Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

45歳のマインドマップ

2014-05-30 22:59:22 | マインドマップを描く
先日、また1つ年を重ねました。

新年と誕生日は、近年、わりと丁寧にマインドマップを書いています。
今年の誕生日のセンターイメージは、「足」でした。



ちょうど、直近のロルフィングのセッションは2回目で「足(Foot)」でした。

近年続けていた背骨の矯正では、当然のことながら「足」は扱いません。
ただ、腰の緊張は足の影響を受けているなとは実は気づいていて、

原因は膝のロック。

膝緩めると腰がめっちゃ楽で、めっちゃゆるむ~。

でも、そもそもの問題は、「足(Foot)」の部分です。
ロルファーさんのフィードバックによると、太もも、上半身の割に薄っぺらくて貧弱なんですって。

以前から、足のグラウンディングの悪さは自覚がありました。
身体の上の方にエネルギーがあるということも感じ取っていました。

具体的には、頭、そして胸式呼吸になっている胸。

つまりは、「頭でっかち」とか息が浅いという意味で「恐怖」に苛まれている感じというか。

「頭でっかち」は、認めます(汗)

人前で話をしたりする仕事であれば、何らかの知識のインプットは継続的に必要なので疑いもしませんでした。
今でも、それに「ある意味しょうがないんじゃないか?」とか「上には上がいるし」とか思ってますし。

でも、プライベートで、

素の自分になりたいのに、自分の感情と身体の感覚に「生」を感じないってどうよ。。。
思考や知識、あるいはとっても拙速な無意識で反射的な行動によって十分味わえていない。。。

自分の中で分離している感じを、身体を通して気づけたのは成長!

で、

問題は「恐怖」

これは、「怖い~」と露骨に言えるタイプではない分、これも自己欺瞞、虚栄的に「そんなことないよ~」「大丈夫です~」
ってまた演じてるでしょっ?

勝手にネガティブ厳禁みたいなね。

恐怖=ネガティブみたいな勝手な選別してるんだと思うけど、仕事柄感情を2分類する風潮って自分ではあまり好きではなく
この手のコンテンツを扱うことにすら最近は抵抗を感じてしまっている私。

最終的に自分が「今、ここ」を幸せに生きられていない感情なのであれば、長く浸るのは止めた方がいいけど、一旦は味わわないと壊れてしまう人もいるんじゃないかと。

例えば、メンタルが悪化した人が心理療法としてシステマティックに認知を変えるというのはもちろんありだと思う。
でも、本物の感情を味わう余力のある人は、そこを味わわないと根本的な行動変容につながらんでしょってこともありませんか?

って、言いたいはずなのに、自分ではなかなか気づかない。
で、本当に何とかした方がいいんじゃない、って時が到来して気づく。

で、ちょっと味わうとすると

あんまり自覚はないんですが、45歳、おひとりさまなり不安とかもあるんでしょうかね~

過去を振り返って、極端なこと言うと「停まったら死ぬ」ぐらいの呪縛から過活動になっていたことは認めます。

不安だから動く、動くから不安がまぎれ、そしてまた動く、だから疲れる、そして寝る、でも休むと不安、だから動く。

げーーーーーーっ、

これは終わりのない、システム思考システム原型でいうならさしずめエスカレートか?

身体の痛みこそロジカルシンキングではなく、システム思考で考える必要がある。

これは自分にとっては素晴らしい学習でした!

ということで、

「過剰感のあることを止める・減らす」「何が過剰かの見つめ直し」が第一歩の解決策。
それによって諸々の活動の中でもお蔵入りになったものが幾分あります。

欲求不満になるかも。。。と思っていましたが、

案外大丈夫(苦笑)

で、本題の「足」の話に戻すなら、足で大地を掴む感じを掴むために、中足骨の関節の曲げ伸ばしをゴリゴリとやっております。

それから、右足首が内反しがちなので、踵骨の内側に体重が乗る感じで身体の内側に軸を作るように修正中。
靴の中で、足の指がちょっと動くようになっているかも。。。

そんなことをしながら、少しづつ身体と対話したことで、気持ちと身体と大地のつながりってこういうことかね?的な

感じをじっくり感じつつあります。

もっと早く気づいていればよかったのになとも思うけど、
必要なことは本当に必要な時になって起きるもの。

だから、今、必要じゃないことって無理矢理やらなくてもいいし、
「○○に備えて準備しとこう」も杞憂に終わっては、あの時費やした「今、ここ」は2度と戻ってこない。

「今、ここ」を精一杯感じられる足を作ってみたい。
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動きのイメージを変える

2014-05-21 23:41:19 | 心身一如な日々
先日、ロルフィング1回目のセッションのことを書きました。

セッションの前に、インテーク面接があったのですが、その時間は私にとってとても意義深い時間でした。

ロルファーさんからの受けた質問の中で印象的なものが2つありました。

1)「どんな身体になりたいですか?」
2)「自分の身体で好きなところはありますか?」

1)については、「緊張から解放された身体」と答えたような気がする。
2)については、「ないなぁ~」

その時は、何となくそれで時は流れていったのですが、リフレクションはその後も続くもので、

2)については、「ない」ってどうよ。。。

嫌いなところは挙げられるけど、好きなところないんやってぇ?
ひどいなぁ、そりゃ、いつまでも身体と和解できんはずやわ。

元来、ドSでドMですので身体が悲鳴を上げていても聞かぬふりができ、身体はいつもないがしろ。

だからこそ、意図的にお手当てタイムが必要な訳で、
もっと日頃から少しでもいいから時間を割いて大事にしようよって思うのですが、

いつも疲れが溜まってから、痛みが強くなってからとか。

予防に勝る治療はないのになぁ。
そういうところを割愛して何に時間をとっているのか?

