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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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着火型人間

2008-08-17 00:47:37 | 産業カウンセリングのこと
CS(顧客満足)は、もはや、どのような仕事をする上でも欠かせない視点となりました。

そして、CSはES(従業員満足)があって実現するものと言われています。

このES(従業員満足)ってなんやねんろ・・・・と追いかけて4年ぐらい経ちます。

従業員が満足するにあたって、満足は経営・上司と部下との関係性においてのみ検討すればよいのかとしばらくの間考えてきたのですが、

従業員こと部下から経営・上司のへの依存の視点だけで考えていては、環境は変わらないということを感じています。

ある時、「上司に自信や希望を持てなくする部下」がいるという視点を何かの記事で目にしたのでした。

今、多くの職場では、上司・部下ともに自分のことで精一杯という状態です。
多分、この状態が劇的に変わることって難しいと思います。

上司も自分のことで、精一杯。

仕事や家庭、健康に問題や負荷を抱えた管理職年代の方にもメンタル不全が増えるのはうなづけます。

そこに、部下とのコミュニケーションや、部下の仕事の動きが悪ければ、それもストレスになりましょう。

部下は部下で、仕事量が多く、見回せば常に数字と戦い、加えて環境変化の速度についていく疲労感を感じざるを得ない。

そんな中で、十分な承認が得られなければやりがいも実感できにくいですよね。

みんな余裕がない中で、モチベーションを維持していこうと前向きな人は、

自分自身を癒し、そして自分のモチベーションを高めるために心理的な取り組みを自分に仕掛けているように思います。

自分に着火することができる人です。

自分の仕事に、自分が満足するためには、自分自身が自分の使命を見失わず、自分がその仕事を選んでいるんだという自覚を持ち、

心の中にやりがいという「火」を自分自身が持ち続けることだと思っています。

そして、組織を構成するメンバー1人1人が、心の中に、大なり小なりの「火」を持ち続ければ、組織としてやりがいが実感できるはずなんでしょう、が・・・・。

私が知る限り、自分の中に「火」を持てる人は、次は、同僚や部下に火をつけ、上司に火をつけ、そのことで自分自身がまた燃え上がることができます。

コミュニケーションの希薄化は職場のメンタルヘルス低下の大きな原因です。

「希薄化」という漢字3文字で片付けるのは実に簡単なことです。

「係わり合いが薄い」ことを変えるには、しくみや待遇を変えることではなく、まずは自分の周囲の仲間や上司、部下と濃密に関わるべき時にしっかり関わることが大切ではないでしょうか。

関わるべき時に、「関われない」のではなく、思い込み・囚われ・偏狭な受止め方が生み出す相手への無関心や不寛容さ、排除や強制・強要が、

「関わらない」状況を生んでいるのであれば、解消すべきものは自分自身の中にあると考えます。

ESは、どの立場でも、メンバーの満足を考えて関わりあっていくことで実感することができるのではないでしょうか?

もしかしてそれはESではなく、組織としての満足?Organaization Satisfaction:OS?

だっさいな・・・Team SatisfactionでTSってのはどうやろ?

名前はどうでもいいんですけど、

必要なのは、自分に火をつけ、仲間に火をつけ、上司に火をつけ、部下に火をつける、そんな着火型人間だと思うんです。

火は、鼓舞するような、決して燃え滾るものに限定されるものでなく、暖かさに溢れる肯定的なストロークの交換です。

認める、誉める、肯定する、賛える、労わる、労う、慰める、励ます、勇気付ける、

どれも、無料の報酬。

与えても与えても、本来は自分の奥底から必ず沸いてくるストローク。

職場のコミュニケーションはもっと力を取り戻し、皆がやりがいを実感できる組織を主体的に作れるのではないかと思う日々です。

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コメント (6)
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