、昨今失敗しました枝豆の栽培の教訓から、思うのは

種の袋の裏側には、植物の特性が書かれていて、種まきの時期が記され、栽培方法が書かれています。

どんな種も、発芽率はだいたい80%以上のようです。(わが家の枝豆も、確かに10個種をまき、8個は芽が出ました。)

しかし収穫できた枝豆の不作理由はいろいろ考えられます。

育つ土台の土が悪かったのでは?
種まきの時期が遅かったのでは?
水まきの頻度は?
肥料の種類は、
 即効性のあるものがよかったか?
 緩効性のものがよかったのではないか?
日光が十分だったか?
鳥害や害虫、雨風から守ってきたか?

人の教育も同じだと思っています。

確かに人にも、その環境での発芽率ってあるかもしれません。
そして、多くの場合、生育には手間隙がかかるものだと思います。

しかし、時代はその緩やかな成長を待ってくれないから、何かベストプラクティスを参考にして、合理化して促成栽培を試み、そして、いい花を咲かせ、収穫を繰り返す。

苗を買ってきても、実のならない苗もあります。
種から育てても、強い根をはり、翌年も翌々年も、楽しませてくれる花もあります。

自分から、何か変わってみたい、やれるならやってみたい、もっといろんな面で豊かになりたい、

動機は何であれ、人は何かしら上方向に、横方向に、多少なりとも伸びたいものだと私は思っています。

教育環境は、変えようと思えば変えられる。

育てる側に改良する余地の残される環境にも関わらず、

無理やり人だけ変えようとすれば、その息苦しさに耐えられる余程生命力のある苗や、

自分の動機を置き去りに、その枠の中で静かに環境に同化できる苗なら生き長らえることができるかもしれない。

どっちも生きづらい。

人は皆、自分なりの誇りや使命、自分独自の価値観を大事にしたいと思っているから、

誰もが、自分なりの成長を感じることができ、必要に応じ、ブレイクできる環境を作ることが大事だと思う。

「楽に育つ人」より、誰もがブレイクしやすい環境を作ることの方が大切だと考える日々です。

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組織の力

2008-08-13 14:28:20 | ふるさと・石川
オリンピック、高校野球が平行して開催されている今、本当にすばらしいアスリートやチームに出会いますね。

高校野球についてですが、

私のふるさと石川県というのは、野球連盟に加盟している学校は55校しかありません。

松井秀喜選手を輩出した星稜高校が準優勝した年もありますが、今年出場の金沢高校は夏の甲子園で2度勝ったことはありません。

今年の大会は、2試合とも観戦することができたのですが、いずれの試合も強豪を相手に、すばらしい試合をし、解説者の方を唸らせていました。

結局、延長戦で大阪桐蔭に6-5でサヨナラ負け。

しかし、ヒット数だけ見れば打撃戦なのですが、失策がなく、引き締まった試合と敗者も大きく評価されていました。

勝敗を分けたのは、厳しい試合を勝ちあがってきた経験の違いだけだと。

確かにそうやなぁ・・・

金沢高校の応援席では、こんなメッセージを目にすることができました。

『最高の仲間と、いまこの瞬間を』

この短い言葉には、目標の達成をともに目指す上で、必要なことが凝縮していると思います。

監督さんなのか、生徒自らの言葉なのかはわかりませんが、

ゲームに出場したメンバーだけが最高なわけではなく、クラブを構成するメンバー1人1人が、それぞれの役割において最高な存在として認められていて、

仲間を信頼し、不安や後悔の感情に巻き込まれることがなく、今に集中して、ともに未来を分かち合っていこう。

そんな思いを感じます。

そして、このチームを見ながら、思い出したことは

組織力=(個人の力の総和:質×量)×個人間のつながり

という公式でした。

仕事で、いろんな組織に身を置き、今は独立した立場で、様々な組織と関わってみて思うのは、

高いパフォーマンスを上げるには、優れた知力や技能・豊かな経験を持った自立・自律した人が何人もいればいいのかもしれませんが、

助け合いや分かち合いなどの、個人間のつながりが弱ければ、案外平凡な結果に終わることが多いのではないかと思います。

たまに、これだけ非凡な人が揃っていながら、「こんだけ?」って思うような組織ってないですか?

個人間のつながりとは、「信頼関係」と置き換えられるのカも知れませんが、大人社会ではその瞬間に、色をなくしてしまうような感じが私の中にあります。

信頼関係とは何ぞや?

