Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

カスハラへの早期介入

2024-07-03 15:12:20 | 仕事のひとこま
日本産業カウンセラー協会の協会誌の紙面にも「カスハラ」の文字が。



今、官民問わず対応についての方針やマニュアル的なものが作成されつつあったりして、2024年の春夏、まさに旬なテーマだと思います。

カスハラへの対応は、働く人の就労環境を健全なものにするためにあります。

私がコールセンターでスーパーバイザーをしていた時は、頑張れるところまで一次応対者が対応していましたが、

今は、もう「無理!」と思ったら早めに変わることをお勧めしたいです。

悲惨なのは、二次対応に当たる上司にクレーム対応のスキルがない場合です。

カスハラの研修は、若手をカスハラから守るという観点で若手が受講対象となることがありますが、

本当は上司あるいは時間が許せば上司と部下が一緒に受けると言うのが妥当なんじゃないかと思います。

今は心理側からも仕事をしていますので、差し障りのない範囲で書きますが、

顧客からの執拗なクレームによって、自律神経失調症や適応障害を発症することは多いにありうること(いや実際に起きていること)です。

さらに言うと、それがきっかけになって退職するケースも少なからず起きます。

この時に管理者の方に伝えたいのは、

「クレーム対応になんら手助けをしてくれなかった上司や職場に失望。あんな会社に戻りたくない。」

と、部下を失うと言うのは、絵空事ではなく実際に十分おきうる(起きている)話なんだと言うことです。

そうなった時に、良心の呵責に苛まれる上司がまたメンタルを病むこともない話ではないはずです。

クレームに果敢に介入できる上司の皆さんであっていただきたいです。
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カスハラについて思うこと

2024-07-03 14:00:45 | 仕事のひとこま
学校教育現場でモンスターペアレンツという言葉が広く知られるようになってもうずいぶんになります。

少なくとも私が講師になりたての頃、その兆しがあって、ただでさえ疲弊している教員の就労環境が刻々と悪化していくのを見ていました。

最近、「カスタマーハラスメント」という言葉が周知されつつあります。

消費者対応と心理・福祉領域にまたがって仕事をしているため、この分野の研修をご依頼いただくことも多々あるので、個人的には「旬」なテーマです。

先日も航空会社2社が共同で、迷惑なお客様に対しての対処方針を発表していました。

事例を知るに本当に、何をしてもいいって訳ではない卑劣な事例もあります。

お客は神様ではなく、あくまでお客であって、お客と従業員はお互いが人格を持った一人の人間です。

なんざんしょ…

本当にそれがわからない劣化した国民が増えたというか、わかっていても感情の制御ができない認知機能の低下した国民が増えたというか💧

30代半ば、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の消費者対応研究会で消費者対応について熱く学んだ時期がありました。

当時は、難クレームの対応事例を会員で熱心に学んでいたのですが、あれは今思えばカスハラへの対処方法について学んでいたのかもしれない。

この研究会には大手企業のお客様相談センターや相談室のトップの方が何人もいらっしゃりトップクラスの対応方法を学び鍛えていただくことができたのですが、

その時にやったことは、徹底したお客の心情理解や背景の理解だったように思います。

今、心理や福祉の領域にいて思うのは、それに加えて疾患や障害(認知症や精神・人格障害)のような脳の機能に由来するもの考慮しなければならないと思われる事例も確実に増えているように思います。

対応難しいですよね…

ご家族とか高齢者や障害者の支援職の方を巻き込んで対応していく他ないってところに追い込まれても立ちはだかる個人情報保護の壁とか、ややこしい時代です。


(写真は「photpAC」からお借りしました)

そうは言っても、

にっちもさっちも行かない組織と個人の対話について「ご家族や支援していただいている方にもご相談いただけますか?」みたいな、一旦、ブレイクタイムを意図的に生み出すって大事なんじゃないかなと思います。

それができない方は、そもそも希薄な関係性の中でやり場のない怒りを組織側にぶつけてきていることが考えられます。

破滅した論理を繰り返して、組織を振り回している間は自尊心を満たすことができますが、組織というのはそういうことのために存在しているのではないです。

働く人には役割があります。

その役割が果たせなくなるほど、仕事の邪魔をすれば罰せられます。

自分の主張がなかなか叶えられないからといって、相手を罵詈雑言で傷つける必要もありません。

ご高齢の方に散見される、説教か?と思われる長時間のお電話も迷惑です。

接客の仕事をしていて最もよく私たちが学び、サービスの改善しようと動かずにはいられないのはマナーが良いお客様です。

カスハラには、荒んだ心が見えます。

今、自分の身近なところに、能登半島地震で被災し、行政への不満が鬱積してカスハラ寸前という住人がいます。

行政側にも配慮が足りない面もあるし、住人側も破綻した地域の関係性の中で、個人で声を上げざるを得ず、孤軍奮闘になってしまっています。

クレームを言う人の背景を知ると解決策として提案する中身が変わってきます。

しかし、多くの場合、それらは見過ごされます。

これらを見過ごさない感度の高い応対者もいるにはいますが、そもそも関心がない人には「◯の耳に念仏」です。

それでも、そう言うことができる人は、不要な時間を対応に使うことなく、自分の仕事のストレスを自ら減らすこともできるのではないかと思うのです。

それらを見過ごしたまま「警察や弁護士に相談します」「お電話を切らせていただきます」「対応はこれで終わりにさせていただきます」と言う対処方法が独り歩きしていくことはあってほしくないなと思います。

