Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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ダンボールコンポストで生ゴミの堆肥化に挑戦

2018-01-07 23:38:39 | 消費生活アドバイザー的に
金沢市では、2月からゴミの減量化を進めるために、有料のゴミ袋を購入することになります。

Uターンする前に暮らしたいくつかの自治体の中では、すでにゴミ袋が有料だったので抵抗はありませんが、
思うことがあって、以前から気になっていたダンボールコンポストを始めてみようと思いました。

挑戦したこともあるのですが、当時は1人暮らしで、出張で家を空けることが続いた場合にかき混ぜることができない間に、
虫が発生したという苦い記憶がありまして積極的になれなかったのですが、

今回は、家族の誰かが混ぜてくれるでしょうってことで、虫の発生しづらい冬のこの時期にスタートです。

ありがたく参考にさせていただいたサイトは→こちら

・ピートモス12リットル
・くん炭6リットル



のみを購入しました。

あとはダンボールと新聞紙。

ダンボールの8分目ぐらいまで入ってしまい溢れるんじゃないかって心配しましたが、
大晦日からお正月のゴミの収集がない時期の生ごみは全てこちらに直行。

少しづつしんなりしてきましたが、まだ分解されている感じはなく・・・

さて、いい感じに堆肥化するでしょうか?
庭での野菜作りに使ってみたいと思います。


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六ヶ所村ラプソディーを観て

2011-06-23 23:37:42 | 消費生活アドバイザー的に
今朝は、青森・岩手で震度5弱の地震のニュースから始まりました。

先日、「下北の電力事情」について記事を書きましたのでとても心配しました。

その後、再び青森を訪ねておりました。
昼食を、お客様といただきながら、青森の電力事情や産業振興についての話もうかがうことも有意義でした。

さて、

気になっていた『六ヶ所村ラプソディー』も、ようやく見ることができました。

2006年の映画ですから、もう5年も前のものですが、座席の8割は埋まっていたと思います。
反原発運動が高まっている今、今からでも遅くないと思って観に来た方も多かったことでしょう。

いやー、本当に考えさせられますよ・・・

使用済み核燃料の危険性や政策のこと、再処理工場で働く人・依存しないで生きる覚悟の人たちのこと などドキュメンタリーであるため、それぞれの思いがリアルにビシバシ伝わってきます。

しかし、私が本当に今回痛感したのは、「こんな危険を冒してまで『プルトニウム』を取り出す必要があるのか?」ということ。

確かに、資源が乏しく、電力の輸入ができない日本においては、貴重な資源なんだろうけど、再処理の段階で、必ず漏れる放射性物質は、空気・水中に必ず排出されるとのことでした。

さらに衝撃的だったのは、各原発で使用済みとなった核燃料は『陸路』で、六ヶ所村に運ばれて来ているということ。

つまり、我々の近所を使用済み核燃料が通過しているのです。

全くこのことに考えが至っていなかった・・・。

原発関連の建設には、調査だけでもその自治体に多額の交付金が支払われてきたとのことです。

しかし、

青森のお客様が「欲しいのは『お金』じゃなくって、『仕事』なんですよネ」とお話くださり、妙に共感できた私です。

お金の為に仕事をしている人ならば「仕事=お金」じゃないかと言われてしまうかもしれないけど、私は「仕事=仕事(志事)」だと思う。

いや、「仕事(志事)=生きる」である。(報酬の有無問わず)

誰かの役に立ち承認され、自分の成長や生きている実感が持てる活動がなければ、無価値観に苛まれませんか?

私は30代半ばで、転職の時になかなか採用通知をもらえなかった時、収入が無くなることよりも「自分は、どの会社からも求められない人間になってしまったのだ」と、落胆したものでした。

原発を廃止することになった場合、そこで働く人達の雇用の場は、何かにシフトする必要が出てくる訳だけど、仮に、1次産業が吸収したところで、東京を初めとする消費地は、野菜・肉魚をどう値決めするか?

観光地化しようとしたところで、皆さんは足を運びますか?

ちなみに、私の実家のある石川県には建設も稼働も止めた「珠洲原発」がありますが、トライアスロン大会では知られるようになりましたが、のと空港はできたものの行ったという友人には会ったことがない。

原発に反対するということは、ただ単に節電すればいいという問題に終わらない。
話は飛躍するけど、いずれは、さらに日本国内に目を向けて、内需を高める消費行動を考えていくことが必要なのではないでしょうか?

国策のせいと言ってしまえば思考停止。
実際は「無関心」が作って来た問題でもあります。

そして、問題は、独立して起きているのではなく、絡み合っていて切り離せない。

「日本が1つになる」って、こういう問題を一緒に見ることから始まるんじゃないかなと思えてならない最近の私です。

お読みいただきありがとうございます。

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原発を考える映画

2011-06-09 13:44:37 | 消費生活アドバイザー的に
5月半ばからバタバタです。
仕事もタイトだけど、よく遊び、趣味の時間も妥協しないというのが原因。

それにしても、震災以降、原発の状況があまりにも落ち着かないですね。

「メルトスルー」が起きていたって、今さらですかって感じの情報開示。
何か起きているんじゃないかとは思っていましたが、やっぱりじゃないですか・・・

それでも、私の身の回りは、

みな動揺を隠さず生活しているだけなのか、
事態が収束しない福島県のことを思い、一緒に痛み分けをしつつ粛々と日々の生活を送っているようなそんな気が流れているようも思うし、

静寂を保っています。

3月に見た「100,000年後の安全」という映画は、私にはかなりインパクトがある映画で、今もまだ上映されているので、多くの方に見ていただきたいと思っています。
興味のある方は、お近くの映画館を確認してみてはいかがでしょうか?⇒コチラ