信じる力の総和×つながり・結びつきの強さ

みたいな感じ・・・・

信頼関係は、信じてもらうのを待つのではなく、自ら信じることから始まり、お互いの信じる力を保ち続けることではないかとボンヤリ感じています。

信頼関係を作るには、まず相手の話を聴くことだ・・・そんな切り出し方をする文章を、頻繁に目にします。

行動としては確かに必要かもしれないけど、それ自体が原動力になりうることはなくあくまで方法論でありましょう。

我がふるさと石川の誇り高き代表校の野球から、実に多くのことを学んだ日でした。

このような、すばらしいチームを作られた浅井監督に、教育者としても深い敬意を感じています。

どうか、彼らが、次の目標を自分で作り、健やかに次のステップに進めますように。

お疲れ様でした、そしてありがとう!

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恩返しの仕事

2008-08-12 00:30:29 | 仕事のひとこま
この5年ぐらいの間の私の仕事は、会社を数社変わったり、独立をしたり、振り返れば、それはめまぐるしいものだったと思います。

その間は、何か強い達成意欲を持てば持つほど、不全感に苛まれることが多く、

いっそ、この達成意欲を手放せば楽になるのかとか、

求めすぎなければ上手くいくのかとか、

身勝手に描いた完全さを捨てれば楽になれるのかとか、

所属している組織と個人の目標を一致させることができないが故に、色々苦悩したわけでございますヨ・・・

しかし、会社から離れた場所での活動では、自ら行動すれば、会社と自宅の往復だけでは決して得られない出会いや成長の機会があり、

そして、今があります。

中でも、5年前に出会った1人の先輩との出会いは、私にとって大きな転機でした。

今の仕事の武器になっていることは、その先輩からきっかけをいただき、1年ほどの短い間だったけど、ともに知恵を絞る楽しさがありました。

それから、4年、事情があって、なかなか会えなくなり季節ごとにメールや郵便で挨拶する程度の関わりになってしまいました。

彼女と過ごした1年間に得たものは、仕事の本質に関わる「宿題」ばかりでした。

ここ4年ほど、その宿題をやってきたように思います。

年明け早々、彼女から連絡が来て、仕事を手伝うことになりました。
それは、独立して私が受注した最初の仕事でした。

そして、6月末から準備を進めて参りました。

先ほどようやく大きな山を越えました。

自分にとっては、得意な仕事でこれからどんどん拡げていきたい仕事でもあり、気力に溢れていたかもしれません。

期待に応えようとして頑張りすぎたかもしれません。

何度も精査を繰り返し、時間がかかったのも事実です。

脳血管破裂するんじゃないかと思うほど、脳ミソも絞りました・・・

でも、それくらいいただいた「宿題」によって自分が鍛えられたことに、「恩返し」がしたいという思いが強かったんです。

今は、精一杯やりきったという実感で溢れています。

私たちは、似たような学びの機会を経て、似たような動機を持っています。

彼女は、私にとって圧倒的にスゴイと思えるエネルギーを持っています。この「圧倒的」な部分を、私は無条件で尊敬しています。

彼女も、出会った時から、どういう訳が私に対して、惜しみなく何かを分け与え、私のアウトプットを、いついかなる時も誉めては、新しい宿題をくれました。

私は、そのことを、いつも誇りに思い、自分の自信に変えてきました。

一方的かもしれませんが、疎遠になっていた長い時間を経ても、深い部分でのつながりをずっと感じていました。

今回の仕事も頂上が見える頃になって、4年間の苦悩を思い出し、なぜか涙がこぼれてきました。

飛び石を、横に、縦に進むような私は、関心も関係も散漫であることを知っています。

だから、そこかしこでいろんな不義理をしていることも知っています。

でも、決して恩知らずな訳ではないことも、自分自身が良く知っています。

だから、それゆえの苦しみもあります。

そんな風に見えないと思いますケドね・・・・

彼女への恩返しも出会いから5年が経過した今になりました。

いろんな人との出会いで成長できたご恩は、自分のできることを、丁寧にやり、社会に還元していくことだと思っています。

計画通りに行かないことも多いのですが、様々な偶然にも恵まれます。

枝豆の成長不良に落ち込んでいた昨日が嘘のように、一転して、心の底から湧いてくる感謝に溢れる夜です・・・・

皆さん、本当にありがとうございます。

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枝豆の収穫

2008-08-11 20:27:43 | だいじな気晴らし
最近は、一時期に比べれば、出回っている中国産の野菜は減ってきているように感じていますが、どうでしょうか?