長きに渡りこの分野で研修を担当しているとそう思うことはよくあります。
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精神保健福祉士資格でリスキリング

2023-07-05 11:33:38 | 仕事のひとこま
精神保健福祉士の養成課程も、実習と専門学校のレポート28題の提出が終わって、あとは夏のスクーリングを残すのみとなりました。

そこで、2月の国家試験の準備だけはしておこうと思い、参考書をとりあえず揃えました。



内容としては、2022年に合格済みの公認心理師試験と重複する部分もあって、おさらいする部分もあれば、

やはり社会福祉士との共通科目の一部には、馴染みがないものも幾分あるので、そちらを先に準備しておこうと思っています。

試験までの間に何が起きるか分からないので公認心理師試験でも功を奏した「目指せ!効率学習」です。

勉強する仕組みを作ってしまうこと、私の場合は、これがすごく大事で、中でも資料をコンパクトにまとめ、自分なりの検索力を機能させることが勉強の快適さに必要なので、今月は準備だけでもしっかりやろうと思います。

そして、参考書はこの3冊しか買わない、使わない。

徹底した「ローリング作戦」でいきます。

私の場合は、

資格の取得が目的であったかというとそうではなく、合格・不合格にあまり囚われていませんでした(というか不合格は頭にない)。

最近のキーワードで言えば、実務に直結する「リスキリング」だったのだろうなと思います。

ただ、

本当にキツかった。。。

そして、犠牲にしたものも多々あったの。

しかし、選択は全く間違っていなかったと思います。

とりわけ「社会問題」に対しての意識は格段に高まったと思います。

ターニングポイントは「地域福祉」「社会保障」のレポートを書いていた頃です。

多分、日本国民の大半が思っていることだと思いたいのですが、超・本音で言えば「日本、やべーよ。。。」

もちろん、前からそう思ってましたけど、さらに輪をかけて(汗)

雑誌でリスキリングにおすすめの資格ということで、いろんなスキルや資格が紹介されていました。

精神保健福祉士が取り上げられているのは、今の段階では見たことないんですが。

実習に行って思ったことは、医療や福祉の現場には、民間企業人には興味深いことが多くあった。

そして社会問題として取り上げられる問題は、この領域にもかなりあるのではないかと思う。

おそらく、いろんな視点や経験、スキルのある人が関わってこの社会問題の当事者になることが必要なんだと思う。

1年10ヶ月、レポートに、実習に、スクーリングにと社会人が有給をとって養成課程を卒業するのはキツイと思うのですが、

今後、当たり前にならなければならない障害者雇用には、採用する側も知恵を持ち、工夫していく必要があります。

(皆さんも一緒に学びませんか?)

日本の共生社会の実現は先進国の中でもとんでもなく出遅れているのですが、

せっかく5領域にまたがる学びをしてきたことやこれまでの自分のキャリアをどう活かしていくか、

セルフ・キャリアコンサルティングをしています。
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SARASA NANO (サラサナノ)で丁寧に書く

2023-01-28 16:51:50 | 仕事のひとこま
日本の筆記用具ってすごいなと日々思っています。

数百円にすごいテクノロジーが詰め込まれたりしていて、ついつい新しい商品が出ると試したくなるのですが、

もう長い間、ハードに書くときはuniのJET STREAM ジェットストリーム、芯は0.7mmに定着しています。

実は、2022年は激しくメモを取ったり、勉強したりで、昨年1年間で替え芯の消費はこんな感じ。



なんと3色ボールペンは継ぎ目に亀裂が入っていて、テープで止めて使用していましたが、さすがに限界がきたようで引退です。

5年ぐらい使ったと思うので寿命だったのしょうね、最初に買った初代のも同じように真ん中から割れました(汗)

で、

振り返ってみて、どう改善する?

今年は、ムダにエネルギーとインクを消費するような書き殴り系の書き方はもうやめよう。

ということで、新年からメモやノートの書き方を見直していることもあって、ピグメントライナーのようなミリペンやその他のジェルインクのボールペンを

使ってみたりするものの「インクの減り、はやっ」と思うほどに、替え芯を買いに文具専門店「事務キチ」にいくことになる。

そこで考えた結果、

ボールペンのペン先を細くしてみよう!

