Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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研修を改善するきっかけ

2013-07-29 22:10:21 | 組織開発のこと
組織を離れて講師として独立して6年目になる中、転機が訪れたのは、4年目のことでした。

独立以来お世話になっている研修会社で、専任講師となり相当量の研修に登壇しながら、走ったり、登ったりしていたら、

体に変調を感じることが増え、生活を見直す必要があると思った時期が訪れました。

しかし、仕事もして、運動もしてというのは当たり前の人間の営みであり、仕事以外のことを止めてしまうという選択肢がどうも受け入れられませんでした。

問題は、仕事の内容。

当時の私の研修のスタイルは、受講対象者を問わず、ティーチングスタイルが強く、プレゼンテーションも、受講者を感化することで、受講者の理解や共感が得て安心していた青臭い研修でした。

当然、声も大きく、相手の反応を常に気にしていますので、交感神経が過剰に興奮し、夜まで興奮が覚めやらぬということが日常的に多かったのでしょう。

こんな感じで講師業を、あと何年続けていくことになるんだろう・・・

そんな疑問が、研修の改善のきっかけです。

手抜くためですかって聞こえてきそうなんですが、「ある意味Yes、ある意味No」だったのかもしれません。

それがアクションラーニングコーチとして養成講座を終える頃には、「No」と、言えるようになり、シニアアクションラーニングコーチの養成講座を終える頃には、自信を持って「No」と言えるようになりました。

研修時間は、誰のものか?
絶対的に受講者のもの。

それに、

講師が、しゃべくり倒して悦に浸るとか、上から目線で説教風になっているとか、必要以上に受講者を喜ばせすぎるとか、盛り上げるとか、本を読めばわかることをいちいち教えすぎていることとか、

これで自律型人材って育つか?って話な訳です。

全くティーチングがないというのはありえないので、ティーチングを減らして、どんな時間を増やすか?

私は、ワークとチームでの振り返り時間を増やすことだと確信しています。

そして、ティーチングの代わりに、それまで学んできたカウンセリングやコーチングやファシリテーションは、それ単体で使われるのではなく、研修の中で最大限に活かされるべきだと考えるようになりました。

そして、コーチとして研鑽しているアクションラーニングセッションのプロセスやコーチのあり方は、日頃、登壇している研修のプロセスや講師としてのあり方そのものと言っても過言ではありません。

そんなことを考えながら、1年半、日々試行錯誤です。

小林昭文先生には、初めてアクションラーニングをコーチしていだいて以来、お世話になっています。

こうして学校教育の動向を理解しつつ、社会人教育を成人学習の観点から改善しつづけていくこと。

私は教育学部に進学しながら、教員にはなりませんでしたが、体を壊すという予期しない出来事によって、行き着いた先に「しっかりやりなさい」と課題を用意されていた感じがします。

もともとの動機とその後のキャリアってこういう形で統合されて行くんだなとシミジミ感じた出来事でした。

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自己評価を最優先する

2013-07-26 22:55:08 | しごと・キャリアのこと
7月は同業の講師もかなりの登壇数になっており、皆様、お疲れ気味の日々と聞いています。

私も、今月はあと2本。

本数こそ多かったのですが、扱い慣れたコンテンツであり、体調も良好に保て、問題なく、ここまで来たように思います。

講師として独立して6年目になる昨今、ひとつの悩みがあります。

それは、自分の研修について、良質のフィードバックが手に入らないということです。

受講者の皆様からいただくアンケートには、講師評価はあるにはあるのですが、概ね「寛大化傾向」にあります。

そして、

お世話になっている研修会社のアンケートの作り方に拠るのですが、私の講師としての成長につながるようなコメントは極めて少ないのです。

会社員だった頃と違って、オブザーバーから研修品質をチェックされることもありません。

おそらく最も効果があるのは、ビデオ撮り。

立ち振る舞い、トークの階層や構造、咄嗟の反応や、課題としているチーム学習を促すような関わりがどの程度できているのかを、自分でチェックしてみること。

契約の関係で、それも叶いませんので、もう残るは自己評価です。

研修の中で、「やること」をチェックリスト化するのは容易です。

しかし、これまで「やってきたこと」の中で、「やめること」をはっきりさせ、代替行動をはっきりさせ、アセスメント(査定)することで自己評価を行うことは、

継続して行う必要があるな、と感じてます。

やめること、やらないことを決めるのは案外勇気がいること。

これ、今年の私の年初のマインドマップに描いた姿。

正直、今のところ、これが自分の成長を担保する主な手段です。

「他者評価」に一喜一憂したり、「他者承認」で、自分の欲求を満たすのではなく、

自分で自分を成長させていく。

そうやって、受講者の方と共に成長し続けたいので、
そういう環境に移動したり、自ら環境を作って行くことも必要だなと思う今日この頃です。

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二本松を訪ねて

2013-07-23 07:34:45 | 自分にチャージ
今月は、福島への出張が多く、東北新幹線で元気に通っています。
たまたま1日だけ、移動に少しだけ余裕が持てる日があったため、郡山で新幹線を降り、二本松で下車しました。

駅を降りると、二本松少年隊の雄姿が銅像になっておりました。



タクシーで移動し、目指すはもちろん『二本松城(霞ヶ城)
タクシーの運転手さんは、謙遜して「期待しているほどのものじゃないよ」とはおっしゃっていましたが、何をおっしゃる!

