Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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つながるということ

2007-10-31 22:42:45 | わがまち・杉並
私は9月の半ばから3ヶ月間、平日はファイナンシャルプランナーの勉強の為、とある専門学校に足しげく通っています。

迷ってはいたのですが、「今しかない!」と勢いで申し込みをし「本業と金融の勉強にどんな相乗効果があるのか?」と途中で後悔もしました。

しかし、今のところ本業と様々な活動を平行して行うには、いささか時間が足りないと感じてはいるものの、ヘトヘトになりながも、実は満足しています。

会社勤めをしている時、特に金融系の会社をクライアントにしたことがなく、金融は馴染みのないサービスで、私生活でもお金の勉強をまじめにしてきませんでした。

もちろん国家試験を受けて資格を取得するのが最終目標なのですが試験はまだ半年以上先です。

今は、この国が抱えるいろんな問題が頭をもたげて眉間に皺がよることが多い状態です。

未曾有・・・

少子化は進行し、高齢化は超高齢化になり、若者の雇用不安からも現実問題として国民年金の納付率が下がり、賦課方式での年金制度の維持を期待するのは難しい時代がやがて到来。

自分たちの老後は、今の高齢者の方々とは全く異なる時代になるように思えてもいたし方ないんでしょうね。

節約して貯蓄をし、お金を上手に運用していくことや、適切な節税、相続する固定資産の有効活用など、これまであまり熱心に考えたこともないけれども、きちんと考えなければならないことをまんじりと考え、試験対策の為に問題集を解いたりしているのですが・・・・。

最近は公務員の方々の不祥事(横領・破廉恥系)が目立ちます。あまり、行政や政治批判にエネルギーは注がない私ですが、この国に目立った「暴動」が起きないことを、素直に胸を撫で下ろせないのが現状。

だって、決して平和なのではなく、鬱積したエネルギーって個人レベルで凶悪な犯罪や自傷行為に置き換えられたり、殺傷行為に至らなくても、陰湿なコミュニケーションによってどこかで誰かが傷んでいますからね。

お金のことを学び、社会保障や金融の問題点などを考えた時、1つどこかにひずみが生まれると、それがそれぞれの分野でなんらかの影響を及ぼし、正直、問題意識を持てば持つほど、解決の難しさから傍観したくなってしまいます。

横断的な問題を解決するのは政策に限らず、私たちの身の回りの問題も、問題に直面している当事者間だけで解決できないものは、従・横断的なつながりを柔軟に駆使して解決していくべきなのかと思っています。

実際、私自身は、仕事の上の問題を、職場の知恵だけで解決する限界を知り、会社や業界を越えて、自己啓発をしたり交流したり、あるいは地域との関わりや異なる年代の方々と交流する中でヒントを探し続け、そして助けられました。

教育の問題も、親と子、学校、行政間で責任の押し付け合いをするのではなく、昔はそうだったように地域との関わりも含めて解決するとか、学校が民間企業やNPOとのかかわりで教育の内容に幅が出てきているのも確か。

産学官連携で成果を上げている創造活動もあるでしょう。

今、私は杉並区で、「つながり」をキーワードにして地域の仲間と学んでいるのですが、私自身が、これまでの暮らしになかった、地域とつながることの強さを実感しています。

「つながりを拡げること」への志向性や価値観は人それぞれ皆違うので、善し悪しはあえて熱っぽく語りません。

世の中と、つながりたいのにうまくつながれない人を「人間関係」をつくるのが下手だからと言って切り捨てるのは簡単なことかもしれませんが、それは裏を返せば、そう言う側の受容性にも問題があると考えることもできます。

誰かに問題を押し付けて済む問題なんてないですし、問題が大きくなれば、それを政治や世の中の構造上の問題と言ってしまえば楽です。

自治というのは、辞書によると地方自治の略で、地方公共団体の政治が国の関与によらず住民の意思に基づいて行われることだそうです。

私は、そんな意味も忘れていたというか、知らなかったんでしょうね。諦めや絶望、うろたえることで問題から距離を置いていたのかもしれません。

ひとりでは、解決できないことでも、自分以外の誰かとつながれば解決できることもあります。

強いつながり、緩やかなつながり、自分が関わるそれぞれのセクターにおいて、何らかのつなぎ目でありたいと感じる今日この頃です。

11月は時間の使い方は相当工夫しなければ、いっぱいいっぱいの毎日が続きますが、中途半端になっている活動も時間を見てキチンと立て直してつながりを維持していきたいと思います。

