Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

何があっても大丈夫

2010-06-29 23:11:56 | 仕事のひとこま
連日、蒸し暑いですね。
暑さが苦手な私には少々の梅雨寒の日が待たれます。

5月末・6月末は、長期間の研修を終えた新入社員の方が、マナーのフォロー研修で仕上げをし、いよいよ配属となります。

私の新人時代のことを書きましょう。

カレコレ18ネンマエ

私の場合は、福島の研修施設で1週間ほどの集合研修後、配属。即日OJT開始でした。
当時のことを振り返ると、やっぱり不安はありました。

社会人になって実家を離れ、初めてのことも多く体験し、
しかも配属が兵庫県尼崎市と、コテコテの下町でしたので、金沢生まれの私には初めて見る光景も多々あり・・・。

私は、フィットネスクラブを全国で運営する会社に入社しましたので、最初はもちろん現場です。
しかも、教えていたのは、エアロビックダンス・エクササイズです。

体力こそあれ、ダンスの才能はなし。
でも、エアロビックダンス・エクササイズはダンスというより、むしろ体操です。
運動生理学や解剖学に基づき安全で楽しくて効果的にリードしなければなりません。

7月から3ヶ月間の養成コースに入り、10月のデビューまで特訓の日々でした。

研修講師と共通しているのは、エアロのコーチも、同時にやらなければならないことがたくさんあります。

とにかく、自分は体を動かしながら、指示だし(キューイング)をし、お客様とアイコンタクトを取りながら、ついて行けてない方をフォロー、メンバーに合わせて動き・心拍数の調節、音楽のピッチコントロール、空調管理などをほぼ同時に行います。

シカモエガオデ

そんな新入社員時代でした。
それ以外にも、チームの管理業務やイベント企画などがあり、まあ、良く働いたと思います。

1年目は、ホントがむしゃらでしたね。

正直、落ち込んでいるヒマもなく、愚痴なんて思いもつかないそんな1年でした。

特に、レッスン入場者数は、コーチの人気そのものです。
人気コーチに交じって、数字で評価されるのはツライと思いきや、尼崎は人情の街。
ヘタッピなレッスンに応援で入って下さるお客様に随分助けていただきました。

社員なので他の業務もあるし、まだ新人だし、と大目に見てもらうこともできましたが、甘んじるはずもなく、ただ上昇気流を作るしかなかったあの頃です。

最近の新人の方と接していると、配属後の不安が非常に強いなあと感じることがありますが、当たり前と言えば当たり前ですね。

何しろ、今の新人の方がたは、私たちが新人の時よりも、厳しい環境の中で、より早いスピードで一人前になることを期待されているように思うからです。

しかし、厳しい就活を乗り越えて入社した皆さんです。
内定まで、何度もつらい体験をし、思い悩み、涙したこともあるでしょう。

その経験を、今、私たちの年代が経験したら、立ち直るのは、若い時以上にツライと思う。
私も転職活動で2社内定いただくのに、何社書類選考で落ち続け布団から出れない日があったか・・・。

トシトルト、ウタレヨワクナルヨネ~

やる気の表現はやや控えめな、昨今の新人の方々ですが、実力・底力は多いにあると信じています。

アトハ、コウドウシナガラシコウサクゴ

若い時って、やろうと思えば何でもできた記憶があります。
無論、人それぞれでもありますが、概ね6月の雨に打たれる草木のように、今はグングン伸びる時期ではないかと。

育つ土壌が豊かな栄養を湛え、どうか元気な種が大きく伸びて行きますように。

何があっても、あなたは大丈夫。
今までもずっと大丈夫だったのだから。

再会の可能性は極めて低いのですが、受講者の方に届けたい今の気持ちです。

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5つの質問から

2010-06-28 08:36:32 | しごと・キャリアのこと
先週は、ブログ更新をお休みしていました。

週末、箱根から御殿場に行き、その足で金沢へ戻っており〆は福島と少々移動が長くなっておりましたがためです。

イチオウイイワケ

7月は、ドラッカーマネジメントの講座を2回受けておりました。
今年はドラッカー生誕100年の年であり、現在は「もしドラ」は、ビジネス書のセールスの上位を爆走中です。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海
ダイヤモンド社

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自宅の本棚には、3冊のドラッカーの本があり、再度読み直した本があります。

「経営者に贈る5つの質問」です。

経営者に贈る5つの質問
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社

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別に、経営者に限らず、それぞれの立場で自分をマネジメントする上で有益な本だと思います。

5つの質問を引用させていただきます。

1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?