ということで、

前々から気になっていたZEBRAのサラサのシリーズから出た「SARASA NANO (サラサナノ)」を購入。



サラサのシリーズも色々あるけど、手前の2本がサラサナノです。

元々細いの好きじゃなかったのですが、試し書きでは、これはいけるかも。。。

ガリガリ、ギシギシ感はない。。。

手帳にはかなりいい感触。

ペン先が金属製で、細いがゆえのガリガリ感を独自クッション性で軽減するという、定価220円の商品とは思えないテクノロジー。

ペン先、0.3mm!

ジェットストリームの0.38mmも試し書きしてみたけど、鮮明さはやっぱり水性ジェルボールペンの方が優位です。

もともとサラサのシリーズも好きで用途に応じて使っていたので、これを機に油性のボールペンから水性ボールペンに軸足を変えてみようかなと思います。

インクは、ちょっとおしゃれな色味のものが多くありましたが、実務的には、黒と青でOKなので、しばらく試してみたいと思います!

50代半ばに向かって、おそらく今、メモをとる習慣や考えをまとめる習慣を改善し続けておくと、20年後、30年後の認知機能の助けになるんじゃないかなと勝手に思います。

そんなことを考える年になってきましたが、まだまだ脳には頑張ってもらいます!
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無限なる音楽生活  ー70・80年代のロックを中心としてー

2019-02-14 13:12:07 | 仕事のひとこま
昨年、伝説のロックバンドQueenのボーカリスト:フレディ・マーキュリーとバンドの半生を描いた「ボヘミアン・ラブソディ」を見ました。

それまで、聞いたことがあった曲だけど、Queenの曲だったと知らなかった曲もあって、改めて聴きたくなりYoutubeで聴くことにハマってしまいました。

たくさんのライブ映像やMUsic videoが残されていて幸運だなあと思っています。

もっと生きているうちに、素晴らしい音楽を聞いておきたい・・・

そう思うようになり、最近は使い古して音楽や英会話の勉強専用となったスマホで「Sotify」というアプリを使って70年代、80年代の曲を無料配信で聴くようになりました。



メジャーなものが中心ですが、自分がまだ小学生や中学生だった頃、十分堪能できなかった曲たちです。

もちろん後を追って、聞いた曲もあるけど、ローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンのようなロックは好んで聞いてこなかったし、

もっといろんな音楽を聴きたくなったアラフィフ(女)です。

もともと音楽の無料配信には抵抗があって、お金を払って聴きたいとは思ってきたのですが、

もうこれまで十分な成功を収めてきたミュージシャンなら「ま、いいだろう」と思い、楽しんで聞いています。

兼ねてから愛用のBOSEのミニスピーカーSoundLink MIniは、




自宅内で部屋が代わっても聴ける環境でもあり、ほとんど無限で音楽のある生活になりました。

もっと生きているうちに、素晴らしい音楽を聞いておきたい・・・

このまま楽しんで生きたいと思います。
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ホワイトボードに大切に書く

2019-02-05 13:13:51 | 仕事のひとこま
早いものでインストラクター・講師といった仕事をするようになって15年になりました。

2019年は、仕事の中で、初心に戻って取り組もうということを決めてブラッシュアップしようと思っていることがあります。

今年の課題は「板書」です。



インストラクターになった頃というのは、レッスンプランに板書計画を盛り込んで、どんな風にホワイトボードに記入するか決めていましたが、

時代が変わり、研修スタイルもファシリテーション中心に変わってくると、

いかに、受講者の方の声を可視化していくかがポイントになっていきます。

自分自身がこれらをなんとなく勘や経験に頼らずに、

しっくりくるフレームを選んで図解できるように、ゾーニングしていくことを心がけています。

その結果、やはりいいボードファシリテーションができている時というのは、集中力や気づきが高く、問題解決が早いということ。

研修だけでは、このスキルを鍛えることができないので、

日頃から、何かしらの情報を収束していくプロセスで、可視化を習慣化して、学習を促進できるように精進していきたいと思います。

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ドイツのおみやげ

2011-08-28 12:29:39 | 仕事のひとこま
8月10日~14日まで、ドイツに行ってまいりました。
訪ねたのは、ミュンヘン、シュトゥットガルト、ハイデルベルク、フランクフルトです。

お客様企業の研修旅行に同行させていただき、ドイツのモノ作りについて技術、メンタリティについて学ぶ旅でした。

ドイツには1997年に、フランクフルト、ハイデルベルクとベルリンを訪ねており、今回も幾分重複はあったのですが、15年前とは視点の違う有意義な学びの場をいただきました。