そして、仕事で下北半島を北上した時に、ふと思い出した映画「六ヶ所村ラブソディ(2007年)」



もうDVDでしか見れないかと思ったら、自主上映会があるんですね⇒コチラ

鎌仲ひとみ監督の特集が偶然あったので、かろうじて1日行けるので行ってみよっと⇒コチラ

ちなみにDVDもありますよ。

六ヶ所村ラプソディー [DVD]
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店


ミツバチの羽音と地球の回転



これも、無理して時間を作って見に行く価値があるように思えてならない。⇒コチラ

日本は、人によって差こそあれ、電力に対しての「意識」も「利用」についても、他国に見習う点がありますね。

そして国としての考え方も。

10年前に合格した、消費生活アドバイザー試験では、論文試験は環境問題で受験すると決めて、地球温暖化や循環型社会について集中的に論文の練習をしました。

その中で書いてきた提言は、当時も今も大きく違いはないけれど、提言はオーソドックスなもので、今振り返れば、合格点を目指すものにすぎなかったと思うのです。

しかも、あの時には、クリーンエネルギーと言うキャッチに丸めこまれ、原子力の安全性について全く疑問を持たずにいました。

こんなシリアスな事態になって、ようやく「環境問題」が「命の問題」であることに思いが至ったのがかなり情けない。

そして、一筋縄ではいかない葛藤が多く、直視すると頭の半分ぐらいがそれらの問題を独占しそうな気がするのをつかず離れずでいる自分。

今の時期は、理解と発信だけでいいと思っています。

お読みいただきありがとうございます。




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依存しない覚悟

2011-06-07 00:48:32 | 消費生活アドバイザー的に
今朝、青森県知事選挙の結果をニュースが報じていました。
原発推進派の現職の知事が再選を果たしたということでした。

ニュースの記事の中で、「原発のおかげで出稼ぎに行かずにすみ、家族と一緒に暮らせる」と言った恩恵が語られていました。

つい先日、下北半島の電力事情について記事を書きました⇒コチラ
タクシーの運転手さんの話は、一般的な民意を表したものだったのだと新ためて知ります。

何とも絶妙なタイミングで、青森県の電力事情について知ることができたと思っています。

原発は、海の近くにある産業の振興が難しく、厳しい自然環境の中で第1次産業が中心の過疎の村に建設される・・・

下北地方もおそらく同じ事情だと思います。

福島原発の事故については心配は尽きないものの、私は原発については賛成とも反対とも言い切れません。

ただし、依存度を減らす必要があることは確かで、少なくとも老朽化したり、安全対策が不十分であるものは停止する必要はあるとは思っています。

実は、私の実家のある町は、能登半島の入り口に位置し、町の北端は「志賀原発」から半径40km。
私の実家も半径50km範囲内です。

大学時代の仲間には、福井の小浜・敦賀出身の者もいて、様々な事故が報じられる度に心配しています。
リアス式海岸の若狭湾には原発施設が集中し、関西・中部・北陸電力に電力を供給しています。

しかも、調べてみて驚いたのは、四国・関西電力の電力の50%以上(2009年)が原発で賄われているということ。

スゴスギル・・・
トウケツヘノミチノリニハソウトウノカクゴガ・・・

それゆえ、
ドイツが日本の東日本大震災の直後に、原発を廃止を検討し、脱原発を決め、議会で承認の見通しがたったことは驚きです。

様々なテクノロジーで一目置かれるドイツの「自信」の現れなのか、「使命感」なのか?

同じヨーロッパでもイタリアが凍結したものの再度稼働する計画が持ち上がった前例(再度国民投票)はあったのに、政府の覚悟がスゴイだと思う・・・

能登半島の先端にある珠洲市では、熱心な住民運動の末「珠洲原発」の操業停止・新設計画の凍結に至りました。
そして、現在はバイオマスエネルギーを推進しています⇒バイオマスタウン構想

熱エネルギーを売るレベルにあるのかは定かではありませんが、原発への不安から解放された一方で、「循環型社会」を生きる覚悟が感じられます。
珠洲市の過疎化は歯止めが利かない状況ですが、補助金に頼れなくなったら、なったで、新しい選択肢が生まれています。

そんな中で、「地下原発」という提案が、1990年代の自民党政権にすでにあり、先日『地下式原子力発電所政策推進議員連盟』が発足、その勉強会が開催されたとニュースで知りました。

参加者は、菅総理下ろしに躍起になっているまっこと豪華な顔ぶれですわ・・・

地震大国日本が、使用済み核燃料の埋め立ても決定できていない中で「そんなんアリなん?」と目を疑いました。

地下原発だなんて、本音を言えば、ゾッとする。

原発を推進するか廃止・縮小するかには、新たな技術へのチャレンジは必須かと思うのですが、地下原発という選択肢にどうしても理解が示せず、「ダメに決まってるでしょ?」とそれ以上の思考が停止してしまう私です。

青森県知事選の結果の記事(Yahoo!ニュース)に、
「知りたいのは原発の凍結か継続かじゃない。何か起きたら、どうするかなのに」と言う県民の方の言葉を発見しました。

原発と共に生きる覚悟をしている方の声に応えるには、技術があまりにも不安定な原子力発電。

原発への依存度を減らすにはホントのところどれくらいの電力でやっていけるのか?
そして、経済成長を維持するには、どれだけの電力が必要なのか?

