Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

金森俊朗先生の授業2014

2014-07-03 09:22:26 | ちょっと感動
2012年に引き続いて今年も参加してまいりました。
NHKBSでマイケル・サンデルの白熱教室「これからの学校の話をしよう」を見ていて、金森先生が出ていたので、もしかしても今年も公開講座あるかなと思って調べたところ、ありました!

石川県にある北陸学院大学の公開講座「金森俊朗の授業論と模擬授業」



成人教育の領域にいる私が、初等教育から何を学ぼうとしているのか、考えて2年半になります。

そのきっかけは過日ここに記しております→コチラ
そして2012年の授業から考えたことはここに記しております→コチラ

今回考えたことは、なぜこうも授業の中で感情表現を鍛錬するのかということ。
それが情操教育に不可欠と言えば鵜呑みにすることもできるけど、

やっぱり思ったのは、先生も何度か口にされていた
心の鍵は内側からしか開けられない」ということ。

大人になって、「私のことを誰もわかってくれない」なんて言っている時って
自分自身も自分のことを話していないし、わかってほしい気持ちなど言えてるはずもない。
何らかの非言語メッセージを意図的に発信していてもそれは相手に何らかの期待をしている他者依存的なコミュニケーションになっていると思うのです。
どちらかというとそういうメッセージを、相手の立場に立って、相手の心情を理解して、相手に共感して、汲み取りましょうというのが日本の文化。
接客の仕事をしていれば、そんなことの繰り返しだと思うのです。

でも、これを自分で言えたらもっと人との関係をアサーティブにできるし、問題解決の質やスピードだって変えることができるだろうにと思うのです。

アクションラーニングのような対話の場を作っていると、問題解決の拍車が一気にかかる時があります。

それは、問題を抱えた人が「感情そのもの」を語る時です。
周囲のメンバーの共感のボルテージは一気にあがり、問題の当事者としての支援のモードへと容易に切り替わります。

しかし、

われわれ大人は問題解決を見えている現象を中心に考え、その他の原因を頭脳で考えようとするけど、相手の感情を聴くことになかなか目が向かないし、
聞くことそのものに「はばかり」があるのかもしれません。

そして、残念なことに、幼い頃は遠慮なく出せていた感情も、大人社会を生きて行くためには制限をかけなければならないと思い込んで、封印したり嘘をついたりして、
結局うやむやになってしまったり、自分自身がわからなくなったりということがないでしょうか。

金森先生の授業の中で、先生は感情を表す言葉をどんどん引き出していきます。
言葉が尽きるまで、粘り強く。

実際に子供が言葉にする、そして誰かの心の言葉が、自分の言葉になっていく。
教材をもとにしたプロセスの中で、自分のことをわかってもらって、自分もわかろうとする「心の声」を扱いながら、実際の学校生活でもそういう関係にもなっていく。

そんな風に思えました。

じゃ、大人になった今、こんなトレーニングを受けてこなかった大人や、あるいはそういう経験をしながらも、いつしか大人社会で染み付いた垢の下の心の声をどう扱ったらいいのか?

正直、私もそうだったように、思考、感情、身体が日々の問題解決に追われて分離しかねない多忙な日々の中で、自分の感情にさえ気づかなくなってしまう危うさや、

他人の顔色を気にするがあまり、あるがままの感情を偽りの感情が覆い隠し、誤った感情で自他への対処をしようとすること、

悲しいはずなのに、誰かの教えにしたがって、強制的に認知を変え、感謝とかポジティブ感情を生み出すことで満足してしまうこと、

そんなことは私の身の回りではごく普通に起きていたりします。

それで上手くいっている人はいいけど、決してうまくいっていない時は、

行動を止め、思考を沈め、今ここの自分の感情にフォーカシングしながら、あるがままの感情が立ち上がってくることを待つ時間を持つってこともできるはず。

自分自身がなかなかできなかったことであり、やってみて変容が継続的に起きていることもあり、

そういうことが可能になるような場を自分自身で持つことや、
あるいは何かしらの内省支援者が、安心して心の鍵を外せるように場をつくったり、ほどよい関係をつくる(境界線を超えて介入しすぎない)こと

こんなことに私は関わって行きたいんだなと改めて思いました。

そんな時に、同業の先輩の方が、ヘルマン・ヘッセの「幸福論」から下記を紹介してくださいました。

物語るということは、聞き手を前提とし、
語り手から勇気を要求する。
語り手にその勇気が出るのは、語り手と聞き手が共通の
場所や社会や風俗や言語や考え方に囲まれている場合に
限るのである。

感情だけに限ったことではないけれど、私の場合はホントに不都合な事実はそう簡単には開示できませんでした。

でも、1人でなんて生きてこれなかった。
誰かに聞いてもらって、共感してもらって、本当の原因に向き合ったり、中途半端に描けている解決策を明確にし、そして着手する勇気を持つこと、

