Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

絶対的な肯定

2009-03-29 12:10:16 | 仕事のひとこま
3連投のち充電後でございます。

午後から、金沢から甥っ子がおじいちゃんとやってくるとのことで準備など掃除などいろいろ中です。

それにしても、3日ほどの連続登壇には慣れなくてはいけないのでしょうけど、

新人研修ともなると、不安を取り除き、一歩踏み出させる勇気を喚起し、相手の学びたい意欲を駆り立てるのは、講師にも相応のエネルギーが必要でございまして・・・。

4月のハイシーズンはホントに良く休みを取りながら頑張ります。

ところで、私は仕事の中で、ある企業をチームごとに継続的にご支援させていただいておるのですが、

月に1回とて半年もお付き合いすると毎回毎回受講者の中に目にみえて行動が変わってくる方がいます。

聴いてみたところ、「学んだことを、仕事の中で実践してみるとのこと」

ありがとうございます、講師冥利に尽きます。

感動します・・・。

そして、泣けてきます・・・。

私が泣けるのは、自分と誰かを比較して自分を否定していた人が、

自分の仕事の「好き」の部分に目覚めて、たとえ表舞台に立てなくても興味や感心のベクトルの中で、今、目の前の仕事に集中しているという姿です。

溢れてくる「好き」という気持ちを封印する必要などなく、「好き」でいいんだと思うこと。

そう、

「それでいいんだ」「これでいいはずなんだ」

って自分を肯定することって、私もよく忘れてしまうんです。

それで、人に肯定してもらって、自分のままでいいんだって思えて、安心して先にも進める。

だから、私自身も自分を肯定してくれる人たちと付き合いを選ぶこと、それ自体に何のためらいもありません。

自分にとって心地よい刺激の中で、自分らしく自分で決めた幸せを実感できるなら。

もちろん、自分自身も条件付でなく相手を肯定できる自分でありたいと思いますが、仕事が絡むと、立場や役割、状況によって効果を見込んで関わり方は変わるのが現状です。

でも、基本スタンスは、自分・相手ともに肯定のOK・OKの関係です。

こんな動画で、また泣いています。

僕を支えた感動ムービー

自分と誰かを比較して落ち込んだり、自分の強すぎる価値観で他者を否定したりせず、自分も他者も信頼しながら、誰かと一緒に勝利者になりたいです。

上記動画は、下記の本の本の発売を記念して作られた動画です。
あわせて味わってくださいませ。

心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付)
野口 嘉則
サンマーク出版

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皆さんも、一緒に何かでワクワクしましょう。

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新人研修の季節

2009-03-25 14:11:55 | 仕事のひとこま
早いもので明日から新入社員研修が始まり、来週からは平日:激しく放電、休日:準備と休養の日々が3週間続きます。

先週は久しぶりにゆっくりできるかと思っていたのに、急きょ仕事で出動が続いたり、細かい仕事の依頼や勉強会などでバタバタでした。

今朝も、朝から研修準備をしながら、昨夜、ヨドバシカメラで衝動買いした

『冷蔵庫』

がやってきた(笑)