です。

1について、ミッションは、既にあるのですが、改めて見直すことになりました。
考え抜く余地があるのです。

なぜなら、私にとっての顧客、顧客にとっての価値についてが、あまりにも漠然としているからです。

ということで、マインドマップで書き出してみました。



顧客について、強引に7つブランチを伸ばして、自分が提供できているであろうと思いこんでいる価値を書き出す。

書きながら思ったこと:
その価値は、そもそも顧客にとっても価値なのか?
7つの顧客のうち、直接の活動対象である顧客からのニーズから遠すぎやしないか?

しかも、最近、やってることって、「できること」「やりたいこと」に過ぎず、「本当に成されるべきこと」なのか?

つまり、新しく「挑戦的な仕事」から遠ざかっている現実にいよいよ本格的に向き合うことになった・・・

挑戦的な仕事を選ぶために、どの仕事をやめてしまうか。
それはかなり勇気が必要なことであります。

最近、ずっとモヤーっとしていたことって、そのふんぎりがずっとつかなかったことなのです。

この夏は、ターニングポイントになりそうです。

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ただ戻ればいい

2010-06-18 20:15:50 | 自分のおかたづけ
私は、研修講師としてはまだまだ若手ですが、年齢はもうダイの大人以外のナニモノでもないです。

研修で、若手やよりよく仕事をすることを諦められない受講者の方々と接していると、正直、老けこんでいる場合ではないと思う毎日です。

先日、全く旬ではない北京オリンピックのリレーの動画を用いた記事を書いたのですが、あの時、第一走者の塚原選手とアンカーの朝原選手は、年の差が13歳でした。

勝利の瞬間の喜び爆発の抱擁や何度も肩を抱き合って喜びを分かち合う姿に、

走る目的は違うかもしれないけど、同じ夢、同じ目標に向かって鍛錬する人たちに年齢の壁は大きな問題ではないことを思い知ります。

しかし、体力的には壁は間違いなくあります。
朝原さんは、レース後のインタビューの中でも、素直に不安を語っていましたね。
若手だって、何とか楽に走らせたいと思うもの。

正直、35歳を過ぎてトップアスリートで在り続けることは、私たちの想像を絶する世界です。

朝原選手は、専属コーチをつけなかったそうです。

これも1年以上前に、新聞で読んだことなのですが、せっかくの自分という自律可能な人間を、他者に任せるなんてもったいないみたいな内容のことが書かれていて、甚く感動した記憶があります。