こんなことが、地域や会社組織の中でごく当たり前にできるようになってほしいし、
それが自分の仕事の動機なんだなと思っています。

感情を問題解決(思考・行動)と切り離してはいけない。
自戒を込めて書き残しておきます。

その他には、教材の選び方について。
授業で使用された教材と比較された実際に教科書で扱われている教材のなんとも薄い感じに驚きました。
何を、何のためになのかが曖昧だし、表面的すぎて深く掘りさがらないことろや文学表現として子供の能力の強化につながらないことなどが一目瞭然でした。

子供の発育発達の段階に応じて、強化すべき能力や関係性が実際に教科書を通して学べるように教材選定ができていること、これ大事だよなぁ。
さらに言えば、文学を味わう力と人と共に生きる力の同時開発、こういうことを金森先生の授業中では叶えているのでしょう(国語に限らず)。
今の先生方は、業務に追われ、なかなか授業や指導の質を深める時間を持つことがままならないことがお気の毒でした。

そして

いかに「ゴンギツネ」と「スイミー」が優れた文学であり教材だったかがよみがえってきました。

久しぶりに読んでみようかなと思いました。

ごんぎつね (日本の童話名作選)
クリエーター情報なし
偕成社


スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし
クリエーター情報なし
好学社


あと小学校1年生の時の担任の先生や、大学の同じ学科の先輩が、北陸学院大学で教鞭をとっていらっしゃることもちょっとドッキリ体験でした。

成人の学習は、経験が中心となり、学習と学習棄却を継続的に起こしていくことであることがポイントです。
教材や意図そこは違いますが、学習が仕事経験の中で効果的におきるようにしていくことは、

まだまだ工夫できるな・・・

領域は違っても、こうして振り返りがおき、学びの概念化は可能になります。
そして、質の高いものから経験を通して徹底して学ばなければならない。

次の私の成長にはこういう場が必要なんだと思います。

来年も楽しみにしています。
今年もありがとうございました。
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日本一幸せな従業員をつくる!

2014-03-02 15:41:20 | ちょっと感動
2月は東京は大雪が2回。
この週末も寒波到来と言われていましたが何事もなくホッとしている週末です。

しかし、私は確定申告作業のまっただ中です。
毎年、領収書などはためてためて最後に入力です。
3月は前半に長期で出張のため、例年よりは早めの着手です。

これからは税理士さんにお願いすることになるので、これでしばらく
自分で確定申告することはなくなりそうです。

さて、そんな慌ただしい中、見てきた映画(試写会)があります。

『ホテルアソシア名古屋ターミナル』の経営再建、組織変革のドキュメンタリー映画「日本一幸せな従業員を作る!」を見て参りました。



今はもうマリオットホテルと一緒になっているんですよね。

正直、人材や組織の仕事をしていると内容の察しはつくのですが、もう、泣けて泣けてしょうがなかったです。

内容は→コチラ

支配人の柴田さんの、人への愛が従業員をみるみるうちに動かしていきます。
従業員間の優しさ、思いやり、家族のようなつながりが、ファンを増やしていき、客室・料飲部門の高い稼働率につながっていきます。

そして、変革の先導者である支配人の柴田さんは、顧客満足より従業員満足とはっきり断言します。

私も長らく接客の仕事についていまして、実際、在籍した会社がそのような考えを持っていたため、非常に共感します。

しかし、仕事で幸せになっている人がそう多いと感じられないのはなぜなんだろう・・・
(私だけ?いやそうじゃないはず)

多分、多くの経営者や幹部、管理職がこのことを信じきれていないのではないかと思うのです。

人の幸せは、それぞれ違います。

しかし、自分の可能性を期待され、人と人のつながりに支えられ、仕事を認められ、なによりも存在をのものが大事にされる、

人の行動ってそういう場があってこそ、

勇気を持ってチャレンジしたり、役に立たなくなった心身の習慣を捨てて新しいものを手にできるんだろうなと思えてなりません。

そして何よりも、

特に、組織開発に関わる仕事をしていく中で、私たちコンサルタントは行動科学分野の理論や手法を扱い、
成果が出るように支援をさせていただきますが、途中、様々な抵抗や葛藤が生じます。

その時に、立ち止まって考えるべきなのは、使い方を間違えてはならないということです。
そして私たち外部のコンサルタントは、組織内の皆さんの力が最大限に発揮されるようにサポートことなのです。

人や組織を変えるのは、絶対的に「愛」であること。
人に対して、思いやりと信頼と。どこまでも相手に対して楽観的であること。

愛なき者に理論や手法は味方しないであろう。。。。
いや、組織開発の手法はそもそも人間主義であり、愛・善に端があるんだから。

本当に、ずっと見ていたかった。
これからは自主上映会が増えていくことでしょう。

どうか、皆さんのお住まいの地域でも上映されますように。
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金森俊朗先生の授業2012

