Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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ブログ9年目に突入

2013-08-15 21:16:41 | 他愛もないこと
今日は終戦の日。2005年の8月15日にブログを始めて、丸8年が経ってしまったらしい。

途中、書きたいこともなくなり、しばらく更新しなかった時期もあったけど、
いまだ続いているこのブログ。

twitterやFacebookなどの新たなツールの登場で更新が億劫になったこともあるのですが、ぐだぐだ続いています。

正直続ける理由も辞める理由もないけど、習慣って怖いものだな。。。

独立した頃、実は仕事用のHPを持っていたこともあるのですが、2年ほどで方向性が変わりそこからクローズして以来、

私の人となりやいつもの活動を知っていただくのはこのブログに絞っています。

今の仕事の契約上、仕事のことが書けないので、研修の中で起きたことなどやほとんど書かない。

また、コーチングのクライアントにこんな成果があったとか書くのもちょっと違う。
成果を出したのはクライアントで私の成果ではないので、それを披露するのはトレーニングを受けてきたコーチングのトレーニング機関では倫理的にNoだし。

もともと自治ネタも鮮度次第だから、ブログに残したところで陳腐化するのも早いし。

とかなんとか言って、書かない理由探ししているみたいなんですが、
それでも書き続けることに意味アリ。

テーマ絞ったりしないで、ずるずると書き続けるのは、

一期一会のこの仕事、「名前を検索してもらえば、ここにいるよ」ということなのかなって最近思います。

そういう私のネット上での居場所であり、メッセージの発信の場みたいな、まことにゆるい場です。

ビッグデータの時代に、いったい何をデータとして収集されているか微妙ではありますが、今後も続くでしょう。

また1年お付き合いくださいませ。



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憧れの相馬野馬追

2013-08-15 19:08:55 | 自分にチャージ
7月28日の早朝、仙台から南相馬へ。

以前から、この地域に「野馬追」という神事があることを知っていたのですが、

福島の浜通り地方にはなかなか足を伸ばす機会がなかったことと東日本大震災での津波や放射能によるダメージで野馬追が2011年は中止、2012年は規模の縮小と、
どうもきっかけがつかめなかったのでした。

そんな矢先の仙台出張。

今年はどんな感じなのかわからないけど、とりあえず行くとだけ決め、研修に来てくださっていた南相馬市の職員さんに、事前に相談し、教わったとおりに行動することにしたのでした(志賀さんありがとうございました!)

で、まずは、仙台から常磐線と代行バスを乗り継いで原町まで向いました。

しかし、今年は行ってみて知ったことなのですが、震災前の9割まで出場する騎馬数が回復したとのこと、ス・ス・ス・素晴らしい!

そして、行列の行われる道路まで、駅から歩いて10分ぐらいでしょうか、甲冑行列に間に合いました。

初めて見た時に、もうめちゃくちゃ感動しました。
心の中では「かっけー」の連発です。
しかもどこまで続くんだ、大行列やぞ・・・

で、ものすごく疑問だったのは、年に1度の野馬追に出るのに、どうしてこうも皆さん馬の扱いに慣れているのか?

ということ。

小学生ぐらいのこどもから高齢の方まで、馬は全く暴走することなく威風堂々たる列を成しているのは、日々の鍛錬の成果なのか?

それにしても、小高地区の方は、まだ線量の関係で居住することはできないと聞いていたけど、なぜにこんなに馬にうまく乗れるのか?

相馬地区ではこれが男のたしなみなのか?

ならばますます「かっけー」です。

もう、感動して涙してしまいました。

そして、この町がこうしてこの伝統の神事をどんな気持ちで守ってきたのかと思うと益々泣けてきました。

行列の見物を途中で切り上げ、急いで甲冑競馬の会場へ。

すでにたくさんの見物客がスタンバイOKという感じで、私は出遅れてしまったようですが、どこに座っても多分、感動できたでしょう。

実際に、甲冑競馬、本当に素晴らしかった。
甲冑着て大変だと思うんですけど、旗を翻し、駆け抜けていく様子はプロの競馬騎手の方みたいでした。

途中でバテテしまった馬、なかなか調子が上がらない馬、それから騎手を振り落として放れ駒となった馬の暴走など、ハプニングもありましたが、

見物客はみな暖かく見守っていました。

というより、私はこの地域が震災で大きな被害を受けているのにこうして伝統を守り、真剣勝負の競争を繰り広げている様子には、刺激を受けました。

大会運営本部からの挨拶の中には「逆境に負けず」と繰り返されていました。

そこにはたくさんの「武士」がいました。



(ご本人様に許可なく使用させていただきました。不都合あればご連絡くださいませ。)