同年代のアスリートがどんどん減っていきます。

現役続行しているのは、メジャーなところでは、中山雅史、三浦知良選手、プロ野球では47歳の工藤公康選手はもはや私の中では崇拝の域の方です。

体力は衰え、プレイの出番は減りながらも、今もなお、自律可能な心身の主(あるじ)であります。

若手にとっては、幼い頃からのヒーローであり続け、すごく尊敬されていて、憧れの存在。

私は、そもそもアスリート気質なので、こういう姿に感銘を受けてしまうんです。

私の現役アスリート時代の10km走のレース記録は49分台です。
今、実はその記録を更新しようと計画しています。

若さにまかせて乱暴な走り方だったあの頃よりも、今は自分の体を、多少なりとも知っていますし、フォームを理解できています。

怪我を防ぎながら、目標を持って、計画的に練習すれば、あと3分を縮められるような気がしています。

キホンハドエムナンデ、アンガイオイコムノオッケーナンデス。

静かにアスリート魂が復活している最近の私です。

もしかしたら、自分らしさに自信が持てず、無理して別の自分になろうとしていた私が、取り戻したかった自分は、こういう自分なのかもしれません。

ナントナクオサマリガイイ・・・



ただ、何かに夢中になっていた頃の自分に戻ればいい。
走っている時や、筆を握る時にそう思えるのでした。

週末は遠出です。

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リレーが教えてくれること

2010-06-16 00:38:46 | しごと・キャリアのこと
少し前になるのですが、「ブレークスルー思考法」という思考を学んだ時に、授業の中で、
男子陸上競技の世界記録が話題に上りました。

男子400m世界記録:43秒18
男子4×100mリレー世界記録:37秒10

それぞれの記録は、樹立した選手も、時期も違うので、単純な比較はできないのですが、この数字から読み取れることとして、同じトラックを1周するのに、1人で走るよりも、4人で分担して走った方が記録が6秒08も早い事実。

関心を持ったこともなかったので、軽い衝撃。

あれから、5か月経って、このことがずっと頭の隅に残っていました。
気になって100mの記録とリレーの記録を比較してみました。

男子100m世界記録:9秒58
男子4×100mリレー世界記録:37秒10

リレーの記録を単純に÷4(人)してみると、1人あたり9秒28となる。
0秒30も世界記録より早くなる。

これも気にしたことがなかったので衝撃。

まあ、冷静に考えれば、リレーゾーンでバトンを受け取る時に、既に加速している状態で走り始めるためトップスピードに近い状態で走れるので、リレーでは、1人当たりの100mのパフォーマンスが世界記録を上回ることになるんですよね。

北京オリンピックで日本男子チームが銅メダルを獲得したレースが感動的で忘れられなかったことも、私に柄にもなく計算機を叩かせた要因です。

何度も泣けるレースである・・・
応援している為末大選手も男泣きしていますし。




4名選手のコメント⇒コチラ

チームワークってこういうことですよね。

1人当たりの仕事量が増え、他の人の応援に回れないとか、1人で完結しなければいけない仕事が増えているとか、働き方や働く人の背景がそれぞれ違うこと、評価制度が個人主義的な仕事の仕方を当たり前にしてしまったとか、いろんな要因があって機能しにくくなっているチームワークです。

うまくいっているチームは、はっきりとした目的・目標のもとに、年代とか性別を超えて、持てる力を発揮し、お互いの立場を尊重しながら、思いやり、調整し補い合い、信頼し、感謝し、喜びあい・・・

