Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

大人の品格

2010-03-29 23:34:12 | 他愛もないこと
東京では、桜がつぼみのままで4月を待っています。
久しぶりに、入社式や入学式では桜を背景に記念写真が撮れるのではないでしょうか?

桜は私には特別な花で、特に母校である高校には桜の木が800本も植えられています。

そして、母校が2006年、春の選抜高等学校野球大会に21世紀枠で出場したことが思い出されます。
(創立以来3回目の出場)

9回表に逆転したものの、その裏に逆転され、結果はサヨナラ負けでしたが、さわやかに接戦を繰り広げたことが思い出されます。

そして、大会終了後には応援の最優秀賞を受賞しました。⇒ 桜色のアルプス席

卒業生としては、こんなに誇らしいことはありません。

私の母校は、金沢市内にある県立の進学校ですので、練習環境も十分ではありません。

いわゆる天才・秀才がいる進学校ではないので、今思えば、真面目で努力家な学生がコツコツと勉強し、大半が部活動と両立をさせ、「質実剛健」の校風を今でも守っているのだと思います。

甲子園では、「ナントか1勝できれば・・・」と淡い期待もしたのですが、何よりも願ったことは、後輩たちが、与えられたチャンスの中で、持てる能力を発揮しながら、自分たちらしく戦うことでした。

21世紀枠とは、地区代表をあと一歩で逃したくらいの実力はあり、甲子園である程度は対等に戦う力がある学校が選ばれている一方で、実力・実績がある学校でも、大舞台で思うように力が出ないこともありましょう。
(大舞台に魔物はツキモノです)

いずれにせよ主役はあくまで選手です。

指導者が結果に全責任を持つほど、選手たちは無力な存在でも、所有物でもなく、結果はどうであれ、敵・味方を超えて称えられる存在です。

むしろ、指導者は、勝負の結果から、まだ人間的には未熟な彼らに、何を教え、どう承認し、励まし、彼らが心に何を刻むかを見守り、次の方向性を明確に示し、

指導者自らが、広い社会を生き、影響力を持つ者として高潔であってほしい。

今年の冬は、バンクーバーオリンピックで盛り上がりました。

若い選手たちが、勇気を持って果敢に難しい技にチャレンジしながら、日々の練習の成果をこの上ない大舞台で試しました。

その結果、満足の行く結果を出すことができた選手も、思うように力が出なかった選手もいます。

そんな中で、

試合後のインタビューのあまりに品のない質問内容や、電車内の週刊誌の中吊り広告に、選手に関わるゴシップ的な記事の見出しを見た時に、

私は、久しぶりに怒りを覚えました。

一流の選手には、上手くいかなかった過去そのものを振り返る時間や質問には意味がなく、

結果を出している選手たちの大半は、自分のモチベーションの維持向上に役に立たない質問をうまくかわして、最終的に自分と未来をどう変えていくかに回答を終始しているように見えませんか?

にもかかわらず、無意味で愚かな質問が繰り返されるのは、意図的なのか、無意識なのか?

「他人の不幸は蜜の味」に群がる社会の風潮に、あえて選手の活躍の裏にある影の素材を週刊誌の記事として投入することは、表現には自由があるとて普通のことなのか?