データから統計的に推測できるとは思うけれど、だからと言って、推進なのか凍結なのか二者択一で答えが出せる問題でもなく、再生可能エネルギーとのベストミックスを探り、依存度を下げる方向性にチェンジして行くのは確か。

少なくとも、政治・産業・民生それぞれの『意志』『覚悟』が不確かな間は、安易に思考停止するのではなく、思考や理解を続けていくことに意味があると思うことにします。

今まで、原子力がクリーンエネルギーであるというだけで受け入れて、それ以上の思考を止めていたことを反省しつつ。

お読みいただきありがとうございます。



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今月の節電女子~2011年5月~

2011-05-25 17:59:05 | 消費生活アドバイザー的に
お取引させていただいている会社の節電熱がスゴイ・・・。

社長自らの積極行動に頭が下がります。
社員の皆さんも、ホント良くやっていらっしゃるなぁと感心しきりです。

「節電は、1つの業務改善である。」

生真面目に取り組む手法は、その他の業務改善と共通するはず。

ビジネスエリートは節電も苦にせずできるのではないか?

そこで、私もお客様に大いに触発され『スマート(?)な節電女子』をイメージし、「ムダ・ムラ・ムリ」の排除を楽しんでおりますヨ。

今月の結果、ポストに届いていました。ちなみに先月は⇒コチラ

使用日数:33日間
ご使用量:79kWh(昨年比▲40%)
請求予定額:1,794円

まあ、これ以上の下げ幅は期待できないと思っているんですが、一応、公開。

◇今月の新たな節電行動:
・リビングの電球LED電球になりました。

◆今月の反省:
・給湯器の電源OFFを忘れることが多い。
(4日に1回ぐらいは切り忘れて外出)
・冷蔵庫、つめこみ気味になっています。

という感じでしょうかぁ・・・

節電には、ダイレクトにはつながらないのですが、遅ればせながら非常時の外部電源確保の為にソーラー発電機を購入しました。



本日、めでたく動作確認ができ、充電できました!
直射日光を集め、フルに発電するのにどれくらいかかるかはまだ確認できていませんが、使い道はいろいろありそうです。



ちなみに先日、

「まだ、今は、電力に余裕あるからそんなに頑張らなくていいんじゃないですか?」って言われたんですが、
「ホントに必要がないのに無理して使う必要なくない?」と、答えておきました。

耐性は人それぞれ違いますしね・・・(汗)

来月も、ほぼ同じペースでやれると思っていますが、少しづつ暑さ対策を考えて備品や仕事服をそろえていきます。

今日も読んでいただきありがとうございました。





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節電モードの旅

2011-05-01 08:10:37 | 消費生活アドバイザー的に
i-Phoneに変えてから、早、1年半。
ようやく普通に使えるようになってきました。

しかし、タッチパネルを指でチマチマ追いかける文字入力は、仕事がらみのメール返信では苦痛で、
Gmailでメールを確認しても返信は億劫でした。

なので、1泊2日の出張でも、ネットブックを別途持って行くこともありましたが、これでサヨナラです。

こんなに小さくなりました。



折りたたみキーボードを購入しました。下記のタイプはi-Phone・i-Pad専用です。



こんな感じで使います。
ちょっと、i-Phoneを置く台は繊細で弱々しいのですが、キーボードの反応もよく満足です。



キーボードからの入力情報は無線でi-Phone本体に飛びます。
キーボードは単4電池で使用で、頻度にもよるのですが随分長く使えそうです。

これから、会津・日光の旅に出かけます。

節電女子、旅でも無理なく節電予定♪

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値決め食堂にて

2011-04-30 13:07:37 | 消費生活アドバイザー的に
ゴールデンウィークの幕開け。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、もろもろの計画に従って1つづつ毎日を「楽しみ切る」予定です。

昨日は、『値決め食堂』⇒詳しくはコチラコチラへ!

誘ってくださったのは、野菜ジャーナリストの篠原久仁子。さん。
毎回、毎回、私の知らない野菜の世界をディープに教えてくれる仲間です。

そして今回のシェフは料理家のたかはしよしこさん。
テーマは「芽吹く季節のオージャスごはん」



メニューは、東北・茨城の食材で
一品、一品が愛おしくあり、シェフのよしこさんの魂が物語とともに伝わってきます。

どれも、しみじみおいしかったのですが、一夜明けても忘れらぬ

ふきのとうやタラの芽の滋味
会津の馬肉のまろやかさ
岩手からきた脂の乗ったキンキン(キンメ)
到着したての元気爆発のコゴミ(←個人的にはコレに感動!)
凛としたイチゴ

こんな素敵な食材が、風評被害によって被災地に埋没してしまうのはモッタイナイ!

しかし、値決めは難しかった。。。

本来の値決め食堂はもう少しガチンコな値決めになるようなのですが、厳密にお金に換算できない、よしこさんと食材に感謝と希望を込めての値決めとなりました。

さて、

オージャスというのは、アーユルベーダ用語で生命のエネルギーのこと。

これは正しい食事で高められ、その結果、自分自身が元気でイキイキした感じになり行動にも活力がみなぎる感じになるってことらしいです。

お客様は、イベントの主旨に共感し、自分の意思で、集まってこられました。
このひと時に、この大地の恵みを受け、その恵みを最大限に引き出す料理人から「オージャス」を受け取ることができる偶然。

店内は、お客さんの笑顔に溢れ、オージャス度がすこぶる高くなっているのがわかります。

食べることへの価値観はそれぞれ違いはあるかと思うのですが、私たちは、自分の活力につながる食が、ただ単に空腹を満たすだけのものでないことがわかっているように思います。

誰がどんな思いで育て、どんなルートで調達され、誰が、どのように、どんな思いで創ったのか。
そして誰と食べたのか。

忘れられない「おいしかったーーー」という感動体験には、何かしらストーリーがあったかと思うのです。

安全宣言が出ている中で、福島県産だから、茨城県産だからなどといった認知のゆがみで、生産と調達が分断されることで、私たちはそういう経験の一部を手放すことになるとも考えられます。

