Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

私を表す一文字

2008-06-18 07:23:45 | 自分のおかたづけ
多分、自己紹介の時なんかにやってみると面白いのかもしれません。

『漢字一文字で皆さんご自身を表してみてください』

自分をどう見ているのかという自己概念的なものを端的に表すのは、難しいようで案外みんな書けています。

しかもイキイキと書き、そして発表!

自分の大切に考えているものや、自分の存在そのものがどうありたいのかを誰にも邪魔されずにはっきりさせていく中で、

皆が周囲が明るくさわやかな気持ちになる漢字がどんどん沸いてくるものです。

そんな私が選んだ私の一文字。

『拡』

視野を拡げる、つながりを拡げる、挑戦の機会を拡げるなどなど・・・・

というのが最近の私を表す漢字。

皆さんから見て、私はどんな漢字で表せますか?
また、皆さんならご自身をどう表しますか?

その漢字は、自分が自分であるための源泉に近くないですか?

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師の自己開示力

2008-06-17 22:19:19 | 仕事のひとこま
本日は、研修のオブザーブでした。
来週、類似する内容の研修を実施する為にイメージ作りの為に。

さて、

講師と受講者の信頼関係って、基本的にどれだけお互いの自己開示がし合えるかだと教育を受けています。

カウンセリングなどでは、クライエントが遠慮なく話ができるように、カウンセラーは受容と共感の姿勢で傾聴することで、少しづつ信頼関係を作っていくのですが、

研修の時はちょっと順序が違っていて、

講師からの自己開示が、早い段階でいかに受講生の心を開くに十分なものになるか、

仕事での喜びは当然あるから研修講師なんてやってる訳で、舐めてきた辛酸をどれだけ語れるか(爆)

同じ苦楽を経験したという共通点が信頼関係を紡ぎ始めるのかと思います。

明日は、とても尊敬する大好きな講師の方の研修を4ヶ月ぶりにオブザーブさせていただきます。

緻密で情熱的で、繊細な配慮に溢れる素敵な男性の講師です。

そして抜群の自己開示力!

このブログも恥ずかし気もない自己開示力で成り立っています。
先日、ついにPV:395 IP:170 を記録しました。

案外読まれているんだ・・・

簡単に言うと、170人訪れて、395ページ見たってことなんですが、ここまで来ると、一度もお会いしたことのない方が大半になるように思います。

どんな方に読まれているのか、多少気になるところです。

今夜は宿題の時間をとらなくてはなりませんので、このあたりで。

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他虐者の基準

2008-06-16 23:39:42 | 産業カウンセリングのこと
土日はキャリアコンサルティング講座でしたので、今日は仕事を入れず休みにしていました。

先週と今週は、ロールプレイがずっと続くのですが、

どんなロールプレイでも、だいたいは、ロールをやった人が振り返りをし、他の人はフィードバックをする訳なんですが、

練習をした本人は、得てして振り返りの時に自虐的になりがちで、

フィードバックする人って、誉めてばかりで無難に纏める人と、辛口で他虐的になる人もいたりして。

本来フィードバックっていうのは、良いとか悪いとかの評価は加えないもの。

評価や押し付け、非難が混じるとそれは「フィードバック」とちょっと違うものになってしまう。

さすがに、同じ分野を勉強していると、相手に対して評価・押し付け・非難また攻撃みたいなストロークを発している人ってそう多くはいないのですが、

講師の先生がおっしゃってました。

「他虐的な人の基準は自分の価値観です」

あーっ、核心突きすぎ・・・

ロールプレイのフォードバックって習った内容が基準になって、その鏡に照らし合わせて現実がどうなのかってところに主眼が置かれるべきで

その人の経験とか価値観で良し悪しを決めるものではないはず。

広く社会生活を営む中でも、他虐的な人のコミュニケーションってそうなのか?