2012-10-12 21:40:09 | ちょっと感動
先日、今さらながらで恥ずかしいのですが、金森俊朗先生の『涙と笑いのハッピークラス』について書きました。

実は、ずっとお会いできる日がないかと先生のHPを拝見しておりまして、6月4日に北陸学院大学での金森俊朗先生の公開授業を受講してきました。

初等教育・成人教育の違いはあれど、なぜ先生が『情操教育の最高峰』と言われるのかをもっともっと知りたかったのです。

受講したのは国語の授業でした。

受講して、気づいたこと、感じたこと、考えたことをメモしておきます。

まず「私自分にがっかり」(泣)

自分の心情理解の力、心情を言葉に出して表現する力のナントまあ弱いこと、弱いこと。

結局、教科書どおりのことしかわかってないんじゃない?

都合よくキレイな言葉で抽象的にまとめてしまってわかったふり、わかってもらったつもりになってないか?

オトナニナッタイマ、コトバヲベンリニツカイスギ・・・

そして、何よりも大人として経験を重ねた今、推量や思いこみ・決めつけでそれ以上深く、相手を観察できなかったり、理解しようとしなかったりしてないか?

それでも、大人になって「問題が解決する力があればいいじゃないか?」という考えがまかり通るほど、実務の世界は甘くない。

クレーム対応や交渉・説得や、こじれた相手との工夫を要するコミュニケーションの出発点はやはり共感的理解。

私都合の問題解決策に相手が心から喜んで合意するかって話です。

特にコールセンター在職時には、大人になってからこの力を一からトレーニングすることの難しさを痛感しておりました。
皮肉なことに、ここから離れて様々な教育の技法を知ってから、見えてきた感はあります。

先生の授業では、単なる読解力だけではない深く他者の内面を見つめながら、自分の感情や情緒を豊かなものにしていき、子供なりに「あり方」「態度」や「観」を学んでいく。

語彙は少なくとも、子供たちが苦し紛れに言葉にしながら語彙力を高めるトレーニングになっていることが良くわかりました。

また、先生の授業は「命の大切さ」に折りに触れ立ち返るという特色があると言われていましたが、この教材では自然(理科)・勤労観(社会)のような切り口からも子供に考える機会が用意されていたと思います。

教科を超えた『ホリスティック教育』的であることがわかりました。

そんなことが、授業の端々の先生の「問い」からどんどんつながっていくことに、じーんとした瞬間も度々ありました。

これらの経験は後の私に、「コンテンツ」を扱いながら、研修(プロセス)の中で「あり方」「態度」「スキル」を身につけたり、振り返るといった視点から研修を進めることへの意欲を高揚させました。

百聞は一見にしかず。

思い切って会いに行って良かったです。

一緒に受講した方々の中には、教員や教員を目指す方も多かったのですが、授業の意図に沿い、丁寧に丁寧に主人公の心情を表現されていたのが素晴らしく触発されました。

日頃から、感じる力を磨き、心を開いて話す機会を維持して行きたいと切に思う昨今です。



先生から、DVDをお借りしてNHKで放送された番組を拝見しました。
youtubeではわからなかった部分も見ることができて満足です。

本と合わせて見るともうかなり入り込めます。

4年1組命の授業―金森学級の35人 (NHKスペシャル―こども輝けいのち)
クリエーター情報なし
日本放送出版協会


実家のある金沢に戻った時に、機会があればまたお目にかかりたいと思っています。
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涙と笑いのハッピークラス

2012-10-08 16:48:51 | ちょっと感動
年明けからいろいろと自分にとっては転機になるようなことが続いておりました。

今日は、自分の仕事の大半を占める「研修」についての考え方に確信を持つことができたきっかけについて書き残しておきます。

そのきっかけは、『涙と笑いのハッピークラス 四年一組命の授業』というNHKスペシャルで2003年に放映された番組との出会いです。

現在は、北陸学院大学で教授をされている金森俊朗先生が、小学校教員だった頃のあるクラスのドキュメンタリー番組です。

もう、9年も前のコンテンツです。

なぜ、このような良質なコンテンツに出会えなかったのかと、何とも悔しい思いはありますが、

『必要な出会いは、本当に必要な時にやってくるんだ・・・』

と、ここ数年を振り返ると心底思えます。

ご紹介したいのは、Youtube上にあったこれらの動画。



続きは

Children full of life 2/5
Children full of life 3/5
Children full of life 4/5
Children full of life 5/5

