Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

金沢のお雑煮

2020-01-02 14:37:57 | ふるさと・石川
2020年、令和初めてのお正月を迎えました。

今年は、暖冬のようです。

お天気はよくも悪くもないですが、2日の段階でまだ家から外に出ていません。

両親も高齢となり、また母は3年前から台所で何かを作るということが無くなりましたので、

私がお正月の食事を作ることになっています。

伝統的なおせち料理を作ることも大事にしたいなと思うのですが、

そもそも食べきれなかったり、

保存食という意味合いもあるのでしょうけど、砂糖が多い料理を無理に作るというモチベーションが持てず

食べたくないものを慣習だからという意味で作るのはやめようということで、

普段、習慣にしている保存食づくりをベースに、ちょっとだけお正月仕様に仕立てています。

一方、丁寧に作りたいと思っているのは、お雑煮です。



金沢のお雑煮は、角餅、すましを基本にして、青菜(もち菜・みつば・せりなど)と柚子をトッピングした質素なものです。

数年前には、「だしってどうやってとるの?」って状態だった私ですが、

お正月限定、渾身の1番だしで、お雑煮を作ることは続けたいと思っています。

そして、2番だしで翌日以降のお味噌汁も、至福の美味しさとなります。

新年には、そうやって丁寧に暮らすことを誓うのですが、

だんだんと時短料理に傾いていく・・・(汗)

だからこそ、新年はこういう時間を大事にしたいと思いました。

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金沢で能を観る年にする

2019-01-19 09:09:55 | ふるさと・石川
年が明けて半月。
例年になく、早くお正月気分が消え失せて、ごく忙しい毎日が続いていました。

平日は出張。週末は金沢で、家事や仕事の準備。
そういう二拠点生活が本格的になっていくのだろうなと思っています。

先日、二拠点生活の特徴として「飲みに行く回数が減る」というのを見つけて「あー、そうかも」と思いました。
1人の時間にやることが盛りだくさんだからです。

で、

年明けから映画を観たりもしたのですが、今年はようやくこういう余裕を持とうと決意しました!



能を観よう!ということで「石川県立能楽堂」へ。



金沢は「加賀宝生流」という能の流派の伝統が受け継がれております。

数年前からこういうたしなみを持ちたいと思いつつも、行ってみるものの寝てしまい、モチベーションは玉砕する経験を重ねていました。

で、今年は予習を決意しました!

これで眠くならない! 能の名曲60選
中村 雅之 誠文堂新光社 売り上げランキング: 410,919


新規一転して観てみたのが「竹生島」という演目でした。

この本にも紹介されている代表的な演目なのですが、開演の前に解説があったり、資料があったりして、今回はストーリーを楽しむことができました。

「アイ」という間にちょっと狂言のようなコメディが入っているのも面白かったです。



2019年の予定を観ると、50回以上つまり週に1回以上は能を鑑賞できる金沢です。

祖父が、大工をしていて「謡曲」をやっていました。
当時は、上棟式で「高砂」を謡ったりした時代だったと思います。

老若男女が舞台に立ち、伝統を受け継いでいくその姿にはジーンとしました。

この古きを守っていくことが、金沢の街の一つの使命と感じ入ることがあります。

なかなかそういう一市民にはなれませんが、今年は観ることを楽しんでいきたいと思っています。
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今年も金沢の冬の味覚:大根ずしを手作りしてみた

2018-01-07 22:52:46 | ふるさと・石川
昨年に引き続き、今年も漬けました「大根ずし」。
石川・富山で冬の寒い時期に食べる郷土料理です。

主に大根と魚の麹漬けという風情です。

かぶらずし」の方が、知られているかもしれません。

大根3キロ漬けました。参考にしたレシピは→こちら



我が家は、大根にしめ鯖を挟んで麹(甘酒)で漬ける方式をとっていますが、

ザクザク切った大根とニシンを麹で漬けるというのがオーソドックスみたいです。

大根の塩漬けに5日、麹に漬けて4日(本当はもう少し漬けたかったが待てず)で完成しました。



麹に漬けてからが少し浅かったので、お味が心配でしたが、問題ない仕上がりでした。

子供の頃は「こんなの絶対食べられない!(不気味)」と思っていましたが、今は、たまりませんね〜

時間とともに味が変わっていく楽しみもあります。
購入するとそれなりのお値段になりますので、もう断然手作りです。

母も高齢になり、主に作業は私が担当しながら、作り方を習いつつ。
来年は1人でできるようになっているかもしれません。

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スマホのカメラで兼六園周りの桜を撮ったら意外にも美しく撮れた

