AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

きょうのことば(63)

2007年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム
    惚れてしまえばそれが名作。

            久美沙織 ハヤカワ「SFハンドブック」より


ハヤカワ文庫で年に1回くらいの割合で出している
「SFハンドブック」への寄稿文の一節(だと思います)。


いやまったく、社会派でもB級でも歴史に残る傑作でも無名の作品でも、
「惚れた」と言い切らせるほど触れる人の心を動かした作品は
なるほど名作と呼んでいいのだと思います。
 

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きょうのことば(62)

2007年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム
    笑ってよ きみのために
    笑ってよ 僕のために

    いつか本当に笑いながら 話せる日が来るから


               さだまさし「道化師のソネット」より


旭川在住の妹は、学生時代さだまさしさんのファンでしたので、
私もさださんの歌はかなり聴いています。
実は「推理小説(ミステリー)」というボサノバ調の歌が好きなのですが、
なかなかCDが見つかりません。さださん的には異色だからかしら。


きみの哀しみを笑顔が救うのなら。
きみが笑ってくれるなら。
さださんは「僕はピエロになれる」と歌うのですが、
これが中島みゆきさんだと「僕は悪にでもなる」ですからね。
女って怖いねー、と女ながら思ったりします。
 

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『ハケンの品格』のお話・その20

2007年03月10日 | NTV『ハケンの品格』
■第8話が放映された週の「TVランキング(札幌地区)」(by朝日新聞)。
 第1位 『ハケンの品格』 26.8%
 第2位 『華麗なる一族』 24.3%
 第3位 『サザエさん』 22.2%


 「1~3位は先週と変わらず」と解説文。
 私の妹が好きな松本潤さん出演の人気作『花より男子2』は、
 今回20位以内に入っていません…やっぱりおかしいな北海道。


■第9話の録画を、小ネタを探しながら(笑)見ていたら一つ発見。
 里中さんの携帯の電話帳、「東海林武」の次が「鈴井花江」(笑)
 鈴井なんて名字、普通は思いつきませんよねえ。
 やっぱりミスターのことですかね。しかも女性だし。
 どうせなら「あずさ」にしておいて欲しかったところですが!
 (あずさ=ミスターが演じた恋愛ドラマのヒロイン)
 (「女装の男」役ではなく、はっきり女性の役でした)


■東海林さんの原稿を読むときには、かぶり物をする、と
 自分で決めちゃってたんでしょうか大前さんは。
 でも、あれはセットで大前さんの心情を表しているような気も…
 単に、そこまで突き抜けないと読めない、という意味かもしれませんが。
 「ドンマイ弁当とチェンマイ弁当はカットしただろ」と言う東海林さんも、
 読むのは大前さんだと確信して送ってきていたわけですね。
 (カットしようとするところまで織り込み済みで・笑)
 もうこの二人は、恋愛までいかなくていいから
 友情が成立してくれないだろうか、というかもう成立しているのかしら。


■あまりに楽しみなもので、公式サイトの次回予告見ていないんですよ。
 あらすじは読んじゃいましたけど…
 よそさまのサイトを読むのも、いまはちょっと自粛してます。
 放映当日まで我慢できるかなあ?
  

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『ハケンの品格』のお話・その19

2007年03月10日 | NTV『ハケンの品格』
第9話「スーパーハケンの過去」


緊迫の第8話から一転、盛りだくさんの第9話でした。
感想を書こうと思ったのですが、うまくまとまりません。
箇条書きで失礼します。


・最初の、タイトルまでの5分間が面白かった!
 私は、ああいうのが大好きです(笑)
・前半、東海林さんがいなかった分、
 黒岩さんや浅野くんや小笠原さんや近さんの出番が多かったですね。
 ちょっとした一言が人柄を垣間見せていて、いいなあ!
・もちろん、大前さんも里中さんも森ちゃんも、
 みんな表情が絶妙で、見ていて本当に心を動かされてしまいます。
・にしても、里中さんの「とっくり!」にはびっくりした(笑)
・やっぱり苦労人の一ツ木さん(笑)
 大前さんに怒られて退散するときの微妙な表情に苦い味わい。
・犬とも知り合いだった大前さん(笑)
・大前さんに「待っていろ」と言われて、素直に待っていた東海林さん(笑)
 大前さんのことをあきらめたような口振りでしたが、まだ大好きなんですね。
・ところで東海林さんは、何日間失踪していたんだ?
 1週間以上は出社していない感じだったけど。