ナレーションは英語ですが、我々日本人が主旨を理解するのはそう難しいことではありません。

さて、これらは、もともと小学校の教員になりたかった私にとっては、あまりにも胸を打つ内容でありました。

とっさに

『この番組を多くの人と一緒に見たい!』

ということで、クライアント先の社員さんと見て、対話の機会を持ちました。

この動画をなぜ、シェアしたかったのかというと、それは、金森学級がそうであったように、

職場も詰まるところ、

「共通の目的・目標に向って、人と人がつながりあって成果を出し、共に成長する場所」

なんじゃないかって、私なりの意図があってのこと。

しかし、その意図までもシェアできたかは問題ではなく、実に多様な視点からよき分かち合いはできたと感じることができました。

放映から10年近く経った今は、医療や介護の現場での人材育成のヒントとして見続けられているとのことですが、私は業界を超えて「リーダーシップ」について考える教材としても秀逸だと思っています。

リーダーシップと言うと、金森先生の指導方法に目が向くかもしれませんが、私は、むしろ子供たちの勇気と思いやりの心に涙し、日々身についていくリーダーシップに心が動きました。

そして、

大人と子供、初等教育と成人教育には違いは多々あれども、変革を積み重ねていく子供たちに、

年を重ねて染み付いた、現実に対応できない思考や行動を手放せず、新しい思考や行動を獲得することが難しくなっている大人にはない

瑞々しさや素直さを懐かしまざるを得なかったのでした。

取り戻したい(汗)

そして、私が、最も感動したのは、

2/5の動画で、金森先生が子供たちのいじめの問題に対して「自分の中の仲間への軽蔑」と向き合わせる時間を強制的に持たせた場面です。

自分の中の弱い心に向き合うには、素通りしてはいけないきっかけが必要だと思います。

自分の中の弱さの正体を知ることや、
自分にそういう心があることを認めるのもつらいし、
見つけた時に自分を責め過ぎることなく、
自分を変容させていくことに責任を持ちつづけながら、時に葛藤する。

そこに教師として静かに寄り添っていくこと、見守ること。

金森先生は、実家のある石川県では大変名の知られた教育者の方で、しかも大学の先輩でもあります。

もし、私が、教員になることを選択していたら、もっと早く出会っていたでしょう。

このコンテンツから何を学んだかということは、正直書ききれません。

このコンテンツが自分の中でかけがえのないものになっている理由は、

この番組の印象に残ったシーンが、何度も何度も私に問いかけてきて、その度に私に思考を促し、行動に至らしめ、そして振り返りを促すからです。

学習が今もなお続いている感じ、十分です。

このコンテンツに出会ってから、本格的に研修の教授法についての模索が始まりました。

仕事の環境も勇気を持って変えながら、試行錯誤の日々が始まりました。
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あの元気なCM

2011-04-29 12:14:15 | ちょっと感動
今日、東北新幹線が全線復旧しました。

私も、5月は仕事で福島・青森・山形と東北に向かうことになっており、またつながれることをうれしく思っています。

皆さんは、もうご覧になりましたか?
あの元気なCMを。



九州新幹線開業のCMです。

大震災の翌日に開通した九州新幹線、おめでたいのにお祝いができていませんでしたネ。

幾分は、東日本でも放映の予定があったのかもしれませんが、何しろ開業当時はAC(日本広告機構)の映像ばかりでしたし、何よりも今以上に緊迫した日が続いていましたので。

国をあげて、地域を超えてという状況ではありませんでしたネ。
それこそ、本当に自粛しないとヒンシュクみたいな雰囲気になっていましたし。

この動画はmixiで紹介されていたので知っていたのですが、九州のお客様が1日に20回・30回と見たくなるとメールに書いていらっしゃり、本当に大好きな理由がわかります。

脳内から元気になれる物質出てきます・・・

聴いているFM放送から
「僕たちの元気を2倍にしよう、そして半分を被災地に送ろう」とCMが流れていました。
私は、震災直後、被災地から力を分けてもらいました⇒コチラ
だからこれからは倍返しです。

被災地に送る前に、もしかしたら「身近な人」にアリガタメイワクでも送る接点があるかもしれません。

テレビやラジオから流れてくる『頑張ろう、日本!』という掛け声。

皆さんは、今、何で頑張っていますか?

