Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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組織の力

2008-08-13 14:28:20 | ふるさと・石川
オリンピック、高校野球が平行して開催されている今、本当にすばらしいアスリートやチームに出会いますね。

高校野球についてですが、

私のふるさと石川県というのは、野球連盟に加盟している学校は55校しかありません。

松井秀喜選手を輩出した星稜高校が準優勝した年もありますが、今年出場の金沢高校は夏の甲子園で2度勝ったことはありません。

今年の大会は、2試合とも観戦することができたのですが、いずれの試合も強豪を相手に、すばらしい試合をし、解説者の方を唸らせていました。

結局、延長戦で大阪桐蔭に6-5でサヨナラ負け。

しかし、ヒット数だけ見れば打撃戦なのですが、失策がなく、引き締まった試合と敗者も大きく評価されていました。

勝敗を分けたのは、厳しい試合を勝ちあがってきた経験の違いだけだと。

確かにそうやなぁ・・・

金沢高校の応援席では、こんなメッセージを目にすることができました。

『最高の仲間と、いまこの瞬間を』

この短い言葉には、目標の達成をともに目指す上で、必要なことが凝縮していると思います。

監督さんなのか、生徒自らの言葉なのかはわかりませんが、

ゲームに出場したメンバーだけが最高なわけではなく、クラブを構成するメンバー1人1人が、それぞれの役割において最高な存在として認められていて、

仲間を信頼し、不安や後悔の感情に巻き込まれることがなく、今に集中して、ともに未来を分かち合っていこう。

そんな思いを感じます。

そして、このチームを見ながら、思い出したことは

組織力=(個人の力の総和:質×量)×個人間のつながり

という公式でした。

仕事で、いろんな組織に身を置き、今は独立した立場で、様々な組織と関わってみて思うのは、

高いパフォーマンスを上げるには、優れた知力や技能・豊かな経験を持った自立・自律した人が何人もいればいいのかもしれませんが、

助け合いや分かち合いなどの、個人間のつながりが弱ければ、案外平凡な結果に終わることが多いのではないかと思います。

たまに、これだけ非凡な人が揃っていながら、「こんだけ?」って思うような組織ってないですか?

個人間のつながりとは、「信頼関係」と置き換えられるのカも知れませんが、大人社会ではその瞬間に、色をなくしてしまうような感じが私の中にあります。

信頼関係とは何ぞや?

信じる力の総和×つながり・結びつきの強さ

みたいな感じ・・・・

信頼関係は、信じてもらうのを待つのではなく、自ら信じることから始まり、お互いの信じる力を保ち続けることではないかとボンヤリ感じています。

信頼関係を作るには、まず相手の話を聴くことだ・・・そんな切り出し方をする文章を、頻繁に目にします。

行動としては確かに必要かもしれないけど、それ自体が原動力になりうることはなくあくまで方法論でありましょう。

我がふるさと石川の誇り高き代表校の野球から、実に多くのことを学んだ日でした。

このような、すばらしいチームを作られた浅井監督に、教育者としても深い敬意を感じています。

どうか、彼らが、次の目標を自分で作り、健やかに次のステップに進めますように。

お疲れ様でした、そしてありがとう!

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