あと、楽天で購入した怪しげな家電製品:略してDD(何のことかわかんないだろうな・・・)も届いたし。

自慢のDDが何かは後日記述します。

こんなあたふたしながらも、研修プランを詰めています。

新人研修は春と秋に行われることが多く、私にとっても特別な研修です。

1日も早く1人前になっていただく為に、

研修の中では、ゆとり世代をある程度は寛容な気持ちで支えることと、時には行動の弱さを指摘したり、怠惰を叱らなければならないことだってありますし。

自分が新人だった頃は、会社で研修が内製化されていましたが、マナーやマインドセットの研修はあまり記憶に残っていません。

ただ1つ、マナー研修で『ストローク』という言葉だけが残っています。

今思えば、航空会社出身の人事部のマネージャーがマナー研修の中で、使ったこの言葉が交流分析とのご縁の始まりだったのかもしれません。

それはさておき、新人の皆さんには

たとえ失敗しても「行動しつづける新人」になってほしいし、とにかく先の心配よりも、まずは日々の課題をしっかりやり切り、着実に1つでも2つでも先に進んでほしい。

いきなり厳しい経営環境の中で、新入社員として迎えられる彼ら。

どんなことがあっても、1年間は基礎を固めて、そして苦しいことにもチャレンジしていこう。

そして、1日も早く、先輩と肩を並べて堂々と仕事ができるようになろう。

そして新入社員は、先輩を元気にすることだと思う。
羨むほどの、その吸収力で。

早く会いたくなってきました・・・。

私の2009年度の新人研修が始まります。

ただいま、ワクワク中です。

皆さんも、一緒に何かでワクワクしましょう。


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花粉症なのか否か

2009-03-23 09:19:48 | 他愛もないこと
連日の春の嵐で、少し桜の開花もお預けな東京地方ですが、これだけの強風ですと、花粉もさぞ飛散しておろうかと・・・。

と花粉症の方には、他人事のような申し訳ない発言をお許しください。

しかし、私を最近を悩ませているのが、目と鼻の乾燥です。

PC作業が目に堪えます。
夜寝る前に、潤う目薬を点眼するのですが、朝、目を開けるときのギシギシした感じが否めません。
日中も、潤いが実感できません。

でも感動するといつでも号泣できます・・・。

鼻は、常に内側の粘膜が1箇所大きく切れています。

仕事上、なんとかPCの画面を見ている時間を減らす努力はしつつも、ブログを更新するのもだんだん厳しくなってきました。

(もしや、老眼の前兆?)

これって、ただの乾燥による症状なんでしょうか?
花粉症の初期症状とかとは全く関係がないんでしょうか?

ちなみに、くしゃみも鼻水も全くないです。

今週から、いよいよ春の研修シーズン第1弾が開幕しますので、体調管理も万全に行いたいのですが。

花粉症の読者の皆様、助言をお願いいたします。

いまどき花粉症じゃないなんて非国民?


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『VOW』的に撮る

2009-03-21 22:48:20 | だいじな気晴らし
もうひとつ力の抜けた記事を書こうと思います。

皆さんの身の回りにも、なんだか気になる看板とかサインとかってありません?

私は、いつも最寄り駅に向かう途中で、「どんなんや?」と思ってしまうのが、コレです。



理容室の窓なんですが

「おいしい」パーマって、

甘いんでしょうか?

スパイシーなんでしょうか?

謎・・・

それから

余計なお世話かもしれませんが、



営業時間、3時間って短かすぎやしませんか?

そして

「地名」だからしょうがないんでしょうけど



金融情勢厳しき折、

痛み入ります・・・

皆さんは、『VOW』という本をご存知でしょうか?

あの、

知らなくて全く問題がない本です。

しかも、

知的な豊かさには、一切貢献しませんし・・

しかし、

宝島社から20シリーズ以上出ている本です。
しかも、2005年の段階で950万冊売れてるってのはスゴイかも。

もしかして、読者の方の中にもファンいらっしゃいますか?

内容は、ユニークな(バカバカしい)看板や誤植の投稿写真で成り立っています。

VOW20

宝島社

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これがまことにくだらない内容なのですが、私にとっては、どんなに嫌なことがあってもこの本さえ読めば、忘れられるという最高レベルの気晴らし本なのです。