私は、自らが健康であり、自分の仕事の中で、今まで以上に研修が及ぼす影響(研修効果)を上げていくことで頑張っています。

間接的かもしれませんが、自分らしさで頑張りたい。

そして、これからの復興の小さな1歩1歩を一緒に喜んでいきたいです。

このCMのように熱狂的に。

よろしければ


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ようこそ

2011-03-28 21:15:10 | ちょっと感動
本日、阿佐ヶ谷の商店街:パールセンターで購入した福島県伊達産の完熟のイチゴです。



対面した時の私の心のつぶやき「よくきたね~」でした。
石原都知事が、福島県を訪問して流通の努力を約束してきたとのこと⇒コチラ

本当に来てくれてありがとう


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エコビレッジでワンネス

2010-07-16 09:03:48 | ちょっと感動
風邪っぽいのか、夏ばてに似た症状のこの頃です。
やや、体力温存中でございました。

さて、この1ヶ月で、静岡には、3回行きました。
御殿場、富士宮、そして昨日は藤枝・焼津でした。

中でも、富士宮での経験は、ブログに示したいと思いつつも随分日がたってしまいました。そろそろ書かんとね・・・

富士宮には、大学院の授業で訪れました。
目的は、人間力を高める「場力」の研究のためです。

ご訪問先は、「木の花ファミリー」 詳しくは⇒コチラ
富士山麓にあるわが国ではパイオニア的なエコビレッジです。

エコビレッジとは⇒コチラ

消費生活アドバイザーの受験の時に、キーワードとして学習していたものの、百聞は一見に如かず。

わずか1日間でしたが、住民の皆様と一緒に生活をともにしてまいりました。

そして、感動的な体験をさせていただきました。
10日経っても、余韻が消えません。

お訪ねした「木の花ファミリー」は、血縁を超えた「家族」です。
50名を超える個人および夫婦、親子などが、農業、畜産、養蜂、調理、食品製造を通して自給自足で暮らしています。

到着した日の昼食はゲスト用に、皆さんが大切に育てている野菜と卵、お米だけでこんなにキレイなお弁当を作ってくださいました。(きくらげのてんぷらは感動モノです)



ウーン、オーガニックデス・・・。

そして、ニワトリやヤギともご対面。



ハイジ世代の私は、無意識に、ヤギを「ユキぃ~」と呼んでいたデス。
皆さんは、日常的には、ヤギ乳をお飲みになるそうです。
牛乳よりもおなかに優しいらしいです。

それにしても、最初は、すごく不思議だったんです。

なぜ、他人同士が、こんなにも大勢、一つ屋根の下で暮らしていけるのか?
住み込み農園なのか?皆さん何かの信者なのか?

とか、誠に不躾な憶測が働き、謎が消えないままのご訪問でした。

しかし、創設者の古田偉佐美さん(通称:いさどん)のプレゼンテーションを聴き、そして、ゲストのために開催されるウェルカムコンサートで、何となくわかり始めます。

まずは、同じ価値を大事にする方たち、様々なつながりを大切にしながら暮らす場所なんだってことから。

そしてウェルカムコンサートで、披露される曲は、人として当たり前の感覚を持った人ならその多くが癒されるであろう・・・

ワタクシメなどは何回涙ぐんだことか。

産業革命以前、人は自然を敬い、お互い生かしあい、持ちつ持たれつの関係で、自然と調和しながら生きてきました。

今は、どうなのか?
気候変動、環境破壊、環境汚染、自然災害、乱獲、飽食、動物虐待、虐殺・・・

近年は環境問題について多くの人々が関心を寄せ、私も、最低限のエコアクションはしているつもりです。

その一方で、当たり前のように自然の恵を受けるだけで、自然を尊敬することを忘れてしまっている時間の方が圧倒的に長く、

「いただきます」だって、時間に追われて食事する時なんて、言ってるだけで、感謝の気持ちなんて、どこかに置き去りです。

ヒドイモンデス・・・

自然、母なる地球、そしてもっと大きくは広い宇宙で生きる有機体でありながら、それらと何ら一体感を感じることができなかった私です。

瞑想をしても、宇宙とのつながりなんて微塵も感じられない私です。
このひとつになる「ワンネス」がずっと謎だったのです。

しかし、翌日の田んぼでの作業のお手伝いで、ゴム足袋を通して感じられる大地のやわらかさ、おもてなしいただく食事やおやつの滋味豊かさ、同じものを大事にする人たちの中での優しく穏やな時間、無理をせず自分らしく暮らす人たちの中で、

他者と比較することなく、自然を敬い、調和し、共生する人たちの迷いのない生き方がまぶしくてしょうがなかったです。

コンサートで歌われた曲の中で、
「自分の中の影ばかり見ないで、本当のあなたは光そのもの」と言う歌詞に、ハッとします。

人は、光「そのもの」であり、溢れる存在。

このことを波動とともに感じられたのが自分にとって貴重な経験。

表層でなく、もう少し深いところでの、つなぐ・つながるという意味を体感できた1日に伏して感謝したいです。

また、「木の花ファミリー」では自然療法といって、心の病もケアを行っています。

一読の価値あり⇒コチラ

心の病が深刻化する中、一旦休職した方の復職が成功する確率は高いとは言えない状況ですが、

共通のスケジュールの中で、規則正しい生活を送り、農作業に集中すること、日光を浴びること、バランスの取れた食事を取ることは、復職のためのトレーニングにもなると存じます。

夜は「おとな会議」というミーティングが毎日欠かさず行われており、日々の農作業の打ち合わせだけでなく、メンバーが抱える問題を共有し、本音で腹を割った話し合いが繰り広げられています。

