Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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Uターンする

2014-11-20 23:10:10 | 自分のおかたづけ
8月に帰省した時に、金沢にUターンすることに決めました。

北陸新幹線が2015年3月14日に開業することもあって、
雪が積もる季節の前に、大きな荷物を運び出すことにしました。

ただ今、作業真っただ中です。



なぜに帰るのか?と聞かれますが

もともと来年までに、金沢と東京での暮らしを半々にすると決めていたのです。

問題は「じゃどっちがホームなのか?」です。

最近、出張から東京に帰ってくると、
便利だけと住みやすいとは言えない
何とも言えない「がっかり感」があり、

住環境・文化の点で、金沢に軍配でした。

金沢の街はきれいだし、世界に誇れる文化もある。

今は、大田健次郎先生からマインドフルネス認知行動療法の一つである
「自己洞察瞑想療法」を学んでいます。

実は、このベースは石川県出身の哲学者:西田幾多郎先生の「西田哲学」です。

東京で学んで、心理療法として石川で実践の輪を広げる。。。

思うことあって、今後は「からだ」に働きかけることによって
精神疾患からの回復や未然防止に関する活動をライフワークにしたい

そう考えています。

もちろん、今までの仕事もずっと継続しますが、

年をとってから戻るより、まだ現役感を持って世の中の役に立てる
うちに帰って来た方がいいというアドバイスもありました。
このアドバイスは、妙に腑に落ちた。。。

その他の周囲の反応としては、

同業の方からは「うらやましい」「全然アリ」という反応。
東京じゃないとできない仕事でもないんですよね、講師の仕事って。

学生時代の友人からは、友達として歓迎される声がある一方で、
「えー、いろんな情報とれなくなるよ」「仕事ないよ」とか
どっちかというと否定的な声も。

でも、最新のワークショップとか学会は、その都度出向けばいいし、
今までないがしろにしていたソースを丁寧に扱えばいいだけの話かも。

それと最近気になるのは、

新しい情報を集めれば集めるほど、お客さまとの距離を広げてしまうということ。
扱い方の問題なんでしょうけど、大事なのは、お客さまとの間で扱うべき
リアルな情報の方だろうし。

もう、東京じゃなくてもいいや。

と、思った瞬間から、パタパタと段取りを始め、
金沢の事務所の改装も終え、来週はもう引っ越しです。

早いもんだな。。。
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魅了された哲学

2014-11-16 23:39:51 | マインドフルな日々
2009年からメビウス人財育成グラジュエートスクールに2年通いました。
そちらの学長でハワイ大学で長らく教鞭をとられた吉川宗男先生(哲学博士)から
メビウス理論を学ばせていただきました。

終了して3年になるのですが、いい学びというのは場から離れても時間が経過しても
深まりつつあるものと思っています。

コーチにしても、カウンセラーにしても
どんな哲学・理論を背景に持っているのかによって、人間観は大きく変わると思います。
頭で理解できている哲学・理論も、あり方や行動も一致しているとは限らない。

自分でも、そんなことが常に頭をよぎっては内省をするのでした。

昨年あたりから、理論から哲学へと学びを深めています。
もともと哲学脳ではないので、特に東洋哲学のアナログ感を自力で理解するには
忍耐が足りず、嫌いにならないように、入門書からコツコツと理解をしてきました。

中でも私を魅了しているのは「老子」です。
NHKの100分de名著で取り上げられてからそのユルい感じにどっちかというと
「イラリ」とした印象を持ったものでした。

吉川先生がよくTAO・タオイズムの話を聞かせてくださっていましたが、
あの時は、先生のポイントをしぼったプレゼンテーションで大意を理解したつもりに
なってしまっていて深く探りませんでした。



しかし、この本に出会って、完全に「タオイズム」の美しさに釘付けになり、
1ヶ月で3回も読み返してしまいました。

ハコミセラピー―タオイズムと心理療法
クリエーター情報なし
春秋社


宇宙、自然のエネルギーで生きる生命体として人を捉えること。

人を裁くことなく、みずみずしく生命力に溢れ、慈悲深い言葉が連なります。
自然のリズムが教えてくれることのなんと多いことでしょうか。

そして「ハコミセラピー」の内容はほとんど興味を持ってこなかったのですが、
自己を探求するプロセスは往々にしてインナーチャイルドとの出会いになりがちで
この悲しみに共感できるのは、自分の悲しみを慈しむことなしにはムリだろうと