不適切なことを止めれば、適切なことは自然に起きるというけれど、何か止めた方がいいはず(汗)

メンタル面では、

昨年から、自分の勇気の足りなさとか軸がぶれぶれだったり、至らぬところに目が向く出来事が
いくつか続いていて自己嫌悪(I am not OK)の傾向は強く出ていました。

でも、右脳は主体を識別できないから他者嫌悪(You are not OK)でもあっただろうな(汗)
確かによくイラリともしましたし、憤慨もしましたし、他者コントロール願望もいつになく強かったなと。

そんな気づきがありました。

1)の質問については、

セッション最後にロルファーさんから率直に

「身体は緊張している時もあって、リラックスしている時もあって、でもいざという時に力が出せる身体になること」ですね、

とさらっと言われて、

そうそう、それが言いたかったんです。
でも、具体的に自分の言葉になっていないということは、ビジョン自体がまだもやもやだったんだと思う。

で、ふと思ったのは、ロルフィングもコーチングみたいに最初にビジョンメイキングするんだなぁ。
しかも、身体の外見のビジョンじゃない、動きのビジョン。

なるほど、数十年間慣れ親しんだ身体の動きのイメージを変えていくんだなぁ。
変容を目指すプロセスって同じなんだなぁ。

これは、これまで受けてきた治療系とは異なるプロセスです。

特に、凝りや痛みを解消しようとしている時って、気持ちが治療モードに入っていたものですから、
ビジョン自体は近視眼的なものになりがちだったなぁと思います。
まずは、今の痛みから逃れさえすればよかった。

この問いによって、施術直後に身体が楽になっているとか、背骨が整っているとかそういうことよりも、

いつもの自分の動きの中で、自分の身体が弛緩と緊張を繰り返しながらも、
慣れ親しんだ好ましくない姿勢や拙速で大雑把な動きを自分で修正できるようになっていたらいいな

と思うようになり、

最終的には「今、ここ」に自然に対処できる身体になっていることという明確なビジョンができました。

例え、痛みのある身体であっても、自分の身体を治療者に任せっきりにするのではなく、
自分の身体に責任を持ち、向き合っていくこと。

で、思うのは、身体は機械じゃないから「こうじゃなくては」という完全な動きって不要だし、一瞬一瞬が違う動き。
何か型にはめたり、意地になったりしないで、楽観的であることが大事だなと。

完全ではなく、自由であれ!

そして、もっと動きたがっている関節や筋肉があるはずなんで、そこをもっとブレイク(デビュー)させようぢゃないか!
(ふと、先日路上で見た女性の大道芸人さんのしなやかな腕、足、背中の使い方がフラッシュバック)

よきマインドセットができた、素晴らしい質問に出会いました。
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1万歩以上歩く

2014-05-21 23:34:07 | だいじな気晴らし
今年の1月から散歩の時間を確保しています。
仕事は不規則なのですが、なるべくなら朝と思いまして珍しくコツコツ続けています。
(雨の日はお休み)

本格的には3月から活動量計をつけて、歩数だけ管理しています。
タニタ製の活動量計。



ちょっとかわいらしいものを選んでみましたので愛着がもててつけ忘れはありません。

それにしても体重は遅行指数といえども、減らないですね~。
でも、何となく皮下脂肪の身離れは良く、脇腹やどういう訳か落ちにくいはずの二の腕の脂肪が落ちている感じです。

先日、山手線を1周するイベントに参加しました。
残念ながら1周はできませんでしたが、歩きましたね~。



多分、30km以上歩いたことになるでしょう。
池袋~日暮里の間は歩いたことがあまりなかったのでとても楽しい散策でした。

走らなくなって2年になりますが、
歩くのもいいなと思えるようになりました。

瞑想の会に参加した時に、歩き瞑想みたいなのをやったのですが、
「急歩」みたいにあくせくしないで、その時々の景色や姿勢・身体の内側に意識を向けながら
歩くのも静かでいいなと。

歩いている時に、仕事のことを考えたりしなくなりました。
ただ、意に反して歩きながら仕事のアイデアはいい感じで湧いてきますケド、それは成り行き任せ。

以前は、こういうのって時間がもったいないと思っていたのですが、
いい感じで生活になじんできました。

距離やラップ、体重を追いかける代わりに、ただ歩数だけ。
(何か管理しないと気が済まないみたいなんで歩数だけは。。。)

今のところ12000歩~18000歩の日が多いようです。
1時間まとめて歩く時間を取り、あとは仕事中に積極的に歩く時間を捻出すると
それくらいの歩数は稼げるようです。

そろそろ日差しが強くなって来たので、夜型に変わります。
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全身で呼吸をする

2014-05-20 23:44:11 | 心身一如な日々
実は、自分をあんまりせっかちだと思ったことはないのですが、意味もなく逸る(はやる)浅い呼吸になっている

とでもいいましょうか。

呼吸においても拙速な自分に向き合います(汗)

さて、ロルフィング1回目のセッションは胸骨と肋間についている筋膜をはがし、胸部上部の緊張を取ることで呼吸を楽にするのがねらいのようです。

個人的には、呼吸は安定していると自己評価していましたが、思っていた以上に胸式で浅いため、もっと全身で呼吸するように身体を使うように教わりました。

特に吐き出す方。
風船がしぼむように、くたっとなるようなイメージで。

続けてみると、腹部の腹斜筋・肋間筋・腹横筋・腹直筋がさぼっていたことに気づきます。

で、深層にある腹横筋が動きが悪い。
腹横筋は、息を吐く時の主導筋。

これが縮まないとおなかが凹みません。
ううっ、ポッコリおなかはこの筋肉のサボリ癖によるものだったんだなと思い知ります(汗)

で、今回衝撃だったのが背面
僧帽筋の下の上前鋸筋、下後鋸筋なんて胸郭広げたり狭めたりするのに大事な筋肉なのに動員できてた実感全然ない。
この筋肉が呼吸に関する筋肉だったとは全然意識が及んでいませんでした。

背中丸くなってるから活躍できずにしょうがなかったですね。

頸部も前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋が使われてる感じないし。

無意識的に動員はされてるとは思いますが(じゃないと呼吸できないし)、どれもこれも使えてる感覚がない。

あと毎度指摘される左側の胸骨間が狭いこと。

どうやら呼吸の時の左右の胸の使い方に癖があり、吸う時は右、吐く時は左の肺が主導するらしい。
それ、こころあたりあるかも。

ということは、利き鼻があるの???