自分基準、自分の価値観を握り締めたままで他の価値観と触れ合うことを拒んでいるような気もし、

自分が他虐的になる時もそんな時です。

価値観って、自分の奥底で密かに「育てていくもの」なのかなぁと最近思います。

価値観は、譲れないものには違いありません。

他者の価値観と交わりを楽しみ、協調したり、時に多少の妥協したりしながら、

相手を尊重し、感じる違和感から自分の価値観の理解をより一層深めるのではないかと思います。

悲しいかな、価値観の違いで決別することもあります。

でも、それは、価値観の違いではなく、人間をどんな風に見ているのかといった「人間観」や交流分析でいうところの「人生態度」の違いなのではないかと思います。

自分では自分の価値観で人を傷つけたくないと思いつつ、無意識とは怖いもので、どっかで何かしでかしてる気がします。

「今、ここ」的な気づきで、有意義な価値観の「わかちあい」の場を持ちたいと思います。

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曖昧さの許容

2008-06-15 21:10:06 | おすすめBooks
私自身は、ある意味、曖昧なところが多いように感じています。
それゆえ、人の曖昧さについても案外許せてしまうんです。

そのことが何を意味するのかがわかりませんでした。

例えば、人を育成していく中で、曖昧さを許すべきか、白黒はっきりつけさせるのが良いのか、AよりBだと教えることが良いのかと常に迷いを伴うわけです。

ケースにより違っていて当然なんですが、中でも自分の中の曖昧を許すべき姿勢については、相手への無関心から来るものなのか、何なのかということにしっくり来ていませんでした。

そこで、メンターとしての自分の姿勢を再確認したく読んでいるのが

『メンタリング入門』

メンタリング入門 (日経文庫)
渡辺 三枝子,平田 史昭
日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る


渡辺三枝子先生の本ということで、手にとって良かった・・・・。その中で、目を引いたのは、

「未来志向的な態度の人は人の曖昧さを許せる」

ということです。

未来志向的というのは、今より未来の方がもっと良くなると信じて、人や物事に向き合えること。

だから、「これまではこうだったから、これからも変わるわけない」みたいな考えでは、不確実でどう展開されるかわからない未来の可能性を台無しにしてしまうかもしれない。

人って、変わらないんですか?変わらない方が不自然じゃない?
しかも、進化の方向に変わるんじゃないの?

ぐらいの気持ちでいないと、その人の未来なんか展望できない。

曖昧でもいいんだなぁと納得した朝の電車でした。

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネガティブでもいい時

2008-06-14 22:16:09 | 自分のおかたづけ
私はいつもポジティブでいなければ、なんて思っていません。

案外、無駄にポジティブである必要なしぐらいの考えの持ち主です。

ネガティブな感情を封印して痛々しいまでも自分を頑張らせてしまい、何だか自分の感情がわからなくなってしまった時期の反省から。

ネガティブな気持ちになってるんだなぁ・・・・って自分の本当の感情を知ってることの方が、味わう時間があることの方が、健全で健康だと思ってるんです、実は。

今日のキャリアカウンセリング講座のロールプレイでご一緒した方から、ネガティブになっていて困ることがあったらポジティブに変わればいいんじゃないかって話になって

ネガティブな考え方や受け止め方だって本当はその人のリソース。

そもそも、ポジティブは良い・ネガティブは悪いって、そんな意味ないし。

このままネガティブ感情でいたらダメやなぁって思う時は、変わったらいいんやと思う。
ポジティブ感情でいたい時や、ポジティブ感情を活かして何かしたい時は、そうあれば良い。

もっと自然体であっていいように思う、最近の私です。

1日1回ありがとうございます。
お蔭様で・・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立ち仕事です

2008-06-14 21:24:02 | おすすめGoods
今週は、研修が連続し、やっぱり足に来ています。

出張の時は、タクシーで移動なので、あまり気にならなかったのですが、都内での研修で、電車で座れないとホントずっと立ちっぱなしなんですよ。

途中で、さすがにコーヒーショップに立ち寄って休みますけどね。

でも、このパンプスは優秀で、3月に4日連続登壇した時に、このパンプスじゃないとダメだと実感したんです。


☆新バージョン:ワコール/フットウェア送料無料 サクセスウォーク・パンプス (ヒール5.5cm)...