「がんばりなはれ」のクリックありがとう


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隣の芝生

2007-10-25 23:58:16 | 他愛もないこと
隣の芝生とは、得てしてあおく見えるもの。

他人のものはよく見えるっていう意味なんでしょうが、私の場合は、最近そんな風景を見たことはありません。

立ち止まって、人の家の庭の芝生をまじまじと見たことありませんから、あおいのか何なのか自体がわかんないんです。

インプットしながらアウトプットもするそんな時代だ。

先日、宣伝会議編集長の田中里沙さんのお話の中でアンテナに引っかかりました。

最近、アウトプット弱めの日々が続いています。
インプットばかりで脳ミソ疲弊気味の日々で、停滞している活動もあります。

それでも、今がインプットのチャンス!と詰め込みながら、自分のスケジュールに基づいて事を進めており、傍目からは「やりたいことをやれているのが羨ましい」と言われることがあります。

知っている人は、知っている・・・・
裏側では結構破れかぶれなこと(笑)

自分の庭の芝が荒れないように、メンテナンスもキチンとしなくてはならないなあと感じる日々です。



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フェアプレイを教えたチャンプ

2007-10-19 23:13:14 | ちょっと感動
WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助選手の防衛戦で違反行為を繰り返した亀田大毅選手とセコンドの父:史郎氏と兄:興毅氏らの処分が一段落しましたね。

やれやれ・・・

私は、もともと流血が嫌いで格闘技は好きではなかったのですが、最近は、総合格闘技やボクシングも見るようになりました(プロレスはいまだに苦手です)。

内藤選手と大毅選手の対戦は、大毅選手の「負けたら切腹する宣言」から、どんな見ごたえのある試合になるのかと思い、興味深くテレビで観戦しました。

ラウンドが進むにつれて、有効なポイントが得られない焦りから、あれよあれよとルール違反行為(レスリング行為)が積み重ねられ減点が課されてしまい、結局、無残な敗戦を喫してしまった大毅選手でした。

それにしても、内藤選手の終始、冷静で常識的な態度は、多くの人々から賞賛されましたね。最近は相撲界での不祥事が続いていただけに、スムーズとは言えないまでも、問題が解決方向に向かったのはよかったです。

違反行為については、抗議するのではなく、調査を申し入れる、制裁よりも、本人からの謝罪を求めたことなど、大人としての対応というより、やはり世界チャンピオンの「品格」を感じます。

結局、亀田家には致命的な処分が多々下りそうなのですが、当の内藤選手は直接、謝罪に来た大毅選手を、謝ったのだから良いと許し、彼の素質を称え、またリングに上がる道を断たないような配慮のある言葉で今回の騒動を自分なりに締めくくっていました。

大毅選手が、闘志の表し方を間違え、自分の感情を制御しきれず、リング上のルールを守らなかったことや、家族のボクシングの流儀が、世界の舞台(世界戦に限らず)で戦うには通用せず、ここまで社会的に大きな批判の目に晒されるなんて、亀田家も予想しなかったかもしれません。

大毅選手は若い・・・・

自分を振り返っても、若い時は間違えることが多く、失敗をし、恥ずかしい思いや落ち込みを経験しながら、成長していくものではないでしょうか?

レスリング行為や負傷箇所を狙えば、相手選手に取り返しのつかない怪我をさせて、選手生命を危うくする可能性もあるわけですが、選手はこの日のために、万全のコンディションを作り試合に臨んでいるわけですし、誰もが公平なルールの下、勝利を目指す権利があるわけですからネ。

世論の昂りや制裁ではなく、同じボクシングで自己実現を目指す先輩ボクサーの内藤選手が、自分の戦いの聖域がクリーンでフェアなフィールドであってほしいというメッセージを、まだまだやんちゃ坊主の大毅選手に寛大な心で伝えた一連の行動が私にはとても心地よかったです。

内藤選手は、私と同じ世代なのだと思います。

私たちの世代が、まだまだ間違いを冒してしまう可能性のある、若い世代とのつながりを安易に絶ってしまったら終わりだと思います。

制裁や法や規則による処分は、人と人の本来あるべきコミュニケーションが絶たれた時の手段だと思います。

亀田家側の謝罪は残念ながら、少々遅かったですよ・・・・

謝罪のタイミングを誤ると取り返しのつかないことになる。

何に対して謝罪しなければならないかがわかればそのことに対してだけでも先に謝れたのではないかと思います。

亀田家側には、誤解されていたことも、いいたいことが上手く伝えられていないこともあったかもしれませんが、日頃から信頼関係が築けている支援者がいなかったのもイタイ点だったのかもしれません。

今回の騒動で、様々な意見が出ていますが、和田アキ子さんが、父以外の指導者についた方がいいと言っていたのが印象的です。

父の価値観に、兄弟皆が合わせることができれば、家族の結束は非常に強いものになると思うのですが、他の価値観を認めない環境や、業界の掟破りの家族の論理では、世界王者を目指すには、あまりにも狭すぎるのかもしれません。

