2024/08/31 読売新聞オンライン
ふるさと納税で貸し切り体験ができる「久が原湯」
都内で銭湯の数が最も多い大田区は今月、区内の人気銭湯の貸し切り体験など、銭湯に関するふるさと納税の返礼品を初めて用意した。
区が今月26日に加えた銭湯にまつわる返礼品は三つ。目玉は、寄付額5万円以上で得られる「大田区浴場貸し切り体験」で、銭湯を1時間借り切って入浴できる。黒湯温泉が好評の「久が原湯」や高温のサウナで知られる「大森湯」のほか、露天風呂や薬湯などが楽しめる区内9か所から選べる。
貸し切りで一度に利用できるのは10人まで。ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」で受け付けており、貸し切りの日時は各銭湯との調整が必要となる。
このほか、区内の銭湯共通で使える入浴券5枚セットと、入浴剤などの銭湯グッズ詰め合わせも追加した。鈴木隆広総務課長は「銭湯を広々と使って、ゆったりできる良い機会。銭湯が多い大田区の魅力を感じてほしい」と話していた。