スイッチ入ってしまい「骨・関節のしくみ・はたらき」まで。



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呼吸が筋肉を作る、筋肉が呼吸をつくる。
鶏と卵の関係みたいですが、身体にいたってはどっちが先でも後でもいいや。
切り離せないシステムでしょうから。

ということで、宿題は、全身での深い呼吸。
様々な呼吸法と共通点が多い訳ですが頭でわかっていても身体がわかるまで続けてなかったよね。。。

最近だと

美木良介のロングブレスダイエットやなぁ(汗)

と思いつつ、自然に深くを意識し早1週間。

何だか胸の位置が上がってきたかも。
心なしか体幹が内側に引き締まってきた?

まっ、小さいことに一喜一憂しないで続けてみることとして。

その他のフィードバック事項として、

・尾骨を下向きに意識すること
→アレクサンダー・テクニークの意識付けの中で「頭は前に上に、背中を後ろに長く」というフレーズがあるのですが「長く」の感覚が掴めたかも。
 腰が自然に腰が延びた感触あり。無理で無駄なソリはないとは思う。

・膝のロックを解消すること
→後ろにひっくり返りそうになるけど、バランスを取るために足の指に力が入るような感触あり。
 これまでの姿勢では足の指浮きがちだったんです。
 そりゃそうですよね、肩が内側に入る前傾の姿勢はかかとでバランスとろうとする訳なんで、とロルファーさんに
 解説いただいて妙に納得。

それにしても、身体の後ろ側への信頼がないんだな。
身体はそう簡単に倒れない構造になってるはずなのに。
こういう援助者がいてフィードバックがあり、問答につきあってもらえるからこそ気づくものの、自力ではなかなか気づかないことが案外多いなぁ。

さて、次のセッションまで10日間。

セッションでの宿題をなるべく考えすぎたり、意識しすぎず、さりとてちょっと気にしながらの生活。
多分、あんまり多くのことって意識し続けられないので、次の回まで意識できる課題ってせいぜいが1つだと思う。

こうやって身体はひとつづつ、好ましくなかったパターンを書き換えていくんやぁ。

という私の第1セッション。
セッション中は感度の落ちた身体をウロウロと彷徨っておりました。

30年近くも間違った使い方をされてきた私の身体が変われるような手応えはあります。

そう簡単に忘れないように地道に身につけていきます。

パートナーはこれか?



お友達に紹介していただきました。
ありがとうございます!
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汝、身体を旅せよ

2014-05-15 00:54:20 | 心身一如な日々
GW以降は、すっかりグルメブログと化しておりましたが、少し内省的な内容を綴ってみようかと思っています。

先週の日曜日から、「ロルフィング」というボディワークを10回シリーズで受けています。

まぁ、私をよく知る人であれば「いろいろやってるね~」と感じるかもしれませんが、
痛みはなるべく感じない身体でありたいというのは、自然な欲求だと自分では思っています。

それでも、そんなに執着するのが良くならない理由なんじゃないかとか、
一つの方法に絞って根気づよく改善を見てはどうかとか

いろいろ吟味はしてみましたヨ。。。

で、おかげさまでこの2年半ほど取り組んできたことや止めたことでもちろん快方には向っています。
それでも、昨年の5月頃から仕事上のストレスが昂じて、激しい首の痛みに苦しみました。

その時に、このまま放置するとメンタルダウンするかもと最悪を想定し、先輩に「シン・インテグレーション」のセラピストの方を紹介していただきました。

仕事柄、言語によるカウンセリングは今の私にはあまり向いていないことを知っているため、ボディワーク系の体に働きかけるセラピーを選びました。

結果的には、この選択は正しかったと思います。

その時に、体感し、腑に落ちたのは

無意識に動く体は確実に右脳からのメッセージを体現していること。
また、体への刺激で無意識から様々な記憶や感情を掘り起こせたこと。
(自他の境界線の問題や、抑圧している怒りについて)

それによって、自分の体の痛みや葛藤の原因を比較的に把握することもできましたし、2回のセラピーで自律的に症状を緩和させることができたと思います。

その一方で、心理的葛藤と首の緊張は緩和したものの、首から腰の筋肉が錆び付いたようにギシギシしているのはずっと気になっており、これはもう受け容れる他ないのか?と半ば諦めていました。

しかーし、

諦めが悪いのは今に始まったことではない・・・

で、ちょっと今までやってきた背骨の矯正をお休みして、自分の体からの声を聞くことを熱心に行っていました。

そんな中で、自分の体で大きな影響を及ぼしてきたのが、17歳の時の腰部椎間板ヘルニアの激痛でした。

本当に立てなかったもんなぁ。
で、腰椎への注射、チョー痛かったよなぁ。
あの時、母親がすごい優しかったよなぁ。
この先、腰に爆弾抱えて生きて行くんだよ(お医者さん談)なぁ。

もーねー、何の役にも立たない記憶なんです、今となっては。
消去できたらよいのに、右脳はこんなことも几帳面に覚えていてくれて、

すごいね、アンタ、感心するわ(笑)

それから、35歳までの間に、立てなくなる腰痛5回。

体は、それらの痛みもその周辺の記憶もしつこく忘れていません。

最後の激痛からやがて10年を迎えますが、痛みはまだ鮮やかに身体は記憶しております(汗)

とは言っても8年間再発していません→最後に立てなくなったあの時

それはなぜか?

再発しないような体の動きを身につけたからです。
つまりは、体の左側の責任を右側が引き受けすぎ、それらがねじれや傾きになっているのです。

そして、あのフルマラソンの時についにキタ。。。

そんな、身体なんです。

ひずんで、ゆがんでるんです。

で、怖いのは、思考・感情・身体は切り離せない一つのシステムであること。

つ、ことはですよ

思考も感情もひずんで、ゆがんでるとも言えなくはないってこと。

考え過ぎじゃない?