2016-04-14 12:25:42 | ふるさと・石川
久しく更新しておりませんでした。
冬の間、身体の痛みがちょっとひどくて大変でしたが、何とか身体の調整が進み、近年でもっとも身体が整っている
感じがします。

ぎっくり腰が、最後の宿題かのように「どう乗り越える?」と問いかけてきたのですが、
もうこの痛みは、「痛い!」とキレてみたところで、受け容れることならできるし、痛くないところは寛ぐことも
できるので、「まいっか」と思って、少し良くなったところで花見に行っておりました。

金沢と言えば、やはり桜のメッカはここ兼六園周りでしょう。
大学時代はこのあたりで過ごしたので、愛着もあります。



お城の櫓にはあまり執着しないで、ぼんぼりをなんとかきれいに入れられないかなと思って撮ったらこんな感じ。
意外と上の方の桜が浮き出てきれいに撮れました。



ここは、大学時代の花見の定番スポット。今は、人影もまばらでひっそり。
でも、ここからの桜は、昼も夜もやっぱり絵になるかな。

ソフトでほんの少し加工してみたのですが、いい感じに撮れました。

>

ここは昔は大学の学食があったところでしたが、こうしてお花見の時期にたくさんの方に桜を愛でていただき
「いまむかし」を眺める桜、どんな気持ちなんだろうなと。

それにしても、iphoneから、カメラ機能の充実したスマホ(Android)に変えたのですが、
意外にもきれいに撮れていてビックリでした。
一眼レフも持っていったのに、なかなか活躍機会がないなぁ。

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石川のおいしい魚をさらにおいしくする影の立役者とは

2015-10-06 08:36:39 | ふるさと・石川
北陸新幹線の開業で、秋の行楽シーズンの週末はますます観光客の人出が予想されます。

もうこうなったら地元民は金沢市内に外出しても窮屈な想いをするのは致し方ないということで。
さらに、「金沢市民の台所」と言われた近江町市場ももはや「観光市場」の風情です。

金沢港まで5分ほどのわが家は、新鮮なお魚を買い求める際には
最近はもっぱら「金沢港:いきいき魚市」に出向いております。

だいたいは地元ナンバーの車が並ぶのですが、週末は県外ナンバーの車もチラホラ。
通路も広く、お買い得品に出会えると夕食は一気に華やぎます。

先日も、訳ありで頭をとってしまった甘エビ。
もうこれは、東京で食べていた甘エビの2倍はあるでしょうという肉厚っぷり。
甘エビを見直しました。。。

で、母が海鮮丼を食べたいというので購入。
お値段は800円、多分近江町市場でこのサイズのものは倍額になると思います。
これは地元民の特権ですね。もちろん裁きたてのお魚もあって新鮮さは言うまでもなしです。



ちょうどこのエリアにはお醤油の産地:大野町があります。
金沢の味覚は、この町の醬油とともにあると言っても過言ではないでしょうね。
甘みのある「うまくち」醬油は、主張しすぎることなく素材の味をまさに「黒子」のように引き立てます。

ご縁があって、顔が見えるお醬油のメーカーさんがありそこで知ったのが、このお醤油!

