Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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あるがまま

2008-08-01 16:28:52 | 自分のおかたづけ
昨日は、夕刻より某企業様で講演をさせていただきました。

ワンウェイで話すのは、独立してから初めての試みで、いつもの対話型の研修とは違う緊張感がありました。

事前に簡単なシナリオらしきものも準備していたのですが、ほぼ見ないでパワーポイントのスライドだけであっという間の90分でした。

テーマは:

『あなたらしく仕事をするために ~つらい自分のセルフカウンセリング~』

不甲斐ない私の自己開示からはじまり、

・自己理解、他者理解、自己受容、他者受容について
・お客様や職場の上司や同僚との対立場面の切り抜け方について

の、2本柱でお話をさせていただきました。

親睦会では、自己理解についての話で盛り上がりました。

私は、エニアグラム・交流分析・認知療法のエッセンスで自分を理解してきましたが、

もっとも苦しかったのは、自己受容だったかもしれません。

だって、自己理解の作業過程では、ずるい自分、浅ましい考えの自分、身勝手な自分、だらしない自分、傲慢な自分、全然できない自分、いいカッコしぃな自分を

最初は、もしかしてってレベルから、確信した時のあの衝撃・・・・

「あんた、ヒドイ人ね・・・・」

みたいな自虐心から、もう人前に出たくなくなったり、人前で、言葉がうまく出てこないこともありました。

でも、ヒドイ人って感じるのも、自分勝手な思い込みでしかなくって、

案外、周囲の人に「こんなアタシどう思う?」って聞くと、

「気にならない」とか「全然問題なし」とか「普通だよ」とか言われたりするもので、

余計混乱をしたりもしつつ、最終的には

そんな自分をあるがままに受け入れてみる。

皆、何かしらの「思い込み」の中で生きている・・・・

こんな風に考える自分がいるんだなぁって、知っていれば、しんどい時って案外何とかなるもんで・・・・。

最初は「あるがまま」という意味がさっぱりわかりませんでした。

今でも、「今、ここ」で「あるがまま」の自分に気づき、行動を変えたり、

あるいは、

「しょうがないねぇ、アンタって人は」的に受け入れることはできるようになっているかは微妙ですが、

どうしようもない自分も「案外好き」と言えます。
(多少、ナルシスト傾向にあるのも幸いしているのかもしれません)

自分の中で満足できる部分も、気にいっている部分もあります。でも、それだけを愛しているわけではありません。

たとえ、どんなにダメダメな自分も、しょうもない自分も、弱くてずるい自分もみんな自分。

自分を自分たらしめる大切なパーツたち。

誰との比較も不要な、たった一人の自分。

変わりたければ変わればいい
考え方が変われば感じ方が変わり、きっと行動を変えられる

今のままでもいいならそれでいい。

そんな適当な自分。

あるがままでいい、ありのままでいい

媚薬の効果は、自己受容への軽い興奮と覚醒でした。

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コメント (4)
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