世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

ドーハの歓喜(21)

2011-02-24 10:53:43 | Weblog

次回のW杯では是非ベスト4に残って欲しいものだ。南ア大会ではベスト8には進出できたはずだ。PK戦でパラグアイに破れはしたが、90分で勝てる可能性のある試合でもあった、但し運がよければだ。日本はまだベスト8に顔を出すだけの実力はなかったのであろう。パラグアイと負けない試合は出来たが、勝てる試合は当時はまだ出来なかった、と言うところが本当なのであろう。岡田武史もそこまでの戦略は持ち合わせていなかった筈だ。ただ闇雲に「Best 4」と言っただけなのである。単なる景気づけだったのであり、我々もそれに乗せられて、夢を見せられていただけなのである。確固たる実力がなければ、「ベスト4」どころか「ベスト8」も覚束ないのだ。岡田自身でも、百姓をやろうかなどと言っていた程なので、「ベスト4」への戦略は持ち合わせていなかった筈だし、「ベスト4」どころか「ベスト8」まで実力を高めることはしなかったし、高める術も持ち合わせていなかった筈だ。もし持ち合わせており、その高みへ登らせる手段を実施しておれば、(そこまで力が伸びていなかったとしても)パラグアイにはなんとしてでも勝っていたはずである。(と小生は考察している。)なぜ岡田にはその方策がなかったと推察しているかと言うと、W杯後の反省点が一向に聞かれないことである。少なくともその気になって(ベスト4)を狙って鍛錬を重ねていれば、どこが足らなかったのか、どうすればよかったのか、今後どうしなければならないか、と言った反省が少しは聞かれてよい筈だ。いわゆる「P-D-C-A」のサイクルを回すと言うことだが、それが回っているようには、全然感じなかったからだ。決勝ラウンドに進出できただけで、日本国内も浮き上がってしまっており、冷静なマネジメントが出来ていなかった。少なくとも、今後どこを強化しなければならないのか、何を強化しなければならないのか、何が不足していたのか、どんな戦い方をしなければならなかったのか、など岡田の口からは出ていたのか。それが聞きたかったのである。ただ切羽詰って守備的に戦いを変えたと言うだけだ、まあたまたまそれが当ったのであるが。

そんな意味で、素人ながら、ザッケローニの現在の日本代表選手には、なんとなく可能性を感ずるのである。ヨーロッパで活躍する選手が増えてきている。岡崎慎司もブンデスリーガ、シュツッツガルトで活躍を始めた。アジアカップメンバー21人中8人ヨーロッパで活躍している。岡崎も入れると9人となるが、試合に出るのは11人なので、半数以上がヨーロッパのチームに所属していたことになる。と言うことは、W杯の「ベスト4」には、少なくともヨーロッパのチームで活躍できる人材で、日本代表を固められることが必要となろう、と言うことではないか。そういう人材を育成するための戦略などは、サッカー協会に任せなければならないが、その実力の要素をどのように身につけさせるかとか、そんな実力を身につける可能性のある人材をどのように探すか、と言ったところに監督などの腕の見せ所で、そのように目標を達成するための方策を立てて、それを実行に移して大会に臨むと言った「マネジメント」、PDCAを回すことを具体的にしておれば、具体的な反省が出来た筈なのである。そういう意味では、岡田監督はいま少しこのPDCAを回して欲しかったのである。今のザッケローニ監督には、チームとしての全体の実力を如何に発揮させるか、それなりの工夫を凝らしているようには見えるのである。与えられた環境で如何に選手たちの実力を発揮させるかの、短期間でのいわゆるザッケローニ流のマネジメントをしているように見えるのである。

次にAFCアジア杯時に、ヨーロッパで活躍している選手を列記する。

1.GK 川島永嗣ベルギー・リールス、
2.DF 長友佑都イタリア・チェゼーナ(現在インテルミラノ)、
3.DF 内田篤人ドイツ・シャルケ04、
4.DF 吉田麻也オランダ・VVV、
5.MF 細貝萌ドイツ・アウクスブルグ、
6.MF 長谷部誠ドイツ・ボルフスブルグ、
7.MF 本田圭佑ロシア・CSKAモスクワ、
8.MF 香川真司ドイツ・ドルトムント(途中離脱)、
9.FW 岡崎慎司ドイツ・シュツッツガルト(2011/1/31~)、
10.MF 松井大輔フランス・グルノーブル(離脱)、


さてその岡崎慎司であるが、現地時間で2011年1月30日にドイツブンデスリーガのシュツットガルトと契約している。岡崎は前日の1月29日、18:00より始まるAFCアジアカップカタール大会の決勝戦を戦っている。その翌日の30日にシュツットガルトに直接行き、契約を交わしている。これで岡崎もヨーロッパで活躍する選手の一人となったわけだ。


日本代表FW岡崎がシュツットガルトと契約
掲載: 2011年1月30日(日), 16.31CET

UEFAヨーロッパリーグで32強に進出しているVfBシュツットガルトが、日本代表FW岡崎慎司を獲得し攻撃陣を強化した。契約期間は2014年まで。

2014年までの契約でシュツットガルトに移籍した岡崎慎司(右)

清水エスパルスの日本代表FW岡崎慎司が、UEFAヨーロッパリーグで32強に進出しているVfBシュツットガルトと3年半の契約を結んだ。
この24歳のストライカーは、オーストラリアを下して優勝したAFCアジアカップ決勝の翌日にシュツットガルトと契約。30日中にメディカルチェックもパスした。UELグループHを首位で通過したシュツットガルトは、2月17、24日の決勝トーナメント1回戦でSLベンフィカと対戦する。
http://jp.uefa.com/uefaeuropaleague/news/newsid=1589872.html

(続く)
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