客室乗務員の中では、極めて有名。

靴擦れしやすい私ですら、一度も靴擦れなしで、カナリ快適です。
全体的にはプレーンなんですが、ヒールの形がすごく素敵で、案外華もあります。

1月に購入したのですが、4月に買い足そうと思ったら、メーカーで在庫切れになりました。5月半ば以降で再発売になるとのことで、いよいよもう1足購入です。

1足目は店頭で購入しましたが、今後はネットで購入すると思います。

3.5cm・5.5cm・7.0cm、牛革とヤギ革があります。

今年は、夏物のスーツ、初めてベーシックなスーツをオーダーで買い足すことにしました。体に合うものが一番やなぁ・・・と最近実感。

研修は、受講者が主役。

受講者の「できる感」を高めるため、受講者の近くで頑張っています。

職場が戦場化している女性にもおススメします。

1日1回ありがとうございます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぐるりのこと。

2008-06-13 23:49:19 | ちょっと感動
神田での仕事を終え、銀座に移動し、映画見てきました。

話題作であり、金曜の夜、立ち(座り)見の方がいらっしゃるほどでした。

ぐるりのこと。

マジでよいですよ・・・・・(涙)

子供を死産で亡くしたことから、妻がうつ病になった夫婦の物語なんですが、夫:カナオ役のリリー・フランキーが最高でした。

もう1回見たいかもしれません。

正直、この映画から感じたことを書くと1週間ぐらいネタに不自由しないかもしれません。

つながりには希望があり、お金やモノに置き換えられない豊かな幸せに満ち溢れた映画です。

老若男女問わずおススメします。

予告編もどうぞ

1日1回ありがとうございます。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変われない

2008-06-12 23:05:30 | 仕事のひとこま
ある人を自分の所有物のように思える時、私たちは相手を自分仕様に変えたいという思いが働くと言う・・・。

しかし、会社の中で、規律性の欠如のような病理的ではないまでも問題行動を繰り返す人がいたとする。

一刻も早く、その行動を改めてほしいという思いが働くのはごく普通の感覚だと思います。

頭ごなしに叱るなどのマイナスのストロークで変容を促すスタイルは、昔に比べて今は少なくなっているのかもしれません。

その代わりに、管理者は、なぜそのような行動が繰り返されるか、原因を考え、分析し、行動変容を促すよう接し方を用心深く考え、気づきを促そうと、手を尽くすけど、一向に変わらない、

だからだんだんイライラしてくる。

人は相手が自分を変えようとしていると感じたときに、頑なに自分のままでいたいと思うようになり、

本当に変わらなくちゃいけないと思った時は、自分の意志で、自分を変えることを選び、自分の力で変わっていくのかなぁって感じています。

恐怖や強制では本当は人は変わらないと思っていたのですが、実際は、例外もありましょう。

「あいつが本当に変わらなくちゃと気づく日はいつになったら来るんだろう」と、管理者としては痺れが切れそうになったり、「もう、あいつは変わらないよ」と諦めたりもする。

気づかない人ってどうしたらよいのか?

気づかない人は、自己への関心低くて、自分に対しての理解が浅いような気がしています。

だから他者との違いに気づかなかったり、置かれている立場と自分の行動のズレが見えてなかったり。

気づいていても変われない、変われない、変える必要がある「自分」の理解ができていないから、結果的に変われない。

改めなければならない問題行動の改善が遅れ、罰則を適用されて始めて行動を改めるハメになる。

罰則や制裁、排除が人を変えることがないような職場になってほしい。

久しぶりに、そんなことを考えた1日でした。
自分に手を当てる1日でもありました。

1日1回ありがとうございます。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい資質

2008-06-11 21:36:40 | おすすめBooks
今日は、すぎなみ大人塾つながりのMさんの計らいで、憧れのワタミ株式会社:渡辺美樹社長の講演会に行って参りました。

好きなんです・・・・

バブルが崩壊した後、日本経済を活性化する為に起業家をもっと輩出する必要があるとアントレプレナーシップという言葉が広まりを見せ始めました。

その頃、父は私に「日経ベンチャー」という雑誌を読ませていたのですが、その頃、居酒屋チェーンの中でも「居食屋」という新しいコンセプトを持った「和民」が快進撃を始めた頃のことでした。