試合中、大毅選手は内藤選手のパンチにひるむことはなく、闘う強さはテレビ観戦で私なりには感じて、スゴイなぁとも感じていました。

内藤選手が次回防衛する日も楽しみですが、時が流れ、いつか先輩の内藤選手の後を追って、大毅選手が品格のある世界チャンピオンになる日がくるといいですね。

大毅選手のファイトマネーは内藤選手のファイトマネーの10倍で1億円だったそうです。次回の大毅選手の試合は、エンターテイメントとしてよりも、フェアプレイの後、戦いを両者が労いあえるそんな姿が映し出されることを願っています。

これからリングに上がれない1年間を大毅選手が、腐ることなく、有意義に過ごすことを、私もひとりの大人として望んでいます。

せっかくのこれまでの努力と才能を台無しにしないように頑張ってほしいものです。

賛否両論あれど・・・


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エゴグラムワークショップを終えて

2007-10-16 01:58:53 | TA(交流分析)

しばらく、ブログの更新をさぼっておりました。

かねてより企画していました、エゴグラムのワークショップの準備などに追われて、いっぱいいっぱいになっておりましたためでございます。

10月14日(日)に無事終了しました。

定員は12名でしたが、申込者11名、欠席者が2名、それでも最終的には9名にお集まりいただき、ワークショップの形には十分なったかと思います。本当にありがたいことです。

グループワーク中心でみなさんおなかいっぱいになってしまったのではないかと思います。プランニングの段階で、時間が足りなくなるのではないかと思ったのですが、予感的中!少し延長となりました。

いやー、みなさん、学ぶ意欲が高い方ばかりで本当に感激しましたよ。

ワークショップのゴールは明確にしたつもりではいたのですが、皆さん自分の課題が明確になり、不快な状況から抜け出し、自分が心地よい状態でいられるための行動の改善策が、きちんと明文化されていたのは感激でしたね(涙)

うち5名は3ヶ月間、株式会社ネットマンさんのご協力で、Action.T.CというセルフマネジメントのためのITのツールを使って、行動変容への取り組みを習慣化するチャレンジをすることになりました。

「わかる」から「かわる」こと

頭でわかっていても、これは、ひとりではなかなか難しいのは、私たちは経験上気づいています。今回はITのツールを使い、3ヶ月間仲間からのフィードバックをWeb・メールを使って習慣化していきます。

自分のコンディションが良くない時、自分と周囲にどんな影響が出ているのか、そして本当はどうなりたいのか、その為には自分の行動を具体的にどう変えていけばいいのか?

ワークシートに基づき、皆さんキチンと明文化して、最後は発表しました。

初対面の方ももちろんいたと思いますが、皆さん、相手の意見を決して否定しないというルールを守り、ご自身のことを多少遠慮なくお話できたのかなあと感じています。

結果的には非常にいい雰囲気で終わったのかと思いますが、インストラクターとしては、それに甘んじて終わるわけにはいきません。

そもそも気づく力の強い方々ばかりで、進めやすかった分、個人へのフィードバックをもっと的確に行い、より多くの引き出しから、自己変容のヒントを出さなくてはならなかったかなあと思っています。

ということも、初めての試みをやってみて気づくことであり、ひとまず第1回目を終了することができたことにただただ感謝するのみです。

あと、今回はインストラクターは私のみで行ったのですが、私一人で、受講者の個人のワークの内容に目が行き届かせるのは6名から8人ぐらいまでが限界だと思いました。次回は、よりひとりひとりに、さらに寄り添ったワークショップになるよう、さらに鍛錬したいと思いました。

ご参加いただいた皆様と、ご支援いただいた株式会社ネットマンさんの皆さんに心より感謝申し上げます。

有意義な1日になりうれしく思っています。これからも頑張ります。
(写真は当日使用したお手製のテキストです)

それはよかった・・・・



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犬の十戒

2007-10-05 07:46:24 | おすすめBooks
私は犬を飼っていません。今まで飼ったこともありません。

むしろ、小学校4年生の時に、友達と一緒にダルメシアンに追いかけられて以来、どうしてもDisneyの「101匹ワンちゃん」は好きになれません。

だからこのようなコンテンツに出会うことはなかったのかもしれませんが、何だか、読むたびにこみ上げてくる思いがあるのですよ。

日頃、お世話になっているマイミク(SNSのmixiでもつながる友人・知人)さんから教えていただきました。

「犬の十戒」

身の回りの信頼関係を作りたい人に置き換えて読んでみたら、涙が止まらなくなってしまいました。(注意:別に、飼う・飼われるの関係じゃないですからね)

相手も自分も大切に思えるようになりますネ。

泣きすぎでしょうか・・・?

ウルルンしてしまった方、ポチっとよろしく。



犬の十戒

ジュリアン出版

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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