Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

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慢性的な痛みから楽になる秘訣(1)

2019-04-26 10:09:20 | マインドフルな日々
これは私がフェルデンクライス・メソッドプラクティショナーの養成講座の時に、同期の作業療法士の仲間から教えてもらった動画です。

実は、

私自身も、フェルデンクライスを始める前は、頚椎の下部にキリキリした痛みが強くてつらい時期がありました。



腰痛も何度も再発していましたし、また起きるんじゃないかという予期不安を常に持っていました。

しかし、

今、振り返るとつらかったその時を振り返ると、人生の中でものすごくストレスフルだった時期でしたねー

もう二度と戻りたくないあの時(涙)

この動画は、ティーンエイジャー向けに作られたものですね。



慢性的な痛みから楽になる方法がとても優しく解説されています。

大人が慢性的な痛みから楽になる秘訣を根本的に優しく理解できるものです。

ポイントは

・ネガティブな気持ちやストレスを減らしていくこと
・痛みを忘れる、そらす方法を実践する
・自分でやろうと思ったことを痛みのせいで諦めない
・とにかく活動する

一旦、脳が覚えてしまった痛みは簡単に忘れられないようなのですが、脳が忘れられるように活動する。

つまり痛くても動くということなのですね。

うつや不安障害でも、非定型うつの方に顕著な症状に「鉛様麻痺感」という症状があるのですが、それの対処も同じです。

自己洞察瞑想方も上記の4つのポイントを全て満たしています。

マインドフルネス瞑想もその実践法のラインナップとして入れてほしいものです。


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頑張れ、新入社員!

2019-04-25 10:29:31 | 自分にチャージ
研修講師としては、新入社員研修の時期も無事終えて、いよいよ新入社員の方が配属になっていく時期。

先日、諸用を済ませ、金沢市民の台所、今はどちらかと言うと観光客のお魚パラダイスとなっている近江町市馬に立ち寄ったら

季節外れのカニが破格、2杯で1200円で売られており、女性の店員さんが熱心にセールスしてくる。

「研修中」と名札に書いてあり、聞くところ新入社員とのこと。

いやー、そんなのどうせ安かろう悪かろうだと、買う気はなかったのだけど、接客してくださった女性店員さんの熱意に根負けして買って帰った。

「何としても売り切りたい!」という熱意に心を動かされました。

昼下がり、そのテンションを維持しながら接客する元気さ、魅力ですね。

そういう元気さで、疲れた大人たちを、混迷する世の中を明るくして欲しいと思いました。

あとで調べたら、紅ズワイガニの漁は、ズワイガニと比べて長く、9月から6月ぐらいまでとのことで、オフシーズンというのが短いのですね。



季節外れではなく、まだまだシーズン中。

ちょっと水っぽい分、ほぐしやすくて、甘くて美味しかったです。

無事、カニごはんになりました。

ありがとう!


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研修講師がマインドフルネスを実践して変わったこと(2)

2019-04-21 09:12:12 | マインドフルな日々
前回はこんなことを書いたわけですが、「今、ここ」に、とどまれるようになるというのは、頭ではわかっていても、

自分の脳で実感できるまでには、私は多少なりとも時間がかかったのだと思う。



初期の頃は、色々本も読みました。

今は、本を読んでも効果があまり実感できないという方から相談を受けることは多々あるのですが、

自分の頭と身体で実感できるようになるには、私の場合は、2年〜3年ぐらいはかかっていたのかなと思う。

主に私が傾きがちだった「脳の習慣」を変化させるのに、それくらいかかったと言えるのかも。

もちろん、まだ克服できていないこともあるけど、「そのまま、そのうち、それはそれとして」3Sをモットーに。

強引に変えようともしない。

しばらくは、注意を向けておくだけで、本質的な変化は、来たるべき時に必ず来ると思っている。

脳神経システムが学ぶにはちょっと時間がかかるっぽい(汗)

まだいくつか効果を感じていることとして、

2)修正力の向上

私たちの外部環境や他者は、常に変化し、そこから受ける影響は必然で避けようがない。

だけど、自分の外側にある観察可能な「対象」に気を取られ過ぎてしまうと、自分を見失う状態になる訳で

行動時自己洞察を訓練していると、対象を意識する「自分の中に働く作用」主には思考、感情、感覚、行動といった自分に働く作用側を観察するので、そう簡単には振り回されない。