しかし、どこかのタイミングで処分してしまったようで、もう自宅にはありません。

でも、今は、メルマガでも見れるんです→コチラ

定期購読しませんが、たまに見に行こうと思っています。

本の方が10倍面白いんですけど・・・

否定的な思考や嫌な感情に支配されている時に、

何かお決まりの行動(大きく『ストップ』と叫ぶ、指をぱちんと鳴らす、深呼吸する、手首にかけた輪ゴムをパチンと肌に当てるナドナド)をしたら、

その思考や感情と決別するという対処方法(コーピング)が紹介されていますね。

私の場合は、『VOW』を見たら、ゼロクリアとします。

嫌な気持ちになっていることを絶つことももちろん大事ですが、日ごろからそこそこ力を抜いて暮らすことも心がけたいと思っています。

たまには脱力系もいいよね

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出張先での儀式

2009-03-19 12:45:17 | 出張先にて
昨日・おとといと長距離移動が続いた為か、何だか朝から栄養ドリンクを体が欲しております・・・。

北関東は、出張のうちに入らないと思っているのですが、埼玉も大宮を越え、熊谷・本庄まで新幹線を使わず行くと、遠くに行った感じが残ります。

さて、私には、出張先で決まった儀式があります。

ブログに書き込むのは若干ハバカリがあるものの、このバカバカしい儀式をカミングアウトしたい気持ちもあり・・・・

どうしよう・・・・

っかなっ(汗)

あのぅ、

もったいぶる理由はないんですが、

ただ、あまりにもくだらなくもあるこの趣味を、

男女問わず読者の皆さんがどう受け止めるか多少なりとも気になるわけでして・・・

親しい人は知っています。

その儀式とは・・・・・
















ご当地まりもっこり」の撮影です。




「まりもっこり」ってなんですかという方は→コチラ

つまり、ワタクシメは何を隠そう「まりもっこりフォトグラファー」なのです。

「それが何か?」

って言われてるか、

「何じゃそれ?」

と思われているか・・・・

ま、それはそれとして、

「まりもっこり」は北海道で生まれたキャラクターなのですが、スケート選手の安藤美姫さんが携帯ストラップにつけていたことからメジャーになり、

「ご当地」ならではのまりもっこりが各地に生まれておるという次第です。

で、

私は、新幹線や電車の待ち時間に、おみやげ物コーナーに立ち寄り、必ず撮影して帰るという儀式が知らぬ間に定着してしまいました。

いやーーっいろいろありますよー。
呆れるくらいに笑えるのが・・・。

特に、中京地区は、ご当地まりもっこりパラダイスです。

中でも、私のお気に入りNo1は、「あんかけスパゲティもっこり」です。
麺に埋まって、どんだけご機嫌なHappy Faceなんすか・・・



「味噌煮込みうどんもっこり」「守口漬もっこり」も似た形状です。

最近、ゲットしたのが「栃木佐野ラーメンもっこり」です。
被ったラーメン鉢と、右手のオカモチがイカしています・・・



次は、「草津湯もみもっこり」
湯長さんになったまりもっこりの表情が、引き締まって見えます。



錯覚ですね・・・(苦笑)

表情は、基本的に同じニヤケ顔でございます。ハイっ。

東京も負けていません、「寅さんもっこり」



柴又に行きたくなってきました・・・・

その他、歴史上の人物だったり、建物だったり、食べ物だったり、携帯電話のSDカードの「まりもっこりフォトライブラリー」は着実に増えています。

研修が終わって、東京に戻るまで、頭の切り替えにはうってつけの習慣です。
最近は、ライトの関係で上手く取れないのがストレスになったりもしており、本末転倒ですが。

ちなみに高崎では、「きゃべつもっこり」と「たぬきもっこり」を撮影。

おバカで悪趣味とドンビキされるか、一緒に興味を持っていただけるかは微妙ですが、週末に向けての仕事もあとひと頑張りです。

皆さんももう一息、あと一息。

案外、笑えた方はクリックをお願いいたします。



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隣人の仕事

2009-03-15 14:01:19 | しごと・キャリアのこと
今日は朝から晴れ。ふとんを干して、洗濯をして、

で、

確定申告の仕上げです・・・・(苦笑)

