Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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岡本太郎記念館にて、命がその命を投影して描くこと

2016-09-15 23:07:33 | マインドフルな日々
東京への出張から戻りました。

マインドフルネスに関して、いくつかの企業様と協業の可能性の模索やお打ち合わせで。

この3日間、ずっとそんな日々を送っており、本当にたくさんの時間を、お客様の思いや疑問を聞いたり、
私の考え方をお話しさせていただいておりました。

企業研修のためのマインドフルネスは、
昨今、テレビや雑誌で扱われているマインドフルネスとどう違っていることが望ましいのかをよく考える機会になりました。

自分なりにはとてもクリアになりました。

ご訪問の途中、駅の出口を間違えて、その流れでたどり着いた「岡本太郎記念館」。

ご自宅ですね。アトリエが生き生きと保存されていました。



この日は、朝からずっとご訪問先でマインドフルネスについて対話を重ねてきたけど、
言語でマインドフルネスの事を話せば話すほど、何のためのマインドフルネスなのかからかけ離れるように思えて、
自分では「どよよん」としていたのです。

だから「芸術は爆発だ!」から何かを掴みたかったのです。

そして「岡本太郎が見た沖縄」という企画展だったのですが、何かを感じ取るまでには少し時間がかかった私。

でも、映像を繰り返し見ていく中で、語りかけられるのは、

アメリカから返還される前の沖縄のアメリカナイズされながらも
森羅万象とのつながりを謳歌する人々の命の叫びや表情だったのだと。

調べてみるとノロというのでしょうか、
巫女のような人たちの動画に言葉にならない衝撃を受けておりました。

白装束で、息を合わせ、声をあげ、走り回り回る祈祷の場面。



わからない、これは何を意味しているのか?と左脳が騒ぎ出す・・・。

ま、それはそれとして

もう何度も何度も見続けているうちに、彼女たちが、大地や背景の景色と溶けていくような一体感を感じるようになりました。

ん?そういうことなのか、神職というのは。

そこから、あの圧倒的なエネルギーを感じる作品の数々は、今ここの直接経験をを積み重ねながら、
万物に宿る命を、岡本さんが命が自らの命を投影しながら表現していたんだと思い、

そっか、アートってそういうものなのか。。。。と今さらながらにしみじみしてみたり。

そういう内奥の自己のエネルギーで生きて行くこと。
自分の可能性を開くというよりも、ただただ「自分である」こと。

マインドフルネスってそういうところのあくまで入り口にすぎないんだろうって。

当面、マインドフルネスという言葉は瞑想ならぬ迷走が続くような予感がします。
自分は、「社会人教育」「学習」という観点から、クリアな答えを持っていたいなと思いました。

それがはっきりした1日でした。
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マインドフルネストレーナーがマインドフルネスの実践で体重を減らすことができるか?に取り組む日々

2016-09-09 20:44:15 | マインドフルな日々
8月1日から「マインドフルネスの実践で体重を減らすことができるか?」を試行錯誤している私です。

最近、NHK・Eテレの「サイエンスZERO」でマインドフルネスが特集されてから
北陸マインドフルネスセンターのホームページはアクセスや問い合わせが倍増しています。

が、しかし

マインドフルネスの実践とは座って瞑想するみたいなイメージを持たれている方も多いようなんですが、
マインドフルネスの実践機会は生活のあらゆるシーンにあります。

自分にとってストレスになる場所から離れて、呼吸や五感、自分の心に
向き合う非日常空間を持つことはリラクゼーションやストレス軽減のためには役に立つと思います。

ただ、

日頃の行動、生き方をマインドフルな方向へとシフトしていきたいという「柔らかな」願望を持っているなら、
もっと日常での洞察も大事にできるんじゃないかなと思っています。

そんなこんなで、トレーナーとしての新たな実験

テーママインドフルネストレナー、高止まりしている体重に向き合いマインドフルな食事を実践する」

を開始しております(汗)

あんまり躍起になったつもりはないのですが、
数字は実践結果を共有するにはわかりやすいデータなので公開すると1ヶ月で、1.6kg減です。

この間にやってきたことは、減らそうという意志の力を極力減らす方向での取り組みです。

従来からある「緻密すぎるダイエット情報」はほとんど気にかけていません。
(無意識で応用している知識はもちろんあります)