私は、モノ作りについて以外にも、電力についてやドイツ人の仕事へのモチベーションみたいなところに関心を持ちながら過ごしました。

詳しいことは、ご契約の関係で書けないのですが、夏の終わったドイツでシミジミとモノ作りや働くことについて考えながら過ごしてまいりました。

お土産は特に欲しいものもなく、ババーンと買うことはなく、実家の家族や、身近な友人、お世話になっている皆さんにちょこっとした消耗品を購入してお土産としました。

まずは、これ、牛の胆汁のエキスが入った石鹸。
様々な銘柄で、1ユーロ前後で売られているのですが、「GALLSEIFE」と表示されているとこの手の石鹸と思っていいようです。



とにかく汚れが落ちるってことでたくさん買ってきました。
この手のモノは環境立国でもあるドイツはお手本です。
血液汚れなどが良く落ちるそうで、他のサイトでおススメと紹介されていました。

そして、即席食品の数々。



スープ、調味料、ドレッシングの素など。
また有機食品のストアではハーブティやはちみつを購入。

それにしてもスーパーも梱包や告知もゴミが出ないような工夫があり、日本はまだまだ「売らんかな」の為にムダが当たり前になっているのを感じます。
店側が何をプッシュしても消費者側は買い物にブレがあまりないんでしょうね。

自分のおみやげは、「stabilo」のカラーペンです。



日本の半値(2つで15ユーロぐらい)であったため、衝動買い。
マインドマップ用のペンがどんどん増えてしまっています・・・。
特に24色の極細マーカー(右)は旅先にも持って行けそうなコンパクトさ。

それから刃物の質の良さでも知られるドイツでありますので、サバイバルナイフも購入。
こちらは、日本で買ってもあんまり変わらないかと思ったのですが、登山女子なら1つはあってもいいのではないかとのことでこれを機会に購入です。

ドイツから戻ってからもいろいろ外出が続きお土産の整理も今頃になってしまいました。

今回は物より記憶や現地で考えたこと、新たなに発展した学びを大切にしながら、次なるお客様の支援につなげていきたいと思っています。

いただきました機会にただ感謝するのみです。
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浮き沈みの時期

2010-09-05 15:11:38 | 仕事のひとこま
どうやら、9月はまだ真夏だと思った方が良さそうですね。
高気圧の腰が重すぎます、どんだけ居座るんですか・・・。

そんな中、研修その他でお客様のもとをご訪問すると、社員・職員の皆さんに夏の疲れが色濃く出ています。

さて、話は変わり、私は、人の支援は、
思いや知識、スキル・手段のバランスと使命感で成り立つものと考えています。

その一環として、理論を学ぶ機会も多く、したがって「広く浅く」かじりながら、理論に基づく手段には最低限の理解は持っていたいと思っています。

人は当然のことながら理論に基づいて行動しているのではありません。
理論はすでに起きている現象をあくまで検証したり、整理したものと理解しています。

私の身につけてきたメンタリングスキルは、状況対応メンタリングスキルと言って、「状況対応リーダーシップ理論(SLⅡ)」と「DiSC理論」に基づいています。

メンティが置かれている特定の状況におけるニーズを知り、DiSC理論により個性を把握し、相手の心理的なニーズを満たすべく状況対応メンタリングスキルを用いて、あの手この手で支援していきます。

研修を企画する際にも、受ける側のニーズを満たし、次なる成長のプロセスを自発的に歩んでいく道筋を準備することが大事だと思います。

4月に出会った新人の皆さんもいよいよフォロー研修の時期に来ています。

新人さんとて、ひとくくりに論じることはできないのですが、今の時期は開発レベルD2というポジションにいる方がわりと多いと思われます。

求めているのは、コーチ。

ここで言うコーチは、スポーツ選手のコーチのイメージではないかと思います。

半年間でできることも多くなったけど、新たな問題にもぶつかっている方も多く、問題を解決するために、まだまだ教えてほしいし、そして支えてほしい(高指示・高支援)。

明確なゴールがほしい。
自分の状況をまず知ってほしいし、やったことに対して、こまめにフィードバックがほしい。
やっていることに対しての疑問について、理由や根拠を説明してほしい。
できることも増えているけど、失敗もまだまだするので励ましがほしい。

仕事の計画や、問題解決は、段階的に主導させる必要はあるけれど、まだまだ不安や迷いがつきまとうもの。

だから導く側としては、

問題を探す時、解決する時、計画をする時、決定する時、解決する時に一緒に関わることが必要。最終決定には、上司がまだ関わることが多い。

浮き沈みが多いので、懸念、考えを聴いて、解決や評価とともに、誉めたり、労ったり、励ます。

よい仕事を定義し、仕事ぶりの確認と評価がどのように行われるか部下と共有する。

まさに、プロ野球やスケート、陸上選手のコーチがスランプの時に選手に何をしているかにヒントが多いのです。

浮き沈みの多い時期には、自分自身で振り返えることも大事だけど、他者からの肯定的な評価はもっと大事だと思います。

20代の心の病が増えていると先日発表されていました。

即戦力を求められることの重圧が原因とされていましたが、育てる側が、即戦力を育てる方法がわからない中で、勝手に育つのを待つのは手抜きでもあります。

時代は変化しているので、過去の体験に基づく勘だけではなく、

今も昔も変わらない人の本質にフォーカスして、育成する側が、原理原則的に育成のコアの部分が理解し、即戦力に育てていく上で大事です。

そんなにシステマティックに行くかどうか?