当時は、まだ30代の若さで、ベンチャースピリットがひときわ光る存在で、

かっこいぃ・・・・

と、私の憧れの存在でした。

実名の経済小説もあり。

青年社長〈上〉 (角川文庫)
高杉 良
角川書店

このアイテムの詳細を見る


青年社長〈下〉 (角川文庫)
高杉 良
角川書店

このアイテムの詳細を見る


あれから、12年の時が流れ、ワタミの経営はますます輝きを増し、飽くなき挑戦が続いています。

今日の講演は、知っている事実も多かったのですが、熱さと軽快さ、配慮深い本音を楽しみました。

そして、裕福な家庭から一転して経験した貧しい生活を得て、夢を実現する中で磨かれた「美しい資質」に、背筋が伸びました。

外食サービスのノウハウで、介護・病院経営・学校経営・農業などの多角化を進めていく中で、渡辺社長が一貫しているのは

「経営(仕事)というのは『ありがとうの総和』を高めるものである」

という考え方。

そして、規模や売り上げの拡大ではなく、まず「思いの実現」がエネルギーの源泉になっていること。

そして、声に出してそれが「企業の社会的責任」だとは声高に言わないけれど、カンボジアでの子供の就学支援など、企業活動を通じて広く社会全体の幸せを考えている姿勢は、

40代の若さにして、すでにベテラン社長である厚みを感じます。

無人島ウィー

無人島ウィー
渡邉 美樹
日本経済新聞出版社

このアイテムの詳細を見る


この本は、渡辺社長がストーリーを書いた絵本です。

ただの王様、ただの金持ち、ただの工場長、ただの先生、ただの漁師、ただの農場主が「本物」になる為に必要なことを、ウィーという島を通して考え気づいていくという話です。

何度読んでも、人として大切なことを教えてくれる絵本です。

絵は、ちょっとシュールな感じがしますが、子供から大人まで感じることが多い本です。

ウィーは「We」です。

個人主義的な風潮が広がり久しい日本の社会です。

もしかしたら、命は皆つながっているのに、一人ひとりがそれに逆らって生きようとしているからしんどいのかもしれない。

本の帯の
「世界じゅうの人々から、悲しみの涙が一粒でもなくなりますように」

そんな思いが込められたこの本の印税は、全額カンボジアの子供たちの夢の実現に寄付されます。

「隣の人の幸せ」を考えられる大人になる、あるいは取り戻す1冊として近くに置いています。

贈り物にも好適です。

1日1回ありがとうございます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唯一のつながり

2008-06-10 23:43:48 | 産業カウンセリングのこと
先日のキャリアコンサルタント講座の事例研究で、年収200万円未満で、携帯電話の利用料金が月1万1千円という金額がどうなのかという話題になりました。

私の感覚では「高い」という印象でした。

NPO自立生活サポートセンター・もやいに相談に来たこの相談者へは、金銭感覚を改めた方がいいのでは?という意見が多く上がっていました。

しかし、単発や短期の派遣就労の仕事を得るには携帯電話は必須。それから、唯一の楽しみである「携帯電話」と事例研究の資料には書かれていました。

あるグループから「これによって、つながり、自分の居場所を得ているのだから、これを減らすように導くのは酷である」というコメントがありました。

私は、このブログをあるランキングサイトのメンタルヘルスのカテゴリーに登録している関係で、1日1度は、メンタル不全に苦しむ方の記事を読んだり、コメントしたりします。