ダレカ、オシエテクダサイ・・・

どんな結果であれ、選手たちは、尋常ではない鍛錬と創意工夫の末に到達した「トップアスリート」です。

あきらかに敬意がたりない・・・。

こんなことは、一例にすぎず、世代間の(広い意味では、ダイバーシティ)コミュニケーションがうまくいかない原因を見ます。

思った以上に、大人になっている自分の課題を再確認しています。

新人研修を前に、教える立場だけでなく、一人の大人として品格を洗って出直します。

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至福のノドグロ

2010-03-23 15:15:33 | ふるさと・石川
金沢からの列車の中から更新しています。
恒例のお土産の買い物は、昼前に近江町市場で済ませてきました。

近江町市場と言えば、金沢の台所です。

大学時代は、近江町市場の中を通って通学していましたし、母と街中に出た時は必ず買い物に寄っていた故郷の光景です。

少し前に改装した市場内は、道幅が広くなり、人気のお寿し屋さんには観光客が行列をしています。

それにしても、完全に観光客プライスになっていますね・・・
昔は、もう少し気軽に入れるお店があったのに。

耳に入ってくる観光客っぽい人の注文内容を聴いていると、金沢に来てウニ・いくら丼とか食べるのもどぉーなんかなぁ・・・

そもそも鮭は遡上しませんし、ウニも北海道の方がゼッタイおいしいし、しかも、トロを注文?石川県地方はマグロはおそらく水揚げされてないよ・・・

ホットイタレヨッテ?

そりゃぁ、食べたいものを食べるのが一番なんでしょうけど、老婆心から「それはチョット違うんじゃないか」と、思ってしまうのです。

じゃ何がオススメなのサ?と尋ねられたなら?

好き嫌いはあれど、私は「ノドグロ」を推薦します。

そこで、私は前回食べ損ねたノドグロを求めて歩く中で、偶然出会ったお店がココ。

「近江町・市場寿し(市場内に数店舗あり)」



で、いただいたのは、

『炙りノドグロ重(アラ汁付)』(1800円だったと思う)



そして、サービスのアラ汁は、鱈・鮭・甘エビの頭という金沢定番の具材。



感想は、ひとことで言うならば、もーコレ、かなりヤバイです!

ひとくち目から、脳内で「しあわせホルモン」が、乱れ撃ち・錯乱状態です。

さすが白身の王様です、口の中でとろけて、トッピングのイクラとこれ以上ないコンビネーションを発揮します!

ミンナ、ハタライテイルトキニ、ゴメンナサイ、ホントゴメンナサイ・・・

ザンゲシナガラタベテマス・・・

今年、食べた美味しいモノBest3に入る勢いです。

このお店は回転寿司屋さんなのですが、これだけでも食べに行く価値ありです。

当分、どんな事件が起きても、私は大丈夫です。

それくらい、幸せエナジー満タンです 

お店を出て、ふっくらとしたノドグロの干物とイカの丸干し、加賀レンコンをゲットしてきました。

で、急いで駅に戻りました。

短時間で充実の近江町ショッピングでした。


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西田幾多郎記念哲学館にて

2010-03-22 14:00:12 | ふるさと・石川
ロードレースの前日、実家の隣町にある「西田幾多郎記念哲学館」を訪ねました。



以前から、帰省するたびに行きたいと思っていたのですが、市街地とは反対方向であり、なかなかきっかけもなく。

もともとは、西田幾多郎先生そのものよりも、その弟子の思想や出版物、功績から遡って関心を持ったことが訪ねるきっかけです。

本格的に着火したのは、教育者である森信三先生の「修身教授録」を読んでからです。

「善の研究」で知られる西田幾多郎先生の名前くらいは知っていたものの「哲学って何?」的に、ぼんやり過ごしてしまい、

「禅」の研究で著名な鈴木大拙先生ともに、偉大な哲学者を輩出している金沢に生まれながらも、2人の功績の無知ぶりを、そろそろ恥ずかしい「年齢」や「立場」になっていることに気づいて幾歳・・・

さて、

最近のワタシは、理論や手段を学ぶことに熱心な訳で、それもそんな時期と理解している一方で、確立した理論や手段に頼りすぎて、自由な思考の枠を狭めていないかも気になっている訳です。

しかも、ロジカルシンキングやクリティカルシンキング、ブレークスルー思考など思考法を学んでも、それは何かの成果を意識しており、どこか終焉があるもの

と感じていたのでした。

ワタシはムダに思考することを嫌う傾向があるのですが、そんな自分が最近どこか物足りなく感じていたりもします・・・。

新入社員を迎える時期が近づき、彼らはとかく「考える力」が足りないと言われ、「自分で考え、主体的に行動できる社員に」などと理想像を重ね合わされる訳ですが、

最近、

「そもそも、われわれ年長者の思考ってどーなん??」

って思うんですよね・・・

我々が、新人に求める程度の思考なんてできて当然だし、成果を意識した思考は、業務遂行上のスキルとして求められて然るべきもの。

その一方で、誰から求められるものではないけど、自分の生き方の軸や、幸せって何とか、社会の一員として主体的に生き、周囲と調和して生きる生き方とか、人が生きる本質の部分を、

粘り強く考え抜いたりとか、ともに自分の考えを交換しあいながら、相手を否定することなく自分の考えをヴァージョンアップする機会って、そもそもどれくらい持てているんかい?