育成する側が、デジタル的にミニマムで理解し育成する部分も必要で、自立と自律を促す匙加減にアナログ的にエネルギーをかけていくことがもっと必要なのではないかと思います。

育成する側も決して余裕があるわけではないですから、メリハリを効かせて育てて行きたいものです。

即戦力に育てていく「組織のシステム」と「個別の関わり」で育成側も成果も効果もあげていきたいものですね。

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何があっても大丈夫

2010-06-29 23:11:56 | 仕事のひとこま
連日、蒸し暑いですね。
暑さが苦手な私には少々の梅雨寒の日が待たれます。

5月末・6月末は、長期間の研修を終えた新入社員の方が、マナーのフォロー研修で仕上げをし、いよいよ配属となります。

私の新人時代のことを書きましょう。

カレコレ18ネンマエ

私の場合は、福島の研修施設で1週間ほどの集合研修後、配属。即日OJT開始でした。
当時のことを振り返ると、やっぱり不安はありました。

社会人になって実家を離れ、初めてのことも多く体験し、
しかも配属が兵庫県尼崎市と、コテコテの下町でしたので、金沢生まれの私には初めて見る光景も多々あり・・・。

私は、フィットネスクラブを全国で運営する会社に入社しましたので、最初はもちろん現場です。
しかも、教えていたのは、エアロビックダンス・エクササイズです。

体力こそあれ、ダンスの才能はなし。
でも、エアロビックダンス・エクササイズはダンスというより、むしろ体操です。
運動生理学や解剖学に基づき安全で楽しくて効果的にリードしなければなりません。

7月から3ヶ月間の養成コースに入り、10月のデビューまで特訓の日々でした。

研修講師と共通しているのは、エアロのコーチも、同時にやらなければならないことがたくさんあります。

とにかく、自分は体を動かしながら、指示だし(キューイング)をし、お客様とアイコンタクトを取りながら、ついて行けてない方をフォロー、メンバーに合わせて動き・心拍数の調節、音楽のピッチコントロール、空調管理などをほぼ同時に行います。

シカモエガオデ

そんな新入社員時代でした。
それ以外にも、チームの管理業務やイベント企画などがあり、まあ、良く働いたと思います。

1年目は、ホントがむしゃらでしたね。

正直、落ち込んでいるヒマもなく、愚痴なんて思いもつかないそんな1年でした。

特に、レッスン入場者数は、コーチの人気そのものです。
人気コーチに交じって、数字で評価されるのはツライと思いきや、尼崎は人情の街。
ヘタッピなレッスンに応援で入って下さるお客様に随分助けていただきました。

社員なので他の業務もあるし、まだ新人だし、と大目に見てもらうこともできましたが、甘んじるはずもなく、ただ上昇気流を作るしかなかったあの頃です。

最近の新人の方と接していると、配属後の不安が非常に強いなあと感じることがありますが、当たり前と言えば当たり前ですね。

何しろ、今の新人の方がたは、私たちが新人の時よりも、厳しい環境の中で、より早いスピードで一人前になることを期待されているように思うからです。

しかし、厳しい就活を乗り越えて入社した皆さんです。
内定まで、何度もつらい体験をし、思い悩み、涙したこともあるでしょう。

その経験を、今、私たちの年代が経験したら、立ち直るのは、若い時以上にツライと思う。
私も転職活動で2社内定いただくのに、何社書類選考で落ち続け布団から出れない日があったか・・・。

トシトルト、ウタレヨワクナルヨネ~

やる気の表現はやや控えめな、昨今の新人の方々ですが、実力・底力は多いにあると信じています。

アトハ、コウドウシナガラシコウサクゴ

若い時って、やろうと思えば何でもできた記憶があります。
無論、人それぞれでもありますが、概ね6月の雨に打たれる草木のように、今はグングン伸びる時期ではないかと。

育つ土壌が豊かな栄養を湛え、どうか元気な種が大きく伸びて行きますように。

何があっても、あなたは大丈夫。
今までもずっと大丈夫だったのだから。

再会の可能性は極めて低いのですが、受講者の方に届けたい今の気持ちです。

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親身に接すること

2010-01-25 21:54:47 | 仕事のひとこま
登壇した日は、極力、家で仕事をしないように、外で仕事をしてから帰ります。
今も、阿佐ヶ谷のマックでコーヒー飲みながらブログ更新しています。

