Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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熊本・大分での大地震から1週間が経ちました

2016-04-21 21:16:59 | 自分のおかたづけ
熊本・大分での大地震から1週間が経ちましたが、余震や2次災害などがまだまだ続き、
本当に心よりお見舞い申し上げます。

東日本大震災の時には、東京に住まいがあり、被害は少なかったのですが、大きな揺れを体験したり、
食料不足や停電などが身近な問題でありました。

ボランティアに行ったり、発生後も早い段階で被災地でのお仕事があったりもして、
自分も大震災の中で動いていたという実感がありました。

住まいは金沢に変わり、ちょっとやそっとでは行けない熊本・大分。
どちらも仕事では何度か行かせていただいた土地でもあるため、温暖で豊かな自然を思い出すとこの惨事が
まだまだ信じられないです。

今回は何ができるんだろう、物資援助?募金?などなど頭をよぎります。

ネット上では東日本大震災で得たノウハウがたくさん共有されています。
詰まるところ、被災された方、現場で支援されている方の気持ち・負担に思いを馳せて、
ひとつひとつ自分の行動が助けになるか、少しでも苦を減らせるかどうかで選んでいくことなんだろうと思います。

刻々と状況が変わり、必要となる支援が変わっていきます。
たった1つのベストな支援なんてないでしょうから。

無力だとは思いません。
自分の小さな行動が時間はかかっても必ず被災地の方の役に立つと信じて。

東日本大震災の直後には、私も何かしなくちゃ、いてもたってもいられないみたいに思った時期もありました。

でも、まずは、被災地とつながっているんだという思いから、冷静にやれることをやっていく。
それが、あの東日本大震災を通して理解したことです。

あれから、この国は数々の災害を経験し、たくさん学習してきました。
皆さん、1人1人の行動を尊敬しています。

1日も早く、被災された方々のこころ休まる日が近づいてきますように。
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自分の背骨で寛ぐことができること:腰痛とマインドフルネスとソマティクスと

2016-04-15 13:45:32 | 心身一如な日々
昨年の12月から、ずっと鎖骨の下、大胸筋の上部に痛みがあり、胸から上の不快感とともにいました。

1月には、自分の呼吸のパターンにも深い気づきがあり、楽になる方向は少しは見えてきていたのに、
えらく長く続くこの痛み。

結構しんどい時間を過ごしていました。
自分の脳の中で何が起きているんだろうなぁ〜、CTスキャン撮ったらどうなってるんだろうなぁ〜
薬を飲んだら楽になるのかなと思ったこともありました(振り返れば、飲んでも良かったかもとも思う)。

身体は、本当に複雑系を理解する一番近くにあるテキストだなと日々感じているのですが、
「私の場合」は「いい感じ」の動きが実感されても、それに連動して「いい感じ」のところが
増えて行くかというと、長年の身体の使い方のクセや、心の中にブロックしたり、
無駄にしゃしゃり出てくるエゴがあり、なかなか進んでいっていない感じがしていました。

そんな時に、仕事で決別を決断したことで、なんとなく身体の緊張が減り、
ちょっと楽になったかなと思った矢先に、タイヤ交換に出ようとした時に「ぎっくり腰」が・・・

久しぶりに「雷」にうたれた感じでしたが、一方で、何かの終わりもうっすら感じていました。

対処としては、痛みに振り回されてもしょうがないので

・いつもどおりの瞑想を続け、自分の身体の痛み以外の部分についても気づいていること
・そして、痛みなんて実体はない、自分が感じているとだけ観察するということ
・痛み以外の部分までが緊張しないようになるべくなら寛いだ感じでいたいなということ

とは言え、痛いものはやっぱり痛いんですよ。。。

痛みが和らいできた時に、ちょうど日本ソマティック心理協会の
第1回ソマティックダイアログ2016 「マインドフルネス」+「ソマティック」
〜身体のリベラルアーツに触れる〜
というイベントに参加させていただき、大きな洞察を得ることができました。



ソマティック心理学への招待
クリエーター情報なし
星雲社


それは、長谷川智先生と藤本靖先生の「東洋と西洋の身体技法と哲学」という
ワークショップの中の、身体の「健全」な部分・「影」の部分への焦点をどのように当てるか、
という「問い」への考察の中でおきました。

私は、背骨を中心として関連する箇所に慢性的な痛みがあるのですが、この痛みを見詰めることができます。
そしてどこで逃げてしまうかも体感があります。
そして理屈で解明しようとする自分の傾向を知っています。

翌日、敬愛する友人のSさんから
「泉ちゃんはどうして、そんなに光の部分と影の部分を極端なまでに行ったり来たりできるの?」と
質問されて「ハッ」としたのは、

私は、椎間板ヘルニアのトラウマや背骨に関連する以外に身体症状に悩みはなく、
幼い頃から活発で大病がないこと、これが安心材料であるがゆえに、サバイバル慣れしており、
果敢に痛みという「影」の部分に挑み続けることができてしまうのかと。あと気質の粘着性もあり。
(ホントのところはわかりませんが)