って思う方もいるかもしれませんけどね、個人的にはとても自覚あるんです。
ひずみやゆがみ、自分が勝手に作った外敵(?)と戦っているアドレナリン出まくりな自分です(汗)

そんなコンディションで、仕事上、とても大切なスキルであり姿勢である傾聴なんてできる?
人の話を無垢な気持ちで聴ける?
場で起きていることを丁寧に感じ取れる?
自分自身と戦いがちな自分に対してクライアントがリラックスできる?

気にし過ぎ。。。

と言われればそれまでなんですが、これってもうこうなったら納得いくまで向き合った方がいいよな。。。

という訳です。

で、賛否両論あると思うんですけど、こういう問題を解決する方法は1つではないし、
ましてやあの人が上手くいった解決方法が自分に機能するとは限らない。

で、過去の自分を振り返ってみると、誰かの成功体験を鵜呑みにしたってダメだった。
だって、自分の今も歴史も描く未来もみな違うんだから。

ここまでに至るまでに、いろいろな本を読んでみました。

時間はかかったけど、先日、紹介したアレクサンダー・テクニークの本はかなり腑に落ちました。

詰まるところ「拙速な自分」を調整することなんやって。



軽くスピリチュアル的な本も役に立ちました。

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人
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自分に与えていないもの、禁じているものや諦めているものを再認識しながら、自然といやされて行くのを感じました。

でも、どっちかと言うと調べものとして利用しているのは断然こちら。

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体育会系の自分にとってこれは見ていて飽きないんですよね(苦笑)
身体を施術者任せにしないためにも、こういう本からの気づきも必要かなと思っています。

表層の大筋群は全国平均よりまだ強いのかなと思うのですが、深層にあるインナーマッスルたちはさびさびで衰えている実感はあります。

そんなこんなで、つれづれに書きましたが、だんだん自分の中で考えがまとまってきたのが

「汝、身体を旅せよ、そして愛せよ」

うん、諦め悪いとか、執着が深いとか、粘着質と言われてもいいんです♪

自分ならではのプロセスで、自分を探求すればいいんだって。

今はそれでいいと思っています。
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ひたすら酒粕女子生活

2014-05-12 18:14:38 | 他愛もないこと
さて、GWも終わり1週間。
今週は、短時間の打ち合わせやスカイプでのセッションや書き物など在宅仕事が多くなるので、食事は自宅でとる日が増えそうです。

ほとんど勢いで買った酒粕ですが、これがまあ飽きずに食べれるもので、今日は先日から漬け込んでいた「タラ」の粕漬け。
甘塩と表示のあるものはそのまま漬けるだけという手軽さ。



タラを焼いて食べるってあまりなかったんですが、漬ける時にゆずが少々あるともっとよかったかな。
それでもローテーション入りでしょう。

そして、続いては酒粕ケーキ第3弾!
参考レシピは→コチラ

ただ、ちょっとさっぱりしたのが食べたかったので、牛乳300ccというところを低脂肪ヨーグルトに変え、オイル大さじ3を入れ忘れました。ダノンビオはいれずに、クランベリーを刻んだものを入れて。

この手のケーキって、ほんと適当でいいんだな・・・
あとは焦げないように焼くだけ。



しかし、ノンオイルでも全く問題なく出来上がっています。
これは、焼いて4日目のもの。
冷蔵庫でしばらく寝かすとぎゅーっと濃いぃ感じのチーズケーキみたくなります。

ドライクランベリーを刻んで入れてみたので、実はこういうサワー感のあるのがが好きなんです。
最近、ホイップ系がめっきりダメになってしまいましたので。

そんな訳で、今日、酒粕の在庫確認してみました。
どうやら、前回のどんぶり勘定だったからか、残り6.75kgでした。
おいおい減っていないゾ。。。

冷凍保存分はなんとかなるとして、冷蔵分はおすそわけ強化月間かな。
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会津アスパラ王国

2014-05-08 23:55:43 | 自分にチャージ
それにしても、今回の会津旅行では、食はいっさいハズレなし!とお仲間さんには合格点(満点?)をいただきましたが、
想定外に素晴らしかったのが、旬の天ぷらたち。



中でも、この時期のMVPはやっぱりアスパラですね。



会津田島の宮森さんの天ぷらは、揚げ加減も絶妙で、噛むとジュワーっと水分が染み出してきて
みずみずしいってこういう状態のことをいうんだなぁと実感しました。
駅の売店でも、アスパラは人気者のようです。

喜多方の居酒屋さんでも、焼きアスパラ。



これも、信じられないくらい柔らかくって、1つ1つが狂おしいほどに愛おしい。
口の中が洪水・・・

ちょっと大袈裟でした(汗)

会津は産地なんでしょうね。おそばと合わせたセットのお取り寄せもできるみたいです。



そばは7~8人分とアスパラでこの価格とは信じられない。。。
これは、お得すぎる!

直接行けない方は、お取り寄せしてみる価値はあるような気がします。

また

忘れてはならないのが、アスパラだけではなく、南郷町はトマトの産地でもあります→コチラ
トマトジュースがとても美味しかった記憶がうっすらあって、購入して帰りました。



再び飲んでみると思ったよりサラッとしており、濃縮ではないストレート果汁ならではの酸味がたまりません。
これで130円はハッピープライスです。

冷蔵庫で冷えているよりもちょっとぬるい感じでも美味しいのかなと思っています。

会津は麺だけではありません。
新鮮な野菜を堪能できるいい季節に訪れることができました。

あー、振り返ってみると本当に美味しい旅でしたーーーっ。

連休中の会津は、それなりに活気があって安心もしました。
昨年の大河ドラマ「八重の桜」以来、少しは風評被害を払拭し、震災前の観光客数は少しづつ取り戻せていますでしょうか?
第2の故郷(いや過去世が会津)なだけあって、いつも気になっています。