しかし、こうして食材を人と人のつながりで埋没させることなく生かし切る人がいて、恩恵を受けることができる。

ホントのところ、野菜や人体への放射能汚染の有無について安全宣言については、私は懐疑的なんです。

いつまでも終息しない原発のことを考えれば、私自身も震災直後よりも今の方が目に見えない放射能についての恐怖はかすかに高まってきているように思うのです。

しかしながら、そんな中でも、
遠く離れた被災地と、共に生き、経済を動かして行く。

どうせ売れないと産地や市場で埋没していく野菜たち。
なのに、被災地応援フェアで完売する野菜たち。

・皆んな応援したくて購入している訳だよね?
・でも、いつまでもイベント用にそれなりの価格で卸す農家さんでいいはずないよね?
・そしてその応援プライスは持続可能なのでしょうか?
・被災地の方は、安全と宣言された地元の野菜を食べているのですよね?
・被災地の消費者と被災地以外の消費者の違いは何なのか?
・消費者は本当に買ってくれないのでしょうか?
・消費者こそが産地から信頼を失っているのではないのでしょうか?

自分の中に、様々な問いが溢れてきます。

「被災地のために、私たちに何ができるか」

被災県でありながらも大きなダメージを受けていない農家さん達が「以前のように本来の仕事を当たり前のようにできるようにする」のも間違いない支援です。

先日ラジオで、物資が一通り行き届き始めた避難場所の一部からは「私たちはモノもらいじゃない、自分でできることは自分でやりたいんだ」という声があるということを聴き、その活力に頭が下がりました。

「そんな気になれない」とか言う理由で、我々がボヤボヤしている場合ではない時期がきています。

よしこさんの魂のお料理で、私もいっそうのオージャスを高めることができました。
つないでくれた、野菜ジャーナリストの篠原久仁子。さん、いつもありがとう。

まだまだ若い2人の仕事からますます元気になった1日でした。


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データが導く節電行動

2011-04-27 23:08:18 | 消費生活アドバイザー的に
先日、最少新記録を出したわが家の電力消費事情でございますが、
2008年に遡ってもう少しデータを詳しく見てみました。

消費量を記した明細書はもう処分してしまったため、通帳から請求金額を拾って知ったのですが、

2008年1月からの請求金額の平均が2,759円/月だったこと。

5年ぐらい前には、考えられない金額。

特記すべきことは、
・3ドアの冷蔵庫を単身者用の小さい冷蔵庫に変えてからの減少幅は特に大きい。
・1・7・8・9月が平均比10%~15%増となります。

この4カ月はエアコン使用が増える時期です。

1月は灯油が切れていた為に、エアコンに頼ることがなんだかんだ言ってあったんでしょうね。

実は、ワタシは今以上特殊な節電行動ってできんのかなぁ・・・って思えているんです

問題は、ことしの夏をどう乗り切るか。
中東から、化石燃料が無償で提供されていますが。

仕事の特性上、外回りが少なく外気や紫外線に触れることは比較的少ないので何とかやっていますが、夏が極度に苦手な私に高温と強烈な日差しは何よりもストレスの要因です。

8月は登壇が少なめになり、在宅での仕事が中心になるのでエアコンは必要になります。

冷やしすぎると必ず腰に来るので、通常28℃、夜も途中でタイマーがOFFになるように切って寝ています。

暑くても爆睡できる体質なのが幸い。

もし、夏場に計画停電が実施される状況になったとしても、我が家のササヤカで慎ましい電力消費事情に鑑み、これ以上の節電の努力ができるのかが微妙です。

家庭の消費電力の6%に相当する家電製品の待機電力は徹底して削減しますが、エアコンの使用を減らすには、日中コーヒーショップをはしごして仕事するとか、山に籠るとか、暑くても寝れる強みを生かして昼夜反対の生活を送るか・・・

カルト的になりそうです・・・

あんまりマニアックなのはズボラな自分には向いておらず、「節電の為に何をするか」よりも「節電のために何をやらないか」を考えていきたいです。

そうは言っても、現実的なのは、継続課題である「薄着に耐えられる体型作り」と「暑さに負けない身体作り」をつくることぐらいなんじゃないかと思っていますケドね。

この50日ほどは行動を定着させるには必要な時間でしたが、私にとって節電は、もはや努力すべき課題ではなく、もう当たり前のことを当たり前にやるだけです。

取り組みの優先順位を、上げていただく必要のある方は他にいるのだと思います。
生命や安全が脅かされる人がいない夏に一緒にしていきましょう。

そして、長期的には、原発に頼らない低炭素社会を。

一日も早く福島の皆さんが安心して暮らせる状態になることを願って48日経ちました。

来月、福島県で登壇します。
与えられた機会の意味を問い、心を整えて臨みます。

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節電女子、現る

2011-04-24 12:00:18 | 消費生活アドバイザー的に
先日、自宅の郵便受けに入っていた東京電力の「電気使用量のお知らせ」なんですが、
とんでもない数字を叩き出してしまいました・・・。



ちなみに、40代女性単身世帯(SOHOで仕事)、20Aで契約。
請求予定額:1,628円(前月比▲544円)
使用量:70kWh(前月比▲35kWh)