いっときは、しいたけや生姜、にんにくなんかはほとんど中国産だったのに、国内産が格段に増え、価格も落ち着いているようです。
(「青森産」のにんにくは除く)

しかし、冷凍枝豆のほとんど中国産だという事実に鑑み、ものすごい、思いつきでプランターで枝豆を育てた私でした。

過去に、こんな記事書いてました→コチラ

で、

ついに、収穫しました!



黒豆の枝豆で、お味はまずまずです。
ベランダで枝豆ができることは確認しました。

しかし、豆は、3つ並んだものが少ない・・・・

さらに、大問題なのは、これが最初で最後の収穫ってことです。



途中まで、すくすく育ちいい感じだったのに、途中からいっこうに大きくならず、

八百屋さんで売られている根つきのワイルドな枝豆と比べると、葉のつき方、豆のつき方が全く違うのでおかしいなあとは思っていたのです。

その前に、ラディッシュ(ハツカダイコン)の育ちも悪くて収穫できなかったのです。

正直、誰でもできると言われているハツカダイコンに失敗するって、かなりショックなんですけど・・・



しかし、同じ土で作ったバジルは、元気いっぱいで、ちぎってはトマトとマリネしていただいています。

なんでやろ、実のなるモノには、あの土じゃ栄養が足りんってこと?
フツーに「花と野菜の土」っていうので作ったんですが・・・・

思いつきで作るとこんなもんなのかナ。

ちなみに、今年の夏、よく食べている野菜は、「モロヘイヤ」と「オクラ」。

毎度、相当、粘らせて食しております。

特に「モロヘイヤ」は育てやすく、秋口まで収穫が楽しめるようです。

来年はモロヘイヤや・・・・

最近は、安全な野菜を食べたいということで、手作りする家庭が増えているようですね。うちのご近所さんの玄関前でも、頑張って野菜作っているお宅があります。

秋は、菜モノのまき時です。

腐葉土などで土を太らせ、リベンジを図ります。

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ひたむきであること

2008-08-10 23:58:10 | 自分のおかたづけ
子持ちの五輪選手と言えば、やはり谷亮子選手が真っ先に頭に浮かぶ方が大半だと思います。

でも、多分、他にもいそうですよね。

ビーチバレーの佐伯美香(さいきみか)選手もそうですよ。

彼女は、もともとインドアのバレーボールで全日本の選手でした。ユニチカというチームでプレイをしてましたし、アトランタ五輪にも参加してたんですよ。

身長は、大きくないけど、攻守ともに上手くて、私は当時、彼女のプレイスタイルがとても好きでした。

ビーチに転向と同時に、彼女の新たな挑戦を知ったのですが、出産をしたことまでは知るきっかけがありませんでした。

37歳で子持ちですよ・・・。

ブログもありますよ→コチラ

で、

あのハードなビーチバレーで若手の追従を許さないんですから、これも驚愕の事実です・・・

多分、出産後の競技生活って、年齢とか、環境とか制約は多くなるけど、衰えを自らが補い、周囲に感謝しながら環境を整えていくことには、本当に大変な努力をされていると察します。

気ままなシングル生活の私には、察しはついても真似はできません。

私のブログでは、時々、スポーツ選手のネタで記事を書きます。

何で書きたくなるんだろうなぁって考えるんですけど、もう一度、自分を厳しく鍛えた時期に戻ったらどうなるのかなぁって時々思うんです。

また、新しくやることばかりの日々の中で、そもそも持っているものを磨いたり、十分に発揮できているという実感がないからか、過去の積み重ねの強さや美しさに強く惹かれているんだと思います。

多分、新たに何かを身につけることが少なくなったり、体力の爆発的向上が見込めなくなると、既に持っているものを「出し切る」ってことが必要になるかと思います。

私の今は、「出し切る」ことが不十分なまま、「新しいものの結合」で仕事を進めていくことで、新たな血となり肉となっているのかっていう確信が持てないことも多く、

しかしながら、どんなに魂を鎮めても、この横断もしながら縦断する自分の特性は変えにくいような気がしています。

変え難い自分を実感するのは、いつもこの部分です。

封じても封じても飛び出してきやがる・・・・(笑)