先日から参加している「おとな力向上カフェ」のテーマで「日本人であること」をテーマとして扱っていますが、正直、我々は見落としているものがあります。

それは、日本人の「強さ」です。

粘り強さ、物事の真髄を守り抜く頑固さ、切磋琢磨すること、恥を知り、毅然と凛とすること。

表現の仕方が違うだけで、様々なところで表現されているのかもしれない。
だけど、こんなにここで心が揺れ、震えるなんて、私の日常ではもしかしたら当たり前のことではないのかもしれない。

「はっ」とした。

自分の甘さや、自分の伸び悩んで突破できない部分を見た。
周囲との調和のために、何か押し殺しているものを見た。
もっと昔は、厳しさの中にいたのに、何だろ今の環境・・・

そんなことが自分の蓋を開けて溢れてきた。
多分、こんな瞬間がやってくるということがわかっていたんだろうと思う。

なぜ、野馬追に憧れていたのか。
なぜここに来たのかも。

実は自分の深いところの自分は知っていて、何か本当の強さに触れたかったんだ。
それが叶ってよかった。

なんだかまとまりないけど、つまりは行ってよかった。

相馬の野馬追は世界に誇る日本の文化です。
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塩竈での偶然

2013-08-15 16:31:54 | 自分にチャージ
松島を後にし、少々急いで塩竃神社に向う。



塩竃神社はとっても大きな神社です。こちらも雨上がり、もう暗くなっていましたが、地元の方でしょうかお参りがちらほら。

まだこのときは宮城県は梅雨明けをしていませんでした。
アジサイが鮮やかに咲き、そして緑の鮮やかさを前にしばし「感じる時間」

塩竃の町を見下ろす塩竃神社ですが、あの大津波をどんな気持ちで見守ったことでしょう。

あれから2年半ちかく経とうとしている今、何事もなく暮らしているように見える被災地域ですが、

本当に当時は大変だっただろうな。
こうして普通に暮らしていらっしゃるように見えるけど。。。

そんなことを考え、感じながら、駅に向ったのですが、それにしてもスゴイ階段(汗)



さすがにこれは、登りは厳しいな。。。
タクシーの運転手さんの助言どおり、下りだけにしておいてよかった。
しかも、降りにくい・・・手すりをしかと握り締めてようやく階下に。

塩釜の町を味わいながら寿司の名店「寿司哲」さんへ。

そして味わったお寿司は特上にぎり!



宝石のようなネタをひとつひとつ味わわせていただきました。
文句のつけようナシ。

マグロの水揚げで有名な塩釜だけあってトロはもう堪えられない味わいでした。
とけました・・・

そして、職人さんと他愛もない話をしながら、楽しくお寿司をいただいていたところ、偶然で、

去年まで東松島にボランティアで行っていた話をしていると、どうも最初にお邪魔した旅館の息子さんがお寿司を握ってくれていたということが発覚。
話すこと話すことみな通じる不思議さをたまたま訪れたすし屋で体験するとは。

そして、こちらのお店も天井まで海水に浸ったそうです。
しかし、2ヵ月後には営業再開。
その復興の底力には脱帽です。

最後は、目の前で仕込んでいた「あなごのカマのねぎ間」がどうしても気になりいただきました。

これはすごい!



一串で8匹分ぐらいのアナゴを使うとのこと。
手間隙かけ作って下さるこの一品は、塩だけでシンプルに焼き上げ、脂が乗ってとっても美味しい!