たとえまだまだであったとしても、会津は広くて1度では味わいきれない魅力に溢れるエリアです。
何度も訪れる価値のある日本有数の観光地であり、古き良き日本がそこにあると思っています。

今回は、今まで感じていた凛とした会津の他にも、本当に人に寛容で雄大な会津を知りました。
また必ず行くことになりましょう。楽しみにしています。

名残惜しいのですが、今回の会津旅行記は、これにて終了。
ほぼグルメレポートとなりましたが、これから旅する方のお役に立てれば本当にうれしいです。

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麺の聖地・会津

2014-05-08 23:05:14 | 自分にチャージ
さて、会津を旅すると麺を食べる機会がグーンと増えます。
おそばはどこで食べても美味しいですし、喜多方と言えばラーメンですし。

過去にも、喜多方の山都のそば、会津田島の宮森さん、会津高原尾瀬口のおり田さん、大内宿のネギ1本そば、坂内食堂さんでは朝ラー、万来軒さん、大安食堂さんの醤油ラーメンなど、旅する度に、麺・めん・メーンでした。

さて今回も、会津田島の宮森さんにて。



開店直後に入って、大正解!
幸運にも待たずにいただくことができましたが、みるみるうちに満席です。

初めて訪れた時のエピソードは→コチラ

あの時に比べると、ギューッと引き締まりむちっとした力強いそばです。
表面は少しざらっとしている分、そばつゆがよく絡んできます。



天ぷらは、旬のアスパラ・たけのこ・まいたけを4人でシェア。
みずみずしく、しゃきっと揚がっていて美味です。しかもアツアツ。
素材から元気をもらいました~。

幸先のよいスタートとなりました。



そして、「森林の分校ふざわ」の夕食。
どうやらお母さん方の中には、そば打ち名人がいるらしいです。
お酒を飲むお客さんは、ご飯は食べずに〆はざるそば1枚のようです。
シャキッとして喉ごしも良くって美味しかったです。

そして喜多方では、今、最も旬なラーメン屋「喜一」さん。



ほぼ朝ラー専門店と言ってもいいでしょう。
朝、6時半に行ったのに20人待ちでした。

いただいたのは塩チャーシュー。



お仲間さんの醤油チャーシュー麺も一口いただきました。



素材の良さが光ります。
無駄にしょっぱくなく、これは朝からするっと入ります。
地元でも大人気な理由はよーくわかります。

そして、会津若松を去り東京へ戻る前には、駅の中の「一會庵」さん。
ここ、毎回来ているかも。



GW限定メニューで、幸運にも山菜の王様「こしあぶら」の天ぷらと郷土料理の「こづゆ」付き。
居酒屋としても使えるみたいなんですが、そばに手抜きはないです。
会津とのお別れを惜しむ最後のひとときに、ずずずいーっと。

そんなこんなで炭水化物三昧(汗)
でも、2日目・3日目の歩数は、合わせて40,000歩でした。
気持ちよくすすらせていただきました。

ごちそうさまでした!
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会津スイーツ三昧

2014-05-08 10:50:56 | 自分にチャージ
そういえば、あんまり考えたことなかったけど、会津地方のお土産って何があるんだろか?
連休明けのお客様へのご訪問の手土産にいくつか買ってみました。



会津若松も、5回目なんですが初めて購入したのが、地元で人気のお菓子屋さん「太郎庵」さんのブッセ・「会津の天神さま」
自分用にもちょっとづつ購入。

これおいしいです!
まずサンドしている焼き菓子の部分が、分厚い!

クリームもチーズ味はほんのり塩味で、甘いのが苦手な人も食べれそうです。
イチゴも夏みかんもクリームはフルーツ感たっぷりで、これ駅の中で買えたらいいのになぁ。

しかし駅から5分ほどの店舗に出向かないと購入できないのが残念。

きっとお店側に何かこだわりがあるのでしょう。
やっぱり→コチラ
経営の姿勢は直感どおりでした。

左側の会津葵さんの「かすてあん」
これはとてもメジャーなお菓子です。鶴ヶ城の入り口のあたりにお店とカフェがあるはず。
餡をカステラでサンドしているのですが、これがまた上品な甘さです。
仕事の途中のおやつにぴったりです。
会津とカステラ、歴史的にもゆかりがあるようです。



それから、こちらは自分用。
小豆を「ポン菓子」と同じように爆発させた「とっかん」
素材が生きていて美味。
トッピングに使ったり、シリアルと混ぜたりたのしみです。

花豆は喜多方なのかな?前日、喜多方でいただいた花豆ソフトが美味しかったので購入。
試食でいただいたところ、甘さ控えめで上品な味わいでした。



そして、宮泉酒造さんの「地酒チョコレート」。日本酒のゼリーをチョコで包んでいます。
2月に行くことが多かったため、バレンタイン用に買い求めていたこともあり、未だに自分の口に入ったことがありません。
今回もお酒の好きなあの女子に、1個だけおねだりしてみよう!

そのお隣の「八重の夢」。
いかにも会社にお土産的風情のパッケージの「焼きチョコクッキー」
これがチョコともクッキーとも言えぬ絶妙な口当たりでイチゴとミルクチョコがほろほろ口の中で溶けます。
これ案外、おすすめ。しかも軽いし。



それから、これも12月においしいと思った柳津の「粟まんじゅう」「栗まんじゅう」「茶まんじゅう」
飯盛山の下のお土産物屋さんに、小池屋菓子舗さんがあるのをチェックしていたのでお客さま用と自分用に購入。
冷凍すると1ヶ月ぐらいもつので、自分用は撮影を終えて冷凍室へ。

そして、いよいよ真打ち登場!