この部分は、自分を上手く伸ばすか、別の取り組みのあり方を、都度気づいた時に自分自身に知らせるか。

記事として、スポーツ選手のネタを選ぶのは、何かひとつのことに打ち込んでいる人の「ひたむきさ」に対しての敬意や憧れなんだと思います。

辛抱強く、一途に・・・・

密かに、自分を鍛える夏になっています。

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2008-08-09 23:41:09 | ちょっと感動
礼の美しい人には、やはり心を感じます。

礼の角度で、思いを伝え、言葉と同時に行うか、言葉と別々に礼をするかによっても、伝える思いが違う。

柔道は「JUDO」なのだと感じるのは、始まりと終わりの挨拶や礼に精神性を感じられなくなったこと。

審判が反則を早めに取るという今回の方針でもあり、ポイント制の柔道に慣れない私にはどうも違和感はある訳で、審判の判断も素直に受け容れられない訳でもありますが。

谷亮子選手の連覇はならなかったけど、彼女は「柔道」の選手であります。

彼女は、私が最も敬意を持つアスリートの1人ですが、彼女への敬意はこの先も変わることはないと思います。

今後については、ファンの1人としては、幸せの形は色々であり、納得がいく進路を選んでほしい気持ちです。

そして、自分自身、仕事でマナーを教えるには、心を伴った言葉や動きが不十分と感じることがあります。

言葉や動作には意味があるからこそ、心の入らない言葉や動作だけを教えるようなことがないよう、自分自身が体現化したいと改めて思いました。

金メダルは取れず、残念な結果だったけど、試合中、終始、私は日本に生まれてよかったなぁと思える品格を感じていました。

これまでの競技生活を通じて、たくさんの大切なことを教えてくれた谷選手に、

心から「お疲れ様でした」

(礼)

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北京五輪への願い

2008-08-08 23:58:44 | 他愛もないこと
「号泣週間」の幕開けです・・・・

開会式は何事もなく進行し、何よりでございます。

孔子の言葉

「朋(とも)あり遠方より来る また楽しからずや」

の言葉にはじまり、中国の歴史を感じさせる重みと躍動が、近代的な演出とともに表現されていました。

それにしても、大きな国は違うなぁって感じのスケールです。
こんなにたくさんの人がどんだけ練習したんでしょうか?

ここに至るまでは、色々ありましたけど、自国で五輪が開催されることを喜んでいる様子が伝わります。

そっかぁ・・・「開催おめでとうございます」って開催側からの挨拶ありましたけど、本来はそういう共感が必要なんだろうなぁ。

日本だって東京オリンピックの頃って、国としての成長を世界に認められ、

五輪を開催するにふさわしいと選ばれたことを誇らしく、うれしかったんだろうなぁと思います。

表現の仕方は違い、時にそれは、歴史の中で育ってきた国民感情の表出に激しさを伴うこともあり、それには誤解の可能性だってあるかもしれない。

私は、ここで、そのことを無責任に語るわけにはいかないし、過去と今の「負」の部分にだけ目を向けて「あーだ、こーだ」と言ってもしょうがない。

むしろ日本も東京五輪の開催後、本格的に国際化の道のりを歩んだのと同じように中国だって同じ道を進むことを選べ、

日本が当時の先輩であった先進国から多くのことを学んで、世界のルールやマナーを知り、成長を遂げて、今がありましょう。

話は変わりますが、

福原愛選手や北島康介選手は、中国で愛され、英雄として扱われている日本人選手だと、先日テレビで放映されていました。

その放送の中で、「国と国の感情よりも、個人と個人の関係なんだろうね」といったニュアンスのコメントがありました。

確かに、そうかもしれん・・・

四川の大地震の時に、救出したがすでに息絶えた人に、日本の自衛隊員が黙祷を捧げたことに、中国はその行いに敬意を払ったと言います。

ビジネスの現場では彼らと事を進めていくのは真に大変なことであり、リスクも多いと言いますが、

実際に1人の個人としてそのような場面に遭遇していない私にはこの国を声高に批判する理由は特段ありません。

闇の社会で、一部の日本人だってアジアで人身売買のような、生きる尊厳を侵害するような卑劣な行いをしているじゃないかって言われたらどう反論できるのか?