力を合わせて仕事をすれば、スピード・クオリティアップにつながることを知っています。

仕事で抱える悩みが多い世の中ですが、救世主はひょっこりやってくると思えないし、結局は、そこで働く人の1人1人の力で状況を変えていくことなんだろうと思います。

個人で仕事をする私ですが、長期的な契約を結んでいるお客様とは「協働」だと思って仕事をすることは、常日頃忘れないように心に決めています。

今日は、メンタルヘルス系の研修のテキストを作りながら、そんなことを考えていました。

南アフリカで戦うサムライブルーも新しい感動のチームワークを見せて欲しいですね。

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あじさいの道を走る

2010-06-13 21:44:34 | ビジョガーへの道

今朝のランニングはスタートが遅れて、8時過ぎに自宅をスタートとなりました。

朝ランの場合は、これからのシーズンも遅くても7時半には家を出ないと、気温と日差しに勝てないです。

ダッテアツイノ、マジデダメナモンデスカラ・・・

今日は、池袋まで、片道8km程度を往復します。
新しいウエアで走ります。

先週の疲れが抜けていないところに、手首を痛めていた間に休んでいた、「BODY PUMP」を再開したので全体的にうっすらと筋肉痛。

復路は、昼食の食材を購入し半分ぐらい歩いて帰ってきました。

明治通り、目白通りで梅雨を待つあじさいが鮮やかです。



深いブルーのあじさいを見て、気分が鎮まる自分です。

お昼寝した後は、読書に没頭し、明日の研修の最後の準備と、他愛もない休日です。

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おかきについて

2010-06-11 23:46:35 | 他愛もないこと
先週末のレースで何年振りかで日焼けしました。
腕がシャツに擦れると痛いという週の始まり。

仕事量のわりに、今まで考えたこともないことを形にしたり、交渉ごとが多く、精神的に疲れた週でもありましたので、ゆるいネタを書こうと思います。

走るようになってお菓子は控えるようになっていますが、禁欲的な生活を送るほどではありません。

イヤ、ヤセルニハモットキンヨクテキニナルベキヤロ・・・

そんな訳で、最近、コンビニで目にするおやつで危うくハマりかけているのが、「亀田製菓」のおかきです。

言わずと知れた日本を代表する米菓のメーカーですね。

それにしても、最近の商品企画力はスゴイなぁ・・・って感心してしまいます。

「ハッピーターン」ってロングセラーのおかきって一度は皆さん食べたことありません?
ところで、表面に着いたハッピーパウダーがナント!200%・250%に増量されてるの皆さんは食べたことありますか?

250%はセブンイレブン限定です。



私は、たいして好きでもなかったのに、キョーレツなまでに濃いぃ味わいにドーパミン出まくりです。

本来のベーシックなのが食べられなくなってしまいました。

それから、これもなかなか夏っぽい味わい。
枝豆の味わいがいい感じで広がります。



久しぶりに、食べ始めると止まらないヤバい感じです・・・

そして、ワサビと島ラー油のおかき、これはどちらも正直言ってハマりそうです。
食感もふんわりしており、コンビニ菓子としては秀逸です!




差し入れしたら「オイシイ!」「ウマイ!」を連呼されました。

これって定番になるのかなぁ・・・亀田製菓さん、切に希望!

おかきなどの米菓はおばあちゃんのお菓子だと思っていた子供の頃。
今ではすっかりシミジミ味わってしまう私って・・・。

今日は、コンビニで購入できる他愛もないおやつのお話でした。

では皆さんよい週末を!


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第46回六無月東京喜多(北)マラソン

2010-06-06 18:59:50 | ビジョガーへの道
今日は、2ヶ月半ぶりに10kmのロードレースに出て参りました。

これ以降はもう秋まで首都圏では大規模なレースはありませんので、走り始めからの伸びを測るためにも。

朝から、ビタミン剤と鎮痛剤を仕込む・・・

そう、体調は、女性としては1カ月のうちで最もキツイ日がレースと重なりました。



しかも、10時過ぎスタート時には、気温が上昇し、腕がジリジリと日焼けの予感。

走ったのは、荒川土手です。
「3年B組金八先生」のあの川景色を横目に走りました。

前半、スピードが予定よりも出過ぎてしまうのを何度も押さえようとするのですが、思うようにいきませんでした。

特に3km~6kmがしんどかったのですが、後半はゴール地点にある橋を目標にペースを落とさず頑張れました。

ちなみに、今回の目標は、

*ウォームアップを真面目にやること
*体調に反して無理せず、55分以内で走ること

成績は、
女子10km:337人中24位
タイムは53分41秒でした。



ナント!前回から、2分2秒短縮しました。

完走後のポカリスウェットと皮ごとマルカジリの林檎が最高です!
運営側の皆さんありがとうございましたっ。

それにしても、体調が最悪なのに、このタイムが出ているのはナニユエに?
しかも、今の自分の体重で、このスピードが出ているのもこれまた不思議なもので。

鎮痛剤が全ての苦痛を忘れさせてくれたのか!?