近年、蜂蜜は会津産と決めています。
スーパーには国産品ほどんどないし、百貨店では、同じ値段でも半分ぐらいのものしか購入できません。
地元またはアンテナショップで買うのが賢い選択と思っています。

まずは奇をてらわず「栃」。たっぷり入ってサンキュープライスの1500円!
また半年間よろしくね。

それから喜多方駅で購入した「桜」の生蜜。
これはちょっとチャレンジ。精製されていないワイルドさを期待して。
桜の蜜は、前回山桜を試した時にちょっと飲み物に入れるのは少し難しいかもしれないと思ったのですが、
レモンや酒粕との相性が良く、特に蜂蜜レモンは、本当に香り高い芳醇な風味になるんですよ。
そのエキスを甘酒に投入、夏に冷やして飲むと体が喜びそう、というのが酒粕女子の妄想です(汗)

ちなみに、これから会津で蜂蜜の購入を考えている方には「そば」には注意。
これはかなり個性派です。
どちらかというとお菓子や飲み物よりお料理向きかも。
くせのある素材には決して負けない風味を備えています。

私は、「紅茶豚」のたれに加えるのですが、八角などとの相性が良いように感じます。
たれはドレッシングにリメイクされますが、タマネギなどスパイシーなものと合わせると素晴らしくその強みを発揮できるでしょう!

あと、れんげ・アカシア・マロニエなどはとても使いやすいです。
会津若松駅のお土産物コーナーでも購入できます。

お土産で両手がいっぱいになってしまったのは言うまでもないことでございました。

皆さまの旅の参考になれば、とてもうれしいです。
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飲めなくても酒蔵巡り

2014-05-07 22:51:47 | 自分にチャージ
さて、会津若松から喜多方へと入るわけですが、テーマをしぼって回ろうということで、
テーマいやミッションは「酒蔵」と「白虎隊」。

まずは酒蔵。

私は、飲酒の習慣はないのですが、人生の後半戦、ちょっとぐらいは飲めた方がいいということで、最近は少しはいただくように努めております。

なので、利き酒ぐらいが丁度いい感じです。

会津若松では、
鶴の江酒造、宮泉酒造、末廣酒造さん。
どこも観光客でいっぱいです。

ここでは、こんなお土産を買いました(自分用に)。



あーっ、また酒粕増えた~
もう、酒粕依存症やわ~(笑)

それから酒粕ジャム。
パン食べないんですが、勢いで。
振り返ってみると、いわきのトマトジャム、安達太良のミルクジャムなど、福島のジャム購入率が高いな。
その時だけ、パン食。

喜多方駅では酒樽がお出迎え。
もう今回で5回目。本当に好きなんだろうな、この街が。



喜多方に移動して、小原酒造さん、大和川酒造さん、清水酒造さん。

小原酒造さんは、お酒にモーツアルトの曲を聞かせていることで有名。
その名も「蔵粋(クラッシック)」



2月にもお尋ねした大和川酒造さん。



こちらの酒蔵見学にちょうど参加でき、お仲間も満足そう。
説明をして下さっていた方は、2月にもお会いした時に長時間、話し込んでしまったこともあり、なんと私の名前を覚えていてくださりました!

感激~(涙)
カスタマーディライト~

こうやってますます好きになっていくんですよね。
お酒買うなら大和川さんでと思っていたので、ここでは日本酒リキュール。

これも復興支援になればと思い、前回の『桃の涙』に続いて『夜ぐると』



いわきの木村ミルクプラントさんの飲むヨーグルトを使用したデザート酒だなこれ。

しかも、体に良いお酒。



穏やかに神経が緩んで行くのがわかります。

今も飲みながらブログを更新しているんですが、もしかして「桃の涙」とブレンドしたらどうだろうとひらめきまして、即実行。

おいしぃーーーーっ。

かなり女子力高めの「和カクテル」になっています。

それぞれの酒蔵が、代表的な銘柄のお酒を大事にする一方で、たくさんリキュールも出していらっしゃいます→コチラ

今回は会津ミード(峰の雪酒造)を本命としていましたが、出会えませんでした。

お取り寄せするか、次回のお楽しみとするか。



小さいのは贈り物にしてみたかったのです。



そんなこんなで、飲めない私も帰京後もまだまだ喜多方のお酒を楽しんでおります。
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森林の分校ふざわ

2014-05-07 00:07:24 | 自分にチャージ
5月3日~5日まで、南会津~喜多方・会津を旅しておりました。
2月の会津絵ろうそく祭りの時期に仕事で行って以来、まだ3ヶ月経っていないのですが、もはや第2の故郷になりつつあるよな。。。
今回はお仲間を3名アテンドしました!

今となっては、仕事とプライベートでもう数えられないほど福島を訪れているのですが、
いつも心の中に、1人でも多くの人に震災で傷ついた福島が元来いかに人をいやす力と資源を持っているかを感じてもらいたいなぁ、

そんな思いがずっとありました。

なので、今回の旅は3名の方に新たな福島の魅力を知っていただき本当にうれしかったです。
(あっ、浜通りと中通りも忘れてないですからね~)

1日目は福島県只見町にある「森林の分校ふざわ」と世界最大級のブナの原生林「癒しの森」へ。
白神山地の4倍の面積のブナ林ってどんなだ?

森林の学校ふざわは、廃校になった学校を地域の方が宿泊施設として運営しています。



本当にあったかくて、リラックスできる宿です。

1日3組、教室だったお部屋に泊まれます。
私たちの泊まったのは理科室でした。



手入れの行きとどいた床。
白線がたまらない風情を醸し出しています。



そして学校にさよならの日に卒業生が残した黒板。
大事に保存されていて、じーんとします。



荷物をお部屋に入れた後は、支配人の斉藤さんのガイドで「癒しの森」へ。



本当にブナ林は、豪雪地帯:只見の雪解けを心待ちにしていたかのように、若葉が柔らかで、この緑を表現するなら

ベイビーグリーン

だな。。。

初めての方は、ガイドさんに付いていただくのが◎

特にGWのあたりは、冬眠から目覚めた熊に遭遇することもなきにしもあらず。
熊の爪痕がついた木もありましたし。

ブナの寿命は長生きなもので300年~350年。
中が空洞になって朽ち果てた大木。



ある日突然倒れるらしい。
ちなみにこの木は、若い木を巻き込んで折れていました。

森の木も、例外なく生存競争があり、
面白かったのが、山桜が生き延びるために、ブナよりも日を浴びるために高く高く延びていること。
写真は取れませんでしたが、あんな背の高い山桜見たことないし。

また、木と木が絡み合って、対決した後、最終的に木からの強い木に統合されていくさまなど、植物の動物的側面を見ました。

そんな楽しみを教えてくださったのは、宿の支配人の斉藤さん。
もう、この森の達人とも言えるお方で、質問にも的確に応えてくださり、好奇心が十分満たされました!