青色申告なので、複式簿記で帳簿を作成し、最終的には決算書を作らないとならないのですが、微妙なところで数字が合いません。

仕分けが間違っているのはわかっているのですが、未だ見つけられません。



会計ソフトに入力しながら、売上の内容や、経費となるレシートを見て、たまにしみじみしたりしています。

特に、売上の入力の際に、お客様の会社名を見ると、どんな研修だったかとか、何があったかとか記憶が甦ってきます。

私は、研修にうかがう時に、お客様の会社の商品・サービス、マーケット動向、企業理念、その職種に必要な行動特性などを、良く理解して臨みたいと思っています。

特に、今までは特定の業界で過ごしてきた自分が、幅広い業界に渡って研修の時間をいただくことになったのですから、今までの経験だけで仕事などできません。

経験は大切ですが、陳腐化もすると思います。

大切なのは、お客様の変化する環境に、お客様の興味と自分の経験と研鑽の結果をいかに馴染むものにしていくかだと思っています。

そして、昨日と違う気持ちで、明日を迎えていただくことだと思っています。

製品創りの現場にいる方、安全な輸送に関わる方、人命救助にあたる方・・・・

今までの自分が身を置いてきた仕事環境では、語られる使命とは異なる話を聴いたりもします。

お客様から教えていただくことだってたくさんあります。

勤め人時代にいつも感じていたことなのですが、

今、自分の会社の組織でおきている構造的な問題を、一人で変えるのは難しく、また慢性化した問題を変える為のヒントは、その組織の中では気づきにくく、変えるエネルギーも沸いてきにくいということ。

だから、異業種、異文化、異年齢の人と会って、さまざまな違いの中から気づくとか、そんな人たちに承認されて自己肯定感を持って新しい行動を引き起こしていく

そんな好循環を、時と場所と人を変え、自分自身が作り出さなければ、私自身が腐ってしまうということ。

キャリアコンサルタントとしても、「仕事理解」ということがとても大切なだけに、もっといろんな仕事やそこで働く人を知りたいと思っています。

多面的に仕事を捉えることで、お客様とお客様の間の仕事の価値の共有が、人と人、人と組織、組織と組織をつなぎ続けるつなぎ目になっていけるのではないかと思うからです。

そこに、自分の成長も予感します。

そろそろ1回クリックをお願いいたします。


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働かないひと。

2009-03-12 21:52:10 | おすすめBooks
働き方って、人の価値観や生き方がすごく反映しますよね。

私にとって、「仕事があること」自体、本当にありがたいことです。

就職氷河期を挟み、自分の仕事力の向上に自分自身が責任を持ち続けなければならなかったキャリアジプシー的な時代が長かったため、

仕事があることに、成長の機会が確保できたと安堵感があったんですよね。

それっぽっちの安堵感でいいの?と思われるかもしれませんが、

不安定だけど、1ヶ月以上の失業はしなかったし、もともと目指していた方向に進んでいるから結果的にはOKなんです。

自分では本意でない仕事の時もあったけど、仕事以外で別に学び続けていたことがベースになって、今の仕事が成り立っていて、

仕事の中では、プライベートで学んでいることを無理やりこじつけて実務の中で理解したり。

けじめないんです・・・。
実は、仕事のONとかOFFとかどっちでもよかったんです。

でも、自営業となり、家が仕事場にもなるので、空間的にけじめがないのは最近ちょっとツラいですが・・・(苦笑)