さらに驚愕したのは、昨年同月の電力使用量は147kWhでしたから、ナント!前年比50%以下になっていました。

えーーっと、ちなみにロウソクで過ごした日はありませんからね
ちゃんと明るい部屋にいますよーーー。

やったことは、

・洗濯物の室内干しの際に使っていた除湿機の利用頻度が減ったこと。
・炊飯を圧力鍋に変えたこと。
・仕事の時もアイロン不要の服やハンカチとしたこと。
・白熱電球の一部を蛍光灯電球にしたこと。
・モデムはインターネットを利用する時のみ電源ONするようになったこと。
・テレビが何となく点いていることがなくなったこと。
・待機電力は徹底してカットしたこと。
・床の掃除の際には、ホウキとチリトリを駆使したこと(←これホントいい!)。
・暖房器具は、この期間は使わなかったこと(←もともと寒さに強いので)。

まあ、この程度のことは消費生活アドバイザーとしては、知識としてあって然るべしなのですが、

「知ってる」を、いかに「実践する」し、「習慣化する」かはまた別なんですよね。

まあ、ブレーンストーミング的に、アイデア出しをし、持続可能なことだけ無理なくやってきたつもりなのです。

中には、「共同生活を営むこと=結婚」なんていうオプションも用意されていたのですが、それ自体は明確な行動にはつながっていません・・・。

何か我慢したとか、不自由になったことが特段ないからビックリなんですヨ。
まあ、共同生活者がいない分、かなりのマイペースであることは否めませんケドね

「使わなさすぎても東京電力の売上が・・・」そんなことを言いかけた人がいましたが、
「えっ、別に、使わなさ過ぎてる訳じゃないから」

電気料金の値上げや、東京電力への公的資金の投入の賛否が炸裂していますが⇒コチラにコメントあり

「上げる・上げない」「投入する・しない」という2つに1つの答え探しにアツくなるのは、自分の暮らしを客観的に数値で見直してからでも遅くないような気がします。

コメントを読みながら「認知のゆがみ」の例題探しに困らない。

民間企業な訳だし、普通に考えれば、事態を収束させることに全力を尽くしながら、リストラも断行するのが、民意への配慮にもなりましょうし、何でも段階的にって感じがしますが、

公的資金を投入するならこちらも客観的なデータをしっかり示していただくことなくして国民の同意は得られんでしょ?

当面は、

「その電気、本当に必要?」って問うだけでも、私たちの家庭用の使用電力を減らすことができます。

また、自分がどれだけ電気を使っているかわからない、どこに節電の余地があるのか知らずして、値上げ分が生活経済・経営に及ぼす影響は予測できないでしょう。

生活の潤いや健康維持のために、ストイックになりすぎる必要はありませんが、必要ないのに使う理由はありませんしね。

20年前から、家庭用電力の使用量は2割増に対し、

ISO14000シリーズの認証取得をしているような大口事業者って、過去に勤務した経験から徹底的にやってるという印象でしたが、ホントどうやって15%の電力消費に挑戦するのでしょうか?

もともと24時間操業のところであれば、シフト勤務は特別なことではないかと思いますが、長年シフト勤務で働いてきた立場で言えば、夏の体力が落ちる時期に不規則な生産ラインでの勤務はしんどいでしょう?

家庭用電力は、まだ絞れるはずです。

照明を落とした個人営業の飲食店などの何とも言えない物さびしさ。
こういうところが、倒れないでいてほしいと思います。

震災後、結婚指輪が売れているとのこと。

もともとお付き合いしていた方々は、結婚に弾みがついたり、そうでない方は、心細さに端を発し、パートナーを探しが加速化したことが一因とのことです。

私自身は、心細いという気持ちはあまりなかったのですが、この時期にパートナーがいたら、また異なった見方や行動ができただろうなぁとは思いましたし、

特定の誰かを大事にしてきたという実感がないのは、隠さずに言えば、さみしいことでありますよ。

カカッテコイ キタレ、セツデンダンシ!?

節電女子、余剰エネルギーの配分先、考えるべし。

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100,000年後の安全

2011-04-17 02:15:54 | 消費生活アドバイザー的に
今日、Webで知った映画『100,000年後の安全』を観てまいりました。


映画『100,000年後の安全』


吉祥寺バウスシアターで、限定1週間の公開の初日。

考えさせられました・・・。

ノンフィクションのドキュメンタリー映画です。

世界で初めて、使用済み核燃料を再処理しないで、地下に埋蔵することを決めたフィンランドのプロジェクトの専門家の様々な角度からの問いに対して、繰り広げられるディスカッションが中心となります。

原発がいかに恐ろしいものなのかという、「恐怖のスタンプ集め」をしたかった人にはちょっと拍子抜けするのではないかと思います。

さて、

今、世界各国にある使用済み核燃料が生態系に対して無害となるのには100,000年かかるそうです。

それを踏まえ、

100,000年後まで、地下に使用済み核燃料が埋蔵されていて、決して掘り起こされることがないよう後世に伝えていくことが可能か?

この問いに対してのディスカッションや更なる問題提起が映像の中心になっていました。

ネアンデルタール人・クロマニョン人の時代が生きていた時代から現代人へと人類が進化してきた年月は100,000~200,000年に相当します。

100,000年後、言葉が違う可能性、高度科学技術への関心が失せた文明社会になっている可能性、使用済み核燃料が「お宝」になっている可能性・それが掘り起こされる危険性など、

正直、今のままでは100,000年後、地球あると思っていなかった私にとっては、目が点。

私が描く未来というのは、何世代ぐらいをイメージしていたのか?
人によって違えど、私が現実問題として思いが至るのは、残念ながら「3世代」ぐらいまででした。

この映画の中で紹介されたフィンランドは「30万世代」後まで、安全を保障できるかにフォーカスしているのです。
それを大真面目に検討している専門家たちの描かれようと言ったら、もはや映像表現ともどもSFの世界を観ているよう・・・