もう1つ「恵みの森」というハイキングコースもあります。
そちらは沢登りができるこれまた素晴らしいスポットなのですが、まだまだ雪が残っていたり雪解け水が多かったりで、本格的に入れるのは、5月末ぐらいになるようです。
次は、真夏の深緑、秋の紅葉、どちらの時期に行こう?
加えて、冬の只見ふるさとの雪祭りも最高なんで余計に悩ましいのでございます。

森を後にした後は、お風呂。
町内の立ち寄り風呂の無料券をいただき、ひと風呂浴びてきました。

季の郷 湯ら里
深沢温泉 むら湯

となり合わせでどちらも清潔感あふれる町営の施設。
今回は湯ら里の方にしましたが、次回は、天然温泉のむら湯の方に行こうっと。

宿にもどって、お楽しみの夕食。
蕨・ふきのとう・こごみなどなど、春の生命力あふれる素材がしみじみ美味しいです。



期待通り、川魚と山菜のおもてなし。



こごみ好きにはもーたまらん。



そして、お米が美味しすぎ。



厨房のお母さんが、これでもかとご飯の友となるおかずを追加で出してくれるので、おかわり~。
個人的には「ふきみそ」でノックアウト。

どうしよ、お母さん手打ちの半ソバがついているのに(汗)
(半ソバと言ってもこれ1人前でしょって量)

でも、あまりの美味しさに完食!
全体的には、野菜中心だからか胃への負担が少なくもたれるような心配はなさそうな満腹感でした。

私たち以外は、リピーターさんでした。
気軽に声をかけてくださり、厨房のお母さんたちも十分におもてなしいただき本当にアットホームな雰囲気でした。

この時期の只見は、梅と桃と桜が一斉に咲くとのこと。





シバザクラやスイセン、フキノトウにツクシ。
日陰には雪がまだざっくりと残っている中で、おかまいなしに延びている。
もう草花がピッチピチで本当にビビットでした。

布沢川は、雪解け水を運び、川面は新緑を映し、翡翠のような緑。
東京で雑踏の中にいる自分がクリーニングされていくのを感じました。

東京からは、浅草から鬼怒川温泉を経由し、会津田島へ。
そこからレンタカーが便利です。

自然首都・只見。
ホントに魅力的です。

出会いの全てに感謝。
本当にありがとうございます!
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大吟醸の酒粕7.5kgって

2014-05-02 18:51:19 | 他愛もないこと
ゴールデンウィーク中ですが、今日は1日家から一歩も出ないで、読み物・書き物・たまに片付けという一日です。

明日から、2泊3日で恒例の福島の旅。
冷蔵庫の中も食材は使い切った状態なんだけど、とにかくあるのが酒粕!

お酒は、たいして飲めないけど、酒粕だけはすごい量が保管されています。

もともと、きっかけとなったのは、2月の酒どころ福島の喜多方での滞在で購入した、大和川酒造さんの酒粕。



寒い時期でしたので、お味噌汁にいれたり、甘酒にしたりしていただいたらあっという間になくなってしまい、そこから酒粕コレクションが始まってしまいました。。。

何せ、1番多い時で7.5kgを越えていたと思います。
おひとりさまの冷蔵庫(冷凍庫)に酒粕だけで7.5kgって(汗)
少量だと送料がもったないので、ついつい買いすぎた。
(消費税増税前で、まいっかでした)

もうこうなったら、
おすそわけしながら、酒粕コミュニケーション♪です。

しかも、取り寄せているのは、獺祭・醸し人九平次・楯野川・八海山の大吟醸・吟醸と上質なのばっかりが結集。
でも、粕ですから、あくまでも(笑)









以上、酒粕ライブラリーでした。

で、これらを使うとすごい料理のグレードがあがるんです。

粕汁が美味しいのは言うまでもありません。
幼い頃、母の作る酒粕で酔っぱらったことがしばしばありましたが、粕汁の美味しさがわかるのはこの年からか?!

それから、最も美味しくなるのは「塩鮭」です。
もともと塩鮭を食べる習慣はなかったのですが、めっきり増えました。
ただし、塩漬けのものから作るのがポイントです。
(酒粕自体は調味されていないのでただの切り身をつけてもダメです)



チリ産の塩ジャケがいきなり料亭風(?)の味になります。

ただ、消費はそんなにできないので、ケーキに入れてみました。

酒粕ケーキ→レシピ
材料をミキサーに入れて混ぜるだけで、簡単♪
しかもチーズケーキ風のルックス。




濃厚チョコレートケーキ→レシピはこちら
作っている時はピンとこなかったのですが、お豆腐や酒粕をバターやクリームチーズの代わりに使う発想でレシピが作られているような気がします。
数日置いた方が美味しかったです。



以上のような、ノンバターのヘルシーなケーキができました。

万年ダイエットの自分にはありがたきレシピですが、最終的には一人で食べるという点ではやっぱり危険か?