と、考えると自分で自分自身が物足りないのです。

特に、人材育成の仕事にかかわりながら「キャリア」って「仕事にまつわる生き方自体」だと定義される中で、「いかにして生きるか」なんてことを、骨太に同年代と話したこともない。

ジブンモフクメテミナ、イマヲイキルコトニセイイッパイナノハショウガナイカ・・・

西田幾多郎記念哲学館で、金沢弁の訛りの西田幾多郎先生と生涯の友・教育者:山本良吉先生(武蔵高校の初代教頭のち校長)の対談を音声で聴いたのですが、

こんなに侃々諤々できるのも、少々うらやましかったりしました。

また、日本の哲学者に大きな影響を与えてきた東洋思想についても、この何年かは関心を持って、自分の考えの礎にしたいとも思っています。

そもそも哲学とは縁遠い私でしたが、学びたいと思う時が学び時なんでしょう。

ちなみに、

この哲学館の設計を担当したのは、建築界の巨匠:安藤忠雄氏です。

将来は、建築や設計の仕事に就くことを夢見ている中学2年の姪は、「考えること」をテーマにしたこの建物の中で、一人空間を味わってウンチクを述べておりました。

「考えること」について、考えた1日でした。

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第26回金沢ロードレースにて

2010-03-21 22:58:19 | ビジョガーへの道
金沢に帰省しています。

自分の確定申告を終え、ホッとしたのも束の間、実家の決算を手伝うためと、「金沢ロードレース」に参加するためです。

今日は、朝7時に義兄に競技場まで付き添ってもらって10kmを走ってきましたーーー



なにを隠そう、ワタクシは、道路で走る練習を始めたのは2月に入ってから。

天気が悪い日が多かった3月はあまり練習ができずに、結局道路を走ったのは2月から9回。しかも10km以上走ったことはないという手抜きな練習で、このレースに出場してしまいました・・・

昨日から、金沢は黄砂を伴う強風が吹き荒れ、今朝も家を出る時から雷雨。

しかし、スタート時には辛うじて晴れ、走っている時は、強風に苦戦はしたものの一度も雨に降られることもなく幸運なデビュー戦となりました。

ちなみに、今回の目標は、

*10kmを50分台で走ること
*歩かずに走り切ること

で、目標はクリアできまして

成績は、
女子10km:246人中51位
男女10km:1144人中549位

タイムは55分43秒でした。

ゴール前に、来賓の高橋Qちゃんとタッチして、最後まで楽しく走りました。





まあ、練習量に対しては善戦と言えましょう・・・

フォームも気にかけながら、冷静に走れたこともあり、次は53分ぐらいまで縮め、年内には50分切れる自分をイメージして、練習は絶やさないようにしていきたいと思います。

そんな具体的な考え方ができるようになったのも、お正月に帰省した時に、義兄から「まず現状把握をすべし」とアドバイスされたことから。

ソウ!PDCAサイクルヲマワスニハマズハゲンジョウハアクカラ・・・

土日は長距離を走る時間をとり、1ヶ月で1kgの減量のペースを維持しながら、その他のトレーニングとあわせて楽しんで行く所存です。

それにしても、ランニングを楽しむ人は、首都圏だけなく、北陸でも同様に増えているんだろうと思います。

何かと厳しい時代が続いていますが、走ることを楽しみ、体を鍛え、精神的なコンディションを整えてワタシも元気でいたいと思います!

行動が定着するのにやっぱり3ヶ月はかかると痛感、繁忙期も時間を捻出して顔晴ります!

