世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

尖閣諸島問題(8)

2009-03-30 21:38:48 | Weblog

(4)ならば無法国家中国は何をやったか。

2004年には、アウトローの中国人7人が尖閣諸島の魚釣島に違法上陸している。次の記事を参照願いたい。


3、尖閣諸島・魚釣島に中国人7人が上陸、沖縄県警が逮捕
200403250019(2004年3月の事件です。)
      
 24日午前6時20分過ぎ、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島の領海内に中国船がいるのを警戒中の第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が発見した。ボート2隻を下ろして活動家7人が分乗、11管の制止を振り切って午前7時20分、魚釣島に上陸した。島内で中国国旗を振るなどした。中国人とみられ、沖縄県警は約20人の警察官をヘリで島に派遣。全員を出入国管理法違反(不法入国)の疑いで現行犯逮捕した。
 尖閣諸島に外国人が上陸するのは96年10月、台湾と香港の活動家数人が上陸して以来。海上保安庁によると、沖縄返還協定による施政権の返還後、尖閣諸島に上陸した外国人が逮捕された例はない。中国側は抗議している。
 尖閣諸島を巡っては中国・台湾も領有権を主張しており、7人の取り扱い次第では外交問題に発展しかねない。不法入国者は出入国管理法に基づき、必ずしも逮捕しなくても処分できるが、沖縄県警の新岡邦良警備部長は、同日夜に会見し、「不法入国して上陸し、長い時間がたっていた。明らかに法違反があり、現行犯逮捕すべき状況にあった」と述べた。7人は氏名や年齢なども現段階では分からないという。
 7人は今後、那覇市に身柄を移し、いったん警察の事情聴取を受けた後、福岡入国管理局那覇支局に引き渡されて強制退去させられる見通し。7人は全員が男性で、逮捕の際、暴れるようなことはなかった。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、7人が乗ってきた中国船「浙普漁21114」は中国方面に向けて去った。
 上陸者のうち6人は午後5時35分までに逮捕し、残る1人も午後7時前に身柄を確保して逮捕した。いずれもオレンジ色のジャケットらしきものを身に着けていた。
 上陸を実行したと見られる中国の民間団体はホームページ(HP)で「7人の中国民間保釣活動家が釣魚島の上陸に成功した」などと公表した。HPの記述によると、23日午前1時、活動家16人を乗せて中国・浙江省楽清市を出港した。24日の上陸計画から注意をそらすため、「28日に出港する」と報道関係者に事前に情報を流したとしている。
     ◇
 〈尖閣諸島〉 沖縄県八重山諸島の北方約170キロに散在する無人の小島群。魚釣島など5島といくつかの岩礁からなり、総面積約6.3平方キロ。1895年の閣議決定で沖縄県に編入。51年に結ばれたサンフランシスコ平和条約でも、南西諸島の一部として米国の施政下に置かれ、71年の沖縄返還協定で施政権が返還された。日本が実効支配しているが、周辺の大陸棚に石油資源が存在する可能性が指摘され、70年代から中国、台湾が領有を主張するようになった。
(2004/03/25 00:19) http://www.asahi.com/special/senkaku/OSK200403240036.html
         
さらに2007年10月にも中国は、活動家を派遣して日本の尖閣諸島領海を侵犯させている。公正と信義などは信頼出来ないと言うものである。(続く)
コメント (2)
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尖閣諸島問題(7)

2009-03-29 22:50:29 | Weblog

閑話休題、WBCの話はこれくらいにして本論の「尖閣諸島は日本領であるから、日本は独自にでも、なんとしても守りきらなければならない」と言う話に戻ろう。

11、領海侵入の台湾船は計10隻 尖閣沖、沈没事故に抗議200806161115
(これは2008年6月の事である。)

 16日午前3時50分ごろ、尖閣諸島・魚釣島の西南西約76キロで、台湾の抗議船「全家福6号」と台湾の巡視船3隻が魚釣島に向けて航行しているのを警戒中の海上保安庁の巡視船が発見した。海保巡視船は日本の領海内に侵入しないよう警告を発したが、同5時50分ごろ、魚釣島の西南西約22キロで領海内に侵入した。別の台湾巡視船6隻も侵入した。
 台湾抗議船と台湾巡視船は海保巡視船の退去警告と針路規制を受けつつ魚釣島を時計回りに航行するなどした後、同7時24分、同島の南約4キロ地点で南西に向けて針路変更し、同8時44分までにいずれも領海の外に出た。
 魚釣島沖では今月10日、海保の巡視船と台湾の遊漁船が接触して遊漁船が沈没する事故が起き、石垣海上保安部が14日に両船の船長を書類送検した。事故をめぐり台湾では尖閣諸島の領有権問題への抗議行動が活発化しており、抗議船は活動家らが乗り込み15日夜に台湾北部の港を出港していた。海保によると魚釣島付近で台湾の巡視船が日本の領海内に立ち入るのは異例という。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080616/crm0806161117007-n1.htm

中国にしても、台湾にしても、こいつらは全くの無法者だ。ただし台湾は、我々と共通の価値観を維持している部分があるのでまだましであるが、中国とは全く価値観を共有していない。しかも全くのアウトローの共産主義独裁国家だ。全く信用や信頼の出来ない国なのである。

『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。』と言うことなんぞを信用できるか。出来るわけがない。ならばこんな「おまじない」はさっさと捨て去ることだ、と思わないかい?だから憲法改正が必要なんだ。

この『』内の文章は、日本国憲法の前文の②の冒頭の文章である。(金園社標準六法平成10年版より)。憲法にこんなことが書いてあるから、中国は日本を併合しようと虎視眈々と狙っているのである。何しろ国際社会は無政府状態であるから、こんな憲法を後生大事と守っていたら、我々の子孫にすばらしい日本を残すことが出来ない。田母神さんのご心配ももっともなことである。

憲法なんて知らないよ」と言う本がある。株式会社ホーム社が発行所で、株式会社集英社が発売元となっている。著者は池澤夏樹とか言う男か女かわからない者だが、そのあとがきに次のようなことを書いている。

『法律は自然の法則とは違う。自然界ではものは必ず上から下に落ちるし、太陽は東から昇る。だが法律は決めれば自動的に機能するものではない。何を決めても人がそれを尊重しなければ法律は空っぽの文章に過ぎない。』

こいつはきっと、モヤシのような奴だろう。「何を決めても人がそれを尊重しなければ」と言っておきながら、諸国民の公正と信義に信頼して、と言うことは信用するのか。こいつは、人は信頼できないと言っておきながら、他国の人の公正と信義は信頼できるから、憲法を守れと言っている。これって矛盾ではないか。こいつは馬鹿以外の何物でもない。

ならばこう言うべきである。

『自然の法則は揺るがない。地球は太陽の周りを回っているのであり、太陽が地球の周りを回ることはない。しかし法律は人間が作るものである。一旦民主的に作られた法律は守らなければならないが、法律とは往々にして、間違っていることもある。人間がある意図を持って作るからである。もしも間違っていたり、社会情勢に適合しない場合には、速やかに直さなければならない。それが憲法のような国の根幹を律するものであれば、なおさらである。何しろ国際社会は無政府状態であるから。』と。