私は、接客部門での部下指導の研修をさせていただくことが比較的多くあります。
今日もそうでした。

私の仕事人生の大半は、接客業です。

接客者には、今、目の前にいるお客様がご満足なさる行動を自ら判断して速やかに行動に移す力が求められます。

「どうしたらお客様の立場に立って考えられる従業員を育てられるでしょうか?」「どんなトレーニングをしたら良いでしょうか?」

そこって、育成者側の最大の関心事だと思います・・・。

でも、私は、上司であるあなたこそが、お客様の立場に立って親身に応対して欲しいと願う部下・後輩に「親身に対応すること」が何よりも大事、

そう思っています。

お偉い方々には、なかなか直球は投げられませんけど(苦笑)

1人の人間として信頼され、尊重され、困った時、愛情が枯渇した時、スランプの時、アドバイスがほしい時、話を聴いてほしい時、励ましてほしい時、労ってほしい時、渇を入れて欲しい時、見ていてほしい時。。。

その時々の相手のニーズに応えていく、

私は、時間がかかっても、そんな関わりの中で、親身になってもらうことの意味を、

見返りを期待せずに、おぼろげにでも知ってもらうことが必要だと思っています。

甘やかしている訳ではなく、手を差し伸べる時か、一人で乗り越えさせるかなどの判断はもちろん意識的に行う必要があります。

先日、受講したセミナーの中で、講師の先生が「部下にお客様の立場を考えて対応してほしければ、部下を1人の人間として尊重することだ」と仰られた時に、

自分の軸足の置き場を、そろそろ固めてもいいと、ようやく思えるようになりました。

イマドキの若者は、そんな親心がわからないとなどと言われますが、誰かが教えて行かなければなりません。
そうやって、私たちも「困ったチャン扱い」されながらも大人になりました。

講師としては不甲斐ないのですが、私は、外部講師のたった数回のトレーニングよりも、忙しいけどすぐそばにいる上司の日々の関わりの方が格段に効力あると思うんです。

育成側にとっては、1回や2回で伝わらないのはもどかしいものです。
すぐに、行動に表れないのもどかしいものです。

でも、育成の技術とかコツとかから自由になって、誰かが、字の如く「親の身」で、無条件の愛情で関わる、そんな人が例え少なくてもいいから、必要だと思います。

忙しい仕事の中で、常に言動で示すのは難しいのが通常、だからこそ、せめて気持ちだけでも。

人は、一瞬にして劇的に考え方が変わることもあります。

数年前に、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会のCS研究会に在籍していた時にこんなコラムを書いています。→コチラ

この経験から既に8年の月日が流れました。

この話は、当時、時給1200円からコールセンターの仕事をアルバイトとしてやり直した、自分史上待遇的には最も恵まれなかった時代のはじまりの出来事です。

無論、私にこれまでの仕事の経験から、このコラムの中のインストラクターのメッセージを掴む下地があったことは否定しません。

その後の仕事でも、私自身が様々な葛藤の中で、チャンスを掴む努力したのも確かです。

ホント、シンドイジダイデシタ・・・

それは差し引いても、そんな中で出会った

雇用形態を問わず様々なチャレンジの機会を与えてくれた上司。

インストラクターとして必要なことを、たくさん気づかせてくれたり、教えてくれたメンター。

退職が決まった後ですら、損得抜きで、その後の私の仕事に生きるようにと新しい経験をさせてくれた上司。

何年経っても、色あせることがない記憶です。

辞めた会社に、今でも無条件で感謝するのは、そんな上司や先輩がいたからです。

人は扱われ方によって変わるのです。

そして、感動は人を瞬時に変えることもできます。

久しぶりに思い出して、マックで涙ぐんでいます。。。

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喜びを稼ぐ仕事

2009-12-13 08:47:44 | 仕事のひとこま
昨日は、メンタリングの師匠・仲間と「夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション2009」を観覧して参りました。

福島正伸先生と情熱のあるスタッフのもと3回目を迎えたこのイベント→詳しくはコチラ

8組のプレゼンターのプレゼンテーションはそれぞれに心に響きました。
心が震えた個別の事業については後日の記事で少しづつ触れたいと思います。

そんな中で、自分にとってお土産になった言葉があります。

それは、プレゼンターの方のお一人が発した「喜びを稼ぐ仕事」という言葉です。

私は、日々Googleを使い、検索したり、Gmailを利用しているので、一日にたくさんの広告を目にします。

私の仕事は研修の講師である為、「1000万円稼げる講師になるために」という広告が頻繁に表示されるのですが、

私は、その広告の見出しを見る度に、いつも違和感を感じていました。

つか、もちろんそれだけが目的ぢゃないよね・・・

今は、勤め人時代と違って、現実の問題として働けば働くほど稼ぎは多くなります。

年間で、これくらいという目標の売上はあれども、営業活動は他社にお任せまたはご紹介でつながっており、今年1年はかなり人任せでした。

「稼ぐことは悪いことではない、むしろ稼いでいいんだ・・・」

独立する前に、お金のことについて「わりとまじめ」に考えたつもりですが、私は、元来「お金好き」ではないので、お金で幸せになることはあまり関心が持てず、ここまできました。