思うし、そのような内容の記載も実際にありました。

あの、インナーチャイルドのワークや、アダルトチャイルド的な自分を認め
受け容れてきた過程は自分にとっては必然だったんだなと思いました。

ハコミに出会うためだったんだと。

今後はもう少し「老子道徳経」のことについても書いていきたいなと思っています。

これらは、新しい時代にリーダーシップにも活かされる内容を多々含むように感じますし
組織開発コンサルテイングでは、E.シャイン先生の「プロセスコンサルテーション」
とも通じています。

いずれにせよ私の成長には非常に大切な哲学であり、
必要なモノ・コトは本当に寸分狂わず、必要な時に前からやってくるのですね。
決して自分からガツガツ探しに行っている訳でもないのに。

ホントにそんなもんなんだなと思うこのごろです。
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得手をさらに活かす

2014-11-12 19:55:08 | マインドフルな日々
大相撲11月場所が始まりました。
連日、幕内上位の取組を中心に帰宅後ビデオ録画を見ています。

昨日は関の新三役(小結)昇進のインタビューを聞いて、唸りました〜。

無口な力士が多い中で、現役力士で初めて内容のあるインタビューを聞いたように思います。

もともと右で差す型を持ちつつも、それを活かすために
左手をより一層使うように、日常生活の中で心がけていると。

強みを活かすには、弱みを克服するというよりも
活かしきれていないことを開発することが大事ってことですよね。

そもそも、強みとか弱みとか二元論で語られていないところも気持ちがいいです。

9月場所で、私が最も熱狂した逸ノ城関との流血の取組をスローで見ると
いかにこの左手が活きていたかがわかりました。

自分でもコツコツ・ひたむきに・地道にと公言するだけあるなあと。

日常生活から左手を違和感なく使えるようになることで
ほんの数秒の取組の中で、無意識に身体の自由な動きに任せることができるのでしょうね。

相撲は、身体の反応とほんの一瞬の判断が勝負の分かれ目になるかと思うのですが、
始まってしまえばいちいち考えて動いてられない勝負の世界。

勝つための動きを反射的に繰り出す。
得意パターンだけではなく、可能性のある動きを稽古で自分の身体に取り込んでいく。

これも、人体だけではなく、組織経営でも同じように言えるなあ。
最初は、ぎこちなくってカツンカツンになりながらも、試してみる。
「いいんじゃないか」と思ったことを、よりいい感じになるようにPDCAサイクル。

もともと、勢関は相撲以外からも相撲が強くなることを貪欲に取り入れているらしいのですが、
中堅どころになってもこういう素直さって素晴らしいなと思います。

立ち会いまでの所作を見ていても、非常に禅的な感じが伝わってきます。
足首の堅さを調整しようとする身体の準備の仕方にも工夫を感じます。

思い切りあたってあたり負けせず、勢い余って、前に落とされることも少なくなり、
土俵際で豪快に投げに持っていくところはなんかは実に雄々しく応援にも熱が入ります。



個人的には、9月場所で入り待ちの時に、リアルに見て「かっこいいなぁ」と思いましたが、
長身でバランスのよい身体が纏うシンプルな着物の着こなしが本当に粋です→「きものカンタービレ」さん参照

相撲甚句の歌い手として、巡業では観客を楽しませることでも、
知られていますが、

ひたむき、でも明るく自分を追い込みすぎないバランスの良さが
愛される理由なのかもしれません。

右肩の「鉄砲ダコ」の盛り上がりには萌えますね。
当然ながら厳しい取組が続きますが、楽しみにしています。
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小さな力でやる

2014-11-12 00:17:09 | 心身一如な日々
私のように若い頃からスポーツで勝ち負けを競ってきた人間は、
基本的には「勝ちか負けか」の思考が、本当に深いところに染み付いているのだと思う。

目標に駆り立てられ、おそらく日常生活でも反射的な動きを身につけている。
そのような迅速(拙速)な動きは、表層の大筋群の動きが担っているのだと思うが、
エネルギー出力の大きさと感受性は残念ながら反比例の関係にあると思う。

日常生活では、そんなに大きなエネルギー出力を要しない。
むしろ、深層筋が他の筋肉と連携しながら、全体の動きを完成させている。
小さい力の方が優美である。

大きな力では反動や反発が起きる。
小さな力の方が、感じ合えるし、細く長く、助け合える。

やる時は、無駄な力を削いで、小さい力でやってみる。
反応を観察しながら、ムリのない自分にあった方法を選び続けることの方が
結果的には出来上がりのクオリティも上がる。

組織にも同じことが言えるんだと思う。

これも身体が教えてくれたこと。
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去り行く人の教え

2014-11-10 21:50:28 | しごと・キャリアのこと
メンタルヘルスの悪化や退職者の増加というのは、少なからず組織の健全度の低下を示していると
多くの会社が考え、何らかの対策をするだろうと思う。