年内にハーフマラソンまで距離を伸ばします。

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習熟度・意欲と個性

2010-03-21 19:43:04 | コールセンターの仕事
3月に入ってからは、確定申告作業・歯医者・登壇・登壇準備・面談準備の繰り返しで久しぶりに、登壇以外はルーティンワークの波に乗って粛々と過ごしていました。

トレーニングの時間も確保し、体も休めたかったので、ブログの更新も先送りになっておりました。

そんな中で、先日、コールセンターのコミュニケータさんの通話評価とフィードバックを3日間に渡って行っておりました。

この仕事は、今の私の仕事の原点とも言える仕事なのです。

最近は、外部の評価機関の評価者として、応対方法(良い点と改善点)のフィードバックを行うのですが、

ホントに大事なのは、コミュニケータさんが、自分の課題をしかと自覚し、自分で課題を選んでいる実感の中で、

目標(何をいつまでにどの程度まで)を自分で決めるお手伝いをし、効果の上がる手段を知らなければ、そのヒントを与えていくことです。

また、仕事の目的を忘れている場合、そのセンターのミッションに遡り、気づいてもらうことも私の仕事です。

今回は、顧客応対を行う上で、組織の価値に対し、明らかに間違った考え方をしている場合は、それで良いのか考えを促すことも果敢に行うよう心がけました。

これらを、30分のセッションで行うこと30名弱・・・。

この仕事は今から、5年ほど前に在籍していた会社で厳しいトレーニングを受けた後、自分の強みとして大事にしてきたのですが、最近は集合型の研修を行うことが大半となり、1年半ぶりのお仕事でした。

会社組織を離れて自営となってから、自分の能力開発の責任者は自分です。

独立してから、学びを増したカウンセリング技法や心理療法を中心の学びも、そこかしこで応用をするようになりました。

手段が増えた分、限られた時間の中で、クライエントとは集中した時間を過ごせるようになっていることを実感しているのは独りよがりな私だけでないことを願っています。

今年度、私の面談力を上げる上で貢献していると思われるのが、

「SL理論」と4つの行動特性に基づく自己分析ツールの「DiSC」です。

SL理論は、状況対応型のリーダーシップとして教科書的には知っていましたが、勤め人だった時代には、ほぼ意識できていませんでした。

特定の企業の社員さんと継続的に関わるようになり、やがてメンタリングを学ぶようになり、昨年の4月にメンタリングの師匠である吉川宗男先生からじきじきにSL理論とDiSCを学びました。

リーダーシップには唯一無二のスタイルがあるわけでなく、

導きたい相手の「課題における業務の習熟レベル(開発レベル)」と、「意欲」の関係から、自分が相手と関わる上で、

効果的な支持的行動と指示的行動を冷静考えて選択するようになりました。

以前もご紹介したのですが、これから新入社員を迎える皆様には、OJTの教科書として傍らにおいていただきたい2冊はやっぱりコレです。

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!
K.ブランチャード,S.ジョンソン
ダイヤモンド社

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2冊とも2~3時間あれば読めますし、かなりオススメ。

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法
K.ブランチャード
ダイヤモンド社

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教える必要がある時に教え、注意する必要がある時に注意し、励ます必要がある時に励まし、誉める必要がある時には誉め、聴いて欲しい時に聴く。

逆に、教えなければならない時に考えさせたり、誉めたり、励ましが必要な時に教えたり注意したり、聴いて欲しい時に委任したり、そんなことになっていないか、

できているかは別ですが、少なくとも私自身の頭はクールになっています。

そう、自分の理想や価値観や経験を手放して、現実に対応すること。
「今、ここ」に生きるって、こういうことなんだなぁ・・・って痛感します。

そして、次はDiSCを応用することになったこと。

行動特性に基づき、4つのタイプの強弱バランスで人を見るようになったこと。

これまでもいくつかのアセスメントの視点から、自己理解・他者理解、自己受容・他者受容を試みておりましたが、DiSCの実践のしやすさには、毎度助けられています。

特に私は日常的には「i」「S」の傾向が強くなります。

仕事の時に、特に「D」や「C」が強く出ている相手には、事実に基づき、結論や根拠について端的に話すスタイルに切り替え、心に寄り添いすぎる自分おなじみのコミュニケーションスタイルを手放します。