大野紫



伝統の製法で復刻した幻のお醤油。
わが家でも賞味させていただきましたが、すこしまったりとした重みをもちながらまろやかな醬油には
口に残るしょっぱさはなく、甘み・うまみはあるけどキレがあるそんな感じが印象的です。

(お値段もなかなかラグジュアリープライスなので、大事にいただいております)

地元の食材にあうようにお醤油の味や製法が伝統的に受け継がれたり、発展したりしているのですね。

こういう秘密は、金沢の旅の初心者ではわからないかと思いますから、
2度、3度訪れることでぜひ知ってもらいたいなと思う地元民の願いです。

この地域は、伝統的な街並の保存がなされていたり、日本のロボットの先駆けとなった「からくり人形」の
石川県金沢港大野からくり記念館」もあったりして、おいしいお魚を食べて半日以上は楽しめるエリアです。

込み合う金沢の中心部もいいですが、こちらもおすすめです。
(夏の禅旅でも立ち寄らせていただいておりました⇒コチラ
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能登を巡る観光列車(花嫁のれん号・里山里海号)のクオリティは確かに高い

2015-09-25 12:54:52 | ふるさと・石川
先日、総持寺祖院の「ぜんのきらめき」のことを書きましたが、その時は北国観光という旅行社の
バスツアーに参加したのですが

金沢〜七尾まではツアーバス、七尾〜穴水まではのと鉄道「里山里海号(ゆったりコース)」、
穴水〜輪島〜金沢はまたツアーバス、という変則的なツアーでした。

これが非常によかったです。

七尾で降りて、七尾駅で乗り換えると、七尾駅には石川県の婚礼の慣習である「花嫁のれん」が
出迎えます。



挙式の日に、花嫁が自宅から出る時にくぐる為だけののれんです。

そして、運良く10月3日に走り始める「花嫁のれん号」とご対面。
外観も非常にうつくしいのですが、中はさらに美しいはずです。だって⇒コチラ



私たちの乗った「里山里海号」。



外観は、好天に恵まれたこの日の能登の青い海そのもの。

中は、輪島塗を初めとした伝統工芸の調度品がとても品よくしつらわれておりました⇒コチラ

中でもなかなか全国的には知られることがあるのかないのか微妙な「田鶴浜の建具」。
レベル高いな。。。

そして、ところどころの見所ではスピードを落とし、ガイドさんがご案内をしてくださったり
外に出る時間も作ってくださっています。

お弁当をいただきながら、好天に恵まれたこの日は本当に絶景続きでした。
桜の名所もあり、春の桜の時期、晴れた空、青い海、咲き誇る桜とイメージしただけでも最高です。

心がこもったご案内と、穴水ではホームで三味線の演奏が迎えてくれます。
能登の観光客へのおもてなし、金沢とちがって素朴であたたかくてジーンとします。

ただし、この列車、運行日が決まっているのと切符がとりにくいことが予想されます。

そんな時は、石川県内の旅行社のホームページをのぞいてみるのもいいかもしれません。
日帰りの能登ツアーは、その時その時の旬な能登が味わえるパッケージになっているかもしれませんので、
諦めないで乗ってみてほしいなと思います。

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酒どころ石川の酒粕

2015-06-28 19:45:11 | ふるさと・石川
そんなにお酒は飲める方ではないので、愛すべきは酒粕という私。

ここ数年は、酒粕を冷蔵庫に常備してまいりました。
特に夏の暑い時期、梅と並んで酒粕も夏バテ防止に活躍してくれていました。

去年は7.5kgを消費したんだなぁ→昨年の様子

昨年までは、東京にいながらインターネットでお取り寄せしてきた酒粕ですが、
Uターンした今年は、地元の酒蔵の酒粕が冷蔵庫にスタンバイです。



昨年大活躍した「獺祭」の酒粕はスムージーなんかに入れても残ったアルコールがあまり気にならず
朝からでも平気だったのですが、

わが地元のお酒はちょっとアルコール残量が多く感じます。
かなりアルコールリッチで、私は、酔います。

なので、もっぱら夕食や食後のデザートに使われています。

写真の中でも、

「農口」の酒粕、これは本当に地元の特権ですね。

一昨年前ぐらいから「獺祭」に熱狂した首都圏ではほとんど目にすることがない「農口」

「農口」とは、加賀の銘酒「菊姫」「常きげん」でお酒を作られた伝説の杜氏:農口尚彦さんが
一旦は引退しながらも、再度カムバックして作ったお酒。

いやー、すごいな。。。



NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」に出演されていてお名前は知っていましたが、
その後、紆余曲折を経て今もなおお酒を作っていらっしゃることを知って、
酒造りへの底知れぬ情熱にただただ憧れに似た感情を持っています。