1人の個人が、歪んだ認知で対立の感情に苛まれても、その後に残るものっていつも決まりきった嫌な感情のように思います。

そんな感情に浸るより、中国の偉人から、普遍的な生き方を学び、手本や教訓を得た方が有意義だし。

そして

どうか、中国にやってきた朋である各国のすばらしい選手の「心」「技」「体」も、中国の皆さん、心から讃えててください。

どうか、決して国のためだけでなく、自分の為、大切な人の為に戦っている個人を、私たちの代わりに近いところで応援してください。

どうか、このまま何事もなく選手が、後悔なく、そして安全に競技に集中できることを願っています。

そして、誇りに溢れた中国選手の健闘を祈ります。
どうか、すばらしい開会式に続き、中国での五輪が大成功に終わりますように。

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なみすけの街

2008-08-07 23:54:12 | わがまち・杉並
なみすけ」というのは、杉並区が地域への愛着を深め、杉並の魅力を発信する「杉並の輝き度向上」運動の一環で募って、選ばれたキャラクターです。

「なみすけ」をもっと知りたくなったら→コチラ

阿佐ヶ谷の七夕祭りでも、ハリボテにもなっています。



「なみすけ」は、区から発信される告知物にも載っていますし、区役所に行くと、なみすけグッズも売っています。

最近では「なみすけ」のケーキも発売されました→コチラ

全国の自治体でも、このような試みはなされているようですが、マニアの中で「なみすけ」は大ブレイクしているらしいです。

したがって、なみすけの携帯ストラップは、只今欠品中・・・・

最初は、あまり気に留めてなかったのですが、最近なんだかこの「ゆるいキャラクター」略して「ゆるキャラ」にかなり和んでしまいます。

しかも、こんなブログを見つけてしまいました→コチラ

もう、イチコロです・・・。

これはかなり和みます。

こんな遊び心のある杉並区。

いや、遊び心より何よりも、杉並区は自治体の経営でも先進的であることは有名。

山田宏区長のブログも、骨太で素敵です→コチラ

引っ越してくる前から、杉並区は区民に顔が向いた取り組みをする自治体であることは知っていましたが、

昨年は区の学び場:すぎなみ大人塾で、学んだことで行政を身近に感じることができました。

区役所に行っても、区の職員の皆さんは親切ですし・・・

mixiでも阿佐ヶ谷や高円寺のコミュニティに参加していますが、みんなこの町が好きなんだなぁと感じます。
(マイミクさん募集中)

私も好きです、すぎなみ。

あっ、そうそう、なみすけの左側は妹の「ナミー」です。
こちらもラブリー

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阿佐ヶ谷の七夕 2008

2008-08-06 23:31:17 | わがまち・杉並
今年も、始まりました。

阿佐ヶ谷の七夕祭り

昨年、杉並区内に引っ越して来まして、こちらでの夏は2回目です。



区役所方面での用件を諸々済ませて、中杉通りをMTBを走らせ、パールセンターの入り口の和菓子屋:「鉢の木」さんで、ひと休み・・・・



写真の抹茶宇治金時ミルクで涼みました。

和菓子屋さんのカキ氷です。抹茶の味もしっかりしていて、小豆も美味しく、申し分ありません。ミルクは練乳好きにはたまらないセルフサービスです。

満足度は100%でございます。

なのに、お値段、ナント300円

・・・・・商人魂を感じます。

ごちそうサマでした。

お祭りと言っても、御神輿やパレードとかそんなのはないんですが、

パールセンターという商店街の中の、飾りつけを楽しみながら、
通路両側のお店の出店をのぞき「立ち食い・立ち呑み」を楽しみ、
セールで買い物を楽しみ、そぞろ歩く・・・・・

というそんな楽しみ方なんでしょうかね・・・

たとえば、ソーセージとハムの専門店さんでは



チョリソ、いただきました。ビール飲めないけど、充分です。

オーガニックショップさんでは



こういうのもいいですね。

もちろん、目を楽しませるハリボテも忘れることなかれ・・・

まずは、「すぎなみ大人塾」のカルガモのハリボテ。



良く見ると、「ピンクリボン」ついてます。さすが、乳がん撲滅の社会事業をしている先輩方です。

表情が本物っぽくってオミゴト!