こんな本を読みました。

働かないひと。
左京 泰明
弘文堂

このアイテムの詳細を見る


数名のビジネスパーソンの「働く」についてインタビュー形式で書かれた本なんですが、

この人たち、ものすごく働いている人たちです。
ハードワークもこなしているだろうし、クリエイティビティもすごく発揮しているし。

じゃなんでかと言うと、「働いている」と思って働いていないから、このテーマ。

登場する彼らの大半が、20代・30代だったりするのですが、この世代は、バブル世代以上とはひとあじもふたあじも違う「働く」意識を持った世代です。

正直、爽やかな金言が多かったです。

不自由な中から、自分のやりたいことで一人前になっていて頼もしい。
もちろん、困難のハードルを乗り越えてきていると思う。

そして、言っていることは、切れがあって社会性に富み、美しいし、それなりに苦労しながら認められる仕事をしているので、浮世離れしているわけではない。

かなり、エッジが利いてます。

私ごのみなのは、

「正解より回答 思考より試行」

走りながら考える人種にはかなりうなずけます・・・。

すごいなと思ったのは

「ゴールがあるから走るのではなく、誰かが待っていてくれるから走る」

という言葉。

これは、既に彼らが次世代へのたすき渡しを考えて述べた言葉。

それから、こんな言葉も、

「出来ていないと思えることはすべて可能性」

自己否定気味の方には、素敵なリフレーミングになるのではないかと。

それから、落ち着きのない私への金言。

「今、自分の手元にあることをどれくらいやりきるか、付き合うか。じゃないと限界が来る。どこかで行き詰る訳だから、いかに足るを知るかを知る」

おお、「知足」のことか・・・・今の自分のリソースで、今の課題を徹底的にやりきることって大事やもん。

その上で、新しい挑戦は、己の利益のためだけではなくて、誰かの幸せのためにする。

うーん、あまり知られてない本だけど、私はこういう本が好きです。

で、私も「働かない人」のカテゴリーの片隅においてもらいたいです。

おススメします。

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「好き」で生きる人(2)

2009-03-10 19:54:51 | しごと・キャリアのこと
1つ後輩のKちゃんも、そうなんです。

もともとバレーボール選手だったので、彼女が入学した時に、バレー部の私は勧誘にも行ったのですが、彼女は首を縦に振らず、「ライフル射撃部」に入りました。

で、ゼミで合流。

性格はおっとりで、体育専攻とは思えないスローリーな彼女・・・

ゼミの教官が、授業では水泳の指導教官なのに、彼女は、水泳がメチャメチャ苦手だったです。

そんな彼女が、正直スポーツクラブに就職したのは意外でした。
しかも、スイミング担当って・・・

何年かして、彼女は会社を辞めて、フリーのアクアエクササイズのインストラクターになりました。

アメリカから最新のプログラムを紹介したりワークショップの講師をしたり、頑張っていました。

ある年、彼女の年賀状には「今、人生で一番勉強しています」と、とても力強く書いてありました。

彼女は昨年、理学療法士の国家試験に合格し、今、病院に勤務をしています。
若い時の試験勉強とは別の苦労があったと思います。

38歳からのプロフェッショナルなキャリアチェンジです。

彼女から学ぶのは、最初はたいして好きでも、得意なことでもなかったことでも、誰かの何かの為に仕事をよりよいものにしていこうと思えば、

そのことが知らないうちに得意になり、無意識のうちに好きになっているんだってこと。

自分の興味の深堀りは、誰にも遠慮などいらない。

確か、おばあちゃん子だったなぁ。

今年の秋、先生の還暦のお祝いの時に彼女に会えることを楽しみにしています。

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「好き」で生きる人(1)

2009-03-09 13:30:19 | しごと・キャリアのこと
土曜日の夜は、いろんな意味で有意義だったです。

私の大学の恩師は、東京で学会がある時に、全国に散らばった学会参加者と東京にいる教え子に声をかけて呑む場を設定してくれるのです。

金沢に帰省しても、研究室に顔を出せない私には、そういう時には努めて参加しようと思っています。

今回は、1つ上の男性の「T先輩」と15年ぶりに再会できました。

私の大学のゼミの特徴は、卒業生の多くが健康医学関連の研究者となります。しかし、T先輩は全く異なる目標を達成した尊敬できる方です。

T先輩は、高校が同じで、小・中・高とサッカーで活躍して全国大会にも出場していました。

高校では理科系のコースで、理工系の大学にも合格していることを知っていました。

でも、最終的に教育学部で体育を専攻する道を選びました。

その後、私は同じ学部・学科・ゼミの後輩となりました。

私のゼミでは、コンピュータのC言語のひとつであるFORTRANのプログラミングのマスターが研究活動で必須なのですが、私が、ゼミに入った時には、彼は先生から難易度の高い統計解析を任されて、よく徹夜でプログラムをいじっていました。