飲み比べられたらいいのに、肝心のお酒が飲めない私。。。



NHKBSで放送されていたドラマ「リキッド」見ていてちょっと
農口酒造さんが重なったかも。
でもあくまでノンフィクションのドラマでしょうから。

で、

もっとお酒飲めたらな〜と思いつつも、目下「酒粕ミルクアイス」にハマっており、
適当な配合で作ってもかなりリッチな大人風味に感じに仕上がる酒粕たちを目一杯楽しんでおります。

石川県はお酒をはじめとした発酵食の宝庫です。
何せこんなプロジェクトがあるくらいですから→発酵食大学
特に白山市方面の酒蔵めぐりなども楽しそうです→コチラ
ぜひお越し下さいませ。
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よろしく「かがやき」

2015-03-17 01:06:13 | ふるさと・石川
特急「はくたか」で、金沢から東京へ向いましたが、
帰りはいよいよ北陸新幹線です。



東北・上越・北陸新幹線のホームもにぎやかになります。
そして電光掲示板にも「かがやき・はくたか・つるぎ」の名前が登場します。

かがやきに乗車です。
上野・大宮・長野・富山・金沢に停車。金沢まで2時間28分です。

この日は、やっぱり撮影するでしょう。。。
ということで、いつもはギリギリ乗車の私ですが、丸の内のオフィス街をバックに撮ってみました。



ずいぶん、iPhoneでもうまく撮れるようになったなぁ。

さて、乗った感想ですが、長野までは長野新幹線には何度も乗っていたのであんまり違いはなく、
ただ、その先は1時間で金沢なので、けっこうあっという間。

富山から金沢が18分なので、富山を出てから仕事道具を片づけはじめると
ちょっとバタバタするほど早いです。

で、

駅に着いてびっくりしたのは、両脇に新幹線が停まっているんですが、
色がクリーム色の北陸新幹線、光が反射して非常にまばゆい。。。



何となく、これでUターンした実感が持てた感じがします。
多分、あまり不自由なく東京と金沢は行き来できると思います。

人口過密地帯の首都圏から、UターンやIターンの方が増えるといいなと思います。
本当は、雇用に貢献できるように会社を発展させることができればと思いますが、
現状はそのような業態になることは考えていません。

いろいろ様子を見ながらになりますが、移住したメリットを最大に活かして、
内に小さくまとまらず、外向きに今まで通りの感度でやっていきたいと思っています。
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さよなら「はくたか」

2015-03-13 23:30:24 | ふるさと・石川
3月13日、北陸新幹線開業前日。
東京への出張で「はくたか」に乗りました。



この日までは、
金沢〜越後湯沢まで北越急行の線路をつかった特急「はくたか」と
越後湯沢〜東京まで上越新幹線を使ったルートで行き来をしてきましたが、
この日がラストランです。



このルートは、1997年からの運行ですから、私の関東在住時の帰省はほぼこのルートで
移動をしてきました。

その間、いろいろなことがありました。
東京での生活がごたごたし、帰省したくなかった時期も、
両親の調子が悪くて、頻繁に帰った時期も、
いろいろありました。

年末には、指定席をとるほど几帳面ではないので、席が取れるか心配しましたが
ほぼほぼ坐ることができる巧みな座席とりのスキルを培うことができました。

風には弱く、台風の時にはヒヤヒヤしながら移動しました。
雪の時は、新潟に入って一気にスキー場に来たような気持ちになる景色も
もう見ることはできません。

ちょっとセンチメンタルな気持ちになりながらの最後のはくたかの時間でした。

直江津駅で住民の方が、たくさんホームに出てお見送りくださいました。
在来線を最高速度で走ってきた特急はくたかは鉄道ファンの中でも人気が高かったと
聞いています。

私の乗った電車は同じ日に運行を終える「北越」の車両でもありました。
1つの時代が終わった感じがします。



そんな、はくたか最後の日、北陸新幹線の開業前日でした。
これまでありがとうございました。

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加賀の色壁

2014-08-19 21:43:56 | ふるさと・石川
実家の引っ越しを終えるやいなや、腰痛が再発しました。
実に10年ぶりではないかと思います。
激痛は安静にとはいいますが、整体の先生に処置していただき、その後安静にしておりまして
翌日は歩くのは平気な状態になりました。