こいつの頭には、自然科学と言う言葉はあるが、社会科学と言う言葉は欠けているのであろう。

一寸横道にそれてしまったが、本題に戻ろう。
(続く)
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(続)WBC・侍JAPAN

2009-03-28 03:59:48 | Weblog

それから、中島のスライディングが体当たりで、守備妨害である、と下記のように非難しているが、実は韓国選手はこれ以上にひどい暴力的な守備妨害動作を行っていたのである。

「七回の場面では、一死一、三塁で4番城島が三塁ゴロで併殺に倒れた場面で、一塁走者・中島が二塁に滑り込んだ際に、二塁手のコ・ヨンミンに体当たりするようにスライディングしたシーンを「国際大会ではあまり見られない非紳士的な守備妨害動作」と表現した。」

これは朝鮮日報の電子版で中島を非難している内容の記事であるが、下記のURLには、動画で韓国選手がその暴力的な守備妨害動作を行っている様子が見られる。岩村の足を刈るように、ベースにではなく、岩村に突っ込んでゆく様子が見られるであろう。ただし岩村は、さすが大リーグで鍛えられただけあって、何事もなくそれを飛び越えて一塁へ送球している。そして見事ダブルプレイを成立させている。一般的にこのようなケースはよくある事なのではないかと思うのであるが、「朝鮮日報」は草野球しか知らないのかねえ。否、十分に野球を知ってはいるが、日本に対して「ひがみ根性」を持っているから、こんな卑劣な記事を配信するのであろう、と思うものである。
http://www.youtube.com/watch?v=7UAsyVhRQEg

ちなみにこの試合は、1,2位決定戦である。このURLをインターネットエクスプローラーにコピーして、みてほしい。

ここでもその映像が見れます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=YPBGJcV_9CY

↓ここでは岩村から片岡への送球時に、韓国選手のラフなスライディングが片岡の足にかかり、片岡は落球している。このため日本は3点を失っている。結局日本はこの試合を落としている。これは3/18の2次ラウンドの韓国戦の出来事。
http://www.youtube.com/watch?v=XRsYpta6oK4&feature=related

この2次ラウンドで負けた日本は、敗者復活戦にまわり、再びキューバと対戦し5対0で下し、2次ラウンドの順位決定戦に臨み、再度韓国と戦うことになる。
ここで日本は6対2と、韓国に逆転で勝利し2次ラウンドを1位で通過し、準決勝戦へと進む。準決勝は、尊敬する野球の国・米国と戦うこととなる。侍JAPANは、9対4で米国を下し、決勝戦へと臨むことになる。

決勝戦で「ダーティー韓国」と対戦した日本の「侍JAPAN」は、イチローのセンター前2点タイムリーヒットで勝ち越し、優勝を勝ち取ることとなる。

といったところだが、2次ラウンドでのこの韓国のスライディングは紳士的なもので、「侍JAPAN」のスライディングがダーティーなものなのだろうか。

本当は「ダーティーコリア」ではないかい、ダーティーコリアさん!

韓国のダーティーさはまだあるよ。

決勝戦の9回裏(だと思うが)の韓国の攻撃で、李容圭(イ・ヨンギュ、起亜)(だと思うが)が空振りしたあとのバットを城島のミットにわざと当ててボールを落として審判にファウルの判定をさせている。この状況は小生も自分の目で、しかと(TVだが)見ている。城島は審判にアピールしたが、認められずにファウルの判定となっている。これって、正真正銘のダーティーではないかい!?新聞に書くんなら、こんなことにも言及してほしいものだ、と思うよ。

それから2次ラウンドでの日韓戦で、韓国が4対1で勝利した時のことだが、またピッチャーマウンドに太極旗を立てていたね。次のURLにそのときの写真が出ていたが、そこにはもう一つ、試合後、関係者が太極旗を抜き取る写真も出ているよ。結局ゴミとして捨てられる運命の太極旗ではなかったか。きっとゴミ箱に捨てられたのではないかい?。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/233161/

もしそうなら、そんな旗なんぞ立てることは無いではないかい?。礼儀としては、みんなに見て貰ったら自分達で持ち帰るほうが良かったのではないかい?。神聖なグランドに、ゴミとして太極旗を捨てていったに等しい、のではないかい?。それに旗を立てるなら、どの試合でも立ててほしいよ、メキシコやベネズエラとの戦いの時にも立てるべきではないかい?。日本戦の時にだけ立てると言うことは、劣等感の現れではないかい?。前回のWBCでも日本戦に勝った時だけ同じことをやったようだが、なんかこれってスポーツマンシップの欠片(かけら)も無いように見えるが、本当に韓国ってスポーツマンシップが無い国なんだね。そういえば、2007年の五輪予選のときも監督会議の協定を破って、メンバー表の後出し事件と言うことがあったよね。
http://blog.livedoor.jp/occyan_memo/archives/65101087.htm

↑ここに「WBC 韓国 マウンドに国旗? 恥ずかしい」と言う話が載っているから、一読されるとよい。

それにしてもだ、優勝した日本チーム「侍JAPAN」の前に大日章旗はすばらしかったね。少なくとも国旗をかざすことが許されるのは、優勝したチームだけだと思うがね。皆さんはどう思いますか。
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WBC・侍JAPAN

2009-03-26 12:00:37 | Weblog

産経ニュースに次のようなものを見つけた。

ニュース: 国際

【WBC】「“ダーティーサムライ”」と韓国紙 「イチローは高慢」 (1/2ページ)
2009.3.25 10:58
このニュースのトピックス:WBC
WBCの決勝戦を報じる韓国スポーツ各紙
 【ソウル=水沼啓子】日本が連覇を果たした第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、25日付の「中央日報」はWBCの特集ページで、「勝利したがマナーで負けた“ダーティーサムライ”」との見出しで日本チームを批判した。
 同紙は日本について、「韓国との決勝戦で非紳士的なプレーが何回かあり、試合後の記者会見場では一部の選手が高慢な態度をみせまゆをひそめさせた。優勝チームらしいマナーとはほど遠い」と伝えた。
 非紳士的と問題にしたのは、中島遊撃手が六回の守備で二盗を試みた走者の顔にひざが当たったプレーと、七回の攻撃で一塁走者の中島が併殺を避けようと二塁手に体当たりしたプレー。会見場での「高慢な態度」とはイチローを指し、同紙は「イチローは試合後の記者会見場でいすのひじ掛けに片方の腕を乗せ、斜めにもたれかかるように座りながら、質問に答えた。答える途中で一人で笑った。勝者としての喜びや余裕と見るには見苦しい」と報じた。
 「中央日報」は社説でもWBCを取り上げ、「韓国野球、本当によくやった」と題して「(韓国代表チームは)収入が法外に少ない“いちばん腹を空かせたチーム”だったが団結力と精神力で決勝にまで上がった」とし、「WBCで全世界に誇示した韓国人の底力をもう1度発揮して、当面の経済危機を克服しよう」と主張している。