個人的な要因だから、組織としては何もしないと決めてしまえば楽だろう。
原因を特定して、自分のせいではないと自分から問題を切り離せば楽だろう。

犯人探しに希望はない。
組織内の人に関わる問題の要因なんて、複雑に絡み合っているから実際には特定できない。
せいぜいが見当がついたぐらいではないか?
それくらい、人はあいまいで不確実で感情に左右される存在だからである。

それよりも組織にこびりついた思い込みや決めつけの影響の方がはるかに大きい。
そして、誰もがその思い込みや決めつけを形作っている当事者である。

自分を組織と切り離して客観的に論じているつもりでも、自分はその組織というシステムの
一部であり、つねに影響与え、影響を受けている存在である。
そのことを理解しない限り、他責のままである。

このことに気づく人は案外少ないのかもしれない。

自分を肯定できる人には、自分に向き合う真の強さを感じる。

相手に問題を見つけるのではなく、自分の中に問題がないか探求や内省ができる。
自責の人ほど「自分にとってはあれが最善だった」と、必要以上に自分を裁かず、
次に活かすことだと思う。

「何かする」のかもしれないし「何かを止める」のかもしれない。
大きなことなのかもしれないし、小さいことかもしれないけど何か試行錯誤する。

そうしているうちに、自分たちに合う選択肢を見つける。
孤軍奮闘ではなく人を巻き込み少しづつでもいいから影響力を発揮する。

そういうリーダーを私は尊敬してきたし、
そうありたいとも思う。

葛藤や対立を恐れて、保身に囚われ、
「これでいいんです」「これが自分たちのやり方です」と言っている人には
やがて誰も助言しなくなる。

「難しいと思います」と言っている人は、
動きもしないで頭の中で、陰鬱なドラマを妄想することを選んでいる。
そんなドラマの1人の登場人物で満足している。

伸びない人とか変われない人って、そうやって取り残されていって
変われない組織の中では、そんな人が複数いるから安心して、
知らず知らずに「ゆでがえる」になっていく。

飛び出す時が来ているのに、問題たっぷりのお湯の中でじっとしている。

変われる組織は、トップが何よりも変わりたがっている。
だから抜本的な改革の推進力になる。

組織的に取り組めないと問題が起きてからその都度あたふたする。
振り返れば、問題の兆候があったのに、状況に介入していない。

なぜか?

自分が何者かがハッキリしていないから、人に対して必要な時に
必要な関わりができない。

組織に関して言えば、
同じ目的、同じ価値を大事にしているという実感がなければ
違いばかりを気にして、優しい顔をしていても心の中では相手を否定している。

だからいつまでたっても本当の「チーム」になれない。

若い頃、コールセンターで仕事の経験を積んで
痛いほど、悲哀を味わってきた。

今で言えば、ブラック企業的に2ちゃんねるで書きたたかれたこともあった。

それでも多くの企業が機械化が進むセンターオペレーションの中で、
人としての尊厳を守るために、働きやすさへの挑戦を重ねて発展してきた。

主力のアルバイトの1人1人が大事だった。
誰もが、この仕事を通して成長する可能性を持っていると信じていなければ
向き合えなかった仕事だったのかもしれない。

組織がどのような「人間観」に従っているのかは大きな問題だと思う。

安定したポジションや待遇になればなるほど、鈍感になる。
ノブレス・オブリージュであってほしい。

ものすごく個人的な準拠枠に基づいていると言われても構わない。
「私は何者か?」を問い、健全な境界の上に立って対処したい。

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さっそくお灸生活

2014-11-09 23:46:22 | 自分のお手あて
先日のお灸教室の後のデドックス効果、爽快でした。
お腹が軽くなりました~

効いているのかわからなかったけど、しっかり効いていました。

で、さっそくドラッグストアで購入してきました。



「せんねん灸」しかも最初からいきなり260個入り。
せんねん灸.オフ.伊吹260点
クリエーター情報なし
せんねん灸


そして、たまたま近所のBOOKOFFで見つけた「お灸のすすめ」
Amazonでも読者評価も高いですね。

お灸のすすめ-一回のお灸で必ずからだはかわっていく
クリエーター情報なし
池田書店


これ、先日のお灸教室の内容を網羅していて、初心者向けのツボが写真付きで紹介されていて
わかりやすい。

さっそく私は、身体のねじれを軽減するツボを4つチェックし、
1日あたり2ツボぐらいはお灸をしたいなと思っています。

今日もやりましたが、こんなに手軽にできるなんて。
もっと早くこの良さを知っていればよかったなとつくづく思いました。
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ソマティック心理学