それから、旬なキャラクターですね。「カンフーパンダ」



で、人気者は、やっぱこうなってしまう運命なんですよね。



エド・はるみさんになってしまったよ・・・・

もちろん、できばえも「ぐぅ~」

急ぎ足で、見回りましたので結構汗だく・・・・

ただ、そぞろ歩くだけなのに、みんなすごく楽しみにしていることがわかります。

商店街の皆さんも、お客様を喜ばせようとして、工夫を凝らしながら、回を重ねて55回。

この後に、高円寺の阿波踊りが続き、杉並はお祭りムードでいっぱいです。

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新宿3丁目

2008-08-05 23:18:11 | 他愛もないこと
最近、汗臭い話題が続いていましたので、少し趣を変えて。

今日の研修は、徹底的に疲れ果てたのですが、神田駅から遠回りして敢えて東京メトロ副都心線で新宿3丁目駅で降りて新宿高島屋と西新宿へ。

新宿2丁目ではありませんヨ。

今年の6月に銅版画家の山本容子さんの作品が、副都心線の開業を記念して伊勢丹新宿店で展示されていて、

もともと好きなアーティストだったので、小躍りして見に行ったのでした。

めっちゃ楽しかったです。

懐かしい作品も、新しい作品も。

今から12年前ぐらいに知って、それ以来、ちょくちょく機会があれば見ています。

私を良く知る方なら、少し意外に感じるかもしれませんが、

彼女の伸びやかでファンタジックで、メルヘンチックでよくよく見るとくすって笑える作品が大好きなんですよね、ワタクシ。

時期によっては作風が代わっていたりして、でも彼女の生き方についても何か惹かれるものがあります。

どっちかっていうととそっちが好きなのかも。

いやどっちも好き。

2007年の作品がたくさんあり、創作意欲の旺盛さを感じました。

そして、新宿3丁目の駅には、こんなステンドグラスがあります。改札の内側なので、外からでは写真が撮れなかったんですよね。

しかし、今回めでたくシャッターチャンスを得ました。

著作権のこともあり、ブログで公開してもいいものか、微妙ですが問題あればカットしたいと思います。



相当な大作で、不思議の国のアリスの世界です。

こんなモザイク壁画もあります。



携帯電話のカメラで撮ったのでボンヤリしていますので、詳しくは→コチラ

クローゼットの中で、1年以上も眠っていた彼女のポストカードを出してきて再び飾りました。

来年は彼女の版画を購入したいと思っています。

新宿3丁目は、私にとって東京タワーに次ぐ、エナジースポットになりそうです。

皆さんも、ぜひ一度ご覧あれ。

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蒼く、忘れがたく

2008-08-04 18:07:12 | ちょっと感動
私は大学時代、体育会排球部でした。

私が最高学年の時は、北信越ブロックでは負け知らずでした。

そうは言っても、高校で全国大会に出場した勝負勘や素質のある高校生が短大や大学に進学して、

大なり小なり真面目にバレーを続けているという中で、戦い勝つのは、地方の国立大生としては案外大変なものなのですよ。

当時の私どもの練習は、教育学部の体育科の学生が牽引し、シーズンは週6日練習とトレーニングです。

今でも忘れがたい思い出があります。少し長くなります。

私は、小柄でレシーバーとして、控えの選手で、ゲーム分析を担当し、常に監督に情報を提供するアナライザー的な役目をしていました。

監督曰く、「ガラスのような分析」として、案外役に立っていたっぽいです。

先輩からは「レシーバーは練習で華になれ」と言われて、練習ではスタメンよりもレシーブの練習量は多くこなさなければと思っていましたが、

運動量的には絶対的にスタメン選手の方が多くなります。

中でも、エースの「ユキ」の運動量は相当な量で、最後の合宿でも彼女は疲れのピークに何度も達しながらも、自分の力に妥協することなく練習を続けました。

練習の時には、ミスに応じてペナルティが課されることもあり、その日の練習もサーブをミスすればコートを走ったり、目標を達成するまでエンドレスでサーブを打ち続けなければなりませんでした。

入れるだけなら簡単、コースを狙って、乱すサーブを打つ訳ですから、疲労とともに集中力だって途切れます。

私が自分の課題をクリアした後も、ユキは体力が限界に達した中で、集中力と戦っていました。

私は、彼女と一緒に黙ってコートを走りました。
言葉もなく、ただ一緒に走らなければならないと思い、斜め後ろを走りました。

私たちの最後の大会は、不運にも宿泊先の食事にあたって、体調不良者が続出しました。

主力メンバーは、脱水症状に陥りながらも決死の戦いでした。

ですから、そんなこんなで手にした優勝の瞬間の喜びは今も鮮烈です。

そこからは皆、就職活動・教員採用試験、卒論などそれぞれの放課後となりました。

ユキはどうしても教員になりたいので、その後、わざと留年をして女性なのに、当時県内では比較的採用されやすい「技術科教員」の免許を取り、翌年、中学の教員になりました。