大満足の時間でした。

まずは、二本松少年隊の雄姿に迎えられ、櫓を通って入場。



中は、城址公園となっています。わが故郷の金沢城と比較すると、整備された感はありませんが、

このボクトツとして野趣に溢れた姿こそが、戦場を想起させるものと思いました。
こんなワイルドな城址公園は初めてかも。

これは全くこれでいい、素晴らしい!!

登り続ける中で、まだ夏の初めの花々が咲いていて、本丸までの上り坂で足をとめてひとやすみ。



夕暮れ近く、本丸に向かう途中、向かいに見える安達太良山を背景にした里山の深い緑に癒されながら、
一方で、景色こそ変わらないのに、



まだまだ高い放射線量を恐れて暮らさなければならない地元の方の苦悩に思いが至ると
やっぱりやりきれない気持ちになり、その思いを抱えながら、本丸に。



やっぱり、石垣は萌えるな・・・



二本松市内を一望。

二本松は、高村光太郎の妻、智恵子さんの生まれ故郷です。
今回は、足を運ぶことはできませんでしたが、もう一度、季節を変えて来てみたい。

帰り路、昼食を取っていなかったための、空腹を満たすために、偶然目に入ってきた三好製菓さんに立寄り、

シュークリームを買い食い(?)



店内で作りたてをいただきました!

クリームがたっぷりクリーミーで美味!
次に来た時も絶対に食べるぞ~

お店のご主人に震災当日のお話や、現状をうかがいました。
福島原発の問題は、本当に全然終わっていないことを改めて思い知ります。

勇敢な少年たちを憐れみながらも、自らの逆境に強くあろうとするご主人の強さがグッときました。
福島の強さに負けないようにありたいと改めて思う濃い1時間半でした。

秋には、盛大な提灯祭りが行われます⇒コチラ
近くの岳温泉と合わせて楽しめる行楽地です。皆様、ぜひぜひ。
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その後の梅酵素ジュース

2013-07-10 06:59:51 | 自分にチャージ
先日、梅酵素ジュースを仕込みました⇒こちら

最近は、もう発酵が止まらないので、今日は朝一から、とりあえず冷蔵庫に入れて発酵を止めることにしました。

しかも、容器ないから、とりあえずホーローの容器へ。



このところの暑さで、このまま発酵するとアルコール化してしまいそうなので。

完熟梅で作った為、他の方がWebにupしている発酵状態とは異なるたたずまいを呈しておりますが、

いやはや、すごいシュワシュワです。
油断すると、色合いからして「ビール?」って状態です。

夏バテしないで、ひと夏持ちそうです。
さて、今日も暑い1日になりそうです。
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共感や応援

2013-07-09 23:30:06 | しごと・キャリアのこと
週刊文春が、プロスケーターの安藤美姫選手の出産の是非を問うアンケートを行ったところ
抗議が殺到し、お詫び広告を出したという話。

詳しくは⇒コチラ

「出産を支持しますか?」
「子育てしながら五輪を目指すことに賛成ですか?」

このような問いが発せられたメンタルモデルは「女は子育て」?

この問いで議論が弾むと思った出版社側の目論みはまんまと外れて、大ブーイング。
会社にとっては大事故となったのではないでしょうか?

出産が逆境かと言うと、いろんな見方はあれど、

体の変化や体力のリカバリーや育児時間と練習時間の捻出など、様々な工夫が必要にはなるかと思う。

正直、世論は「スゴイな~、頑張ってネ」に傾いていたと私は思いこんでいたのですが、皆さんはどうですか?

「一体、誰の子なんだ?」という疑問は、そこが気になる人にとっては、もしかしたらワクワクするのかもしれません。
もしかしたら「女は子供を産んだら終わり」と、関心にピリオドを打った方もいるかもしれません?

しかし、家族の在り方が多様化し、着実に共稼ぎの家庭が増え、女性管理職を増やして行こうという今のご時世。

シングルマザーで生きる覚悟が、多くのシングルマザーを勇気づけただろうし、一歩前に進もうと日々挑戦している女性には誠に共感できただろうし、そして美姫ママの演技がどんな風に変わるのかを楽しみにした人も多いと思うんです。

私が感じていることなんですが、
東日本大震災以来、日本は、「共感」と「応援」のエネルギーがとても強くなっているんだと思うんです。

このことを理解せずして、また、確実に進んでいる女性の社会寝進出や自立・自律していることに鈍感な人が発言すると本当に痛い目に合ってしまう時代になっていやしないか?