2014-11-09 22:54:37 | 心身一如な日々
2013年5月頃から仕事での葛藤が強くなり、身体に異変を感じるようになりました。

このまま放っておいたら、いわゆるメンタルヘルスが悪化する状態になるだろうなという予感がしていました。
加えて仕事での長距離移動も身体に負担がかかっていて、首・背中・腰がカチカチでした。

先輩に、カウンセラー・セラピストの方を紹介していただき、「ボディサイコセラピー」という手法で
葛藤の原因を探りつつ、身体の緊張を解く「ボディーワーク」を合わせてお願いしました。

メンタルヘルス周りの仕事をしていて言うのもなんなんですが、
言葉は簡単に嘘がつけるし、いつも自分の心の声を忠実に表現できるとは言えません。

ただ、その言葉にならない本当の声を身体は表現しているんですよね。

その時にはっきりしたのは、自分の抱える「境界線(バウンダリー)」の問題でした。
必要以上に引き受けてしまう自分と、必要以上に相手に介入しコントロールしてしまう自分でした。

2014年3月に「アレクサンダー・テクニーク」の本を熟読して感動し、
5月に「ロルフィング」のセッションに通い、
9月「インナーチャイルドセラピー」に絡んで「ハコミセラピー」に出会いました。
10月マインドフルネスを手法として活かした「自己洞察瞑想法(SIMT)の心理相談員のトレーニングを始め、
11月「フェルデンクライス・メソッド」の本を手に取りました。

今年は、仕事以外の時間にこれらのことに関心を寄せてきました。

これらは、ソマティクスとかソマティック心理学と言われたりするものたちです。
この本には、たくさんの手法が紹介されていて、ワクワクして読んでいます。



ソマティック心理学
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春秋社


Facebookの方では、そういう手法との出会いについて結構発信しているので、
周囲からは、「ハリーは一体何をしようとしているのか?」「何になろうとしているのか?」と

言われたりもしましたが、相変わらず、研修や組織開発のことを仕事にしています。
ただ、今後はもっと身体の感覚を取り入れた教育プログラムを展開していきたいと思っています。

人の行動変容につながる「気づき」は身体の内外の感覚が鋭敏であるほど高まると思っていますし、
いつまでも手放せないメンタルモデルは、身体の動作とリンクしています。

過去の自分も含めて、身体の声、微細な感覚を切り離した人は、
自分の身体を機械のように扱ってしまっているように見えます。

「ボディメンテナンス」より私は「セルフケア」をしたい。

身体を介して自分の内側を見つめて、身体からの声を聞き、そして自分に気づき
より現実に対応できる思考と行動へと変わっていく。

そう思えてならないからです。

その為には、自分を機械系モデルで見るのではなく、
自分は生態系の一部、生態系モデルで捉え直していく必要性を感じています。

当たり前のことなのに、
すごいパラダイムシフトが起きているのが情けなく、恥ずかしくもあります。
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せんねん灸で女子会

2014-11-07 08:51:02 | 自分のお手あて
昨夜は、ロルフィングでお世話になった星野さんのところで女子4名でお灸を教わりました→コチラ

いや~、楽しかったですね。
やっぱり、本で読むだけではわからないこともあり実に有意義でした。
自分の身体と仲良くなりたい興味津々な女子たちが集まり女子会的風情。



もぐさってどうやってできているのかそれを実習したあと、
代表的な万能ツボを中心に見つけ方、お灸の使い方を教わりました。

短時間ですが、いきなり身体に反応が出たり、
終わった後、格段に足のむくみがなくなった方もいて
せんねん灸って簡単に使えるけど、優秀なんだなと実感。



レジメもかわいらしく、とってもわかりやすいし、



お土産もこんなにいただき、早速試してみたくなります。
断然、お灸が身近なものになりましたね。



大事なことは、すぐに効果を出そうとか、効果がでないことに一喜一憂するのではなく
身体に手を当て、身体に問い、身体の声を聴くこと、そして続けること。
1日の中で、短時間でも自分を慈しむ時間を持つことなんだろうな。

今回は女性ばかりでうかがいましたが、
男性のゴルフやランニング愛好者の方なんかにもお灸はいい効果ありそうです。

ゆるかわいく、ゆるやさしいお灸の時間を持ち、
身体の流れ(気・血・水)良くしたいです。

その夜は爆睡でした。

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歩く瞑想

2014-11-06 14:27:12 | マインドフルな日々
今年に入ってから、3日坊主とは無縁にウォーキングを続けています。
夏の暑い時は、夜、それ以外は早朝、仕事から帰ってきてからという感じで柔軟に。
最初は、一向に減らない体重がどうしたものかと思ってわりと頑張っていました→こんな感じで(汗)