皆が本気で、一つ屋根の下で自他の心に向き合い生きています。
そして調和しながら「優しさ」で生きている。

人が人に戻るコミュニティ・・・

ここで暮らすようになった背景はひとりひとり違うものの、大事にするものは皆等しく、それがここでのぶれない生き方になっていることに間違いありません。

偶然、同じ大学の後輩と知り合うことができました。
しなやかな中のぶれなさに、年齢を超えて、心からリスペクトです。

久しぶりに、深い気づきがあった価値ある1日でした。

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人の憂いを知る

2010-03-14 00:15:58 | ちょっと感動
今日は、継続して学んでいるメンタリングのコースにおいて先輩方の修了式でした。

自分の中の陰の部分は、積極的に話すことには大なり小なり憚りがあるもの。

過去に大きな傷があったり、とんでもない苦境に立たされたことがあったり、もちろん今だって決して平たんな道を歩いている訳ではないのに、

いつも笑顔でいる人がいます。

そんな人の笑顔から、いつも元気をもらい、朗らかな空間の中でポジティブな気持ちで一緒に学ぶことができたことに心から感謝した1日でした。

おそらく、楽しいことがある人だけが笑顔になるのではなく、

笑顔になる考え方や、笑顔になることを選んだ人が、他人に左右されることなく自ら笑顔になり、

そして、知らず知らずのうちに、周囲の人を笑顔に変えていくのだと思う。

楽しい表情は楽観的な感情を生み出し、苦境の中においても、楽観的な判断や楽観的な選択肢を複数創造し、だからこそ、その中から陽のあたる明るい道を探して歩くことができるのではないかと思います。

周囲の人が笑顔になることに貢献したいなら、自分がまず笑顔でいること。

憂いを知る人の笑顔が、私に、涙とともにまた笑顔の意味を教えてくれました。

そんなメンターへ心から感謝します。
新しい道で成幸することを心から切に願っています。

ありがとうございました。

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NOKKOのSOMEDAY

2010-01-14 00:21:00 | ちょっと感動
私の世代(2010年現在アラフォーの皆さん)の女性は、ガールズロックで育ってません?
プリンセス・プリンセスとか今でも歌えるでしょ?

私などは、同世代とカラオケに行けば、いまだにレベッカの「フレンズ」熱唱できます。



今夜のNHKの「SONGS」は、元レベッカのNOKKOが出演していました。
超、懐かしい・・・

いくつになったのかなあとWikiってみると、46歳だってーーー。
子供が5歳になって、歌に若かった時と別の意味を見出したとのこと。
今年から音楽活動を本格的に再開するらしい・・・。

NOKKOの特徴的な歌い方は、健在と言えば健在だけど円みが出てきたのか声が出にくいのかは定かではない。

ちょっとふっくらした優しい顔にミニスカート。

お母さんキャラで再開する訳でもなく、ゴマカシがなく潔くって、今は今なりにかっこいい!

しかし、さらに嬉しかったのは、NOKKOが今日発売したCDでは、中途半端ながら男性ヴォーカリストの曲を数曲トリビュートしており、

番組の中で、ナント!大好きな佐野元春氏の「SOMEDAY」がお披露目されましたっ。

うーん、いいぃ(涙)
サビの部分のノビ、最高です、抜群です。

生で聴いたら、多分、泣くやろ・・・

というか、「いつかは誰でも愛の謎が解けて、一人きりじゃいられなくなる」なんてあたりの歌詞が、NOKKOの声の方が女性には響くかも。

婚活中の私としては、かなりじーんときてしまいましたゾ・・・

アイノナゾ、イマダトケテイマセン

その他、私が高校生だった頃の懐かしい曲もアレンジされて収められているCD。
早く聴きたいです。

Kiss

ユニバーサル・シグマ

このアイテムの詳細を見る


それにしても、最近の私の携帯音楽端末の中は、カバーアルバムや80年代の曲が増えてきました。

「あの頃はよかった・・・」と、意味なく若かりし日を懐古し、ほんの束の間、蒼臭い学生時代のエネルギーを取り戻すのもいいものです。

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伊勢・熊野のみふね酢

2009-09-02 18:31:26 | ちょっと感動
我が家の調味料の中で最も購入頻度が高いのが、「お酢」です。

1人暮らしなのですが、1ヶ月に1本ぐらいは消費しているように思います。
マリネとか酢の物とか、鶏肉を酢で煮たり、果実酢を作ったりするとあっという間になくなるので、概ね「ミツカン」の米酢だったりするわけです。

昨日、野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんから、いただきましたーー。

伊勢・熊野のみふね酢



寿酢と赤酢をおすそわけいただきました。

さすが、野菜のプロです。
野菜をおいしく食べることについても、とことんこだわりがあり、アドバイス通り、夏野菜を浅漬けに。

キュウリをミョウガと、ちょっとショウガ。



っていうか、写真は別になんの変哲ものな酢の物で、それがどうしたって感じですよねっ(笑)