どんなブログがエントリーされているか、もし関心があったら覗いてみてください



強い薬や、快方に向かう一方で減薬との戦い、自分を責めて、否定して、引きこもっている人もいれば、仕事を続けている人もいて、

その一方で、思ったより、上手に病気と付き合っている人もいます。

大なり小なりどっちも痛々しい・・・・

しかし、書くという行為を通じて、「自己理解」を深め、そして公開することで、会ったこともない人から暖かいコメントをもらうことによって、

また自分を肯定できるようになって一進一退を繰り返しながら良くなって、職場復帰できている人もたくさんいます。

そして、その人たちが、自分の克服経験から「勇気付け」のメッセージを発信する。

遠くの他人とのつながりで力を取り戻していく人もいれば、破滅的に方向に向かう人もいて微妙なのですが、

「FacetoFace」だけではなく、自分なりのやり方で、良くなっている人も確かにいるということです。

このような問題については「社会の闇」の部分とも言え、関わらずにいようと思えばいくらでも関わらずにいられると思うのです。

でも、産業カウンセラーであり、キャリアコンサルタントになろうとしている自分が、現段階でこの問題を直接解決できる力がなくとも、

少なくとも理解を示し、できる範囲でつながっていくことって自然なことだと思うのです。

「つながり」は社会資本。

すぎなみ大人塾の講義で、強烈にインプットされた言葉です。

人はつながりの中で生きていて、つながりを求めて生きるのは自然なこと。

1年経って咀嚼しています。

1日1回ありがとうございます。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

違和感の解消

2008-06-09 23:07:28 | 産業カウンセリングのこと
昨年度学んだ「すぎなみ大人塾」(リンクはpdfです)では、講師の新谷大輔先生から本当にたくさんの知らない世界と教えていただきました。

個人的には、在籍中、思いを強くしていたのが「若者のキャリア支援」です。

これまでの仕事の中で、フリーターの方の教育に関わることも多かったし、今、キャリアコンサルティングを学んでいるのも、そういう理由が背景にあります。

おとな塾受講中に、社会事業モデルを考えていた時に、ずっと心の中に違和感を覚えていたのですが、それが何なのかがわかりませんでした。

例えば、ワーキングプアの問題。

ニート・フリーター・・・・

年金未納の人が増えれば、ただでさえ維持できない日本の社会保障制度はどうなんの?

所得税を納めてくれないと財源は減る一方、移民政策も不透明な中での今も進行する労働力不足などどうすんの?

ニート・フリーターが、もっと頑張ればいい・・・・

と考えながらも、彼らを単なる「労働力」の確保のために、財源確保の共同体と考えることにどこかしら違和感を感じていました。

しかし、この本を読んで、なるほどと思いました。

「雨宮処凛のオールニートニッポン」

雨宮処凛の「オールニートニッポン」 (祥伝社新書 86)

祥伝社

このアイテムの詳細を見る


この本の冒頭で「コトバノアトリエ」代表理事の山本繁さんが、書いていた部分で

彼らを支援する人たちが陥る共通の誤りは、彼らを社会のルール・労働市場のニーズに合うように作り変えようとしているのではないか、と指摘している点です。

違和感、解消・・・・

「コトバノアトリエ」や「トキワ荘プロジェクト」は、文芸や漫画などの面で才能あるニートやフリーターを伸ばそうという支援。

私のような組織からはみ出して、自分の意思でやりたくない仕事を選ばずに生きている人間が、この違和感を見過ごし、彼らを労働市場に合うような「作り変え」の考えに陥っていたら、

相当な大バカモノになるところでしたよ・・・・

ってことで、

セーーーフっ

ニートやフリーターは決して怠惰な訳ではない、コミュニケーション力が弱いだけではない。

十羽ひとからげ的に論じることは、「人としての尊厳」を忘れた「大人の不寛容さ」であると思えてなりません。

一人ひとり事情が違うのだから。

こんなニュースがインターネット上に配信された→「20代の関心事は貯金」

彼らだけのせいではないということ。

でも、何らかの形で学ばなければならんよ・・・・

先日のキャリアカウンセリングの講座でも、時代が変わっているのだという前提で、

正社員雇用を増やそうという施策はあれど比率は増えるわけではなく、正社員になれない敗北感みたいな風潮が高まる中で、

自己否定感を払拭し、労働力の一端としてだけではない、お金だけではない、自分の「なりたい自分」で生きていける自己選択を支援することが私たちの役割なのではないかと思います。

素直な心で自分を理解して、自分で選んで、自分で変わる。

なにで読んだか忘れてしまったのですが、「夫が妻子を養う家庭経営」から「家族で世帯年収を積み上げていく家庭経営」という記事を読んだことがあります。
(子が小さい時は、強い支援が求められようが・・・)