これはトレーニングです。
コミュニケーションのインストラクターとしての鍛錬は責任なのです・・・・

無論、これらの理論に基づく面談は、「型」みたいなものであり、自分も相手も生身の人間である以上は、上手くいかないなんてことだって往々にしてあるもの。

でも、

『実践なき理論は空虚である。理論なき実践は無謀である。』 (ピーター・ドラッカー)


「実践なき理論は空虚である」は交流分析理論を学び始めた頃に、「知ってるだけじゃダメ、考えてるだけじゃダメ」と痛感しましたが、

「理論なき実践は無謀である」は、ここ数日のような「1回限りの面談」において、いかに効果的に時間をコントロールする責任を果たすかにおいては、肝に命じておく必要があるように思うのです。

タブンムダナシコウキライナワタシ・・・

若い頃は、自分の勘・経験・度胸・根性で乗り切れると思いましたが、最近は、大きな失敗が立場上許されなくなったことや、

時間と成果(行動変容)を常に意識する必要があり、キリがないと思っていた手段も迷いなく学ぶことにしました。

1年前には、手段に振り回されて疲れていましたが、今は、自分のありたい姿の中で、ミッションを全うしていくための不可欠な手段と感じれば積極的に投資もします。

自分自身が恐ろしく学び続け、支援の手段を複数持ち、それらを実践しながら、相手の力強い成長や問題解決に貢献していくこと、これが私の仕事の責任なんです・・・。

12月から2月までの3ヶ月はインプット期であり、3月は、自分の軸を見直しながら、4月以降の繁忙期に備えます。

今年は、夏にはDiSCをはじめ、自己受容・他者受容のためのワークショップを開催していく予定です。

本格的なアウトプット期が近づいてきました。
ワクワクしつつも、心身を整えて臨みます。

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人の憂いを知る

2010-03-14 00:15:58 | ちょっと感動
今日は、継続して学んでいるメンタリングのコースにおいて先輩方の修了式でした。

自分の中の陰の部分は、積極的に話すことには大なり小なり憚りがあるもの。

過去に大きな傷があったり、とんでもない苦境に立たされたことがあったり、もちろん今だって決して平たんな道を歩いている訳ではないのに、

いつも笑顔でいる人がいます。

そんな人の笑顔から、いつも元気をもらい、朗らかな空間の中でポジティブな気持ちで一緒に学ぶことができたことに心から感謝した1日でした。

おそらく、楽しいことがある人だけが笑顔になるのではなく、

笑顔になる考え方や、笑顔になることを選んだ人が、他人に左右されることなく自ら笑顔になり、

そして、知らず知らずのうちに、周囲の人を笑顔に変えていくのだと思う。

楽しい表情は楽観的な感情を生み出し、苦境の中においても、楽観的な判断や楽観的な選択肢を複数創造し、だからこそ、その中から陽のあたる明るい道を探して歩くことができるのではないかと思います。