そんなドタバタ劇があり、12日間も帰省してしまうことになろうとは。

で、腰痛とは関係ないのですが、引っ越しネタをクローズするために

Facebookに投稿したらことのほか反響が大きかった引っ越し前の実家の座敷を紹介します。



実は、金沢の方では、座敷の壁が色壁であるところがあります。
赤や群青、紫なんかもあるそうです。

わが家は、群青色でして、江戸時代に立てられた成巽閣という加賀藩の奥方様のお屋敷のお部屋にルーツがあります。
群青色は高貴な色とされ、人をもてなす部屋に使われるとのこと。
今でも、旅館などには群青色の壁の客間があるようです。

若干、父が奮発した物と思われます(汗)

父の設計した家は、生活上、謎な部分もありましたが、この部屋だけは明確なこだわりがあったようです。

この部屋では、本家のわが家には法事で親戚が集うことも幼い頃は多くありました。
その他は、父の仕事がらみの職人さんたちと麻雀(?)

私は、この部屋で小学校の頃、器械体操のマットの練習をよくしました。

ありがたみがあまりわからなかったにしても、あまり大切に扱われた感のない部屋でした。

せめて、ブログに残して多くの方に見ていただければ幸いです。
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しあわせだるま

2012-10-20 12:32:55 | ふるさと・石川
10月の上旬1週間ほど金沢に帰省しておりました。
10月6日に金沢21世紀美術館の周辺で出会った『しあわせだるま』を紹介します。



石川県の加賀地方を流れる「手取川」の河口がある美川で集めたまろかやな石に、だるまの絵が書かれたものなのですが、

もー、めちゃくちゃかわいいです。



かなりなごむ・・・

帰省中にあった同級生にプレゼントしたらたいそう喜ばれました。

プレゼントした後、1つだけ残っただるまを見て、もっと欲しくなったんだけど、買い足しに行くこともなく、たった一つ愛でることにしました。

癒しは、数の問題ではない。

もし買い足しても、プレゼントしても手元に残るのは1つなんだし。

また別の機会に楽しみと喜びはとっておこう。

こんなにたくさんある中から4つ選ぶまでの時間の会話はとても楽しかったです。



ネット上探しても、あの作家さんのHPは見当たらず、次はどこでお会いできるんだろうと思う。

一期一会と思ってはいたけど、またどこかで出会えると思えてきた。
こんなに願っているのだから。
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武士の家計簿

2011-01-03 17:30:09 | ふるさと・石川
新春3日目。

今日は、父・母・姉と4人で映画を見てまいりました。
見てきたのは、標題にあります「武士の家計簿」です。

幕末の加賀藩の御算用者(ごさんようもの:会計処理の専門家)である猪山家を描いた実話です。

栄華を極めた加賀百万石も、幕末の窮状は他の諸藩と変わりなく、また藩主の意思決定もおぼつかない。

そんな藩も下級武士の暮らしも楽ではない中で、

猪山家が、刀ではなく「そろばん侍」として生きていく暮らしぶりは、清貧なれど、力を合わせ、明るくユーモラスに描かれており、涙あり笑いありの映画です。

特に、堺雅人演じる猪山直之の「そろばんバカ」として生きる覚悟と、息子の直吉(後の成之)が、人の情けより「そろばん」を重んじる父に反発しながらも、
海軍の担当者として幕末から明治を生きるに至る葛藤と誇りが一族の守り通すもの(決してお家芸だけではない姿勢)の気高さを十分感じさせ胸を打つものでありました。

映画の終盤にちょこっと紹介されていました。

直之の息子:成之が「筆とそろばん」の腕を買われ、いち早く海軍の要職に就き、その息子:綱太郎は、海軍大佐として活躍し、「坂の上の雲」に描かれる秋山真之と海軍で同期となるとのこと。