自分が考えてきた3世代先ぐらいの未来というのは、宇宙・地球誕生からの歴史からすれば、ほんの一瞬。
そして、水道水の安全性とか、野菜の安全性について右往左往しているこの一カ月は、さらにそのまた一瞬です。

そんな一瞬を共に生きていくことで精いっぱいの私に、100,000年スパンで原子力を考えることは新鮮極まりない体験・・・

さて、

キュリー夫人が、放射性物質を発見し、このお宝により電気というパワフルなツールで文明を発達させてきていながら、使用済みの核燃料の廃棄方法は各国が今なおも手探りであります。

フランスやイギリスに使用済み核燃料の処理を断られた日本だって、六ヶ所村の再処理工場はいまだ安定稼働に至っていません。

そして、福島の原発は、未だ制御不能です。

我々の暮らしが、このような「コントロール不可能なエネルギー」によって支えられている危うさ。

この映画の訴求ポイントは、原発を即時停止することとは「別に」、使用済みの核燃料の処理についてです。

私は、原発についてこれまで記事にしたことはありませんでした。

原発を推進していいのか?、即時停止するか?のような論議が活発化していますが、私は、このような論議には熱くなれませんでした。

決して無関心なのではなく、推進やむなしと諦めている訳ではありません。

代替エネルギーとして再生可能な太陽光・太陽熱・風力エネルギー・水力エネルギー他のエネルギー効率や安定性、CO2排出量を考えれば原発の即時停止を声高に叫ぶのはあまりにも乱暴ではないか?

また、原発を止めて、休眠している火力発電所を稼働させれば電力は補えると言った記事を読んだことがありますが、化石燃料だって有限ではないですか?

身近なところで原発の恐怖に怯える方のことを思えば、「今すぐ停止しろーーー」ってデモに参加したくなる気持ちはわかりますが

再生可能エネルギーのパフォーマンスを上げる技術開発・実用化を急いで実現しながら、段階的に原子力依存度を下げて行きながらなんじゃないの?

ただ、今回、この映画を見て、私自身が原発に反対する理由が明確になりました。

地震から決して逃れられない我が国で、福島第一の危機的状態、他の原発の抱えるリスクだけでなく、

乱暴な言い方をすれば、

「未だ効果的な処理方法が確立していないこの得体の知れないエネルギーや枯渇が予測されるエネルギーによって、刹那的な悦に入り浸り切りながらも、それでも成長できるんじゃないかと思っているのはどうかと思う」

そして、例え、日本に原発が無くなったとしても、六ヶ所村の問題はまだまだ残るということ。
そして、地層の安定しない日本は埋蔵には決して適さないということ。

チェルノブイリの後に高まった反原発活動もいつしか忘れ去られ原発は推進されました。
一時の感情の高ぶりで賛成・反対するだけでは、すまない問題のように思います。

私も、本格的に目が覚めました

当たり前のようにジャバジャバ電気を使っていた時代を基準にして、エネルギー構成を操作するのではなく、大量生産・大量消費の経済社会や、大量の電力消費によって「悦に入る暮らし」は、「持続可能」なシフトチェンジが必要だと思うのです。

ウーーン、ジハンキニパチンコ・・・

この夏は、本当に個人も法人も皆が知恵を絞り、自己を統制し、本当に必要な人が電気を利用できるように力を合わせる必要がありましょう。

無関心ではいられない電気の問題でございます。

映画上映後、観客の半数がその場に残り、意見交換会を行いました。

その中で、この映画を知った人のほとんどがWebで情報収集したとのことでした。
配給会社の社長が、Webの使用頻度の低い人へもいかに告知していくかが今後の課題とおっしゃっていました。

震災後、我々の行動や発言には多少は、ITを使いこなせているか否かの格差「デジタルデバイド」が現れていると感じます。

情報の有無が別ける大きな格差は、「物質面・経済面でのリッチさ」ではなく、

無駄に情報を鵜呑みにしたり、振り回されて疲弊したり、他者のリーダーシップに任せ切るのではなく、「自分の意思や自分の信じる価値で生きること(自分勝手に生きることではない)」や、「社会に参画し関わりの中で主体的に生きている満足感」といった「精神的なリッチさ」みたいなそんな感じがしています。

その一方で、ライフライン化しているインターネットへの「つながり」が絶たれても、地域社会で人と人との「つながり」でこの苦難を乗り越えようとしている被災地の現状もあります。

わずか90分の映画ですが、大きく視点が変わった時間でした。

この映画の情報にアクセスできない方が近くにいたら、どうかお話下さい。

上映中の映画館は⇒コチラ

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会津からようこそ

2011-04-12 18:01:51 | 消費生活アドバイザー的に
震災から1カ月、地震の揺れは情け容赦ないです。
東京も震度3程度の揺れはありますが、東北・北関東の比ではありません。

久しぶりに生鮮食品の買い物に出かけました。
被害の大きかった東北地方の青果は店頭にはありません。
まだ、多く出荷できる状態にないのか、市場で止まってしまっているのか。

いつものランニングコースの少し先、中野区野方に「会津・喜多方」のアンテナショップがあるということで出かけました。



愛土゛屋 あいづや

店内には、常にお客様が入れ替わり立ち替わりでした。
会津地方の野菜が中心の品ぞろえでした。

今日は、そこで野菜と玄米を購入してきました。
伊達のいちご以来の「よくきたね~」



玄米4kg、カブ・ニラ・玉ねぎ・ニンジン・きゅうり・リンゴ・しいたけ

私が、福島で一番最初に仕事で訪れたのが「喜多方市」。
「喜多方ラーメン」で広く知られ、新潟との県境にあります。

放射能汚染は大丈夫だっただろうけど、これらの野菜も土の中で怖いを思いしただろうに。

まずは、我が家の椅子に座って休んでいただきました。

それにしても、きゅうりの爆発的な曲がり様と言ったら、「食べて!」と言わんばかりの元気さ。
しいたけの肉厚ぶりといったら、シンプルに焼いて、しょうゆをジュッとかけるしかないな・・・
(4月13日時点では、伊達市、新地町、飯舘村の露地栽培のしいたけは出荷停止・自粛状態です)