卒業式前に、学校に残るユキが私にお礼だと言って差し出したものがあります。

「はる、最後の合宿の時、限界の私と黙って一緒に走ってくれてありがとう」

と言って差し出されたのは、

最後の北信越大会で彼女が手にした「ベスト6」の盾でした。彼女は「MVP」も受賞していたので、盾が2つあったんです。

その1つを私にくれたのでした。

彼女は、中学校での教員生活の後、臨床心理士になり、スクールカウンセラーとなり、その後バレーボールも国体の選手として選ばれています。

長く会えていないけど、友情の意味を教えてくれた友人の1人です。

人生にとって支えあう大切さは、実は今よりはるか昔に知っています。

しかし、社会の利害関係の中で、忘れてしまったり、知らないかのように個人主義的に時間を過ごしがちです。

今の私にも、そんな時があります。

そこにないのは、「思い」や「ビジョン」「目標」の分かち合いです。

厳密に言うと、私の場合、分かち合おうという意欲が萎えていることが多い。

適当にわかったふりできないから、案外その場にいるのがつらくなることもあり。

でも、あの頃の若さや蒼さが、その大切さを思い出させてくれ、今の自分のコミュニケーションに足りないものを教えてくれます。

あの時は、今でも、自分にとってかけがえのない、いい時代だったなぁと思えます。

17年も前のことを思い出せるなんて・・・微妙。

こんなことも過去に書いています→コチラ

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熱闘を支える

2008-08-03 22:52:07 | ちょっと感動
いよいよ北京オリンピックも近づいてきましたね。

今年は夏の甲子園大会も前倒しで始まりました。

先日、テレビのチャンネルを何気に変えてみたところ、甲子園大会の開会式を放送していました。

大会開催者側や、文部副大臣からのお祝いの言葉を聞きながら、じーんとしたのか、ちょっと涙ぐんでいる球児をカメラが捕らえていました。

そして、選手宣誓は、いつ聞いてもすがすがしくジーンとしますね。

以前に比べて少し、宣誓の内容が変わってきているのかなあと感じたのは、

親、友人への感謝の気持ちや、今年は90年記念大会ということで、歴史を作ってきた先輩への敬意が盛り込まれていること。

昔に比べれば、フェアプレイや最善の力で戦うことを誓うものとはちょっと趣きが違っているように感じました。

なんだか、考え方や行いの「美しさ」を感じます。

私も、大学を卒業するまで、アスリートでしたが、全国大会に出る、オリンピックの選手になる選手というのは、「知・徳・体」の面で、大なり小なりやはり磨かれて、

極限まで練習する、試合の中、極限の状態で実力が接近したライバルに勝てるかどうかって、

最後は鍛え上げられた心身が最高のパフォーマンスを発揮させるだけの精神力の差ぐらいだと思う。

脳裏によぎる、自分を支えてくれた人たちの顔も、もちろん力を振り絞るエネルギーの源泉かと。

「いまどきの子供は」とか「いまどきの若いモノは」

なんて、大人はすぐ言ってしまうものですが、年を重ねて忘れてしまいがちなことを、間違いなく熱く胸に抱いている若者もここにいるんだなぁって感じます。

彼らが何年かして社会に出て、がっかりしないような大人でいなくてはならないと、なんだかちょっと思ってしまいました。

若者の本質よりも、激しく変わっているのは取り巻く環境であり、それと同時に大人も変わっていて、

世代間のコミュニケーションギャップは埋めにくいものを感じることも多くあります。

自分の立場で、できることをしていきたいと思います。

すばらしい感動に溢れた、体育会系にはたまらん夏となりそうです。

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国立新美術館

2008-08-02 23:58:31 | 自分にチャージ
昨日は、夕刻から、かんくろうさんと六本木の国立新美術館へ行ってまいりました。

東京メトロ千代田線乃木坂駅直結のガラス張りの建物に入るやいなや、何だがヘリコプターが飛んでいるような、音が聞こえるなあと、

思っていたら、前方のビルとビルの谷間にヘリコプターが着陸しようとしているではありませんか・・・

かなり低空を実物大で見たって感じです。

今まで一度も遭遇したことなかったんですが、こういうことなんですね?→コチラ

そんな米軍基地に降り立つヘリの爆音に歓迎されまして向かいましたのは、

ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展 」