(2/2ページ)
 「東亜日報」は「スシだけを食べて、食あたりした」との見出しで、「韓国が今大会で行った9試合中、5試合が日本と当たった」として、今回導入された敗者復活戦がある対戦方法に疑問を投げかけた。同紙は「残念だが…あなたたちは我らのチャンピオン」と選手の健闘をたたえ、日刊スポーツも「偉大なる2位」と、金寅植監督の采配(さいはい)などをたたえていた。

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090325/kor0903251059003-n1.htm


朝鮮日報、中島の2プレーを「非紳士的」と非難 (1/2ページ)
2009.3.24 18:18
このニュースのトピックス:韓国
朝鮮日報電子版より
 日本が連覇を果たしたWBCで、韓国の朝鮮日報(電子版)は日本のショート・中島の2つのプレーを挙げて「国際大会ではあまり見られない非紳士的」なプレーと非難した。
 問題にしているのは、日本が併殺で無得点に終わった七回の中島の二塁へのスライディングと、六回裏の日本の守備で、イ・ヨンギュが二盗を試みた際の中島のタッチプレー。

 七回の場面では、一死一、三塁で4番城島が三塁ゴロで併殺に倒れた場面で、一塁走者・中島が二塁に滑り込んだ際に、二塁手のコ・ヨンミンに体当たりするようにスライディングしたシーンを「国際大会ではあまり見られない非紳士的な守備妨害動作」と表現した。この場面は守備妨害の有無に関わらず、併殺が成立していた。

(2/2ページ)
 六回裏の日本の守備では、一塁走者のイ・ヨンギュが二盗でヘッドスライディングした際に、中島が「イ・ヨンギュの頭の方向に左足を向けた」と指摘。同選手が第2ラウンドで内海投手から頭部に死球を受けたこととあわせて紹介し「相手に大きなケガをおわせる危険な守備だった」と非難した。いずれの場面も、試合中に韓国ベンチが抗議したり、審判が試合を止めて問題視するような場面はなかった。

 同紙の電子版は、トップページで問題としているプレーの写真を掲載。写真上に赤丸をつけて解説するなど、韓国の敗戦よりも大きく報じた。

http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090324/mlb0903241824043-n2.htm


韓国紙には、日本戦のたび毎に「日本よ、またお前か」などの見出しが並んだという。多分、ここには、「日本と当たれば、韓国は勝てないから」と言う感覚が、潜在意識的にあるのだろう。結局はその通りとなった。日本が、WBC連覇だ。何はともあれ、日本国中を沸かしてくれた、『侍JAPAN』と原辰則監督に敬意を表したい。良くやった。

韓国は本当に卑(いや)しい国だと思う。
前回の2006年のWBCでも、韓国は予選では勝ったものの、決勝ラウンドでは日本に大敗した。6対0だ。そして日本は決勝戦でキューバと対戦して、見事優勝している。


この時の韓国も、この日本の勝ち方に、横槍を入れている。「日本は恥ずかしい勝ち方をした」などと、日本野球をさげすんだ見方をしている。これも韓国の劣等感の表れではないか、と思われる。負け惜しみそのものと見做されて、馬鹿にされることになるとは考えなかったのであろうか。そうは考えなかったところに、韓国の後進性があるのであろう。
こんな事を言っていたなら、本当に向こう30年間は勝てなくなってしまうのではないか。

ここの本当に意味は、「韓国は最も恥ずかしい負け方をした。2回も勝利した相手に、一番大事な試合で、ぼろ負けをした。6対0だ。」と言うことなのだが。

そしてまた今回もWBCでも、勝てなかった。そしてまた今回も、上記の記事のような批判と嫌がらせだ。「侍JAPAN」の戦い方を、「ダーティーサムライ」と批判している。

六回裏の日本の守備では、一塁走者のイ・ヨンギュが二盗でヘッドスライディングした際に、中島が「イ・ヨンギュの頭の方向に左足を向けた」と指摘、と言う記事だ。

日本の放送では、「ヘルメットが壊れるほどの猛烈なスライディング」と、どちらかと言うとイ・ヨンギュの果敢なプレイを褒め称えるような放送だったように記憶している。一般的には、こんな見方が普通ではないかと思うのだが、韓国は違った。自分は野球に詳しくはないが、写真で見る限り二塁ベースは十分に開いており、「故意に左足を向けた」とも思えない。次のようにみるのが正解ではないかな。

勢い余って中島の左足にぶつかったのではなく、イ・ヨンギュは故意に中島の左足に自分の頭をぶつけ、タッチを逃れようとした」と言うところが真意ではないか。きっとそうだと思うよ。韓国紙も、イ・ヨンギュに聞いてみるといい、そう言う筈だ。

侍JAPANと原監督は、全員一致団結して、正々堂々と、WBCを戦ってくれた。そして勝利した。我々に勇気と誇りを与えてくれた。ありがとう。

韓国は、向こう30年間は日本に勝てないと思われるような負け方をした、
のではないかな。

(この項終わり)
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尖閣諸島問題(6)

2009-03-25 02:09:50 | Weblog

(3)親日といわれる台湾の動きは?          
     
24、中国船の日本領海侵入に一線画す 台湾国民党主席200812091717
       
 訪日中の台湾の与党・中国国民党の呉伯雄主席が9日、東京都内で会見し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の日本領海内に8日、中国の海洋調査船が侵入したことに関連して「釣魚島は台日間の問題。問題の複雑化は望まない」と述べ、日本の抗議に対して尖閣は「固有の領土」と反論した中国と一線を画す姿勢を示した。
 台湾は尖閣の領有権を主張すると同時に、日本とは主権問題を棚上げして海洋資源を共同開発することを希望している。
 呉主席は7日、自民、民主両党などと政党交流を進めるために来日し、8日には石原慎太郎都知事と会談した。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081209/chn0812091720004-n1.htm

      
14、中台連携に期待感 尖閣問題で中国紙('08/6)200806162044
      
 中国週刊紙、国際先駆導報は16日付の最新号で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の日本領海内で台湾の遊漁船が警備中の海上保安部の巡視船と衝突、沈没した事故を1面と特集面で紹介、「台湾では『両岸(中台)は手をつないで釣魚島を守ろう』との声が相次ぎ上がっている」と中台連携への期待感を伝えた。
 また同紙は、日本の態度について「釣魚島の実効支配に向けて各種兵力を配置、軍(自衛隊)と警察の強力な監督態勢を敷いている」と分析。さらに台湾当局者の「開戦も辞さない」とする発言を伝え、日台の海上戦力比較表も掲載した。
 一方、中国のウェブサイト上でも「両岸(中台)はそろって軍艦を釣魚島に派遣し、中華民族の力を日本に見せつけるべきだ」(サイト「網易」掲示板)などと“中台共闘”を呼び掛ける声が目立っている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080616/chn0806162043013-n1.htm