安全とされているものに安心するかは、自分で集めた情報に基づき、私は自分で決めます。

何となく買い占め、何となく買わないなんて、あまりにも悲しい消費者行動。

東京に住む私たちに電気を供給する原発が、福島にあるという現実。
風評被害から守るのは、私たちの役割と思えてしょうがないのです。

末長く、応援させていただきます。

どうか、春の種まき・田植えが無事迎えられますように。

心より願っています。

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大きく変わる時

2011-03-23 13:10:01 | 消費生活アドバイザー的に
震災発生から12日。
もっと時間が経っているように感じています。

被災地の惨状、原子力発電所の危機的状況、首都圏の帰宅難民、食品・日用品・ガソリンなどの買占め、不安定な電力供給

時間が経つにつれて、被災者同志の助け合いや、スムーズとは言えないまでも物資が回りはじめ、それぞれが得意分野での支援を始めました。

明るい話題も少しづつ増えているのに、報じられていない未だ十分な物資や生活サービスが行き届かない地域もあります。

震災関連死という痛ましい現実もあります。

原発の問題については、

原子力はCO2排出量の少ないクリーンエネルギーとして、我々の国民生活を引き受け過ぎたように思うし、当たり前のように一民間企業にまかせっきりで不勉強、この数日は一喜一憂以外に方法がない、慌てて情報収集してみたりして右往左往・・。

私も含めそんな人が多かったのではないでしょうか。

計画停電も、生産活動を止めないために、民生用だって幅広い地域で電力やコストを平等に痛み分けしながら、本当に必要な人に供給されるように長期戦を覚悟したライフスタイルに慣れていく必要があります。

ワタシハナツニメッポウヨワイタメ、イメージトレーニングヲハヤクモカイシ

街中では、商業用のネオンは潜め、店員さんが店先に出て勧誘している為、逆に活気があったり、薄暗い小売店の店内は秩序が守られ、

駅や鉄道は薄暗い中で、譲り合ったり、いろんなところで「スミマセン」というひとことが多く聴かれるようになっているように感じます。

しかし、これからは、今は見えていないけれども連鎖的に様々な問題が起きてくるのだと思います。

私の仕事だって、激減する可能性だってないわけじゃない。

これから大変だ・・・

しかし、

大変な時は、大きく変わる時」とはナイスな表現だと思う。

私は、今年の初め、お正月の特番でこの言葉に衝撃を受けました。

人は便利になると怠惰になる

程度にもよるが、かなり本質をついている・・・

過度に怠惰になれば、他者への期待や依存度も強くなり、いたずらに貪ることにもなりかねず。

大事なのは、震災の前の生活を当たり前のように取り戻すのではなく、屁理屈をこねずに、不慣れながらも自然や地球への意思を素直に持続可能な行動で表すことだと思うのでした。

散漫な文章ですが、最後に。




昨日、残り半ロールになっていたトイレットペーパーの補充ができました。

この街の秩序に感謝しました。
昨今の消費状況から見れば、4ヶ月はもつようです。

ボックスティッシュを使用しない我が家としては、やや肝を冷やしました
ま、こんなことぐらいで心が揺れるようじゃ、まだまだですがね・・・




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絹の5本指靴下で節電

2011-03-21 11:48:16 | 消費生活アドバイザー的に
誠に申し訳ないのですが、我が家は計画停電の対象外です。
したがって毎日毎日の生活の中で、せめてもの協力はしていきます。

もともと寒さに強い体質(ただし暑さには弱い)であるため、我が家はエアコンを使って暖をとる習慣はなかったのが幸いです。

そこにきて、年明けから「冷え取り健康法」を実践しておりました。
自分の筋肉量のわりに、平熱が低くなっていることが気になって始めました。

その中で、「絹の5本指ソックス」に靴下を重ねばきするという方法があるのですが、



5本指ソックスは、いただくことはあっても、自分では購入したことはありませんでした。

初めて、近所の商店街で購入しました。

商品はご参考までにネットでは・・・
冷えとり 靴下 セット/冷え取り/冷え取り靴下冷えとり インナー絹5本指ソックス3足組
【S-7 S-8...


これ、ホントお勧めです。

衣擦れをするサラサラなソックスではなく、メリヤス織された収縮する靴下です。
うちのは洗濯するとポロポロと何らかの繊維がとれているように思うのですが、全体にはあまり影響はありません。

今のところ絶好調です。
というか、足に汗かいていますし・・・

頭寒足熱とは昔から言われるもの。
ネックウォーマー、レッグウォーマーと合わせて暖房知らずの毎日です。

ちなみに、ラグマットを敷かない我が家のスリッパは、



こうなっています。

外で履いたことはないのですが、あえて室内で。
腰の悪い自分には、足裏のクッションが体にも優しく、しかも冷えない・・・

その他、普通の綿の5本指ソックスも、同じように指一本一本を包み込むため、普通のソックスよりも暖かいように感じます。
走るだけでなく、「夏の電力不足」に向けて節電に負けない体を作ります。


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「もっと」から「きちんと」の時代

2010-08-22 11:57:46 | 消費生活アドバイザー的に
今週初め、2010年4~6月期の実質国内総生産(GDP)の成長率は年率換算で0.4%増にとどまったことが発表されましたね。