筋力、筋持久力はそれなりにあるのですが、最近は、やはり足への負担を感じています。

今履いているシューズは「New Balance」なのですが、かかとのクッションが硬いのが気になっており、次のシューズを物色する中で、知ったのは、あと0.5cm大きいシューズを履いた方が良いということ。

実は、この2週間ほど、時々、親指のあたりに、キリッとした痛みがあり、自分では「種子骨障害」なのではないかと踏んで、テーピングをして走っていました。

足にあった、新しいシューズが見つかるまでは、ラン以外のトレーニングを中心にして、たまに5km~10kmぐらいを当たり障りなく走ることにします。

次の10kmは50分前後で走れるように練習します。
達成できるかは減量にかかっています。



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後生畏る可し

2010-06-05 18:10:56 | しごと・キャリアのこと
今朝のNHKのニュースで、早稲田大学の男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」が紹介されていました。



ハンパナイ「エガオダンシ」デシタ・・・

仲間を信頼できなければできない爆発的なパフォーマンスに、
「チームワーク」は死語ではなく未だ健在の社会なんだと安堵します。

しかも、チアリーディングチームを応援する人がいる・・・

彼らも、大学を卒業していつか社会人になります。

ちょっとやそっとのネガティブ要素など寄せ付けもしなさそうなその笑顔は
不機嫌な職場を必ずや変えてくれるものと期待します。

さて、

私は、研修では自分より年下から同年代の受講者の方と時間を過ごすことが多いのですが、
昨日の研修で確信しました。

年長者から見て、経験不足と思える若手であっても、これからの時代は、
間違いなく彼らが力をより一層の力を発揮して、失敗しながらも力強く仕事を進めて
成果を出す時代です。

横たわる年代ごとに異なる常識の違いは、目くじらを立てる代わりに、
お互いがお互いの常識を受け入れ合い、補い合うことで解決できるように思うのです。

熱心に知ろうとする、粘り強く考えようとする、吸収しようとする態度、柔軟に気づく力、
もっと学んでみたいという意欲に溢れ、理想をまだ諦めきれない、
そんな若手はもっと活躍すべしですよ。

私は92年の入社なので、バブル末期から崩壊の時期に社会に出ました。

その後、就職氷河期を乗り越えキャリアを形成していくために、
高校・大学はキャリア教育に力を入れ、少子化社会で大学も生き残りのために、
就職支援に知恵を絞っているところも多いかと思います。

仕事について考える機会は、私たちの世代より間違いなくある。

そんな中で、仕事理解、自己理解などを通じて、真剣に働くことに向かい合っても、
100社応募して1社しか内定がもらえない。

経済状況が、1年ごとに就活に及ぼす影響も異なっていたり、親の世代のリストラを見ながら、
ただやみくもに頑張るだけではダメと知り、人や社会を簡単に信じない。

そんな中で、様々な解決策を見出し、自分なりの成果を得ようと、情報収集したり、
自分なりもモチベーション管理方法を、試行錯誤しながら、

経済成長が期待できない世の中で社会に出る彼らには、それなりの覚悟があるのではないかと、
私は思っています。

そんな覚悟のある若手から、私たちの年代はどう見えているのでしょうか?

自分の研修は、その覚悟に応えているのか?

この記事の内容は、前から書こうと準備していたのですが、後押ししたのは、
最近ハマっている論語・・・

子(し)曰(いわ)く、後生(こうせい)畏(おそ)る可(べ)し。焉(いずく)んぞ来者(らいしゃ)の今(いま)に如(し)かざるを知(し)らんや。四十(しじゅう)五十(ごじゅう)にして聞(き)こゆること無(な)くんば、斯(こ)れ亦(また)畏(おそ)るるに足(た)らざるのみ。

意味をすごくコンパクトにまとめるなら、

後の世代を、侮ってはならない。いつか自分たち以上になる可能性があるが、
40・50になっても評判が聞かれないようなら見込みがない。

うっつ、40代になった自分には厳しい一節でもありますが・・・(汗)

多分、読む方によって、別の解釈ができるかと思います。
論語は読む時期によっても解釈が変わる、というのがわかります。

研修を受講する相手の立場を整理してみた帰りの特急電車でした。

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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