半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

みみずの野菜ボックス

2012年08月02日 | 農的体験・生活
いつも懇意にして頂いている若手農家の岡田さん、溝口さんが属する「大栄みみずの会」。
もう20年ぐらい、無農薬無化学肥料で野菜を作っている農家集団です。

らでぃっしゅぼーや、なのはな生協などに野菜を降ろしていて、品質も味も折り紙つき

そして、なのはな生協と毎月1回やっている「みみずの学校」では、子供連れのご家族と一緒に、流しそうめんをやったり、ほたる鑑賞をしたり、と楽しい農村交流もしています

私もできれば、「みみずの学校」みたいのを一緒にやりたいな~とずっと思っていました。

ただ、プロ農家として「交流」は、農作業の時間をとられてしまうだけでなく、普段とは違った気も使うので、なかなかできません。

なので、ゆくゆくは交流をやっていきたいな~、と思いつつ、それは将来的なものとして捉えています。

そして、今回はそういった交流ではなく、みみずの会の「野菜ボックス」の配達を私が始めることになりました


今日は久々にみみずの会の集会に出て、ご挨拶をしてきました。
いつもながら、人の良いおじさん達が集まっていて、「この愛嬌のある、お人柄も素敵なおじさん達の野菜を、1人でも多くの人に届けて、みんなが嬉しくなるようにしたいな~」という思いが強まりました


もともと、みみずの会では設立当初の頃から、成田市内を中心に野菜を配達していたのです。
その野菜ボックス「みみずフレンド」は格安で、もう原価のような値段。

農家さんが自宅まで届けてくれて、お安くて、新鮮で美味しい野菜を食べられる、ということで、たくさんのお客さんがいました。

しかし、採算はとれていないようなものでしたので、新規のお客様は増やさない方針でずっと続けてきましたが、この8月をもって終了することになったのです。

消費者としてこの「みみずフレンド野菜ボックス」をとっており、農村事業をやりたい私としては、地元の農家さんと地元の消費者がつながるこの配達を無くすのはもったいない、と思っていました。

そして、自ら申し出ることで、9月からは、私が配達事業を行うことになったのです

先月から溝口さんと打ち合わせをしたり、実際の配達でお客さんのところをまわってご意見を聞いてきた結果、7品で1300円、という値段設定になりました。

ただし、2個口からの配達なので、実質は班長さんのところにお届けして、班長さんがお友達のところに分配する仕組みです。

仲間が集められないけど個配をしてほしい、という方には、別途200円の送料をいただく予定です。

その日に収穫した野菜をその日の夕方~夜にお届けするので、鮮度も抜群

成田でこういったこだわり野菜をとっている方はごく一部なので、どれだけの反響があるかわかりませんが、成田の野菜を成田で循環できていければいいな~、と思っています。


一方で配達地域は効率もあるので、成田の中心部の「成田ニュータウン」の限ります。
成田ニュータウン以外、例えば東京にも宅急便で届けてもいいな~、と思っていますが、いかんせん、宅急便代が高いんですよね。。。

これは要検討です。


野菜以外も、とりあえず小倉さんのハーモニー卵も同梱可能として始めようと思います。
既に、水曜日に小倉さんのところと面談してきて、9月の配達に卵2個だけですが、サンプルを出していただけることになりました。

その他これから詳細を煮詰める必要がありますが、今月中には固めて、チラシも作成し、新規募集を開始したいと思います

地元の美味しい野菜を広げるために、そして自分の収入源を作るためにも、がんばるぞぉ~
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雨よ降れ降れ~

2012年08月01日 | 農的体験・生活
先週末に草刈りし、今週頭に集めた空き地の草。ゴミ袋(大)に100袋以上でましたが、そのうち50袋分ぐらいを高柳さんから借りている畑に敷き詰めました

いわゆる「敷き草」ってやつですね


なんだかよくわからない状態になっていますが、これをこのあと、もう少しならしました。

普通は「稲わら」を使うのですが、今年は稲わらがないので、この枯れ草を使ったのです


なんでこんなことをしているかというと、3つの理由があります。

1:雑草対策
 →家から車で40分はかかるところにある畑なので、なかなか通いつめるのが大変です。しかも、この時期、草はあっという間に伸びてきます。敷き草を置くと、日光が草に届かず、結果、雑草が抑えられる、というわけです。

2:暑さ対策
 →むちゃくちゃ暑いのにも関わらず、雨も降らないこの時期、地面はカラッカラに乾燥しています。夏の強い日差しと水分不足で、作物によっては生育が遅くなるものもあります。適度に水分を土に残し、暑さをしのぐために、置いています。

3:追肥代わり
 →堆肥や元肥を入れずに栽培しているので、有機物不足は否めません
 敷き草をしくことで、地面に触れている下の方から少しずつ腐食が進んで、追肥のような状態になります。

ということで、たっぷりと枯れ草を敷き詰めました

時間がなく、草をババ~っと敷いただけで、あとは、落花生の株の周辺の雑草を抜くだけで、作業は終わり。

小玉スイカは、結構大きくなっていましたよ


こちらは、栗かぼちゃ。植えるのが遅かったのですが、この1ヶ月でぐんぐん生育し、実も大きくなりました


枝豆はなかなか大きくなりません
肥料分が少ないだけでなく、雨も降っていませんからね。。。


新調した手袋。私はこのメーカーが一番好きです


夜にも畑に顔を出してみました。

満月が輝いていましたよ

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