周囲の人が笑顔になることに貢献したいなら、自分がまず笑顔でいること。

憂いを知る人の笑顔が、私に、涙とともにまた笑顔の意味を教えてくれました。

そんなメンターへ心から感謝します。
新しい道で成幸することを心から切に願っています。

ありがとうございました。

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Beautiful!松江

2010-03-07 15:43:41 | 出張先にて
出雲を後にして、一路、松江へ。

それにしても、島根は、山あり、海あり、湖ありと自然豊かな土地です。
食事も、日本海の海の幸を随所で味わい、胃がオーバーワーク気味でした。

素材や盛り付けだけでなく、接客、町並みなどあらゆるポイントにおいて上質感があり、こんな旅は今までに経験したことがありません。

「島根ってスゴイ!」と何度口走ったことでしょう・・・

この日の宍道湖は穏やかに波を湛えていました。

松江に入り、時間の関係上、松江城に絞っての観光です。
町のつくりは、お城と堀を中心とした城下町の風情満点です。

やっぱり見ないと松江城・・・



立派なお城です。



石垣好きにはたまりませんなぁ・・・

ワタクシ、イシガキニモモエルシュウセイアリ

中は資料館となっておりました。
当時のお城がそのまま保存されており、当時の武具や調度品なども多数展示されています。

かなり見ごたえあります。

私のアンテナに引っかからなかっただけかもしれませんが、江戸時代の松江藩は私にはまったく知識がありませんでした。

そして、松江藩7代藩主、松平治郷(まつだいらはるさと)公(号:不昧)の名君たるを知らないのが恥ずかしいほど・・・。

以前から、日本の三大菓子どころは、京都・金沢・島根と知ってはいたものの何故かがやっとわかりました。

不昧公が一流の茶人であったからです。

そんなこんなで、茶の湯をたしなむ金沢の姉と母に、美しい和菓子を大量に買い込み宅配便で送ることにしました。

自分でも自宅で味わいましたが、ハイレベルな和菓子の数々です。

自宅に戻ってから、購入してきた名菓を節操なく記念撮影してみました。



中でも、美味と感じましたのが「姫小袖」です。
いただいたお菓子をめったに誉めない姉と母ですが、今回は素直に「美味しい」という声が聞かれました。

(毎回、お土産買って帰る時はコメントが厳しい我が実家・・・)



きめ細やかな和三盆に「餡」がサンドされているものです。

それから「季子ごよみ(春)」は、ふわふわの口当たりが私には新食感!



季節ごとに味わいが変わるようです。お訪ねしたのは2月でしたが、すでに春バージョンですね。

この数年、習い事を書道か茶道にするか選択に迷い、書道を選んだのですが、茶道も本当に捨てがたいと思いました。

別にお菓子が美しいからじゃないんですが、雑事に追われても忘れたくない美意識ってやっぱりあるし、なんとなく、そう思ってしまいましたっ。

購入したお菓子屋さんは

三英堂さんと彩雲堂さんです。

ホームページで紹介されているお菓子が美しいです。

さて、

島根県観光大使の方から、「松江では、和菓子と抹茶を味わうように」と事前に仰せつかっていたのですが、足を休めに入ったお店で、我々が味わいましたのは、

島根と言えば宍道湖ってことで「しじみ汁」



味噌仕立てだったのはちょっと意外だったのですが、しじみと味噌の双方のアミノ酸が相乗効果を上げているような味わいでした。

それから、知っている人は知っている「ぼてぼて茶



泡立った煎茶の味は、お茶漬け風味らしい・・・

いやはや、松江は滞在時間は3時間ほどとなりましたが、1日は欲しいです。
次回は、お堀を船で周遊したいと思います。

それにしても松江は美しい・・・

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本当の縁結び

2010-03-06 22:34:31 | 出張先にて
須佐神社から出雲は、1時間ほどもあれば到着です。



先日、定期購読しているメルマガに

「本当の旅とは、新しい場所に行くことではない。新しい視点を持つことだ(仏・作家:マルセル・プルースト『失われた時を求めて』より)」

とありましたが、出雲の旅は、まさにそんな時間でした。

不勉強な私は、古事記や日本書記に興味を持ったことなど過去に1度もなかったので、神の国造りの経緯などには本当に無知でした。

今回は、そんな一部分でも垣間見ることができたことで、今後は自発的に新しい教養を得ることができる予感をうれしく思っています。

読んでみよう・・・

らくらく読める古事記・日本書紀
島崎 晋
廣済堂出版

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それにしても、やはり出雲でのヒーローは「大国主命」です。



因幡の白兎を助けた神話で知られる大国主命ですが、その他も神話は多くあります⇒コチラ

出雲大社に来たら、やっぱり撮らないとね・・・



大国主命は、統治していた葦原中国(地上界)を天照大神ら高天原(天上界)にいた神々(天津神)から譲るように求められ、宮殿建設と引き換えに国を譲ることになるのですが、この宮殿が「出雲大社」とのこと。

