京阪バス(京都市南区)が運行する循環バス「ステーションループバス」の路線が延伸するのに合わせ、23日、同市下京区のJR梅小路京都西駅北側にある「ホテルエミオン京都」で出発式が開かれた。
これまで京都駅―七条京阪前だった路線に、七条京阪前―梅小路(同ホテル前)が新設された。新設路線の所要時間は約13分で、京都水族館や京都鉄道博物館がある梅小路エリアと京阪沿線との利便性を高める狙いだ。
出発式には関係者ら約60人が参加し、京阪バスの鈴木一也社長が「新型コロナの影響で京都観光は難しい状況にあるが、多くの人に利用してほしい」とあいさつ。京阪電鉄の特急車両と同じ赤とオレンジをあしらったバスをお披露目した。
ステーションループバスは、毎日午前7時台~午後9時台まで15分間隔で運行。運賃は230円。
京都新聞社