あー、本当に美味しかった。
追加でいただいた握りや桃のシャーベットもとても美味しかったです。

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円通院で数珠づくり

2013-08-15 15:18:56 | 自分にチャージ
ホヤを食べ、機嫌を良くした私は、次なる目的地:円通院へ。

円通院は、特に女性や若者に人気のある観光スポットです。
パワーストーンを使った手作り数珠体験ができるということで、たくさんの人で溢れていました。




本堂(大悲亭)に、続々と人が上がり、受付をし



係の方からのレクチャー後に、用意されたパワーストーンから黙々と糸に通すのですが、
結構迷う・・・

サクサク作る人となかなかできない人と別れるようですが、
どうやら私は後者だったらしい・・・

で、できたのは、コレ。



もともとの石の意味を知っていたので、ちょっとこだわりすぎた感はあるかもしれません。

途中作り方の間違いに気づきやりなおしをしたりしていたら想定外に時間がかかってしまい、次の塩竃に急がねばならなくなってしまいました。

円通院は、少し悲しいいきさつで立てられたお寺です。
伊達政宗公の孫に当たる光宗公が、将来を嘱望されながらも江戸で謎めいた死を遂げたことを悼んで江戸の住まいを移築したということでした。

大悲亭と名づけられた本堂の前には、美しい庭園が広がり、特に紅葉の時期には、池が真っ赤に染まるそうで、訪れるお客様が絶えないそうです。

その他にも、バラ園があり、西洋からいち早く持ち帰られたバラや水仙が彩られた三慧殿の厨子など、

光宗公を慰めるように色とりどりの花に囲まれた庭園は雨上がりに一層緑が濃く美しいものでした。

賑わいの裏に、実はしんみりするお話を案内者の方からうかがい、伊達家の栄華の影にある秘話を味わいました。
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日本三景・松島にて

2013-08-15 14:04:08 | 自分にチャージ
7月27・28日と仙台への出張の後、宮城県の松島町を訪れていました。

実は松島は、東松島市の宮戸というところに震災後1年ほどボランティアに行っていたため、通過はしていたのですが滞在したことはありませんでした。

松島と言えば、独特の地形で日本三景の1つに数えられます。

そして伊達政宗の菩提寺:瑞厳寺。
しかし、この日は大気が不安定でとにかく雨模様。
それでも大雨に降られなかったのは幸い。

しかし、訪れた瑞厳寺は本殿が改装中ということで、別棟で手を合わせることになりました。

個人的には、宝物殿で開催されていた本殿の解体された唐戸や欄間に感動。
なんとも細やかで鮮やかな色彩に驚き!
安土・桃山時代の文化が主には京都の職人の手によってこの陸奥の国で花開いていること。
木材などは紀伊から海運で運ばれてきたとのこと。

一旦、衰退したこのお寺に命を吹き込んだ伊達政宗の威光がムンムンです。

と言っても撮影禁止なのでお写真はナシだけど、御朱印が立派なのでアップしてみます。



その他には、

松島独特の地形を活かした仏様の数々。
西の方からやってきたようです。



先の東日本大震災ではやはり津波が押し寄せ敷地内の木が塩害で伐採されていました。
一見すると地形的に他の地域に守られ、壊滅的な被害は免れた感はある松島ですが、それでもやはりちょこちょことお店が仮設だったりで、爪あとは残っているように感じます。

それでもこの日は、土日ということもあり、観光客で大変にぎわっていました。
外国人旅行客が多かった印象です。

雨の合間をぬって、政宗公の正室:陽春院さまのお墓をめぐりました。
きらびやかな墓所に愛情を感じます。



瑞厳寺を後にし、五大堂、福浦島と待つ島独特の景色を堪能して、



おなかすいた・・・

ということで入ったお店でいただいたホヤが絶品だったので写真をアップ。



多分、これ以上のホヤには出会えなさそう。

海のミルクにふさわしくコクとぷりっとした身はしっかりした肉質。

時間が経つと何だか嫌な風味に変わるホヤですが、微塵も感じさせない素晴らしいホヤに出会えました。

めでたし。
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仲間に貢献する

2013-08-03 09:37:36 | しごと・キャリアのこと
あまりないことなのですが、ごくまれに登壇した研修の時に「アウェイ」な感じになることがあります。