男性・女性の溝と安易に括っていいとは思いませんが、出産や子育てについての社会の「思いこみ」は、今後の女性活躍推進を進めていく中で、ますます様々な形で露呈されそうな気がしています。

女性リーダーの研修をする中でその課題を非常に感じるこの頃。

女性の活躍には男性の貢献は必須。
男性にも様々なサポートが必要になるはずです。

何だかとっても「本格的に共感・応援・支援の時代になっている」ととても感じた日。

というより、改めてって感じです。
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おとなのサードプレイス

2013-07-08 09:27:06 | ワールドカフェのこと
7月6日(土)、無事に「おとな力向上カフェ」が本格的に始動しました。

講演+ワールドカフェスタイルでの進行で、想像通り大盛り上がりでした。



私は、以前から、生活の基盤なる職場・家庭(あと地域・ボランティアなど)とは異なるコミュニティ「第3の場(サードプレイス)」って必要だなと思っています。

というのは、職場の問題を職場だけ、家庭の問題を家庭だけで解決することの難しさを日々感じてきたからです。

私のサードプレイスデビューは

消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の会員活動の「消費者対応研究会」でした。

それまでは、職場と自宅の往復で、職場にも家庭にも何らかの問題があり、悶々とした日々が続き、

そのエネルギーを資格試験合格にぶつけていました。

私にとって資格取得は、新しい人と人の出会いでありました。
特に、消費者対応のベテランの皆さんには本当にたくさんのことをご教示いただきました。

その1つ1つが私の仕事の質を上げ、絶えず自分の新しい学びの扉を開き、転職や独立になる人脈や経験となりました。

今となっては人生においてかけがえのない期間でした。

その後、サードプレイスの必要性を感じたのは、産業カウンセラーになり、メンタルヘルスの研修を担当するようになり、

メンタルヘルスを悪化させる人は、1人で悩んで悩んで、頭が休まなくなり、やがて意欲の低下、体調悪化のスパイラルにつながっていく。

そして「こころの風邪」とは表現されるものの、その風邪が長引いてしまう方のナント多いことか。

と痛感したこと。

個人的に確信していることなんですが、

心の病って、人と人との間で発症し、回復も人と人との間でおだやかに進んでいくのではないかと思うのです。

だからこそ、本格的に悪くなる前から、自分なりのサードプレイスを持ち、
また回復過程にある方も、なるべく温かい関係の中で自信を取り戻せるという

そんな環境って社会の至るところにあっていいと思う。

いや、むしろたくさんあるのかもしれないけど、気持ちが落ちている時って、だいたい人と一緒にいたくないんですよね・・・

NPOヒューレック研究会で開催している「おとな力向上カフェ」にも、いろんな方が集まってくると思いますが、

皆、話も面白いけど、聴き上手だなと思います。

「気づきました。」「もやもやしてた理由がわかりました。」「目からウロコでした」って声がたくさん上がります。

ワールドカフェは別名「決めない会議」とも称されます。

尊重しあいながら、発散的に考えや思いを述べるだけ、自分なりの「そっか~」が見つかれば、

それが、「おとな力向上カフェ」を運営している私の喜びです。

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翌日も30品目

2013-07-04 21:09:27 | 出張先にて
もう5年間お仕事をさせていたいだいているとある自治体の研修センターは、素晴らしい。
年に何回かうかがうのですが、うかがう度に、受講者や講師の視点で様々な配慮や工夫が感じられる改善に出会います。

これぞまさにCS(顧客満足)活動のお手本。

こちらの昼食は、毎回本当に立派で美味しいのですが、実はボリュームがたっぷりで毎回、朝食を抜いて心していただいておりました。

しかし、今回は、蓋を開けるといつものボリューム感は影を潜め、何とも言えない「空白の美」を感じる・・・



で、気になったんで、数えてみたのですが、お使い下さった素材の数が、30品目に達していることが発覚。

しかも、滋味豊かで繊細で薄味で、その土地の人の暮らしが見えるような素朴さもあり、

なんでしょうね・・・
このシミジミ伝わってくる「お客様として大事にされている感」(涙)

(実際は、私がお客様なのではなく、私のお客様がこちらの研修センターなんですケド)

あーもー、これぞCSです。
完全に「事前期待<事後評価」の「感動」レベルのサービスです。

『これに負けないような仕事をしなくては』

こうやって質の高い仕事は、無言で他の人の仕事の質を上げていくんだなぁ。

1本とられました・・・

この研修センターに育てていただだき早5年目。
本当に毎回気持ちよく登壇させていただき心より感謝しています。

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30品目バランス弁当

2013-07-03 22:26:50 | 出張先にて
今月は、10日間東北地方で過ごします。
西より東での仕事が多い私です。
今日は、東京での仕事を終え、福島に来ています。

目的地に着いてからの遅い食事は、避けたいのでこんな日は駅弁に落ち着きます。
東京駅では、オーソドックスに『30品目バランス弁当』に決めてます。



とかく炭水化物に偏りがちな駅弁ですが、これなら大丈夫。

お世話になって早6年。
今日も発車のベルが鳴る中、お釣りを受け取り、ナントカマニアッタ!
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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