ブログに自分のお金の価値観を書くのも初めてだろうと思います。

で、

自分のお客様を頭に思い浮かべた時に、公言せずとも、受講者の方が、現状十分な実績や実力がないくせに「1000万円稼ぎたいと願う講師」と共に学んで喜びを分かち合えるだろうか・・・

私は、まだまだ自分に学ぶことが多いことを知っており、今年は年収の2割を自分に投資してきました。

投資額の確保のために、計算機を叩いた時期もありましたが、自分一人でできる仕事には限りがあり、お金で目標を決めることにあまり意味を感じることができませんでした。

売上は自分の影響度と比例します。

でも、喜びの総和であってほしいと思っています。

そんな時に耳に飛び込んだ「喜びを稼ぐ」は、確実に自分のミッションにフィットします。

独立してやがて2年、年間での繁忙のサイクルがわかりました。

1月から3月は、自分のコンテンツを育てる時期です。

まだ出会えていない皆さんと「喜び」を分かち合うそんな仕事を創造する今年の冬にします。

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収拾がつかない感謝

2009-12-06 00:12:18 | 仕事のひとこま
先々週、愛用のペンケースを紛失しました。
置き忘れの可能性のある場所はすべて問い合わせをしましたが、見つかりませんでした。

自宅の中でテレビのリモコンが見つからない私です。
ペンケースもひょっこり出てくるのではないかと思いましたが、見つからないまま週末を迎えました。

中には、筆記具の他に、決して紛失してはいけない記録媒体と印鑑が入っており、情報流失と悪用を想像すると、関係者に合わせる顔がなく、情報に部分的にロックをかけてはいたものの、自責の日々を過ごしていました。

ところが、数日後、奇跡的に拾得者と思しき方からメールが来ました。
先々週、出張で行った先の大阪の方でした。

拾ってくださったのは、JR大阪駅の券売機の前。

不信感よりすがる思いで、何とかやり取りを続ける中で、私のものであると断定された時、私は、泣いていました・・・。

これ以上泣いたら、翌日の研修、目腫れるから、涙、止まってよ、マジで。

この方が、東京にお越しになることを知り、直接お会いして受け取ることになりました。
お礼をしたかったのですが、メールの中で、「絶対にお礼などしないで下さい。」とあり、どうしたものかと思い、取り急ぎ、筆を取り、礼状を書きました。

結語は、語りつくせない思いを表す「不一」

こんな時に使うことになろうとは思いもしませんでした。

「失せモノが無事に持ち主のところに届くことは気持ちの良いこと」
「そのような快さを味あわせていただきお礼を申し上げたいくらいです」

この文章を見た時、年長の寛容な紳士であることを確信し、見ず知らずの方と、言葉を選びながらメールでやり取りをしていた緊張感がようやく緩みました。

今日、仕事の後、東京駅のホームでお会いした紳士は、目元が優しい、柔和な表情の大学の教官の方でした。

お礼状だけお渡しして、一旦、別れたものの別れがたく、再度お声がけをして、一緒にお食事をさせていただきました。

お互いの仕事のこと、日本の未来のこと、世界共通語としての英語について、豊かな教養に溢れた分かち合いの時間です。

それにしても、私はツイている・・・

こんな奇跡的なことが起きていいのか?

拾得物は届けても、書類の記入などなんだので、手間がかかるし、ペンケースなんて、警察や鉄道会社が真剣に探してくれるものでもなかろうに。

どんだけツイてんのやろうか・・・ワタクシ。

金品に換えられない厚意への報いは、同じように困った人に出会った人には、この紳士が私にしてくれたように心を尽くすことだと思っています。

この年になっても、不注意を助けてくれる人生の先輩がいます。
そうやって、支えていただきながら、私も誰かを支えていきます。

尽きることのない感謝の気持ちに収拾がつかない夜です。

不一

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共に育ち続ける

2009-11-29 22:15:16 | 仕事のひとこま
昨日、ようやく11月の全日程の研修が終わりました。
昨夜は、お客様である会社の社員の方1人と所沢で居酒屋に流れ込み、研修で語りつくせなかった話の続き。

サシで飲む・・・

基本的な思考と行動パターンが同じなので、話はほぼ相補交流的にずーっと続くわけです。

私は、本当につくづくお客様に恵まれていると思います。
独立して間もない頃からずっとおつきあいさせていただいているお客様にもホントに良くしていただいていますし、その後の新しい出会いにも恵まれています。