いくら親日と言ってもこと領土問題となると、台湾といえども、理不尽とならざるを得ない。しかも国民党政権だ。中国本土と同じ中国人だ、注意が必要。昨年6月には台湾船が尖閣諸島の日本領海を侵犯して、退去を促す日本巡視船とぶつかり沈没している。

そのため両船長は書類送検されている。日本の領海内での事案であるから日本の法律で処理されているが、領海侵犯の台湾遊魚船の船長はなぜ逮捕・勾留されなかったのか。罰金も取ってしかるべきではなかったか。海上保安庁の巡視船「こしき」の船長は職務にのったった業務をこなしただけである。業務上過失傷害容疑をかけるとは、石垣海上保安部もどうかしているぞ。


7、台湾船が巡視船と接触沈没 尖閣諸島・魚釣島沖の日本領海内
20080610

 10日午前3時23分ごろ、尖閣諸島・魚釣島の南約9キロの日本領海内で、警備中の巡視船こしき(鹿児島海上保安部所属)と台湾遊漁船の連合号が接触した。連合号は約1時間後に沈没、こしきが乗組員16人全員を救助した。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、こしきは領海内を航行している連合号を発見し、確認作業中に接触した。こしきは船首部分に軽い損傷があるという。こしき船上で連合号の乗組員から詳しい事情を聴いている。
 11管本部は現場海域に巡視船もとぶなど3隻と、航空機、ヘリコプター各1機を出動させた。接触当時、現場海上は南風6メートルで、1.5メートルのうねりがあったという。

http://www.nikkei.co.jp/china/society/index.aspx?n=MMCHcx425010062008&ichiran=True&Page=16


8、両船長を書類送検 尖閣衝突事故20080615

 尖閣諸島・魚釣島付近の日本領海内で10日、台湾の遊漁船「連合号」と海上保安庁の巡視船「こしき」が衝突し、連合号が沈没した事故で、石垣海上保安部は14日、業務上過失往来危険罪と業務上過失傷害罪の容疑でこしき船長の堤信行二等海上保安監(58)を、業務上過失往来危険罪の容疑で連合号の何鴻義船長(48)を書類送検した。何船長が衝突の際に左まゆ付近や右ひざに軽傷を負ったため、堤船長には業務上過失傷害容疑も適用された。
 調べでは、こしきが日本領海内を航行していた連合号の船名を確認するために接近した際、連合号との間に十分な距離を取らず、また連合号も自動操舵(そうだ)のまま航行を続けて回避行動を取らなかったために衝突に至った疑い。
 同日午後に那覇市安謝の第11管区海上保安本部で記者会見が開かれ、事故原因について、大型船のこしきと小型船の連合号が接近しすぎたために、両船の間に吸引作用が働いて引き寄せられ、衝突したという見方を示した。
 また、11管本部は、連合号の航行については、小型船のために波浪やうねりの影響で船首を左右に振っていたとして、故意にジグザグ航行して逃走したものではない、との見方を示した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133153-storytopic-147.html



台湾はその6日後に、抗議船を3隻の巡視船に守らせながら尖閣諸島の日本領海内に侵入させた。この外にも6隻の巡視船が、尖閣諸島の日本領海内に侵入している。明らかに組織的な侵犯活動である。日本巡視船はマイクと電光掲示板で警告を続けたというが、これでは生ぬるいのではないか。退去を促すための警告射撃、場合によっては船体への射撃も辞さない旨の警告もすべきではなかったのか。

したがって尖閣諸島海域には、軍艦並みの巡視船を配置すべきであろう。と言うことは、巡視船とともに海上自衛隊の護衛艦もこの海域には遊弋(ゆうよく)させることである。
5時間にわたって日本の領海を侵犯されて、何も出来なかったということでは情けない。是非軍艦での警備を実施してほしい。そうすれば中国に対しても抑止となる。

(続く)
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尖閣諸島問題(5)

2009-03-23 13:31:49 | Weblog

20、台湾総統、反日団体に祝辞 尖閣領有を主張し新設200811171026

 台湾でこのほど尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する反日団体「中華保釣(釣魚島防衛)協会」が設立され、馬英九総統が異例の祝辞を寄せていたことが17日分かった。反日団体としては台湾最大規模とされ、設立集会には香港やマカオ、米国の活動家など約100人が出席した。
 同会は「領有権問題の平和的解決を目指す」とする一方、「毎年1回は釣魚島を目指す」としており、日本政府関係者が警戒を強めている。
 設立に関与した活動家によると、馬政権発足直後の今年6月、内政部(総務省)が設立を正式許可。馬総統はかつて領有権を主張する活動に参加していたこともあるため、同活動家は「李登輝、陳水扁時代に抑え込まれていた活動が有利な状況を迎えた」と述べた。
 団体は「中国など各地の活動家ともネットワークを強化し、台湾社会における領有権の意識向上に努める」ことも掲げている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081117/chn0811171028000-n1.htm


18、「尖閣は日本領土だ」台湾・李登輝元総統200809242039

 沖縄を訪問している台湾の李登輝元総統は24日、仲井真弘多・沖縄県知事らとの昼食会の席上、「私にいわせれば尖閣諸島(中国名・釣魚島)は日本の領土である」との見解を改めて表明し、尖閣問題で領有権を主張し続ける馬英九政権を牽制(けんせい)した。
 尖閣沖で今年6月に起きた日台の船舶事故で、領有権を主張する馬政権は日本領海に巡視船を派遣、政権内から「開戦の可能性を排除しない」(劉兆玄行政院長=首相)との発言まで飛び出した。
 馬政権は厳しい対日強硬姿勢をとり続け、尖閣周辺における台湾の漁業権を認めるよう日本に迫っているが、李氏は「尖閣は沖縄に所属する日本領」との持論を展開。馬政権の強硬姿勢は「漁業権とは関係がなく、政治的にやっているだけ。(日本は)神経質にならない方がいい」と述べた。
 李氏の訪日は今回で4度目だが、日本国内で尖閣に対する認識を表明したのは初めて。李氏は台湾と沖縄が尖閣問題を含め連携を強めるべきとの考えを強調した。
     ◇
 台湾の“駐日大使館”に相当する台北駐日経済文化代表処は24日、尖閣諸島の領有権をめぐる李登輝元総統の発言について「李元総統の個人的見解」とし、「(尖閣が)中華民国(台湾)の領土であるとの一貫した立場に変化はない」と表明した。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080924/chn0809242043005-n1.htm

19、李登輝氏、尖閣諸島は「日本の領土だ」と発言20081001中村圭志

沖縄を訪れた李登輝氏が尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。今回が初めてではないが、李氏があえて主張し続けるのは、この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾の独立性まで危なくなるとの懸念があるからだろう。

訪問していた李登輝氏は24日、仲井真弘多知事、稲嶺恵一前知事、高嶺善伸県議会議長らとの昼食会席上、尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。
現地にいた「日本李登輝友の会」の会員によると、発言は以下のようなものだ。