でも、お味はステキです

寿酢は、すし酢やお漬物用にすぐ使えるように、すでにお砂糖がブレンドされています。軽く塩もみした野菜に酢を適量ふりかけ、浅漬け用のガラス容器に入れて、夕食の一品にいただきます。

それにしても、なんて簡単にこんなにおいしくできあがるんでしょう・・・

赤酢もお味見してみましたが、むせ返るようなすっぱさはなく、酢なのにα波が出そうな心地よさです。



お値段もなかなか立派ですが、これはかなり幸せ実感できます。。。

製造元の株式会社中野さんのホームページを拝見しました。
木桶を使って、丁寧に手作りされているのがわかります。

篠原さんは、野菜や果物(ベジフル)の素晴らしさを多くの方々に広める野菜ジャーナリストですが、生産者の方の熱き思いをマスコミで培った抜群のコミュニケーション能力と表現力、企画力で様々な挑戦をしている元気な女性です。

産地や農家さん、流通業者さんとのふれあいがブログ「野菜ジャーナリスト篠原久仁子のお野菜コミュニケーションな日々」に楽しく載っています。

皆さんもぜひ記事を楽しんでくださいませ。

さて、夏の疲れを解消し、明日からの2連登(投げるではない)に備えます。

篠原さん、シアワセな「お酢そわけ」ありがとう!

たまによろしくお願いします。


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ブログ、5年目に突入

2009-08-15 20:25:27 | ちょっと感動
4年前の終戦記念日に、このブログを始めました。

今年は、実家でノンビリしながら、旅日記などを書いていますが、当初は何をやってもうまく行かない、苦しい心のうちを書きながら

自分の整理をしていました。

4年間、自分のココロに向き合い、人と向き合い、仕事と向き合い、往々にして内省的な記録となるため、

時にゆるくて他愛もないことを書いたりと、4年間を振り返ると成長の記録となっているかもしれません。

1度だけ、止めようと思ったことがありますが、今となっては取るに足らない理由です。

定期的に読んでくださる皆様、そして楽しく、配慮のあるコメントを下さる皆様に感謝しています。

そして、荒らされたり、炎上することもなく、穏やかに自分を表現する場所があることをありがたく思います。

書きながら自分を俯瞰し、自分の知らない自分に出会い続ける楽しさを味わうべくまた5年目が始まります・・・

これからもよろしくお願いします。

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命の授業

2009-06-06 23:38:38 | ちょっと感動
自分とはまだまだ未知で、退屈しない存在である。
とは昨日書いたことであります。

そんな、穏やかなことを言っていられるのも、今は健康面で不安もなく、元気で暮らせているからだと思います。

時々、大きな病気をするのではないかと、ふと不安を感じたりもします。
そうなったらその時で、病気にならないように今は気をつけるしかない。

でも、事故は、自分の努力とは別にして起きてしまう。

しかし、何が起きても、こんな風に強く生きている人からのメッセージに、与えられた命を精一杯使うことを約束したい。

苦しい時を、楽しく暮らすことに難しい理屈はいらないし、
本当に大切なことは、いつもシンプルで力強いものだと思ってやみません。

子供であれ、大人であれ。






たまにお願いいたします。



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若き才能

2009-03-07 00:29:32 | ちょっと感動
引き続き胃痛治らず、午前中は安静。
夕方からライブでしたので、昼から仕事と勉強と確定申告の準備に集中。

スーパーライブ 秦 基博 in 武道館



いやーっ、よかったです。ホント、楽しくシビレてきました・・・

アコギ1本での弾き語りが彼の真骨頂なのですが、何せ「鋼と硝子でできた声」がキャッチコピーの彼のその歌唱力はどの曲も聴き入らせるに十分です。

MCは自然体で、素で面白いし、間の取り方が上手いのも感心します。
何よりも音楽に対してまじめなところがかなり好きです。

今日も必ず歌ってくれると思っていたこの曲→「朝が来る前に

こんな胸にぐっと来る感覚は年を重ねても忘れたくないなぁと思います。
自分の記憶をたどり、当時の2人(私を含めた)がホントいとおしくなります。

それから、

アンコールで歌ってくれました大合唱とともに→「新しい歌」

もっと聴いてみたい方は→コチラ

ああ、いい夜だった・・・・当分、頑張れそうです。

そろそろ1回クリックをお願いいたします。


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きみのママより

2009-02-21 12:30:28 | ちょっと感動
土日は、来週の研修の準備などでなんだかんだ言ってグダグダです。

いつでも仕事ができる状態の自営業にメリハリをつけるには、いろんな工夫が必要だと思うのですが、音楽と聴くというのもすごく大事なことです。

マイミクのぴろさんの日記で近日「きみのママ」よりという曲が泣けるのことで、「えーっ、ママじゃないけどどんな曲?」と思い、

まずはYoutubeで検索しましたら、ありましたよ。

よろしければ、聴いてみてくださいませ。

キミのママより

歌スタ」という深夜のオーディション番組からデビューされた初田悦子さんというママさんの楽曲でした。

淡々とシンプルに歌は続いていくのですが、後半、涙腺崩壊・・・。
オーディションでの歌唱力も鳥肌ものでした。

HOME」で紅白歌合戦にも出演した木山裕策さんも、この「歌スタ」からメジャーデビューなさいましたが、夢を追いかけるパパさん・ママさん、頑張ってます。

私の周りには、丁寧に子育てをしている方や、子育てをしながら仕事を続けている方が多いので「応援歌」としてもご紹介したいです。

立場は全然違うけど、尊敬し、応援しています!