後の大久保利通の暗殺が、旧加賀藩の氏族によってなされたことから、大藩である加賀藩がその後、新しい政府の下で存在を示せていない中で、時代の波に乗りながら新しい日本を生きていくことになった猪山家。

本を読んでいなかった私ですので、意外な加賀藩のその後を見たように思います。

ちゃんと読もうと思いました・・・

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)
磯田 道史
新潮社


それにしても、家族4人で映画を見たのは初めてかもしれません。

自営業であった我が家にも危機は何度かありまして、その度に、父と母は苦しい思いをしながら、娘2人には十分な教育を受けさせてくれてことがつくづくありがたく思えました。

母は、我が家の「そろばん侍」でしたね。

無事、金婚式を迎えた両親と見た映画は、深く刻まれるものがありました。

外は雪ですが、暖かいお正月を迎えています。

金沢への観光客は、今年は少し増えるかもしれませんね。

映画『武士の家計簿』で巡る百万石の金沢
クリエーター情報なし
時鐘舎


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香箱カニの内子

2010-11-28 21:44:31 | ふるさと・石川
本日は、良いお天気でしたので、朝から1週間ぶりにランニング。

練馬の光が丘公園まで走り、公園内をぐるっと走ってから自宅に折り返そうと思ったのに、帰りは、方向を間違えてかなりのオーバーラン(泣)

帰宅後は、洗濯に掃除、保存食作りをしておりましたら、あっという間に「龍馬伝」最終回の時間となりました。

今日の夕食は、鮭とキノコの炊き込みご飯に、実家から送られてきたズワイガニの雌こと「香箱カニ」

過去のブログにも登場しているのですが、北陸の冬の味覚であり地元限定の珍味ですね。
しかも漁が許されるのはたった2カ月だけ。

過去の記事⇒コチラ

ズワイガニに比べれば小ぶりでお値段はリーズナブルなんですが、甲羅の内側にびっしり付いている「内子」は、たまらんですね・・・



カニみその一部らしく赤くてコクのある内子を黙々と食べる夜です。

母上に感謝!

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至福のノドグロ

2010-03-23 15:15:33 | ふるさと・石川
金沢からの列車の中から更新しています。
恒例のお土産の買い物は、昼前に近江町市場で済ませてきました。

近江町市場と言えば、金沢の台所です。

大学時代は、近江町市場の中を通って通学していましたし、母と街中に出た時は必ず買い物に寄っていた故郷の光景です。

少し前に改装した市場内は、道幅が広くなり、人気のお寿し屋さんには観光客が行列をしています。

それにしても、完全に観光客プライスになっていますね・・・
昔は、もう少し気軽に入れるお店があったのに。

耳に入ってくる観光客っぽい人の注文内容を聴いていると、金沢に来てウニ・いくら丼とか食べるのもどぉーなんかなぁ・・・

そもそも鮭は遡上しませんし、ウニも北海道の方がゼッタイおいしいし、しかも、トロを注文?石川県地方はマグロはおそらく水揚げされてないよ・・・

ホットイタレヨッテ?

そりゃぁ、食べたいものを食べるのが一番なんでしょうけど、老婆心から「それはチョット違うんじゃないか」と、思ってしまうのです。

じゃ何がオススメなのサ?と尋ねられたなら?

好き嫌いはあれど、私は「ノドグロ」を推薦します。

そこで、私は前回食べ損ねたノドグロを求めて歩く中で、偶然出会ったお店がココ。

「近江町・市場寿し(市場内に数店舗あり)」



で、いただいたのは、

『炙りノドグロ重(アラ汁付)』(1800円だったと思う)



そして、サービスのアラ汁は、鱈・鮭・甘エビの頭という金沢定番の具材。



感想は、ひとことで言うならば、もーコレ、かなりヤバイです!

ひとくち目から、脳内で「しあわせホルモン」が、乱れ撃ち・錯乱状態です。

さすが白身の王様です、口の中でとろけて、トッピングのイクラとこれ以上ないコンビネーションを発揮します!

