Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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唯一のつながり

2008-06-10 23:43:48 | 産業カウンセリングのこと
先日のキャリアコンサルタント講座の事例研究で、年収200万円未満で、携帯電話の利用料金が月1万1千円という金額がどうなのかという話題になりました。

私の感覚では「高い」という印象でした。

NPO自立生活サポートセンター・もやいに相談に来たこの相談者へは、金銭感覚を改めた方がいいのでは?という意見が多く上がっていました。

しかし、単発や短期の派遣就労の仕事を得るには携帯電話は必須。それから、唯一の楽しみである「携帯電話」と事例研究の資料には書かれていました。

あるグループから「これによって、つながり、自分の居場所を得ているのだから、これを減らすように導くのは酷である」というコメントがありました。

私は、このブログをあるランキングサイトのメンタルヘルスのカテゴリーに登録している関係で、1日1度は、メンタル不全に苦しむ方の記事を読んだり、コメントしたりします。

どんなブログがエントリーされているか、もし関心があったら覗いてみてください



強い薬や、快方に向かう一方で減薬との戦い、自分を責めて、否定して、引きこもっている人もいれば、仕事を続けている人もいて、

その一方で、思ったより、上手に病気と付き合っている人もいます。

大なり小なりどっちも痛々しい・・・・

しかし、書くという行為を通じて、「自己理解」を深め、そして公開することで、会ったこともない人から暖かいコメントをもらうことによって、

また自分を肯定できるようになって一進一退を繰り返しながら良くなって、職場復帰できている人もたくさんいます。

そして、その人たちが、自分の克服経験から「勇気付け」のメッセージを発信する。

遠くの他人とのつながりで力を取り戻していく人もいれば、破滅的に方向に向かう人もいて微妙なのですが、

「FacetoFace」だけではなく、自分なりのやり方で、良くなっている人も確かにいるということです。

このような問題については「社会の闇」の部分とも言え、関わらずにいようと思えばいくらでも関わらずにいられると思うのです。

でも、産業カウンセラーであり、キャリアコンサルタントになろうとしている自分が、現段階でこの問題を直接解決できる力がなくとも、

少なくとも理解を示し、できる範囲でつながっていくことって自然なことだと思うのです。

「つながり」は社会資本。

すぎなみ大人塾の講義で、強烈にインプットされた言葉です。

人はつながりの中で生きていて、つながりを求めて生きるのは自然なこと。

1年経って咀嚼しています。

1日1回ありがとうございます。


コメント (2)
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