苦手な英語書籍の翻訳も毎日コツコツ頑張りました。

サッカーの練習には、ほとんど行っていませんでした。

卒業して、大手のソフトウェア会社の関連会社でSEになり地元に残りました。

年賀状のやりとりはずっとしていて、結婚して、すてきな家を建て、子供が生まれてと思っていたら、その数年後、念願だった自動車会社の開発部門にSEとして転職したと知り、非常に驚きました。

建てた家をあっさり手放して関東の方へ・・・・。

そこから、7年、自動車づくりから距離を置いたシステム開発業務に携わっていたとうかがいましたが、

この2年は、エンジンやミッションの設計システムの開発に携わり、それが完成し、いよいよ自分たちの作ったシステムで作ったモノが巣立っていく喜びをかみ締めていると。

この話を毎年送られてくる「文集」で、知った時に本当にうれしく思いました。

第一希望でもない大学で、本当に、自分のやりたいことジャストフィットしないまでも、大きく決めた方向性の中で、今の自分の関心の赴くがままに没頭しながら、結果的に転職できる確実なスキルの蓄積をしていく。

そして、転職してからも、思った仕事ではないけど、7年間腰をすえて、そして得た自分の理想に近い仕事。

大企業の中で、不本意な仕事でも決して腐らず自分をワクワクさせることを忘れないこと。

学生時代に乗っていたバイクも車も今の会社のものでした。

転職の時期が、31歳でしたから、その判断もよかったし、奥様の思い切りも素敵です。

子供は3人、住宅ローンもあろうが、「パパは、夢を追いかけているぞ」って感じが、最高です。

今できることに注力し、タイミングを逸せずに、夢を叶えること。

好きなことを諦めずに、ほしいものを手に入れ続ける、もの静かで、控えめな人柄のそんな先輩がかっこいいです。

山手線のホームでお互いに敬礼をして別れました。

その仕事が「好き」ってホントに素晴らしい。

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若き才能

2009-03-07 00:29:32 | ちょっと感動
引き続き胃痛治らず、午前中は安静。
夕方からライブでしたので、昼から仕事と勉強と確定申告の準備に集中。

スーパーライブ 秦 基博 in 武道館



いやーっ、よかったです。ホント、楽しくシビレてきました・・・

アコギ1本での弾き語りが彼の真骨頂なのですが、何せ「鋼と硝子でできた声」がキャッチコピーの彼のその歌唱力はどの曲も聴き入らせるに十分です。

MCは自然体で、素で面白いし、間の取り方が上手いのも感心します。
何よりも音楽に対してまじめなところがかなり好きです。

今日も必ず歌ってくれると思っていたこの曲→「朝が来る前に

こんな胸にぐっと来る感覚は年を重ねても忘れたくないなぁと思います。
自分の記憶をたどり、当時の2人(私を含めた)がホントいとおしくなります。

それから、

アンコールで歌ってくれました大合唱とともに→「新しい歌」

もっと聴いてみたい方は→コチラ

ああ、いい夜だった・・・・当分、頑張れそうです。

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苦くて甘い今

2009-03-06 11:57:33 | しごと・キャリアのこと
昨日は朝から、胃の具合が悪く、朝から栄養補給は必要とはわかっていても、ちょっと自信がなく・・・。