家庭という最も強くあらねばならないユニットの強いつながり・・・。

固定観念に、凝り固まってしまいそうだった時に、立ち止まって考えることができたことに感謝します。

いつか自ら手を上げた若者が遠慮なく学べる場所を作ってみたい。

仕事が軌道に載ったら、もう一度考えてみたいと思っています。

1日1回ありがとうございます。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産業カウンセラーのキャリアカウンセリング

2008-06-08 21:34:49 | 産業カウンセリングのこと
今日は、キャリアカウンセリング講座の特別講習の最終日。

講師の先生は、基本的にワーク中心で進めて下さるのと、全てのグループの発言が聞けるので有意義でした。

本日の課題は、職務経歴書の書き方とカウンセリングプロセスの中のクライエントの自己理解について。

私は、一昨年の10月に書いたものを、昨年の11月に再びキャリアカウンセラーの先生に見ていただいています。

半年前に研修会社に持参しているのですが、この職務経歴書は、渾身の力作(?)というか、もうこれ以上いじれないだろうなぁと思います。

見直すと、自分の苦悩の日々や、自分に向き合って、自分のリソースの整理とか「これからどうなりたいのか」とかってそんなことばっかり考えていた日々が懐かしく思い出されます。

「読んで呼ばれる職務経歴書」になるよう導いてくださったキャリアコンサルタントの方には、お礼を申し上げたいです。

いつか自分が指導する立場になった時には、自分がクライエントの役に立つことで恩返しを必ずしたいと思います。

そして、キャリアカウンセリングの事例検討は、ワーキングプアの状態にある男性の事例。

最近のメンタル不全は「先行き不透明なキャリア」に端を発するケースが増えてきています。

孤独に鬱と戦う方のブログはたくさんあり、心が痛みます。

モットコエデツタエアイタイネ・・・

産業カウンセラーが行うキャリアカウンセリングは、得意とする「傾聴」の力を遺憾なく発揮し、暖かい信頼関係の中で、自己開示、そして自己理解を促されるべきもの。

そして、自己肯定感をどこかで忘れてきたクライアントのリソースをもう一度、太陽に当て、息を吹き返すのを支援します。

変えられない過去は、見方を変えれば変えられるし、キャリアカウンセリングは完全に未来志向。

ここでもソリューションフォーカスアプローチの視点は多いに生きます。

単に、仕事のマッチングだけではなく、自己肯定感・自己効力感を取り戻す、高める支援が必要。

おりしも、契約しているクライアントでは、将来的にはそのような支援も求められ、学び甲斐があります。

学んできたことのつながりを実感します。



写真は、講座で知り合ったFさんからいただいたフレグランス。
調香のお仕事をなさっているそうで、心当たりないんですが「お礼に」とのこと。

ジャコウとシトラス中心で作って下さいました。
ムーディな重みのある香りですよ・・・・。

一人でつけるとちょっとサミシイ感じです(笑)

今週は、ヘヴィ目の1週間なので気を引き締めて頑張ろうと思います。
腕立て、腹筋も日課です。

1日1回ありがとうございます。



先週は閲覧数が「1765 PV」でした。
たくさん読んでいただき、心より感謝申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満たされた1日

2008-06-07 22:17:49 | 他愛もないこと
今日は、午後から交流分析とキャリア理論を統合した勉強会に参加。

キャリアコンサルタント講座受講中の身の上としては、非常に有意義な時間。

帰り道に、とり置きしてもらっていたスーツを取りに、新宿の百貨店に立ち寄り、食べ損ねた昼食を食べに入ったお店で・・・・

隣に座ったセネガル人の青年と日本語で大盛り上がり。

日本に来て5年なのに、めっちゃ日本語うまいんですよね・・・・
頭の回転も速くて、もう笑えるくらい堪能な日本語に脱帽しました。
(4ヶ国語話すらしい)

というか、テレビ出てるそうです。日曜日のあのバラエティ番組!?
言われてみれば、出てそうなキャラクタ・・・・

今度は、漢字を教えてあげる約束をしてお別れしました。

急いで帰って、男子バレーはアルゼンチン戦。ヤフーのトップ画面でテレビ放送が終わる前に結果を知ることができたのですが、見ないで猛烈に応援ーーー。

5セット目の途中から、もう、涙交じりの応援ですよっ。

勝てると信じていました。
男子バレー、祝オリンピック出場ーーー!!