「台湾と沖縄は地域的にも非常に近い。戦前の日本統治時代、台湾の漁民は尖閣諸島近辺で漁業をして生計を立てていた。獲った魚は本土に持っていくよりも(台湾の港町)基隆のほうが近いので、そこで水揚げして消費していた。

 戦後、台湾と日本は別の国になり、尖閣諸島の近海は日本の海となった。尖閣諸島は間違いなく日本の領土。問題なのは、漁業権の問題だけ。昔どおり、そこで漁業をさせて欲しいというだけの話だ。

 私が総統の時代、漁業権の解決のため、日本の農林水産省と交渉を始めた。現在の馬英九政権の「尖閣諸島は中華民国の領土」という主張とは全く違う。あれはただの政治的なものだ。」

李登輝氏が「尖閣は日本領」と発言するのは今回が初めてではないが、それでも同行取材の台湾メディアは一斉にこれを大きく取り上げた。 メディアは午後も、首里城を見学する李登輝氏に殺到、ここでも同氏はこう断言した。

 「もちろん、日本のものだ。台湾が『自分のものだ』と言い張るのはおかしい。歴史上、そのような記載はないし、いかなる決定、地理上の画定もなかった。」

 「きれいな娘を見て、『あれは私の妻だ』と言うことができるか。歴史に基づいて考えるべきだ。」

「1970年ごろまで、台湾や中国の教科書の地図には、尖閣諸島ははっきりと「尖閣」と言う名の日本領域内の島々として描かれていたのだ。ところが現在日本では、そうした都合の悪い文献が在日中国人の組織的行動により、古書店では買い漁られ、図書館では盗まれ、あるいはページを破られるなどしていると言われる。台湾人はそのような中国人と、いつまで同じ立場に立ち続ける気なのか。」

 李登輝氏が「売国奴」との非難も恐れず、あえて「日本の領土だ」と主張し続けるのは第1に、「この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾が危なくなる」との懸念があるからだろう。

 「釣魚台は中国領土」との主張の受け入れは「台湾は中国領土」と自認するに等しくなり、そのために対日関係を損なうなど愚の骨頂だと言うわけだ。 国民党政権の政治宣伝から抜け出せない台湾人を救おうと李登輝氏は孤軍奮闘している。日本人も国益のため、日台の運命共同体の関係に「陽光」をもたらす努力が必要なのだ。

戦後の台湾で、最初に「台湾は中国の一部ではない」と世界に訴えた総統が李登輝氏だった。蒋介石時代以来の「1つの中国」の建前を放棄し、台湾を「台湾人の主権国家」へと改造した李登輝氏は、かくして台湾を併呑して東アジア・西太平洋地域に覇権を打ち立てることを国家目標に定める中国にとり、世界で最も許しがたい人間となった。

 だから、総統選挙で同氏の当選を阻止するため、台湾沖合いにミサイルを撃ち込み、世界を震撼させるまでしたのだ。 李登輝氏は台湾を防衛するために、中国人化教育で洗脳された台湾国民に台湾人意識を持たせる一方、「日本と台湾は運命共同体」「台湾は日本の生命線」だとして、日本人に奮起と、台湾との関係強化を訴えてきた。

 22日から沖縄県を訪問していた李登輝氏は25日午前、帰国の途に着いた。
http://www.news.janjan.jp/world/0810/0809268194/1.php


いくら李登輝元総統が馬英九政権を牽制してくれても(このことは非常にありがたいが、)馬英九政権は台湾の実権を握っている。注意するに越したことはない。現に国民党の呉伯雄主席は、中国とは一戦を画す、と言って変化球を投げている。こんなことに気を許してはいけない。主権問題を棚上げにしてまで、海洋資源の共同開発などを進めてもらっては困る。なんとなれば、中国は台湾との連携を模索しているのも事実だからである。2008年6月の記事であるが、それらを紹介する。
(続く)
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尖閣諸島問題(4)

2009-03-21 10:23:52 | Weblog

(注)ちなみにこの事件については、朝日新聞のみが「侵入」したにも拘らず、「接近」と報道。「島に一時接近」との表現は必ずしも間違いではないが、普通は自国の利益を守るために「領海に侵入」と中国の非を訴える表現をとる。他の新聞は地方紙も含めてすべて「侵入」と表現している。なぜ朝日だけが「接近」なのか。朝日新聞は相変わらずの中国びいきの非国民新聞だ。

中国海洋調査船、尖閣諸島に一時接近
2008年12月8日18時41分

 8日午前8時10分ごろ、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島から南東約6キロの日本の領海内で、中国の海洋調査船「海監46号」(約1100トン、全長70メートル)と、「海監51号」(約1900トン、全長約90メートル)の2隻が航行しているのを、第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認した。巡視船は海洋調査の同意がないことなどから領海外への退去を要求した。
 11管によると、巡視船は2隻を発見した後、無線を使って領海外への退去を繰り返し呼びかけた。だが、2隻は魚釣島に近づいたり、離れたりして航行を続け、一時は約3.2キロまで接近したという。
 中国の海洋調査船はこれまでにも繰り返し日本の排他的経済水域(EEZ)内に入り、通報なしに調査活動を繰り返してきた。04年2月には領海内に侵入している。
 今回は、ワイヤを海中に垂らすといった過去に確認された海洋調査とみられる動きは見られないという。
http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200812080266.html
(現在このurlにはアクセスできない。削除されている模様。)


(2)尖閣諸島は明らかに日本領である。
先ず日本政府の見解を見てみよう。外務省のホームページからの引用だ。記事の見出し文の冒頭の数字は検索用の数字と思ってほしい。


1、尖閣諸島の領有権についての基本的見解(外務省)

尖閣諸島は、1885年以降政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわたり現地調査を行ない、単にこれが無人島であるのみならず、清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重確認の上、1895年1月14日に現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行なって正式にわが国の領土に編入することとしたものです。
 同諸島は爾来歴史的に一貫してわが国の領土たる南西諸島の一部を構成しており、1895年5月発効の下関条約第2条に基づきわが国が清国より割譲を受けた台湾及び澎湖諸島には含まれていません。
 従って、サン・フランシスコ平和条約においても、尖閣諸島は、同条約第2条に基づきわが国が放棄した領土のうちには含まれず、第3条に基づき南西諸島の一部としてアメリカ合衆国の施政下に置かれ、1971年6月17日署名の琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(沖縄返還協定)によりわが国に施政権が返還された地域の中に含まれています。以上の事実は、わが国の領土としての尖閣諸島の地位を何よりも明瞭に示すものです。
 なお、中国が尖閣諸島を台湾の一部と考えていなかったことは、サン・フランシスコ平和条約第3条に基づき米国の施政下に置かれた地域に同諸島が含まれている事実に対し従来何等異議を唱えなかったことからも明らかであり、中華人民共和国政府の場合も台湾当局の場合も1970年後半東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化するに及びはじめて尖閣諸島の領有権を問題とするに至ったものです。
 また、従来中華人民共和国政府及び台湾当局がいわゆる歴史的、地理的ないし地質的根拠等として挙げている諸点はいずれも尖閣諸島に対する中国の領有権の主張を裏付けるに足る国際法上有効な論拠とはいえません
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/