新幹線に乗る前に、朝食を買い求めようにもそんな時に限って、「カツサンド」とか「てんむす」しかなく、胃薬を忘れて心配な1日でした。

結局、研修中はさすがに痛みは忘れられるものの、帰宅後も胃痛は収まらず、夜9時にはベッドに入り、本を読みながら眠りについておりました。

読みたい本はたくさんありますが、最近は「働く」って何なんだと考えられる本を選んでは読んでいます。

先日、アンジェラ・アキの「手紙」を聴きながら、大人になった僕が、「苦くて甘い今を生きている」と言っている歌詞に妙に共感してしまいました。

確かにそうだもん・・・

個人的な「甘い味」だけを追い求めようとすれば、周囲との不協和音が生じ、でも、決して利己的ではなく、誰かの役に立つ自分の信じることを迷いなくできれば、プロセスに味わう苦味も自分の喜びになるだろうし。

自分以外のことを変えることは残念ながらたやすいことではありませんが、

変えたいと思えば、相手を巻き込む本気さや、誰かの胸を打つひたむきさみたいなものや、本当に率直に相手と正対する潔さみたいなものって必要だよなぁ・・・って思うんです。

しかも、ハンパない感じっていうか、でも、自分以外の人への優しさがあったりで。

自分が影響を受けて、行動変容に至ったのも、そんな人たちとの出会いだったと思います。

満員のNHKホールで「手紙」を歌う、中学生たちは何を思って涙するのか?

感動の大合唱は→コチラ

未来の自分に何が待っていようとも、自分の声を信じ、今を生きていこうという決意か・・・

振り返れば、学生の頃は、選択肢も少なく、経済的に自立した今と比べれば自由とは言えなかったと思います。

時間の自由や責任の小ささという点では、自由は大人になってからよりははるかにあったけど。

大人になっていったん自由の意味を知った後に感じる不自由さは確かに違和感はありますが、それが現実。

不自由な中に、誰かと共に自分らしく生きていく自由を自分で見つけていく。

涙しながら歌う中学生から改めて考えたことです。

しかし、今日も、胃薬は苦いです。

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十五の君へ

2009-03-04 20:25:34 | 家族とのかかわり
私の甥っ子は、今年高校受験です。

都会と違い、私立の進学校が少ない石川県地方では、多くの学生は県立高校が本命となります。

来週、受験日を控えた甥っ子のために、仕事先から「湯島天満宮(湯島天神)」に合格祈願に行ってきました。



さすが、天神さんですね。
何箇所もある絵馬の奉納場所は、すべて九十九折(つづらおり)になった絵馬で溢れています。



梅祭りの期間でもあり、たくさんの方が訪れていました。



周囲の反対を押し切って、私の母校を受験する甥です。

なぜ実力相応の1つ上位の学校を受験しなかったかは、私もわかるから。
むしろ、私の卒業した高校も案外ステキな思い出に溢れた学校で、叔母としてはちょっとうれしくもあり。。。

先月、電話をした時に、デリカシーのない彼の祖父母(私の父母)が、学校の先生からも勧められている1つ上位の学校を受験してはとしつこくダメ押しをする・・・なんてことをぼやいておりました。

周囲の期待に応えるべきか、と頭をよぎったのか?

「どうせ誰に何を言われようとも、受ける学校、変えるつもりないんやろ?」
「うん」

彼の母(私の姉)と甥の相性は極めて良く、私と同じ体育会系女子の気質を持つ姉にとっては、「男子」の成長には胸が熱くなることも多いようです。

自分もそうであったように、今は、結果を考えて不安になったり打ち消したりの繰り返しだろうと思います。

でも、答えのある問題に取り組めるうちは、そのことを全力でやればいいと思う。
大人になってぶつかる問題には、そう簡単に答えに出会えなかったりするから全力で生きることが難しいこともあるから。

