ばあさまの独り言

ばあさまから見た世の中のこと・日常生活のこと・短歌など

何とか元気で戻って来ました

2022年12月29日 | 随筆
 今年も残り少なくなりました。6週間入院していましたから、あちこち錆び付いてしまって頭も上手く働かないようです。しかし元気を出してまた続けたいと思って、パソコンに向かっています。何処まで続くのか分かりませんが、お付き合い頂けると嬉しいです。

 入院していて、医療現場の厳しさや現在の医療水準の高さ、看護師さん達の優しさを身近にヒシヒシと感じました。有り難い事です。恵まれた患者として過ごした日々は、私の人生を振り返って「今生きて居る事の有り難さ」をヒシヒシと感じさせられる事になりました。

 戻ってみたらガラス窓の外は庭一面に僅か数センチですが雪の世界です。リハビリに外の道路を歩こうにも、喩え数センチと言えども雪ですから滑って転んだら大変です。居間のデスクから外を眺めて私自身の好運を有り難く感じているところです。
 室内も杖を使って歩いています。でも歩けるって素晴らしい。人間が生き抜く力とか、そこに集まる善意の温かさには感動しています。一人の人間が生きて行く為にどれだけの外部からの手助けが有るかと指を折ってみると、それはそれは沢山になります。
 お花の籠を届けて下さった人もあって、病床の私には本当に温かい贈り物でした。とりどりの春の花からのエールを、心底嬉しく眺めています。次々と開いて行く花の美しさは、病人にとってはこの上ない慰めであり励ましです。
 このような温かい皆様からのお心によって私は生きて居るのだと、心底感謝しています。形になる成らないの違いはあっても、応援して頂いているお心は通じます。このブログのお会いしたことのない読者の皆様からの応援も感じています。有り難うございました。

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