少し話は変わりますが、テレビで北野武さんが、「年を重ねても輝き続けるためには?」と質問を受けていました。

その時に、「年を取ってから・・・・をしようでは遅い。若い時から、本当にやりたいことを、大事に時間をかけて取り組んでいたからだ」みたいなことをおっしゃっていました。

ちょっと曖昧ですが、そんな感じのこと。

なるほど・・・

やらなくてはならないことに追われながら、ついつい自分の好きなことを諦めてしまったりしそうになりますが、思い存分楽しんだり、極めていってもいいんだって忘れてしまいがち。

でも、こうして両方諦めずに、歌い手として多くの人の心を振るわせる人がいますね。

それから、

「きみのママより」を聴いて、年老いて行く母にいつしか頼らなくなっていた自分に気づきました。どうせ、私が母に何か頼るっていっても小さいことなので、頼ってみたくなりました。

「親子関係をシンプルに考えること」と「好きなことをを諦めない」ということを短い時間に改めて感じられた、土曜日の朝でした。

ぴろさん、ご紹介ありがとう!

そろそろ1回クリックをお願いいたします。


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自分の中の仏

2009-02-11 21:46:42 | ちょっと感動
昨夜は、seiさんと渋谷を後にして、新宿3丁目でhiro1さんと合流して、再び親交のひととき。

3人とも、TAインストラクターという共通点があり、TA言語で「自律」」について話がサクサクと進むのは気持ちよいのでした。

解散してから、12時間も経たないうちに、本日、私はまた新宿3丁目を訪れていました。

映画「禅-ZEN-」を見るために。

原作はコレ↓

永平の風―道元の生涯
大谷 哲夫
文芸社

このアイテムの詳細を見る


それにしても、朝10:30の上映を狙っていったのに、小さい劇場だからか、到着した時は既に立ち見状態。

しょうがないから、13:30の上映まで、歌舞伎町のマックで明日の研修の準備をしながら待ってました。

1時間前に、整理券をもらいに立ち寄ったのですが、その時にはもう既に160番目で、休日のレディースデイだからか(?)すごい混んでました。

場内はダントツ50歳代以上の観客で満たされていまして、大人っぽい雰囲気です。

映画の内容は、激しく感動したってことはないんですが、なんか、泣けました・・・・。
結構、泣いてる人いたっぽいです。

昨年から、自分の中で「禅」がプチ・マイブームになっており、禅の言葉で、楽になったり、自分の調整ができるようになったりもしていたので、目新しさはない分、

映画が静かに進んでいくので、映画を見ながら、自分を振り返ったり、味わったりする時間が結構あったんです。

映画の内容をひとことで言うなら、清廉なひとときをくれる、そんな感じ。

中村勘太郎演じる道元は、暖かく受容に満ち、そして気高く。
内田有紀演じる遊女のおりんが出家するに至るのも、私はかなり共感できたりしました。

藤原竜也演じる、狂気に満ちた役も、進化を続ける若き才能で貫禄十分。
蜷川作品で磨かれてるだけあり、迫力満点でホントはまり役。

僧侶の世界なので、言葉少ないんですが、若き役者の皆さんにも存在感があり清々しい映画でした。

ところどころCGが入るのが、違和感あるんだけど、誰が見てもわかるところが良かったように思えます。

そして、映画の中で何度も描かれる救われることを待ち、施しを受ける無力な民衆。

あーっ、自分にもこんな時期あったっけ・・・・

私自身は、決して自分の中に佛を見出している訳ではないです。

でも、欲にまみれ、囚われを手放そうともせず、本当に大事にしなければならない自分を知ろうともせず、ないがしろにし、何かに執着することで自分を保っていた過去を思い出せば、今は、少しは浄化されたかとも思います。

「あるがまま」を認められず、「こんなはずじゃない」って思っていたあの頃。

その時に、私につきまとっていたの痛みは、

他人と比較して、もっともっとと欲深く、人や組織に求めすぎて生きていた自分や、保身にあがく自分が作り出した邪悪なものに因るもの。

たまに思い出すことはあるものの、そんなことも忘れて、今をあるがままに生きていけたら・・・と控えめに願った2時間でした。

おすすめします。

あなたと私の勇気と希望のために。


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2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
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