詳しい経緯は⇒コチラ

そして形あるものの統治から、形のないものを司るようになります。
大国主命が形状のない「縁」結びの神様と言われるのはそういう経緯があるからっぽいです。

皇后陛下が「国譲り祀まつられまし大神の奇しき御業みわざを偲びて止まず」と詠んでいらっしゃいました。

天上界と地上界とが結ばれるように自分の統治していた葦原中国を手放したということでしょうか・・・

ムスブガミッションッテコトネ

縁結びと言うと、とかく男女間のものと受けとめられがちですが、出雲の神様たちが願ったのは、生きとし生けるもの全てが幸福になるように結ばれることです。

私の人生のミッションと重なります。

今回の旅を共にするお客様2人との出会いは、もともとは10年以上前に出会っている彼らの社長との縁によるものです。

彼らは、すでに30代半ばに差し掛かり、自分もそうであったように、今まで以上に仕事でも家庭でも様々な問題や困難に向かいあうことになろうと思います。

彼らの幸せもしみじみ願わずにいられない私です。

出雲大社は、残念ながら本殿が工事中で、仮本殿での参拝です。



定期的に遷宮を繰り返す出雲大社では、建築技術もこうして伝承されていくのでしょう。

大社作りの屋根の上に特有のこのパーツが乗っかっています。

それは、千木(ちぎ)と鰹木・勝男木(かつおぎ)と言うそうですが、どうも、私はこのパーツに、何かしらフェロモンを感じてしまうようです(萌)

千木・鰹木とは⇒コチラ

コレだけのミニチュアのパーツがあったら欲しいぐらいです。

出雲大社を出て、次に向かったのは、島根県立古代出雲歴史博物館です。

この博物館はオオマジメに感動しましたーーー。

古代のお宝がザックザクです。
青銅の鏡、銅鐸、中でも100本単位で展示される銅剣の数々は圧巻です。

古墳時代ぐらいまでの出雲系の豪族の暮らしや、神話の世界の解説など、これまた教科書では知りえないお宝情報が満載です。

今だから感じることができる、大人の贅沢な学び時間です。。。

しかしながら、この後、松江・境港と訪れる観光地が目白押しの状態であり、後ろ髪をひかれる思いで、博物館を後にしました。

流れる空気のまったり感の中に、もう少し漂いたかったです。

いつか「そうだ、出雲へ行こう!」と一人で行ってしまいそう・・・

すでにそんな予感がしています。

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須佐神社でチャージ

2010-03-02 23:37:46 | 出張先にて
石見銀山を後にして、次に向かうは「須佐神社」です。

聞き慣れない神社かと存じますが、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんがご推薦なさる日本屈指のパワースポットです。

その名の通り、祀られているのは須佐之男命(すさのおのみこと)他。



ここでパワーチャージをしたく、今回の旅のコースの計画段階で、真っ先に入れさせていただきました。

一見、地味な神社ですが、私ども一同がまず目を引いたのが、この建物。

御本殿らしいです。



ナントモ雄雄しく男前な造りです。
不覚にも、大社造りに「一目惚れ」しました

それから、この杉の木。



しっかり根を張り、すくっと天に伸びる名木ですね。
その昔、加賀藩から譲って欲しいと懇願されたのをお断りして今に至っているそうです。

しばらく3人でこの杉の下にたたずみ、脇の小川のせせらぎに癒され、夕暮れを迎えました。

宿泊は、須佐神社のすぐ隣の「ゆかり館」という半官半民の宿泊施設でした。

ここがまた侮れないお宿で、夕食・朝食ともにかなりOKなクオリティであることに加えて、温泉の泉質もリッチで、お部屋もコザッパリして、ナントお部屋に内風呂しかも岩風呂が付いていました!