このように、明らかに日本の固有領土だ、ということがはっきりしている。即ち、1895年、即ち明治28年の1月14日に、1885年以来の調査により明治政府は清国の支配が及んでいないことを確認して、日本領とした。この時期は、日清戦争(1894年7月~1895年4月)の最中であったが、この件は日清戦争とは何の関係もない。
1952年4月28日に発効・公布されたサン・フランシスコ平和条約においても、第2条にて、台湾・澎湖諸島、千島列島・南樺太、南洋諸島を放棄し、第3条において、南西諸島(尖閣諸島を含む)、小笠原諸島をアメリカ合衆国の信託統治に置くことを承認したのであって、尖閣諸島は日本固有の領土として扱われている。1971年6月17日署名の 沖縄返還協定でも尖閣諸島の施政権は日本に返還されている。

中国の尖閣諸島は中国領とする議論は、日本に対する嫌がらせや中国の悪あがき以外の何物でもありません。地下資源を目当てに1970年以降、中国と台湾が自国領だと言い出して物です。世界は、油断もすきもないということです。

しかしそうは言っても、日本がしっかりと尖閣諸島を守ってゆかなければ、いつ中国に占領されてしまうかも知れません。世界は無政府状態であるので、そうなっても誰も尖閣諸島や日本を守ってくれません。尖閣諸島は、日本自身が守らなければなりません

さらに、共産党も、赤旗で日本領だと宣言している。



4、尖閣諸島は日本領なのですか?20040401(赤旗より)

〈問い〉 尖閣諸島を日本領土としたのは、日清戦争中だったと聞いています。日清戦争で日本の植民地となった台湾は戦後、中国に返還したのに、なぜ、尖閣諸島は日本領なのですか?(東京・一読者)
 〈答え〉 尖閣諸島は、魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島の五島と、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬岩の三岩礁からなり、面積は5・56平方キロメートルで、甲子園球場の約百四十個分の広さです。
 一八八五年(明治十八年)以降、日本政府は再三にわたり現地調査し、これが無人島であるだけでなく、清国の支配が及んでいる痕跡がないことを確認の上、一八九五年一月十四日に現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行ない、日本の領土に編入しました。その後、日本人が居住して、かつお節工場がつくられるなど、日本が実質的に支配してきました。
 この時期が日清戦争(一八九四年八月~九五年四月)と重なっていたことから、中国は、日本が戦争に乗じて尖閣諸島を不当に奪ったと主張しています。しかし、尖閣諸島の編入は不当な領土拡張ではなく、日清戦争とはまったく無関係です。
 日清戦争終結のための日清講和条約(一八九五年四月)は、台湾・澎湖諸島の日本割譲を決めました。これが日本側の不当な領土拡張であることは明らかですが、このなかに尖閣諸島は入っていません。交渉過程でも尖閣諸島の帰属問題はとりあげられませんでした。
 一九四五年、日本の敗戦により、カイロ宣言およびポツダム宣言にしたがって、台湾と澎湖諸島など日本が中国から不当に奪った地域は中国に返還されました。尖閣諸島はこのなかに含まれず、中国側も日本のポツダム宣言の受諾当時、尖閣諸島を要求していませんでした。
 この事実から、尖閣諸島の領有権が日本にあることは明らかですが、一九七一年以後、中国も領有権を主張しています。
 日本共産党は、領有権問題は平和的な話し合いを通じて、解決することが必要だと表明しています。(喜)
 〔2004・4・1(木)〕
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-04-01/20040401_faq.html


このようにあらゆる事象は、尖閣諸島は日本領であることを示していますが、台湾の馬英九総統までもが、尖閣諸島は台湾のものだと言い出したのだ。馬英九は本土(共産中国)かぶれの国民党政権だ。李登輝、陳水扁の民進党政権と様変わりである。そのため中国も台湾と共闘して行きたいと思っているようだ。李登輝元総統が「尖閣は日本領土だ」といっているが、日本はこの点でも(馬英九政権だから)注意が必要だ。馬英九は台湾にも「反日団体」を新設している。
(続く)

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尖閣諸島問題(3)

2009-03-19 12:53:07 | Weblog

25、尖閣諸島付近への調査船派遣中止せず、中国200812092127

中国外務省の劉建超報道局長は9日の定例記者会見で、中国の海洋調査船が尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の日本領海に侵入したことについて「調査船をいつ再派遣するかは中国側の事情だ」と指摘、今後も調査船の派遣を中止する考えがないことを示唆した
記事本文の続き 劉局長は、尖閣諸島が古くから中国固有の領土だとの主張を繰り返した上で「中国が主権を有する海域で正常に航行して、何が挑発と言えるのか」と指摘。13日の日中韓首脳会談などには影響しないと強調した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081209/chn0812092128007-n1.htm

更には、領海侵犯をより強化していく、とまで言っている。

27、中国当局、活動強化を言明、尖閣諸島付近の海洋調査で200812101257

10日付の中国紙、新京報によると、中国の国家海洋局海監総隊の孫書賢副隊長は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近での海洋調査活動について「この海域の管轄を強化する」と述べ、今後活発化させる考えを明らかにした。
 海監総隊は海上巡視を業務とし、8日には同総隊の調査船が約9時間、日本の領海に侵入した。
副隊長は、領有権の争いがある海域では国際法上「実効支配」の実績が重要だとの認識を示した上で「中国も(主張するだけでなく)管轄海域内で存在感を示し、有効な管轄を実現しなければならない」と語った。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081210/chn0812101257003-n1.htm

中国は日本併合に備えて着々と手を打ち始めている、と思わなければならない。このこと踏まえて日本は、強硬に中国には抗議しなければならない。日本のマスコミもそれと連携して、中国の非をあげつらって国内外にキャンペーンを広げてほしかった。単なる抗議だけでは簡単にあしらわれてしまう。次の記事を見てほしい。もっと語気強く、閣僚はじめ、議員の先生方もあちこちで中国の非をあげつらってほしかった。


23、中国調査船の領海侵入 首相が日中韓首脳会議で抗議へ2008.12.09,1219

 中国の海洋調査船が尖閣諸島周辺の日本の領海内に侵入したことを受け、麻生太郎首相は13日に福岡県太宰府市で開かれる日中韓首脳会議で、中国側に抗議を申し入れることを決めた。河村建夫官房長官が9日午前の記者会見で明らかにした。
 河村長官は、「中国側は『非難される余地はない』との談話を出しているが、尖閣諸島は国際的にも歴史的にもわが国固有の領土であることに疑いはない」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081209/plc0812091221006-n1.htm