大きなスローガンは「少なく、大切に、美味しく食べる」です。



つまりは「知足」です。

やはり、あらためて

食べ過ぎています。
量多いです。
ゆえにカロリーも過剰です。

とはいえ

自分に禁止することはなく、むしろ好きなものを食べています。
疲れているのに無理して運動もしません。
もう少し体が軽くなって涼しくなったら始める予定です。

巷で話題になっている「マインドフルネス」は、静坐瞑想が中心でかつ
宗教性を排除したものとして脳科学に比重を置いて紹介がされている印象を受けます。

しかし、

私は、脳は変わることと問題を引き起こしている習慣やパターンが変わることの間には大きな壁があって、
別途質感の異なるな取り組みが必要だと自他の実践を通して痛感しています。

「害になっている習慣」を、幸福感を感じる「新しい習慣」に変える「実践」が必要だと。
習慣を振り返る「経験学習」が必要だと感じているのです。

そして、私の食生活を振り返って思うことなのですが、

忙しい生活の中で取り組みづらいカロリー計算や期間限定の禁止事項の多いダイエットは、
本来の私たちの「生命」の流れに反するような気がして、どうにも違和感があるのです。

少なくとも

私が支援しているマインドフルネス心理療法の自己洞察瞑想療法の中にも「食事の瞑想」があります。

このことをもう少し掘り下げてみたいんです。

1日の摂取カロリーを決める、何回噛むとか何キロ減らす といった「達成感」に縛られない
毎回メニューを評価して自罰・自責思考に溺れたり(偏りや過剰は複数回でバランスをとる)、
自分の食事態度にマインドレスになって「まいっか」といつまでも逃避してしまうというパターンを放置し

全ては便利な言葉「ストレスだから」で終わらないように、本当に自分が喜ぶような創意工夫を
楽しんでいけば、

「食べること」にまつわる「苦の解放」につながっていくのではないかと思います。




その際に、近年取り組んでいる禅の思想に根拠があるマインドフルネスの実践は大きなヒントをくれると思っています。

5年後も10年後も続けられる「食事が愛おしくなる」そんな実験を重ねていきます。
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台風が去って、めっきり涼しくなりました

2016-09-09 10:17:03 | 他愛もないこと
しばらくブログの更新をサボっているうちに、このブログも12年目に突入していました。
よくも悪くも「公開日記」が12年続いていることに驚きますね。
なんだかんだ言って、知ってもらいたい、見てもらいたいという承認欲求が強くないと続きません・・・です(汗)

それはそれとして、8月の初旬から9月の末までは東京での生活でした。
研修の仕事とフェルデンクライス・メソッドのトレーニングコースのためです。

とても充実した毎日でした。
こうして、金沢と東京の二重生活をうまく送っていくことが自分にとっての望む生活スタイです。

23年も生まれ故郷を離れていて、「はい、今日から金沢人です!」みたいなのってそもそもが無理ですし、
そんな必要もないんでしょうけど、元々あまり1ヶ所にじっとしていることができない性質を持っているのでしょう。

いろいろ慣れるのにも時間を要するというか、
主には日々の仕事の進め方や人間関係にあまり違和感を持たなくて済むようになることが「慣れる」なら、
それは急ぐことでもなければ、必要な違和感は大事にしていく必要もあるんじゃないかなと思う

そんなUターン2年目です。

今年の夏は、東京にいるときにはそんなにもゲンナリすることはなく、
天気予報をチェックしながら、西日本が「暑いんだろうな」と思っていました。

高齢の両親が熱中症にならないかと気になってはいましたが、おかげさまで
「あんた誰や?」と言われることもなく、平常運転で生活しています。



そんな中で、北海道や東北地方での台風の被害、本当に大変なことが起きてしましました。
石川県地方は地理的な要因でしょうか、災害が少ない地域で、ただただ心を寄せることしかできずにおります。

どうかこれ以上の被害が起きませんように。
そう祈りに、地元の内灘海岸に。

少しずつ時間を見つけて、この夏の出来事を振り返って書いていこうかなと思っています。

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