それから、素材がいいと急に「デキル人」みたいな、勘違いしそうになる。
そんな素敵な勘違いで、調子に乗っていろいろなレシピにチャレンジしています。

で、今回、酒粕のことをいろいろ調べていてわかったのですが、今のお酒は、酒粕が出ない製法で作られているものが結構あるということ。
酒粕を出している酒蔵は、古くからの製法で作られているということなんでしょうか。

それから大手の酒造メーカーは、お酒のためではなく酒粕のために酒粕を作っているそうな。

へぇ~

酒粕、受難の時代なんやなぁ。

そして本当に美味しく希少な酒粕は、しぼり後の12月~1月の間で売り切れてしまうとのこと。
どんなに遅くとも3月ぐらいまでには、いい酒粕は売り切れてしまうらしいです。
個人的にはリーズナブルなバラ粕で十分だと思います。
来シーズン購入予定の方は、ご参考までに(Amazonや楽天で購入できます)

Facebookの方に、お土産に買ったお酒や震災の復興支援で買ったお酒の写真や酒粕の写真を立て続けにアップしたら、なぜかお酒をプレゼントされることが続きました。

でも、実際にはそんなに飲めませんから。
厳密に言うと、日本酒は精米比率60%以下の大吟醸に限って飲めるだけです。しかもちょこっと。
(他はかゆくなります)

その点、酒粕のじんわり感は身体に優しく安心です。

フルーツ果汁と合わせたものを常温においておいたら、発酵してしまったり、わさび漬けもどきを適当につくったら大量にできてしまい食べ続けることになったりと
いろいろハプニングもありますが、

今年の夏は、冷やし甘酒で夏バテを解消することになりそうです。

よろしく酒粕、あと4.9kg~。
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サンキュー、大道芸

2014-05-01 07:55:22 | わがまち・杉並
4月は、例年であれば新人研修でクタクタな月ですが、今年は研修は2本だけにとどめ、新しい会社のコンテンツをかっこ良く言えば開発しておりました。

家で集中できなくなると、だいたい中野~荻窪界隈のコーヒーショップで数時間粘り、そして渡り歩く日々でもありました。
ノマドワーカーと言うよりノマドウォーカーでした(汗)

そんな中、新鮮だったのが、4月25・26日に高円寺で行われていた「高円寺びっくり大道芸2014」



おひとりさま生活も長くなると休日に家族連れで出かけるようなところにはあまり行かないため、大道芸を見るのは初めてで、あんまり期待していなかったのですが、
40ウン年間、大道芸の楽しさを知らなかったことを悔やんだほど、楽しかった!

なんで、もっと早く出会えんかったのか?

というか、きっと初めて見た芸人(パフォーマー、アーティスト)さんがすばらしかったんだと思う。

サンキュー手塚さん

あんまり比較対象はないんだけど、素人目に見てパントマイムもとてもお上手だし、芸の細かさの中には、ツボに入って涙出るほど笑えたものもいくつもありました。
あと、一瞬にして無言で観客を主人公にしてしまう巻き込みの上手さや、観客への礼儀正しさは、人前に立つ仕事をしている者としてはとても尊敬できる姿勢で、いい刺激をいただきました。

しかも、ストーリーがなんとなく昭和風(?)であたたかくって、紹介文に「愛」があるってのも腑に落ちました。

20年やっている鉄板のホイットニーも見れてよかったです。
この日の様子は→コチラ

めっちゃ面白かったです、20年やってるっておっしゃってましたが、もっと早く知っていたかった。
多分、この演目を見ると、いろんな悩みが一掃されただろうな・・・

だんだん場の一体感が出てきて、ほんとほっこりしたのが「窓」という演目。
これめっちゃ好きです。一緒にドライブしたいくらいでした!

幸せな気分になりました~
脱おひとりさま、真剣に考えるべきか?ぐらい。

一体感もあって、ハッピーな気分になるいい演目でした。

それでいて、30分ほどのパフォーマンスで使われる小道具がもうハンパじゃなかった。
これ一人で作るの?
鞄からどんだけ出てくるの?

すげーっ(驚)

あと1組見て、帰り道に思ったこと。

それにしても、大道芸人という仕事。
すごいなー、本当に好きじゃないとできない仕事だと思う。
しかも、地方巡業とかも移動はハードでしょう。

地方巡業という点では、共通点はあるものの、ネタの仕込みと合わせて準備が膨大。
鉄板ネタもたくさんあるようなのですが、流行ものを取り入れたネタなんかももちろんなさってるんだと思います。

でもでも

せっかく準備したのに、台風とかゲリラ豪雨で中止になったら私だったら泣くよ。
しかも、現地で何かのイベントと重なって人が少なかったらこれまた泣くよ。

それにしても、どうなんだろと思うのが評価。

私は駆け出し~3年目ぐらいまでは、研修後のアンケート結果によく一喜一憂しました。
でも、研修のアンケートってほとんど肯定的なことしか書かれていないので、今ではチラ見になってしまいました。

けど、大道芸って難しいなと思うのが、
どんなに客のウケが良くても、投げ銭という名の現実的な評価がついてくること。
それって見る側の価値観やマナーみたいなものもあって、盛り上がり方と一致しないこともないかなって。

んー、これは評価なのか、それとも評価ではないのか?
そういうものを越えたところにアートがあるのか??

左脳で制御できない部分にこそ何かがあるんだろうな。。。

いずれにせよ、異質な世界から感じて、考えることも学ぶこともあり、いい時間だったです。
なんだか深いな、大道芸・・・

それにしても、このお仕事って
環境は厳しい分、本当に自分の内側に強いものを持っていないとできないし、自分に厳しくないと(厳しくありつづけないと)できないと思えるんだけど

でも、そんなところは強く感じさせないところがプロですね。
しかも、とても誠実そうなお人柄とあたたかい笑顔。

そして、大空と大地の間で笑いでつながる一体感に言葉はいらなくって
みんながそれぞれの感じ方で楽しんでいる。

やっぱり、いいな、大道芸・・・

遅れてやってきたルーキー的にはまる気がしてきたゾ。

こうして素敵な大道芸への門戸を開いてくださったサンキュー手塚さんに、
心からサンキューです。

来年も、ぜひ高円寺に来てくださいね。
いや、こちらからも都内各地に出向いて見に行ってみたいです。


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2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
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