これに対して当然中国は無視を決め込む。


28、日本の抗議に説明なし、示威行為?中国船の尖閣諸島領海
200812112126

わが国固有の領土である尖閣諸島の領海内に中国の海洋調査船2隻が出没した事件は、関係修復が進んでいる日中関係に暗い影を落とした。中国側の「示威行為」との見方が強く、麻生太郎首相は13日の日中首脳会談の際に抗議する方針を固めているが、度重なる中国の不法行為に「戦略的互恵関係」の難しさを露呈したといえる。(田中靖人)
 事件は8日に起きた。海上保安庁の巡視船「くにがみ」が午前8時10分、尖閣諸島・魚釣島の南東約6キロの領海内に中国国家海洋局の調査船「海監46号」「海監51号」が航行しているのを発見。「くにがみ」が領海侵入の目的を無線で確認したところ「尖閣諸島は中国の領土だ」と返答し停止、進行を繰り返しながら魚釣島を一周した後、9時間後に領海外に消えた。
 日中間では平成13年2月から東シナ海で海洋調査を行う場合、2カ月以上前に相手側に通報する事前通報する取り決めを結んでいるが、事前通報はなかった。海洋調査に必要な機材の投下などをした形跡もなかったという。
 海上保安庁によると、中国側は今年に入り、日本の領海、排他的経済水域(EEZ)内で5回の調査を行っているが、いずれも事前に通報があったという。
 首相は8日夜、「明らかな領海侵犯であり甚だ遺憾だ」と表明。外交ルートを通じて抗議したが、中国政府側から明確な説明はないという。中国外務省の劉建超報道局長は9日の記者会見で、記者に「挑発行動ではないか」と問われ、「中国が管轄する海域で正常な航行をすることが、なぜ挑発なのか」と反論した。
 政府筋によると、国家海洋局は中国海軍から分離した組織で今も海軍の影響力が強い。東シナ海を中心に中国海軍の活動は年々活発化しており、「領海侵犯は尖閣諸島を中国領だと主張するための示威行為だ」(政府高官)との見方が強い。政府中枢や外務省は調査船の動きを事前に知らされていなかったとみられ、国家海洋局独自の動きである可能性が高い。
 一方、台湾の馬英九政権は、尖閣諸島の領有権問題を棚上げし、周辺海域の日台共同開発を提案している。このため政府内には「中国には尖閣諸島をめぐる日中の領土問題を再燃させることで、この問題に台湾を巻き込みたいとの狙いがあるのではないか」(高官)との見方がある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081211/plc0812112126010-n1.htm


こんな抗議では弱すぎる。中国の思う壺だ。「今後領海を侵犯したら拿捕する」位は言ってもらいたかった。ここでは諸々の問題を含んでいる。

一つは、尖閣諸島はわが国固有の領土であるにも拘らず、中国が自分のものだといっていることだ。

二つ目は、台湾を巻き込みたいという思惑がある、と言うことだ。

三つ目は、中国政府内部の意思統一が取れていないかもしれない、と言うことだ。

(続く)
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尖閣諸島問題(2)

2009-03-18 11:32:00 | Weblog

(1)中国調査船2隻、9時間以上も尖閣領海侵犯2008年12月8日

この事件は3カ月ほど前の事件なので、まだ記憶に新しい。次の二つの記事を参照して欲しい。明らかに中国が意図して、故意に、日本の主権を踏みにじって領海を侵犯しているのである。NO.は一応参照用の便宜的なものとしておく。

21、中国調査船が領海内に侵入、尖閣諸島沖、海保が警告200812081701

 8日午前8時10分ごろ、尖閣諸島・魚釣島南東約6キロで、中国の海洋調査船2隻が日本の領海に侵入、航行しているのを第11管区海上保安本部(那覇)の巡視船が発見した。
 巡視船は、国際法上認められない航行に当たると判断し領海外へ退去するよう警告したが、2隻とも午後1時現在、魚釣島周辺の領海内にとどまって航行中。
 同本部によると、調査船は海監46号(約1、100トン、全長約70メートル)と海監51号(約1、900トン、全長約90メートル)で、いずれも中国の国家海洋局所属。中国船が尖閣諸島周辺の領海内に入ったのは平成16年2月以来。
 2隻ともワイヤを曳航(えいこう)するなどの調査活動は確認されていないが、巡視船が無線を使って中国語で領海外に出るよう警告を繰り返しても応じないという。午前9時40分ごろ魚釣島北東約17キロの海上で約1時間漂泊後、再び周辺を航行し始めた
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081208/plc0812081701003-n1.htm


22、尖閣領海に一時2中国船=9時間以上にわたり航行-海保
200812081710     12月8日17時10分配信 時事通信

8日午前8時10分ごろ、尖閣諸島・魚釣島の南東約6キロの日本領海内を中国の海洋調査船2隻が航行しているのを、パトロール中の第11管区海上保安本部(那覇市)所属の巡視船「くにがみ」が発見した。くにがみなど同本部の巡視船が領海外への退去を求め、2隻は午後5時半ごろ領海外に出た。
同本部によると、2隻は国家海洋局所属の「海監46号」(約1100トン)と「海監51号」(約1900トン)。2隻は発見後、午前9時40分ごろから約1時間にわたって同島北東約17キロの地点で漂泊。その後再び航行を始めた。
観測機を海に落とすなど海洋調査を行っている様子は確認されず、巡視船は、無線を通して領海外への退去を要求するとともに、日本の同意を得ていない海洋調査は認められないと警告。2隻は午後5時22分と同35分、それぞれ領海外に出て北寄りの方角に進んだ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200812/2008120800595


このような事態に対して、日本政府としてなすべきことははっきりしている。実力行使をしてでも中国船を排除することである。と言ってもそれなりのやり方をとらなければならないので、実力で排除できるような艦船を配備しておく、と言うことが必要なのである。そうでもしなければ、尖閣諸島は中国に取られてしまう。

この件に関して、以前紹介したものを下記しよう。

中国は、12月8日の8時前後に、尖閣諸島の魚釣島の南東約六キロの日本領海内に、2隻の海洋調査船を領海侵犯させた。領海侵犯をしているのを発見したのは、第11管区海上保安本部那覇所属の巡視船「くにがみ」で、同日8時10分頃である。この2隻の海洋調査船は、「海監46号」(1,100t)と「海監51号」(1,900t)であり、尖閣諸島の魚釣島の南東約6キロの日本領海内で、魚釣島に近づいたり離れたりと、挑発行動を繰り返していたという。巡視船「くにがみ」は繰り返し無線を使って領海外への退去を呼び掛けたが、無視して領海侵犯を繰り返したという。

結局17時20分頃と17時35分頃、魚釣島の北北東約40キロの海上で相次いで領海外へ出たという。なんと9時間30分にもわたり、日本の領海を侵犯されていたことになる。何と言う不甲斐なさであろうか。

