DUKE Train

主要ニュースだけでなく国内ローカル、海外面白ニュースまでアップしています。

台北MRT環状線の第1期区間、今年末開業できず

2019年12月26日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 



台北MRT環状線第1期区間の路線図(黄色い=Y部分)



(新北中央社)台北メトロ(MRT)環状線第1期区間(大坪林―新北産業園区間)について、予定されていた今年末の開業に間に合わないことが23日、交通部(交通省)幹部などへの取材で分かった。

同線は台北郊外を環状に結ぶ計画で、第1期区間の大坪林(新北市新店区)―新北産業園区(同新荘区)間は南西の部分に当たる。全長15.4キロ、14駅。開業すれば、新北市内を移動する際、台北市中心部まで出て乗り換える


(新北中央社)台北メトロ(MRT)環状線第1期区間(大坪林―新北産業園区間)について、予定されていた今年末の開業に間に合わないことが23日、交通部(交通省)幹部などへの取材で分かった。

同線は台北郊外を環状に結ぶ計画で、第1期区間の大坪林(新北市新店区)―新北産業園区(同新荘区)間は南西の部分に当たる。全長15.4キロ、14駅。開業すれば、新北市内を移動する際、台北市中心部まで出て乗り換える必要がなくなり、利便性の向上が期待されている。

関係者によれば、24日までに審査を終えることを目指していたという。だが、交通部が審査の流れなどを話し合う会議を28日に実施することに決定。審査の日程が決まるのはこれ以降となり、審査後、指摘事項の改善なども必要なことから、開業時期が遅れる見通しとなった。

新北市政府捷運工程局の李政安局長は、同部の決定について尊重するとの立場を示した。

コメント

桃園MRT緑線中レキ延伸、国家発展当局の支持獲得 2029年開業目標

2019年12月26日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
桃園MRTの「普通車」(左)と快速タイプの「直達車」(右)




延伸部の路線図



(桃園中央社)桃園メトロ(MRT)緑線の中レキ延伸計画について、国土政策の策定・審議などを担う国家発展委員会は24日、実行可能性を審議し、提出された案を支持することに同意した。桃園市政府捷運工程局が明らかにした。同局は、2029年末の開業を目指すとしている。(レキ=土へんに歴)

建設中の緑線の南端となるG01駅(桃園市八徳区)から台湾鉄路管理局(台鉄)中レキ駅(同中レキ区)まで西に7.2キロ伸ばす計画。途中には5駅を設置する。1駅が高架駅、4駅が地下駅となる予定。総事業費は約328億台湾元(約1200億円)。同計画の実行可能性調査は今年8月末に交通部(交通省)の審査を通過していた。行政院(内閣)の承認を得た後、市は総合計画の策定に取り掛かる。

緑線本線は桃園市都市部を南北に結ぶ全長約27.8キロの路線で、今年10月までに全区間で工事が始まった。

緑線の延伸に関しては、G01駅からさらに南の大渓区埔頂まで伸ばす計画も持ち上がっており、市は来年初頭に交通部に計画報告書を提出したいとしている。

コメント

堀の浄化に「水の国」オランダ人が奮闘 悪臭消え藻もきれいに 独自開発装置が奏功

2019年12月26日 | 京都の寺社
 
浄水装置を確認するペッピンさん。藻がなくなるなどの効果があったという




「本願寺水道」の面影を伝える東本願の堀。水質浄化が懸案となっていた



江戸時代の絵図にも描かれ、「本願寺水道」の面影を伝える東本願寺(真宗大谷派本山、京都市下京区)の堀の水をきれいにしようと、「水の国」オランダ出身の男性が奮闘している。独自に開発した浄水装置を取り付けたところ水面を覆う藻がきれいになり、悪臭もなくなった。東本願寺は「門前は緑地になることも決まっているので、きれいになれば多くの市民に喜ばれる」と効果を歓迎する。
 ポール・ペッピンさん(55)=左京区。20歳で来日し、オランダ人の友人とともに浄水装置の開発や販売に携わる。出身国のオランダは海面より低い土地が国土の4分の1を占めることから治水や水資源の利用に苦心してきた歴史があり、現在も雨水を浄化して野菜の栽培に使うなど水資源や水質管理に厳しい。ペッピンさんも水には関心が高く、東本願寺の前を通るたびに堀の水面に藻が張った様子や臭いが気になっていた。

 同寺の三方を囲む堀は江戸初期の絵図にも描かれた。明治期後半には防火目的で琵琶湖疏水から独自に本願寺水道を引いていたが、2013年に水道を閉じ、現在は井戸水を利用している。夏場の悪臭や藻への対応など水質浄化は近年の懸案で、水草を食べるソウギョを入れるなど試行錯誤を続けてきたが成果が出ず、困っていたという。

 ペッピンさんの浄水装置は微細な泡状にした酸素を水中に送り込み、藻などを食べる細菌類を活性化させることで水質を浄化する。東本願寺財産管理室によると、今年4月から使い始めたところ、藻がなくなるなどの効果が見られたという。半年間の試用期間を経て正式な導入を決めた。

 ペッピンさんは「堀端で仕事をしていると『昔ここで泳いだ』と話すおばあさんにも出会った。また泳げるようなきれいな水をつくりたい」と話している。

京都新聞

コメント