それは、受講者が私よりも年長の場合。
管理職の場合もありますし、一般職の場合もあります。

手挙げ制ではなく、受講させられているという受けとめ方の場合もあるでしょうから、
なんでしょうね・・・あの「変わってやるもんか」「何をさせられるんですか」的なムード。

ヒドイ時には「敵意」すら感じることもありますが、それは私の責任ではないと考えます。

まあ、そういう雰囲気と感じ取っているのは私の認知の問題でもあるのですが、

それはそれとして

実は私に対しての態度なんてどんな態度でもいいかなって思ってるんです。

仏頂面だったり、ダレた姿勢だったり、うなずきやあいづちもなく、メモもとらず、視線を合わせなくても・・・

「自分のとっている態度のチームのメンバーへの影響を考えてほしい」

正直、この視点で仲間と関係が作れるようになる頃には、講師への態度も変わってきて、それなりに活気が湧いています。

これは、職場でも似たようなことして考えることができます。

上司のリーダーシップがどうであれ、仲間に貢献することの効用です。

部下からすれば、いつの時代も上司本人に面と向かって言えるかどうかはさておき、上司への不満って大なり小なりあると思います。

そればかりに囚われていては職場の士気は低空飛行するばかり。

どうやって上昇気流に乗るかは、コミュニケーション、思考、行動の質と量に因るのかなと思います。

担当割になっている仕事であっても、個人プレイに満足するのではなく、誰かの役に立てないかというスタンスで接して行くか、

という自分の態度はいつもコントロール可能です。

その力を最大に引き出して行くのはリーダーのとるリーダーシップであります。

講師も同じ。

講師の受講者への貢献とは何ぞや?

よく観察して、介入すべき・介入すべきでない時をよく見極めていく。

折角主体性が発揮されているのに余計なことしちゃダメだな、

と見守りながら喜びを感じる日々です。

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振り返りを促す力

2013-08-01 23:16:15 | しごと・キャリアのこと
7月は、ティーチングの研修を連続で担当していました。

コーチングやメンタリングなどに比べて、ティーチングスキルはそれ単体では陽が当たりにくいように感じていますが、

知識ゼロ・スキルゼロの新人さんには、まず「教える」ことが最初の関門。

新人の育つ力は、新人の意欲や能力だけでなく、指導者とどんな関係を築けているかとティーチングスキルに大きく影響を受けるに違いありません。

最近感じるのは、若い方の要領の良さです。
4月の新人研修の段階でも、そのスマートさには感心しますもん。

しかし、研修に登壇して良く聞かれるのは、「教えたことはできるけど、それ以上のことはやろうとしない」って声。

しかーし、教えたことはできるというのは喜ぶべしです。
(当たり前なんですけど)

しかし、その後、自ら考えて仕事を拡げていくことに物足りなさを感じるなら、教える側も効果的な関わりができていないと言えましょう。

教えたら、一緒に振り返る。

「これって、どうしてこんなやり方でやると思う?」
「もし、○○なことが起きたらどうする?」
「どんなところに気をつけてやってみてるの?」
「もっと、うまくやるにはどうしたらいいと思う?」

そんな、質問を投げかけながら、そつなくやってる仕事に対しても振り返りを起して行く。

多分、これって指導者の役割だと思うけど、実際問題「訊いたところで返答が期待できない」なんて諦めの声がも聞かれます。

でもでも、それってすぐに返ってこなくちゃいけない?
わかった時でもいいんじゃない?

質問を投げかけてから、新人が答えを見つけるまでにタイムラグがあっても不思議じゃない。

「○○さん、おとといの質問の答えって・・・ってことですか?」

そんな、やりとりも悪くない。

多分、今、若手への指導に手を焼いている指導者の方は、丁寧に指導計画を立て、ティーチング力を身につけることと、フィードバックや振り返りを促す力を磨くことで随分変わると思う。

「ゆとり世代だから」のひとことでかたずけてしまうのは楽。

そんな言葉で、指導者としての成長を放棄しないで、お互いの成長を諦めないでほしいと感じています。

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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