薮中三十二外務事務次官は、崔天凱中日中国大使に、調査船の侵犯に抗議し領海外への即時退去を求めているし、たまたま北京に滞在中の斉木昭隆外務省アジア太平洋局長も武大偉中国外務次官に抗議した。しかしそれだけである。なぜ「今度領海侵犯したら砲撃するぞ」くらい言わなかったのであろうか。もちろん直接砲撃するぞ、といわなくても良い、「如何なる事態が起ころうともそれはお前の責任だ」くらいは言ってほしかった。

PL126型巡視船「くにがみ」は、常備排水量1,200t、7,000馬力のディーゼル機関、40mm機関砲と多分20mm機銃しか装備していない。やはり常時、護衛艦(駆逐艦)くらいはそういう海域に配備すべきではないか。巡視船でもこんなケースでは、どんどんと、威嚇射撃くらいはすべきではないか。そしてもっと雷撃出来る位の武装を強化すべきです。

もう一つ、なぜこの時期に敢えて中国は、挑発的領海侵犯を行ってきたのであろうか、と言うことも深く考えておかなければならない。来年1月にはアメリカ合衆国の大統領が、共和党から民主党のオバマに替わる。民主党は日本をパスして中国にべったりである。米民主党は中国のスパイに手玉に取られている。尖閣諸島は中国の領土だぞ、民主党のオバマよ、わかったか、と言うことを伝えたいための領海侵犯なのである。

中国が尖閣諸島を占領したら、日本国民と自衛隊は中国と戦争をしなければならない。その時アメリカは本気で日本を守ってくれるだろか。中国の意図していることは、中国は台湾侵攻の時に、序(ついで)に尖閣諸島も占領しようとしている事である。その時はアメリカさんよ、何もするな、と言っているのである。事実、'08.12.9の中国外務省の記者会見で劉建超報道局長は「尖閣諸島は中国領だから調査船はいつでも派遣する。」とほざいている。日中韓首脳会談(12/13、福岡)なんぞはボイコットしてしまえ。中国は足元を見透かしているぞ、麻生さん!。中国には日本の先端技術や環境技術など、絶対に渡してはならぬ。温暖化は先進国の責任だ、などとほざいている様だが、現に中国は環境を汚染しまくっている。これでも中国には責任はないというのか。そして中国は後進国だから先進国が援助するのは当たり前とも言っている。ロケットを飛ばしたり、宇宙に人を送ったりしている国が、何で後進国なのだ。中国の勝手で、優先順位付けをして軍需産業を発達させているだけだ。都合の良いときだけ後進国になる。中国の内陸部の貧困に対しては、何の同情もする必要はない。軍事予算を少しだけ削り、そちらへまわせばよいのである。NHKも中国紀行だとか、中国の貧困だとかの特集をやって、日本国民の同情を引き出そうとする手助けをしている。偏っている。これにも注意が必要だ。NHK職員の行状も調べる必要があるという物。

このような意図を持つ国が隣に存在する時に、非核三原則は時代遅れである。今の自国の歴史も真っ当に語れない世の中では、極秘にでも核武装を進めるしかない。核武装していれば、中国に対して完全な抑止力となる。田母神航空幕僚長、空将の言っていることは、真実である。


これに対して中国は、上記でも述べているが、「尖閣諸島は中国領だから調査船はいつでも派遣する」と言っている。次の記事を参照願いたい。
(続く)
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尖閣諸島問題(1)

2009-03-16 22:20:28 | Weblog

先のテーマでは、日本は過去3回の「パラダイム・シフト」を成し遂げてきたことを述べた。そして現在は、アメリカの一極構造の国際情勢が崩れて多極構造化した。そしてこのアメリカの押さえが利かなくなった多極国際構造の中で、日米安保体制と言えども安泰ではなくなり、このままの状況では日本はサバイバル出来なくなってきている、と言うことを説明した。

このままの状況とは、アメリカの圧力に屈し続けて自主防衛能力を持てない、と言う状況のことである。日本の隣には、中国と言う屈強な共産主義国家が存在する。中国は日本を併合したくて、したくて切歯扼腕している国なのである。事実1995年に、中国の元首相を務めた李鵬 がオーストラリアのポール・キーティング首相に、「日本と言う国は40年後には無くなってしまうかもわからない」とか「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」(だからあんまり深く日本とは付き合うな)、と述べている。もちろん「中国が日本を併合するから」である。

このような事態を避けるためには、日本は「第4のパラダイム・シフト」をしなければならない。日本が生き延びるためには、「日本が自主防衛する」ことが必要であり、自主防衛すると言うことは、「自主的に核抑止力を持ち、米国への依存度を減らし同盟関係を多極化する」と言うことが必要なのである。このような「第4のパラダイム・シフト」をしなければ、日本は、チベットやウイグルのように中国の属国となってしまうからである。

なぜこのような「パラダイム・シフト」をしなければならないかと言うと、国際政治には四つの重要なポイントが機能しており、日本は将にそのポイントにもてあそばれているからである。

第一に「国際社会は、本質的に無政府状態であり」、強国が弱小国を占領・併合しても誰もそれを罰することが出来ないと言うことである。そのため、

第二には、「国家にとって生き残ることが最も大切な仕事」となるのである。そのために最も重要な仕事は国防政策となるのである。そして、そのためには

第三には、「自分の国は自分で守る」ことが必要となる。このことは、1919年の国際連盟規約委員会におけるアメリカの裏切りにより、日本は「人種差別撤廃条項」を葬り去られ、さらには、1945年には、アメリカ・ルーズベルトとイギリス・チャーチルがそそのかし、ソ連・スターリンは1941年に締結した「日ソ中立条約」を踏みにじり、日本領であった満州国及び南樺太・千島列島へ奇襲攻撃を仕掛けた。そのため中国残留孤児問題、シベリヤ抑留問題、北方領土問題が発生したのであるが、このように条約や同盟関係は当てにならないのであり、日米安保条約があっても結局は、自国のサバイバルは自分で確保し保障するしかないのである。

現在の日本はこれらのポイントに対して、全くの無防備の状態に置かれているのであり、この状態が続いてゆけば、日本は将に中国に併合されてしまうことになってしまう。

そしてこのことに対処するには、
第四に、外交政策は、怜悧・冷徹な「バランス・オブ・パワー計算とコスト・ベネフィット計算」で決しなければならない、と言うことである。

アメリカと言えども永久に日本を守ることはしないし、現にアメリカは日本を永久に無防備の状態にしておこうとしている。

ここから日本が導き出さなければならない結論は、上述したように「第四のパラダイム・シフト」を決行して、

・自主的な核抑止力を持ち、自主防衛能力を構築することであり、さらに
・同盟関係を多角化して、
・軍事技術の確保も多角化することである。


と言うことを説明した。そしてこのことが如実にわかる現実が、尖閣諸島問題である。将に国際社会が無政府状態で誰も咎めることをしないことをよいことに、日本の固有の領土である尖閣諸島を中国は併合しようとしているのである。否、尖閣諸島どころか、中国は、日本そのものを支配下におくつもりなのだ。その状況を以下説明してゆきたい。
(続く)
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