これは、相当楽しい体験でした。かなりおススメ。

どれも、写真のように精巧に描いた、いやそれ以上に質感に溢れた当時の画法に、1点1点驚きの連続でした。

肖像や、豊かさの象徴である狩猟道具や贅沢品などの静物画が、ハプスブルグ家の隆盛を存分に描きつつも、栄枯盛衰みたいなものを感じさせるものであり、

対照的に描いた庶民の生活の中にも、「えーっ」って驚かされる秘密がたくさん隠されていて、

解説をヘッドフォンで聞きながら、かんくろうさんと「へぇ~」の連続でした。

国立新美術館は初めてでしたが、開放感があり、またカフェやレストランも素敵でした。

外から見ても、もちろん美しいです。



その後は、東京ミッドタウンへ移動し、食事をしながらお互いの近況を少し話しすぎたかもしれません。

かんくろうさんは、お客様対応と交流分析を学ぶ同志です。

お客様相談室で働く皆さんはなかなか日々の仕事のストレスを癒せない昨今です。

2人それぞれの仕事の使命を再確認したアツイ時間となりました。

かんくろうさん、チケットをプレゼントしてくださった増田さんありがとうございました。

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あるがまま

2008-08-01 16:28:52 | 自分のおかたづけ
昨日は、夕刻より某企業様で講演をさせていただきました。

ワンウェイで話すのは、独立してから初めての試みで、いつもの対話型の研修とは違う緊張感がありました。

事前に簡単なシナリオらしきものも準備していたのですが、ほぼ見ないでパワーポイントのスライドだけであっという間の90分でした。

テーマは:

『あなたらしく仕事をするために ~つらい自分のセルフカウンセリング~』

不甲斐ない私の自己開示からはじまり、

・自己理解、他者理解、自己受容、他者受容について
・お客様や職場の上司や同僚との対立場面の切り抜け方について

の、2本柱でお話をさせていただきました。

親睦会では、自己理解についての話で盛り上がりました。

私は、エニアグラム・交流分析・認知療法のエッセンスで自分を理解してきましたが、

もっとも苦しかったのは、自己受容だったかもしれません。

だって、自己理解の作業過程では、ずるい自分、浅ましい考えの自分、身勝手な自分、だらしない自分、傲慢な自分、全然できない自分、いいカッコしぃな自分を

最初は、もしかしてってレベルから、確信した時のあの衝撃・・・・

「あんた、ヒドイ人ね・・・・」

みたいな自虐心から、もう人前に出たくなくなったり、人前で、言葉がうまく出てこないこともありました。

でも、ヒドイ人って感じるのも、自分勝手な思い込みでしかなくって、

案外、周囲の人に「こんなアタシどう思う?」って聞くと、

「気にならない」とか「全然問題なし」とか「普通だよ」とか言われたりするもので、

余計混乱をしたりもしつつ、最終的には

そんな自分をあるがままに受け入れてみる。

皆、何かしらの「思い込み」の中で生きている・・・・

こんな風に考える自分がいるんだなぁって、知っていれば、しんどい時って案外何とかなるもんで・・・・。

最初は「あるがまま」という意味がさっぱりわかりませんでした。

今でも、「今、ここ」で「あるがまま」の自分に気づき、行動を変えたり、

あるいは、

「しょうがないねぇ、アンタって人は」的に受け入れることはできるようになっているかは微妙ですが、

どうしようもない自分も「案外好き」と言えます。
(多少、ナルシスト傾向にあるのも幸いしているのかもしれません)

自分の中で満足できる部分も、気にいっている部分もあります。でも、それだけを愛しているわけではありません。

たとえ、どんなにダメダメな自分も、しょうもない自分も、弱くてずるい自分もみんな自分。

自分を自分たらしめる大切なパーツたち。

誰との比較も不要な、たった一人の自分。

変わりたければ変わればいい
考え方が変われば感じ方が変わり、きっと行動を変えられる

今のままでもいいならそれでいい。

そんな適当な自分。

あるがままでいい、ありのままでいい

媚薬の効果は、自己受容への軽い興奮と覚醒でした。

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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
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