そんな日々が続く彼をちょっと胸キュンで見ている姉を思い浮かべながら、同じ気持ちで聴きました。

アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~

自分の声を信じ歩けばいい・・・(涙)
なぜか15歳の時のワタシにありがとうと言いたくなりました。

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選ぶ話題

2009-03-03 21:26:22 | しごと・キャリアのこと
先日、企画させていただいたセミナー「メンターを知ろう」の中で、講師の株式会社統合共育研究所の大野雅之先生が、こんなことをおっしゃっていました。

◆元気のない大学生が語っていること◆
お金・(特定の)友達のこと・遊び・就職への不安・リスク回避・その他

◇元気のある大学生が語っていること◇
夢・目標・(広い)人間関係・感謝・リスクへの挑戦・その他

◆元気のない組織が語っていること◆
業績・予算(定量的)・合理性重視の議論・社内他部署・上司・過去
組織で起きていること⇒失敗の回避・マイナス情報化隠し・異質性の排除・社内事情の優先

◇元気のある組織が語っていること◇
思い・志(定性的)・人間重視の議論・顧客・市場・競合・未来
組織で起きていること⇒失敗を学習・マイナス情報の開示・異質性の積極的な取り込み・お客様事情の優先
  
私は、お客様企業のある元気のない組織と、「元気のある組織が語っていること」を半年にわたり、話してきました。

自分1人で変えられないこと(制度・上司・給与)には眼を向けず、自分の言動や考え方を変える選択を自発的にした結果として「さわやかさ」が、周囲に感染していくことを感じます。

一人ひとりのつながりを強いものになって清々しいチームが作られています。

今、自慢したいくらい輝いています。

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「喜び」「誇り」「志」

2009-03-01 22:39:59 | 仕事のひとこま
昨夜から15時間寝てしまいました・・・。
久しぶりに、ゆっくり自宅での食事、しみじみおいしいです。

年明けからの私の研修は、自分でも少しずつ変わって来ている実感があります。

大きな違いは「本気度」です。

以前は、受講者(お客様)の受講態度やモチベーションに、多少なりとも影響されるところがあったかもしれませんが、今は、いい意味でシンクロしている瞬間を多く実感できるようになっています。

さて、

いつだったか、日経新聞でどこかの社長が、若者へのメッセージの中で、仕事に必要なものは

「喜び」「誇り」「志」

だと、語っていました。

本当にそうだと思います。

しかし、多くの職場では、「喜び」「誇り」「志」」が語られることって案外少ないのではないでしょうか?

私は、これらは、実は個々の中に必ず程度の差こそあれ必ずあるものと思っています。

なのに語られるのは、不平や不満、疲労だったり、排除や強制を帯びた話題だったりします。

溜めずに、吐き出していくことや、意味を伝えることは大事。
だけど、同じことを繰り返し吐き出し続けながら、個人も周囲も元気がなくなっていく職場を残念に思っています。

だけど、

現状は満足できる職場環境ではないかもしれないけど、自分の仕事の「喜び」「誇り」「志」を語る人たちがいて、そのような人たちは、断然カッコいいんです。

先週の研修でも、5日間、連日ほぼ男性(女性は2名)でしたが、まっすぐ前を見て、目力があり、心が開かれ、男前です。

(不謹慎ですが、萌えます・・・・)

そういう話題って、「浮いたらどうしよう」とか「ドン引きされたらどうしよう」なんて思う必要ないと思います。

講師の立場で研修全体を見ても、皆が多少なりとも感じているだけに、「共感」があるのは確かだと感じています。

今の日本の経営環境や雇用環境は厳しく、マスコミの扱う話題は暗くて、物憂いものばかりです。

でも、働く人は「温存している自分の底力」を発揮して、「相手の底力」を引き出し、とにかく今を乗り切ることが大事だと思っています。

「喜び」「誇り」「志」は、誰かとの関わりの中で、自分自身が見出すものと思います。

誰もが知っていながら、時々忘れてしまうもの。
日本の職場は、ホントは、まだまだ元気です。

私も、一緒に、走り続けます。

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