しかもかなり良心的プライスでお泊めいただきました。
接遇は、温かく謙虚で、ほのぼのとした質感に癒されます。

全く不満なしの滞在です。

夜は、「男子」部屋にて、社内の若手育成の問題点や組織内の人間関係についての悩みの共有タイムです。

夜な夜な、選択理論的思考で一緒に解決方法を考えます。

これまでにない取り組みや考え方ができるようになっている社員の2人が頼もしくもあります。

翌日の朝風呂は内湯でのんびりです~♪

チェックアウトを済ませ、もう一度須佐神社に立ち寄り、昇殿参拝を神主さんに申し出たところ、快くお引き受けいただきました。

本殿に向かって目を閉じ、一同、恭しく頭を垂れ、祝詞に耳を傾けます。

瞼から透けて感じる陽の光と、まだ冷たい空気を肌で感じていると、川のせせらぎとともに、境内の常緑樹の薫りが咽ぶほどに感じられます。

自分の中で、様々な感覚が目を覚まします。

なるほど、これがパワースポットと言われる由縁や・・・

ちなみに、島根の旅の裏の目的は「縁結び祈願」です。

友人の分も合わせて、再度手を合わせ、おみくじ引いてみましたところ、出ましたっ

大吉!しかも「恋愛は積極的にせよ」だってーーー

 ウン、ガンバル・・・

お祀りされている須佐大命に味方をしていただきましたっ。

すぐその気になる便利なワタクシですので、新しいエネルギーもチャージでき、

身も心も洗われたような爽快感に浸りながら、上機嫌モードで次に目指すは出雲大社です。

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世界遺産:石見銀山にて

2010-03-02 00:10:20 | 出張先にて
益田で、水墨画の大家・雪舟が監修した庭が見事な
医光寺を訪ねた後は、他のメンバーと別れまして、ひたすら東へ東へと進みました。

今回の旅は、契約先企業の社員の方2名と一緒のあくまで「研修旅行」です。
年も近いし、いつも本音トークで関わっているので、ぱっと見は、姉弟のような雰囲気なのかもしれません。

この旅では、車を運転してくださったり、写真をたくさん撮ってくれたりと、逆にお世話になりっぱなしでした。

観光気分にもなるのは致し方ないのですが、社長からお預かりしている手前、「研修旅行」の名に恥じぬようアテンドせねばなりません。

まず一行が向かったのは、世界遺産:石見銀山です。

正直、事前の勉強が足りずに、なぜ石見銀山が世界遺産なのか、全く謎のまま向かったものの、現地でガイドさんに付いていただき、有意義な散策になりました。

石見銀山についてはコチラのサイトがすっきりまとまっておりわかりやすかったです。

石見銀山の歴史⇒コチラ

銀山の開発⇒コチラ

山のところどころには「間歩(まぶ)」という銀を採掘する穴がたくさんあります。観光用に中に入れるようになっている「間歩」もあり、入ってまいりました。



むむっ、ゴールドラッシュならぬシルバーラッシュですよ・・・

そうは言っても、根気よく山を削っていく地道な作業は、危険と隣り合わせであり粉塵と戦う過酷な労働でもあります。

カニコウセンヤアアノムギトウゲテキナキョウセイロウドウハナカッタノダロウカ?

石見銀山では、「佐渡金銀山」「足尾銅山」のような強制労働は一切語られませんでした。

今で言えば、科学的な製造技術や民間企業的経営感覚がすでにこの時代あり、経営者も労働者のケアとモチベーションの維持に丁寧に関わっていたことをガイドさんからうかがいました。

中国やポルトガルの交易に、石見の銀が媒介となり、絹織物や陶磁器が中国からシルクロードを通ってヨーロッパへ、

また、石見の銀を狙って、日本へ鉄砲がもたらされることになったことなど、

受験の為の歴史以外はなーんにも知らないんですよね、ワタシってば。

ガイドさんは、世界遺産となり3年目となった石見銀山は、観光客がどんどん減っていると嘆いていらっしゃいました。

たしかに、ちょっと行きにくいんですが、訪れるなら春がいいかと。

喧騒から離れ、戦国時代の日本とアジア・ヨーロッパの交易に思いを巡らせ、

当時の働く人のモチベーションが何であっただろうかとお客様たちと語らいながら、山里風景を堪能し、のんびり散策しました。

いつもの社内での研修と違って、自然の中での研修もいいものです。

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