そんな、こんなで、他愛もないことかもしれないけど、エネルギーを蓄積して今日は終わりそうです。

明日の提出レポートを仕上げて、休みます。

1日1回ありがとうございます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポストカード作りました

2008-06-07 11:20:43 | 他愛もないこと

勤め人の時は、はがきを書くということがほとんどありませんでした。

ここしばらく、メールでお礼で済ませていたのですが、

独立してそんなことじゃいかん!

と思い、お礼状用にポストカードを作りました。

ちょっと、笑えるけど愛らしい写真です。
(人によっては「きもモカワイイ」と感じるかも・・・・)

心身ともに硬直状態の時に、リラックスしていただけますように、
またますますのびのび活躍できますように、

と思いを込めて、仕事用のHPのURLを入れたものを作成。

近くに飾っていただける方がいらっしゃいましたら、おっしゃってくださいませ。

次回お会いする時にお持ちします。

(郵送希望の方は、ber***ot_scar**t@goo.mail.ne.jpにお便りください。切手を貼ってお届けします。お手数ですが、@より前は私のgooIDです。プロフィールから読み取ってくださいませ)

1日1回ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生を変える五輪に

2008-06-06 23:52:55 | ちょっと感動
バレーボールの五輪予選、オーストラリアとの試合に勝利しましたーーー(感涙)

アジアでは無傷の日本です。

オーストラリアのサーブミスに助けられた格好ではありますが、ジュースに持ち込まれても勝つ粘り強さは、イタリアに逆転負けを喫した後、ずっと切れないですね。

序盤から中盤まで、いい笑顔もいっぱい見ることができました。結果的にジュースに持ち込まれるも、全体的にのびのび感もありいいゲームだったですよ・・・。

私は大学までバレーボール選手ですから、バレーはやっぱり特別なスポーツ。

勝利の瞬間、床に崩れ落ちた植田監督に涙がこみ上げて号泣デスヨ・・・。

1992年に最後にオリンピックに出場した時の主将が、植田監督。そしてまだ、22歳だった荻野選手。

あれから16年。

荻野選手が、「こんな自分だけど、五輪に出たからバレーをここまで続けることができた。」と、そして、植田監督も「五輪は人生を変える」としきりに語る映像が流れます。

私と荻野選手は、同じ年です。同じ北陸出身なので、学生時代からそのすごさは知っていたのですが、若い時は、お世辞でもうまいとは思わなかったし、むしろ頼りなかったです。

しかし、今はすべてのプレーにおいて安定感があり、38歳になった今も、全日本ではおつりが来るくらいの練習をこなしていると言います。

石島(GOTTSU)選手が、ゲーム終了後に、弟のように荻野選手に思い切り抱きつき、荻野選手も健闘を讃えていました。

若い選手と汗を流し、苦しさを分かち、そして手本を見せ、良い影響を与える。

バレー人生を長く、誇り高き時間にする為に、自分の全てを献身的に与え続け、後輩に成功体験を積ませる。

同じ選手であり、メンターであり。

五輪に出ることで、選手としてのキャリアが変わることを知っている2人だからこそ発揮できる、リーダーシップであり、キャプテンシーなのだと思います。

荻野選手曰く、「みんなを五輪に連れて行きたいし、連れて行ってほしい」と。

若手を伸ばして育てていくことで、結果的に自分もゴールに近づくことができる。

仕事でもそうだと思います。私たちの年代は、手本になりつつ人を育てていく年齢です。それでいて、成果は常に求められ。

荻野選手を見ていると両方できるんだという勇気が沸いてきそうです。

誇りに満ちた勇姿を絶対に見てみたい。
泣きたいくらい心から「がんばれニッポン!」

男子バレーの世界選手権の時にはこんなことも書いていました→コチラ

1日1回ありがとうございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