習慣ができると、何歩歩こうが、何分歩こうがもうどうでも良くなり、
それ以降は、瞑想の会で体感した足裏の感覚、それからロルフィングで学んだ筋肉のつながりを意識して
ただ思考を鎮め、杉並区の宝「善福寺川公園」の四季を楽しみました。

しかし、すねの外側の筋肉のハリがどうにも気になっておりまして、
ある日、この筋肉にどう感じているのか尋ねてみたら「勘弁して」と返事が(汗)

で、3日ほど休んで座りでの瞑想は続けながら、出会ったのがこの本。

ティク・ナット・ハンの「ウォーキング・メディテーション」



ウォーキング・メディテーション―歩く瞑想の本
クリエーター情報なし
溪声社


マインドフルネスについての学びの中で、頻繁に出てくるベトナムの高僧。
読みながら、その何とも優美で慈悲深い言葉の連続に、吸い込まれました。

読みながら、歩くスピードがきっと早いんだろうな、と頭をよぎる。

多分、もう少し力を抜いて、足の裏の感覚と足から肩にかけての筋肉のつながりを
感じながら歩いても、多分、距離も時間もたいして変わらないんだろうな

と思って、今朝歩いてみたら、予想通りでした。

その代わりに得たものは、日に日に豊かになる木々の色づきや地表を覆う木の実たち。

そして、微笑みを携えて歩くこと。
瞑想の目的はあくまで瞑想であり、今ここを魂の喜ぶ時間にしたいものだなと思った次第。
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マインドフルネスな日々

2014-11-04 13:32:07 | マインドフルな日々
大田健次郎先生に習い「自己洞察瞑想法」を用いたマインドフルネス心理相談員のトレーニングを開始して2週間になりました。

うつや不安障害を抱えた方が症状を緩和するように開発されたプログラムを、支援側に回る自分が体感・体得する日々が続きます。

下記の本の巻末にある記録表をつけて次回の講座で提出します。

うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」
クリエーター情報なし
佼成出版社




この2週間を振り返りますと、もともと3月頃から歩きながら瞑想をしていたり、
座禅や瞑想の会にも足を運んでいたのでわりと抵抗なく続けています。

1日30分は座って瞑想しています。

とは言っても「今ここ」とは関係のない思考は当然わき上がります。
それでも、過去や未来に向いた思考に気づき、自分を責めずに、さらりとお別れして、
呼吸に集中する。

その他にも、日々の行動の中での自己洞察や、食事中の傾注観察などなど。

正直生活が変わります。
何せ、生活を素材としてトレーニングをしようと思うと
目的の違う行動を同時にできなくなってしまうのですから。

どちらかの目的のことにしか集中できません。

わかりやすい例は、「テレビを見ながら食事をする」です。
今まで、録画した番組は食事の時に見ていたのですが、これでは傾注観察をしようと思っていてもできません。
その他の体操類もテレビをオフにしないと本当のところの身体の感覚はわかりません。

先日の学会でも登壇者の先生がおっしゃっていましたが、瞑想を暮らしに取り入れようと思うと
生活が変わるというのは本当だなと思いました。

この暮らしは、続けられるのか?

続けられるとしたら、アウトプットを「最大化」するということよりも、
アウトプットを「上質化」することに本格的に力点を移し、不要なことを止め、
未完了でグダグダになっていることをさっさとやりきり、
重要で緊急なことに、爆発的集中力を発揮し、
自分が長期的に価値を置くことにコツコツと時間を使う。。。

といった、当たり前のタイムマネジメントの鉄則をひたすら守ることになるのかと。
座禅や瞑想を習慣化した方はこのことを自然とやっていらっしゃるのでしょうね。

できるビジネスマンが座禅を組むというのもなんだかわかりますし、
エレガントな女性が瞑想を習慣にしているというのもわかる気がします。

そんなの、当たり前とわかっていても、できないこともあります。
それでもなお「今ここ」の自分に気づき、自分の立て直しのスタートにつなげていくことなのでしょう。

身体を通して「気づく」こと。

私も含めて何かと駆り立てられる人には取り組む価値は多いにありです。

扁桃体が活性化しすぎて、将来の不安に駆り立てられた闘病中の方にとってもきっと価値があるはずです。

瞑想で支援に回ることは、瞑想でその効果を体感した人でなければできないと言われます。
私自身にとっても大きな変容につながるように思っています。

多くの方と、一緒にコツコツとりくんでいけたらと思います。
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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