なので、「私の場合」痛みはつながりの中で起きていて、部分的に取り除くことはできないことが、
これまでの施術経験や身体の感覚を通してわかっていても「痛み」との関係はざっくりとでもいいので
知りたいと執着しすぎる。

そんな私のターニングポイントは、
山伏の修行:修験道の知恵を身体技法に取り入れていらっしゃる長谷川智先生が、ワークショップの中で、

「こんな私ですが、精一杯生きて行きますので、どうぞよろしくお願いいたします」

と、言葉にすることで、身体の弱い部分がどう強くなるか試すワークを提供してくださいましたこと。

あら不思議・・・
なんだろうこの背骨に力がみなぎる感は
なんだろうこの足裏への信頼感は

これが「THE受容」ってことじゃないか。。。

そして、自分への気づきは、私は、「光」の部分に感謝し、「影」に屈しないまでも
どれだけ身体に「謙虚」に生きてきたかというということ。

早く痛みから逃れて、何がしたいのか?
トホホ、開封してみると、相変わらずエゴまみれです。

そして、カウンセリング技法もソリューション・フォーカス・アプローチを扱い、
クライアントの上手くいっているところ、強み、つまり光の部分を見て行く技法を扱っておきながら、
自分の身体に対してはどうだったんだ?

マインドフルネスの実践をしながら、
なぜに「自分を慈しむこと」ができないのかと、
なぜに「今、ここで何かしていないと良くならない」と思ってしまうのか、
なぜに「今、ここで何かをして好転させることができないと自分に価値がない」と思ってしまうのか
なぜに「今、ここにある」というだけで喜べないのか、

という疑問が、人生の中で何度となしに、性懲りもなく押し寄せては、エゴが震え
そこを探るセラピー(インナーチャイルド)は何度も繰り返してきている訳だけど、
この押し寄せてはまた忘れられてきた問いと共に、これからも性懲りもなく生きて行くのかもしれないと。

ま、それはそれとして

長谷川先生からのアファメーションを活かせる土台は、
これまでのマインドフルネス実践やフェルデンクライスメソッドの実践で身体から気づきを
得てきたことも十分関連していると思っていて

人が痛みから開放されていく方法に、たった1つの方法もないし、
あの人と私の方法は同じである必要がない。
あの人がよくなったからと言って、私が良くなる保証もない。

だから全てを人任せにしないで、自分なりのやり方で、自分の身体と「いい感じ」でやっていくということを
面倒くさい「学習プロセス」によって体得していくことは「私にとっては」しっくりくるやり方なのです。

そして、痛みを取り除くことがゴールではなく、痛みを通して、自分を学び、
また痛みとともに生きて行くんだと、腹落ちした時に、特に「歩きの瞑想」の時に

背骨の上で寛げるようになった自分

に気づくことが増え、自分への信頼感・喜びがあります。

だいたいこんな風に文字で書いたところで、所詮、自分勝手な頭の中だけのストーリー(妄想)です。

ただ、そうやって身体を通して、自分に気づいたことを言語化し、
こぼれ落ちているものもあったとしても、それは私なりの1つのやり方であり、
それが好きなんだと言えて、自分の身体も好きになってきたと言えるようになっていると思います。

なんとなく安心感を感じている背骨が「そう言ってもいいよ」と言ってくれているような
そんな気がしています。

自分の中の光と影が、こんな面倒くさい対話をしながら、
自分の愛着する「痛み」から少しづつ離れて行くのかも、と。
遠回りしてるけど、それでOKなのです、今のところ。




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スマホのカメラで兼六園周りの桜を撮ったら意外にも美しく撮れた

2016-04-14 12:25:42 | ふるさと・石川
久しく更新しておりませんでした。
冬の間、身体の痛みがちょっとひどくて大変でしたが、何とか身体の調整が進み、近年でもっとも身体が整っている
感じがします。

ぎっくり腰が、最後の宿題かのように「どう乗り越える?」と問いかけてきたのですが、
もうこの痛みは、「痛い!」とキレてみたところで、受け容れることならできるし、痛くないところは寛ぐことも
できるので、「まいっか」と思って、少し良くなったところで花見に行っておりました。

金沢と言えば、やはり桜のメッカはここ兼六園周りでしょう。
大学時代はこのあたりで過ごしたので、愛着もあります。



お城の櫓にはあまり執着しないで、ぼんぼりをなんとかきれいに入れられないかなと思って撮ったらこんな感じ。
意外と上の方の桜が浮き出てきれいに撮れました。



ここは、大学時代の花見の定番スポット。今は、人影もまばらでひっそり。
でも、ここからの桜は、昼も夜もやっぱり絵になるかな。

ソフトでほんの少し加工してみたのですが、いい感じに撮れました。

>

ここは昔は大学の学食があったところでしたが、こうしてお花見の時期にたくさんの方に桜を愛でていただき
「いまむかし」を眺める桜、どんな気持ちなんだろうなと。

それにしても、iphoneから、カメラ機能の充実したスマホ(Android)に変えたのですが、
意外にもきれいに撮れていてビックリでした。
一眼レフも持っていったのに、なかなか活躍機会がないなぁ。

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