自分に気づきやすくなり、修正することがごく当たり前になる。

自分を振り返ると、もともと修正力が低い訳ではないのだけど、以前よりもうまくいっていないことに気づいたら修正するということがすんなりできているのかもしれない。

しかも、そのことが静観でき、少なくとも他者を責めることはない。

もちろん自分を責めることも少ない。

「自分にダメ出ししている時間があったら、さっさと次の行動をとれよ」ってことで、あくまで自虐的な反省はくどくど続けない。

こういう瞬間がいちいちコマ送りで見えている。

心(頭)は比較的静かなことが増えてきたのだろうと思う。

3)呼吸の安定

上記の理由から、

全体的に、登壇時に、そんなに慌てることがなくなったため、交感神経が過剰に興奮している実感はなく、ほとんど自分が早口になっている実感もない。

バカでかい声を出す必要もないので、その時の会場の環境にあった声で話す。

比較的大きな声を出す必要がある時も、腹式の呼吸を意識できる時というのは、自然と豊かな声量を保つこともできているんだなと静観することができ、

自律神経が失調しやすかった数年前とは大きく変わったなあと感じるこの頃。

これまでは、自分の戦いグセの中で、定着した呼吸のパターンがあったのだと思うが、それを自分で観察をできるようにもなり、

このパターンを崩すことができているのは、フェルデンクライス・メソッドをやってきたということも大きい。

以前に比べると、身体が余計な力を使わないような、考えや動きができるだけでずっとずっと登壇が楽になることを知った次第。

上記を徒然なるままに書いてみて、

より早く、より多くのことができるようになりたいという「効率」に重きを置いていた時、私にはできなかったことばかりだなと思う。

まだ十分できているとは言えないけど、

この数年でできるようになったことは、より少ない力で今までやってきたことができるようになったんだろうと思う。

そして、今までは、時間的がないと「衝動的」「無意識」に諦めていたことができるようになってもいると思う。

結局「できている」と思えるし、「できてない」と思ってもその状態に浸らないから、不全感を感じることも少なくなった。

それだけで、自分の自己肯定感はある程度維持できている感触がある。

不全感は、交流分析でもその他のアセスメントにおいても浮かび上がってくる私の「ラケット感情(偽物の感情)」

こうして、不全感を感じがちな自分にとっては、人生の後半戦に入ってこの習慣を身につけることができてどれだけ幸運だったと思えることか。

私自身はこの「不全感」を産まない習慣を身につけたことで、幸・不幸でもどちらでもない(あるいはどちらでもある)コンディションにいられることが、意外と幸せなのかもしれない。

そういう自分の中にそういう静かな場所があることを知ったこと、これは大きかった。

で、何かをゲットしていなくても幸せだと感じることができる。

マインドフルネスを実践すると幸福度が上がるというけど、どういう経緯でそうなるのかというのは、人それぞれだろうなと思う。

続く

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研修講師がマインドフルネスを実践して変わったこと(1)

2019-04-21 01:51:49 | マインドフルな日々
2014年から始めた日々のマインドフルネスの実践(トレーニング)も5年目に入っている。

静坐瞑想と行動時の自己洞察も習慣になってきた。

やっているのは、「自己洞察瞑想法」

心理療法として、教えている内容を自分も日々実践している。



私の場合は、うつでも不安障害でもないけど、

じゃ、罹患した人と何が違うか?

もう、それは身心に現れる問題の「程度」の違いの問題であって、精神的に「しんどい」「きつい」などと不快な感情や思考に苛まれている時、

自分の内部に起きている仕組みは、運悪く罹患してしまった人と全く別物ではない。

誰もが陥る可能性があり、全く人ごとではないと感じている。

それでもなお、

自分を快適な状態にするには、マインドフルネスの実践は、本当に実践する価値があったように振り返る。

基本的には、日常生活の中で、自分が価値を置いている活動において、マインドフルネスを実践することで行動をマネジメントしているというのが現状。

昨年の春から、抑制していた研修の仕事を戻してみて、実践する前と比べると、登壇前後、登壇中の自分のは、明らかに変わったという実感がある。

たった1つ言えることは「以前よりずっと登壇が楽になった」ということ。

このことについての変化を徒然に・・・

1)後先を考えなくなった

つまりは「今、ここ」のことしか考えなくなった。

厳密に言うと、「今、ここ」を基本として、研修開始から終了時間までのことぐらいに考えをとどめている。

先日、そのことを同行した協業先の方に話したら「先もですか?」と聞き返され、「そう」としか言えなかった。

先方は、「先のことは考えてくれよ・・・」って感じだったと思いますが(汗)

基本的には、先、つまりは後工程にご迷惑をおかけしないようにする姿勢は忘れないようにしていますが、

過去のトラウマとか後悔やリベンジの類のものに取られる時間は短くなっているんだろうと思う。

登壇で「んー、もうひとつだったなぁ」と思うことは、研修終了後の報告書で「全力」で振り返って、その日のうちに仕事に決着をつける。

で、忘れる。

もうこれに尽きる。

そして、よかったことも、よくなかったことも対等に忘れる。

よかったこと(そうでないことも)は、自分1人で起きたことではないので、その仕事に関わる全ての方の「おかげさま」でな訳で、「ありがとうございました」で終了し、

忌まわしい「慢心」や「過信」のようなものを育てない。

私の脳は、特に粘着質で、そう簡単に忘れることができないデフォルトで「困ったちゃん」だから、思い切って忘れる。

それくらいできてちょうどいいんです(汗)

そして、次の仕事でも「今、ここ」で観察できることを当たり前に観察し、次の瞬間に必要に応じ修正することを連続させるだけ。

そうやって、先のことについて、自分以外の人が担う責任について必要以上に負わない。

もう、これだけでも、まだ講師として蒼かった頃と比べると無駄なエネルギーを使わないため、楽になっているはず。

そうそう、楽になっていいんだよーーーって。

だって、苦労と研修の品質って正比例の関係じゃないと思うし、しかも、評価はみんな違うんだ。

しかも、数値で表せる評価って本当に一部なんだし、良い評価を鵜呑みにしたり、たとえよくない評価であったとしても、もう今となってはどうすることもできないんだし、

それこそ、過去にタイムマシーンで逆戻りするのは、建設的な振り返りが終わったら、もうそれはそれで終わっていいと自分を許す。

登壇中に苦労しそうなことは、ある程度準備の段階で済ませておくこと(リスク管理)であって、登壇期間中はもっと楽じゃないとプロセスが見えない。

うまくまとまらないけど、こういった一連の考え方や行動の変化ということが

マインドフルネスの実践によって、獲得できたマインドフルネスの実践効果としては「王道」的なことの1つなのかもしれません。

続く


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2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
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