前の期は4.4%で、今季の見込みは2.3%だったため、衝撃的な数字だったでしょう。

7~9月は、さすがに酷暑による特需が消費を押し上げているような気もしますが、それはさておき、4~6月はGDPの6割を占める個人消費の伸びは、わずか0.03%。

テレビのニュースの街角インタビューで、個人商店主の方が、「景気は回復してほしいと思っていたが、このままの調子がずっと続くと考えて商売をして行かなければならない」と仰っていました。

スーパーの生鮮食料品売り場では、安いモノから売れ、持ち帰り寿司の売れ筋は500円前後であること。

中食市場も、横ばいまたは微増とのこと。

でも、売り上げが伸びている市場があります。

それは調理器具市場だそうです。

近年大ヒットとなっているシリコン製の調理器具なんかが大きく取り上げられていました。
最近、カラフルな商品がよく目にとまりますよね。


シリコンってケイ素と酸素の化合物を含む合成ゴムとのことですが、高熱調理に利用できるのか今一つピンとこなかったのですが、海外ではずっと使われてきているのですね。

さて、

博報堂のシンクタンクの研究員の方が、「『もっと』から『ちゃんと』の時代に変わっている」と言っていました。

調理器具が売れるのは、素材から完成させる達成感の表れではないかとのことです。

これまでそうではなかった人たちが、動機は節約だったかもしれないけど料理にしてもクラフトにしても達成感や自分らしさを楽しむ時代になっているのだと思います。

だから節約疲れが生じにくい。

テイセイチョウデモセッキョクテキニタノシムシセイデ。

月並みな表現ですが、楽しくて、簡単で、安全で、ヘルシー

ただ、低価格なもの、高機能なもの、高級感があるものではなく

賢い消費者は、賢く情報を集めて、自分で納得して選択をし、人と比較しない自分なりの上質感の中で暮らして行く。

そんな時代に変わってきているってわかっていましたが、改めて考えされられた消費者行動です。

太刀打ちできる商品やサービスが増えていくのが楽しみです。

プチっとお願いします。



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生活困窮者のクレーム

2009-07-14 23:17:33 | 消費生活アドバイザー的に
個人的に、昨年に比べて、クレーム応対の研修が増えているのですが、それに伴って増えているのが、「督促」実施者向けの研修です。

怠慢による支払い・納付の遅延はさておき、生活困窮を背景とした、サービス利用料金の未納については増えるでしょう・・・

そこに事業者側は支払いを促すお電話をかける訳なのですが、

お電話しなければ、沈黙の未納者。
お話すれば、企業側には無理なお願いを繰り返したり、突然キレてクレーマー呼ばわりされる方もおいでになります。

無論支払えない(支払わない)理由はそれぞれ違います。

支払い意志があり、かつ生活困窮状態にある料金未納者から見て、企業側には特段の落ち度やサービスに欠陥はありません。

あるのは利用者の生活資金の不足による、サービス利用における与信の低下です。

だから未納料金の支払いをめぐり難儀なやりとりがされるのは、「不の解消」のための要求や主張ではなく、「窮状の救済」の要求や主張だしょっ?

つまり「クレーム」ではなく「ヘルプ」やん・・・

そんな思いに気づかずに、横柄な接遇態度で臨めば、接遇態度への「クレーム」に、「ヘルプ!」は瞬く間になり替わってしまうように思うのです。

携帯電話の利用料金や、家賃や公共料金、社会保険料や税金の支払いが重く生活困窮者の肩にのしかかってきます。

そして、消費者金融も、貸金業の1つとしてお金を融通するひとつの手段であり、借入金の支払いは定期的に行われるべきもの。

行政サービスについては、延滞の措置があったりしますが、

公共料金は一定期間を経て利用停止(公共料金って言っても、ガスも電気も民間企業のサービス)、

貸金業者への支払いは、日割りの延滞金を払うことで、例外的に支払い日の融通が利くようになっているものの、信用情報の管理上はは明らかに不利かと。

顧客満足を考える一方で、民間企業にも顧客救済の余地も必要かと。

「救済」を要求し、すがる善意の利用者に、「お断り」でしか応えられないやり取りの硬直性や不毛さはどう解消すべきか?

感じよく「お断り」や「要求」をしたところで、「ない」ものは「ない」です。
むしろ、必要なのは「労い」や「励まし」時に「感謝」。

貸金業法が改正されて、総量規制が始まります。⇒詳しくはコチラ

多重債務とは言えないけど、予備軍になる皆さんに、自治体主導のセーフティネットが認知され、かつうまく機能するとよいと思います。

民間企業ではどう解決するのが良いのか?
それとも、行政まかせで放置なのか?

救済は、CS(顧客満足)なのか、CSR(企業の社会的責任)なのか、どちらかである必要があるのか?

手段は、企業独自のサービスとなるのか、業界がガイドラインをつくるのか、行政主体の措置にしか頼れないのか・・・

たまに、思い出したように消費生活アドバイザーとして気になってしまいます。

おりしも、人材派遣法の改正案が国会に提出されており

(1) 30日以内の派遣禁止
(2) 専門業務以外*の登録型派遣禁止
 *派遣法で定められた専門業務(秘書・財務・翻訳通訳など)以外の業務(庶務・営業・販売・軽作業など)がこれに該当

が盛り込まれています。

現状は、通過していいとも思えませんが、正社員の求人倍率が上昇することを願います。

怒っているのではなく、完全に困っている。
クレームではなく、ヘルプ・・・。

私にとっては、毎度悩ましい問題でございます。

少しづつ復活中。

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