ミンナ、ハタライテイルトキニ、ゴメンナサイ、ホントゴメンナサイ・・・

ザンゲシナガラタベテマス・・・

今年、食べた美味しいモノBest3に入る勢いです。

このお店は回転寿司屋さんなのですが、これだけでも食べに行く価値ありです。

当分、どんな事件が起きても、私は大丈夫です。

それくらい、幸せエナジー満タンです 

お店を出て、ふっくらとしたノドグロの干物とイカの丸干し、加賀レンコンをゲットしてきました。

で、急いで駅に戻りました。

短時間で充実の近江町ショッピングでした。


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西田幾多郎記念哲学館にて

2010-03-22 14:00:12 | ふるさと・石川
ロードレースの前日、実家の隣町にある「西田幾多郎記念哲学館」を訪ねました。



以前から、帰省するたびに行きたいと思っていたのですが、市街地とは反対方向であり、なかなかきっかけもなく。

もともとは、西田幾多郎先生そのものよりも、その弟子の思想や出版物、功績から遡って関心を持ったことが訪ねるきっかけです。

本格的に着火したのは、教育者である森信三先生の「修身教授録」を読んでからです。

「善の研究」で知られる西田幾多郎先生の名前くらいは知っていたものの「哲学って何?」的に、ぼんやり過ごしてしまい、

「禅」の研究で著名な鈴木大拙先生ともに、偉大な哲学者を輩出している金沢に生まれながらも、2人の功績の無知ぶりを、そろそろ恥ずかしい「年齢」や「立場」になっていることに気づいて幾歳・・・

さて、

最近のワタシは、理論や手段を学ぶことに熱心な訳で、それもそんな時期と理解している一方で、確立した理論や手段に頼りすぎて、自由な思考の枠を狭めていないかも気になっている訳です。

しかも、ロジカルシンキングやクリティカルシンキング、ブレークスルー思考など思考法を学んでも、それは何かの成果を意識しており、どこか終焉があるもの

と感じていたのでした。

ワタシはムダに思考することを嫌う傾向があるのですが、そんな自分が最近どこか物足りなく感じていたりもします・・・。

新入社員を迎える時期が近づき、彼らはとかく「考える力」が足りないと言われ、「自分で考え、主体的に行動できる社員に」などと理想像を重ね合わされる訳ですが、

最近、

「そもそも、われわれ年長者の思考ってどーなん??」

って思うんですよね・・・

我々が、新人に求める程度の思考なんてできて当然だし、成果を意識した思考は、業務遂行上のスキルとして求められて然るべきもの。

その一方で、誰から求められるものではないけど、自分の生き方の軸や、幸せって何とか、社会の一員として主体的に生き、周囲と調和して生きる生き方とか、人が生きる本質の部分を、

粘り強く考え抜いたりとか、ともに自分の考えを交換しあいながら、相手を否定することなく自分の考えをヴァージョンアップする機会って、そもそもどれくらい持てているんかい?

と、考えると自分で自分自身が物足りないのです。

特に、人材育成の仕事にかかわりながら「キャリア」って「仕事にまつわる生き方自体」だと定義される中で、「いかにして生きるか」なんてことを、骨太に同年代と話したこともない。

ジブンモフクメテミナ、イマヲイキルコトニセイイッパイナノハショウガナイカ・・・

西田幾多郎記念哲学館で、金沢弁の訛りの西田幾多郎先生と生涯の友・教育者:山本良吉先生(武蔵高校の初代教頭のち校長)の対談を音声で聴いたのですが、

こんなに侃々諤々できるのも、少々うらやましかったりしました。

また、日本の哲学者に大きな影響を与えてきた東洋思想についても、この何年かは関心を持って、自分の考えの礎にしたいとも思っています。

そもそも哲学とは縁遠い私でしたが、学びたいと思う時が学び時なんでしょう。

ちなみに、

この哲学館の設計を担当したのは、建築界の巨匠:安藤忠雄氏です。

将来は、建築や設計の仕事に就くことを夢見ている中学2年の姪は、「考えること」をテーマにしたこの建物の中で、一人空間を味わってウンチクを述べておりました。

「考えること」について、考えた1日でした。

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