Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

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自分の描く幸せに注意を向けること:自分が幸せになるのに人を嫌ったり、憎んだり、妬んだりする必要はない

2019-05-20 18:38:24 | マインドフルな日々
マインドフルネス精神療法:自己洞察瞑想療法でクライアントを支援して3年半が経過しました。

もっと時間が経ったように思うけど、意外とそうでもない。

自己洞察瞑想療法は、10回セットの精神療法で、日頃、難しいことを簡単に伝えること、何よりも継続は力なりとクライアントをサポートしております。

自己洞察瞑想療法は、認知行動療法の1つです。
第3世代とグルーピングされています。



第2世代の認知行動療法でよくならなかった方の数名から、口を揃えて

「考えを無理して変えなくていいやり方は自分にはあっていた」と聞きます。

確かに、考えを変えるよりも、やっていることは、

・不快な思考をやめること

・自分にとっての価値・願いに注意を切り替えること

・その価値願いの実現のための行動を取ること

そして、

価値・願いは大それたものである必要はなくて、

家族と笑ってテレビをみて他愛もない話ができる時間を増やすとか、仕事が終わって帰ったら夫婦で笑顔で晩酌をするとか、

半年に1回は家族で旅行するとか、

自分の趣味で作ったものをプレゼントして喜んでもらいたいとか、断捨離してスッキリした家で暮らすとか、

自分のことしか考えてないような、よっぽどエゴまみれでない限りは、スケールなんかは関係なくって、

手を伸ばせば、実現するようなそういう距離にあるものでいいのではないかなと。

で、

例え、不快な思考に苛まれても、

自分とその周囲数十メートル以内の人がとりあえず幸せになるようなイメージのことに、注意を切り替えて、小さな行動に注意を向け続けるのです。

この「自分とその周囲数十メートル以内の人がとりあえず幸せになるようなイメージのこと」に注意を向け続けることができないので苦しいのではないかと・・・

結局、苦手な人のこと、苦手どころか本当にうまくいっていない人のこと、うまくいかない家族のことなど、

人間関係の問題に振り回されてしまうことってやっぱり多いもので、

いつの間にか、不快なものに脳は占領されて、いつしか幸せは見失われてしまう。

つまり、注意をコントロールすることができないから、不快な感情から瞬く間に広がる思考に飲み込まれてしまう。

マインドフルネスのトレーニングでは、価値願いに注意を向けることを持続する練習をしているんでしょうねーーー。

で、

あの人が嫌い、この人が嫌い、あの人のせい、この人のせい、いなくなればいいのにとか、どうして自分ばっかりこんな目に、悪いのはあの人。。。

でも、

自分が幸せになるのに、必ずしも人を嫌ったりする必要ないし、

当然、自分が幸せになるために他者の不幸を願うみたいなんておぞましいこと考えなくてもいいでしょ?

大脳辺縁系の扁桃体が、瞬く間に生み出し増幅して行く嫌悪感情は湧いてくるものはしょうがない。

ある意味正当なもの。

これを育てずに、自分の描く「プチ幸せ」に注意を向け続けて行動していくことを練習する、

これをクライアントと練習しているんだなぁって最近しみじみと思います。

マインドフルネスについて、テレビ番組では注意の制御については、ざっくりと「今ここに注意を向ける」とはいいますけど、

それは、注意の移動の練習ですね。

あんまり強調されないけど、本当はそういうこともっと練習した方がいいよね、って日々思っています。


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One day Mindfulness:調子がよくない人のためのマインドフルネスを

2019-05-06 21:49:31 | マインドフルな日々
私にとってもしっかりおやすみできたGWが終わりました。

仕事をしたり、日頃はなかなか手が届かない家や庭の片付けなどができた有意義なGWでした。

さて、明日からまた仕事です。うまく調和できるかなぁ?

3月に誕生したマインドフルネス瞑想療法士®︎の4名の皆さんとイベントをやることになりました。

私は、どちらかと言うとサポート役で、4名のマインドフルネス瞑想療法士®︎の初舞台です。

これまで3年半、マインドフルネスのトレーナーとして地域に密着してきましたが、

純粋に「しんどい人」が遠慮なく参加できる場づくりができないかなぁと思ってきました。

そのしんどさは人それぞれ違っていて当然なんですが、しんどいことをしんどいと言えて、これまでの対処療法が機能しなくて、

つらい状態になっている人が、「自分はまだなんとかなる、なんとかしないと」って散々頑張ったのに、

一向に好転しないで悶々としている間に、いよいよ復活が難しくなるってことを防ぎたいなあと常々思っています。

だから企画してみました↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



北陸地方の方に限られてしまうかもしれませんが、たまに観光を兼ねてって方もいらっしゃるんです。

よろしければ詳細をご確認いただければうれしいです→こちら


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令和がどういう時代になってほしいか?

2019-05-01 22:44:27 | マインドフルな日々
新元号に切り替わった本日。

私にとって、10連休というのは、新元号を迎えるにあたって幸運だったと思うのです。

普段はテレビなんぞそう見ないのですが、平成を振り返ったり、皇室のことを改めて知ったり、元号の切り替わりにゆっくりできています。

書き初めもいたしました!



しきりにテレビからは「どんな時代になったらいいと思いますか?」という質問に「楽しいことが多い時代」「平和な時代」「災害が少ない時代」のようなキーワードが聞こえてきます。

確かにそう、楽しいって思えて、戦争がなくって、災害もなくって。

でも自然災害は抑制できない。どれだけ平成という時代に自然の脅威に屈してきたか。

その一方で、楽しいことが多い時代や平和な時代は、国民1人1人が創っていくことができるもの。

誰かが創ってくれるものじゃない。

一方で、楽しくないことも、厳しい現実に耐えている人もいて、傍観者でいては、「楽しい時代」「平和な時代」を創ってはいけない。

今年で私も半世紀生きることになるのですが、誰かに追従していくだけの年齢ではもうなくなっていて、

他者を牽引していく、他者をサポートしていく、そうやって一緒になって創っていくということを、もっと意図的にやっていきたい。

よりよい時代にするためには、自分の仕事周りだけでなく、社会が抱える問題の解決にももっと関わっていく必要があるんだろうと感じています。


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少しでもよい時代を創っていきましょう!
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一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
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確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