ツイてる・・・

月のうち大半が、1回限りのお客様なのですが、継続してご支援させていただいている企業もあり、

受講後、社員の方の行動が実際に変わってきていることを見聞きすると、お客様の会社の役に立てていると幸せな気持ちになります。

また、忙しい現場のお仕事を抜けて、研修を楽しみにくれているお客様の前のめりな研修態度や、研修そのものを楽しんでくれているのを見ると、こんな前向きな社員の方を自慢したい気持ちになります。

知らないことを知ったり、気付かなかったことに気付いたり、やってなかったことをやってみようと思ったり、できなかったことができるようになったり、

詰まるところ、そのお手伝いして、仕事の中でも元気で幸せになっていただくのが私の仕事です。

自分自身が元気で幸せであることはもっと大事です。

10月・11月と登壇数も多く、厳しかったと言えば厳しかったのですが、少し慣れてきたのか、数か月前に同じ状況だった時よりは幾分睡眠時間も多く取ることができるようになりました。(遅刻の恐怖には震えたけど)

まだかすかに仕事が増やせるかもしれません。

12月からは、少しづつ次のシーズンへの準備です。
ハイシーズンには行けなかったセミナーなどを今から楽しみにしています。

(学びえたコトはブログでも発信していきますね)

「学びゆくものだけが教える資格がある」

ようやく一段落したので、ハイシーズンの間に、中断していた仕事を少しづつ進めていきたいと思います。

少々休みがちになっていたブログもまた通常ペースに戻して行きます。

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書き尽くせない思い

2009-09-06 19:31:22 | 仕事のひとこま
写真日記的な内容から変わって、

先日、私がご支援させていただいているある会社の社長とのメールの最後が「不一」と結ばれていました。

うわっ、なんやろ・・・、これっ

早速調べてみました。不一の意味⇒コチラ

なるほど・・・

「手紙の末尾に書いて、気持ちを十分に書き尽くしていない意を表す語」

この日のメールはいつもより長く、社員をいたわり、未来に期待したり案じたり、いろんな思いに溢れていて、最後の「不一」の意味を知った今となっては、

業績厳しきに迎えた決算月に、緊張感の中で一丸になって働く社員さんへの

今まで垣間見ることができなかった別の表現の「愛情」を感じずにはいられませんでした。

私も、それ以上のやりとりは控え、後日のご訪問をお約束しました。

自分の気持ちを尽くしきれていないほど、溢れる思いがあることを表す「不一」という表現の美しさに、しばしシビレたひと時でした。

それにしても、年が4つしか離れていないんですが、以前からその接遇や礼儀作法の奥深さには教えられることが多く、自分の一般教養の浅さを思い知りますなぁ・・・。

私のブログの結句も「不一」で終わることが増えるかも・・・


たまによろしくお願いします。

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仕事の理解

2009-06-13 00:44:45 | 仕事のひとこま
今月は、なぜか研修の日数が過去最高です。

正直、その月の平日の6割以上登壇すると、日常生活は「てんやわんや」になり、7割以上登壇すると、仕事以外のことを楽しむ余裕がほとんどなくなります。

夜、ベッドが充電器っぽくなります。

しみじみ、仕事があることに「ありがたやー」と感謝しながら、5分以内には寝付いています。

研修の準備の中で、最も気を遣うのは、お客様の「仕事の理解」です。

自分の仕事の中で関連の薄かった業界や、業務内容の複雑な仕事ほど、研修が終わるまで悩ましいのです。

誰に対しても同じ、通り一遍等の研修で、講師の世界に受講者を引き込めるほど、強烈な世界を私は持っているわけではなく、引き込む必要もなく、

忙しい中、時間を割いて参加してくださる皆さんの日常業務の中で役に立ちたいと思えば思うほど、

自分が経験したことのない仕事をイメージし、大まかでもいいから、仕事の特性にあった例話や提案をしたいと思っています。

そして、今月は、クレーム応対の研修が多いのですが、消費者の視点って、受講者の心に響くようで、

自分の消費者感覚を鋭敏にしておくことはとても大事だと思いますし、お客様のマーケットの動向を知り、お客様が直面している痛みに共感できることも欠かせません。

あまり高い関心がなかった金融商品については、株価がドカンと下がった昨秋から投資を始めましたが、それはお客様の仕事を知りたくて始めたようなもので、特段、資産運用を意識したものではありませんでした。

今週は、複雑な事情のお客様の仕事が続き、頭がオーバーヒート気味でした。情報の整理がカツカツでした。

そんな中で、自分の時間の使い方や体の休め方など、新たな課題が多くみつかった1週間でした。

土日も、仕事っぽく過ごすことになりそうです。
運動する時間が減ってきましたので、時間確保しなくては・・・。

たまにお願いいたします。

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