大前さんの過去が少しかいま見えた回でもありましたが、
まだまだすべてはわかりませんでしたね。
でも、里中さんも東海林さんも、過去はわからないなりに
大前さんの現在を理解しようとしています。
この二人も、修二と彰のように「二人で一人」じゃないかと思う今日この頃。


次回はいよいよ最終回。
大前さんは、きっと契約を更新しないと思うのですが、
去ってなお何かが残るラストになればいいな、と思っています。


問題は東海林さんですが…会社に戻るのでしょうか。
ここで問題になるのはプライドですね。
針のむしろも冷や飯食いも覚悟で、それでも戻るかどうか。
何を捨て何を取るかが問われているのだと思います。
  

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TEAM NACS『HONOR』開幕

2007年03月09日 | どうでしょう界隈
日が替わってしまいまして、本日は3月9日。
東京の天王洲銀河劇場にて『HONOR』の幕が上がります。


これから始まる新しい10年が、
NACSの皆さんにとってもファンの私たちにとっても、
胸躍るものでありますように。
 
 


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2006年の新作を2007年に観る(8)

2007年03月08日 | どうでしょう界隈
『水曜どうでしょう』最新作第8夜


こればっかりは旬のうちに書かないとつまらないので、ネタバラシします。
画像を置いておきますので、見たくない人はスクロールしないでください。



Natuzora_1













いいですか? 隠れてますか?


では、ここの恒例「今夜の名言」を、どうぞ。
 

今夜の名言
「マーケティング課の諸君。おはよう」(by東海林武)
「こんばんは。水曜どうでしょうですが、何か?」(by大前春子)
 

…06年の新作をいま見ている理由がやっとわかりました(笑)
確かにその状況は、今年にならないと意味がわからないものねえ。
苦肉の策だったんですね、放映が先送りにされたの。


あ。大前さん役は予想通りミスターでした(笑)
  
 



*****
 




さて。
「全国ネットに乗っていないのに全国各地で放映されている」
という特異な形で、全国進出を果たしたどうでしょうさんですが、
このたび47都道府県を完全制覇する運びとなったそうです。
最終地点は福井県さん! 
ついに「難視聴地域」という言葉が遠くなる日が来るんですねえ…
不思議なこともあるものです。
「最大の面白さは、これが北海道でしか見られないことだ!」
と(私が)言い切っていた時期もあったのですけども。


五月雨式に放映が開始されるため、盛り上がりも五月雨式に訪れる、
というのも特異な形ですよね。
いつでも誰かのマイブーム。あなたの『水曜どうでしょう』です。
   

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これがアニメ版!

2007年03月06日 | 高橋葉介『夢幻紳士』
Mugenanime_1


スキャナで取り込んだのではなく、携帯のカメラで写したものなので
ピンぼけにもほどがあるのですが、見えるでしょうか?
押入を整理していたら出てきたアニメ版『夢幻紳士』のイラスト!
発売元のビクターに送ると「夢幻紳士録」に登録できる、
というキャンペーンの一環の往復ハガキなんです。
監督・キャラクターデザインは辻初樹さんという方なので、
このイラストもその方の手によるものだと思われます。
小生意気な夢幻くんの表情と、色っぽいアッコちゃんのおみ足が(笑)


著作権的にどうなのかしらと思ったのですが、
アニメの発売予定が「87年2月21日」になっているので、
20年たっているのなら、まあお目こぼしいただけるかなあ、と思い
ご紹介いたしました。ちなみにキャッチコピーは
「夢と希望と活劇の―――レトロ感覚のスチャラカ浪漫」(笑)


下は、一緒に発掘した(ので20年前のものと思われる)私のイラスト。
描くのは、魔実也さんの方が描きやすかったんですよね、そういえば。

Mugenm_1




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常識人集団?

2007年03月05日 | どうでしょう界隈
『ネプリーグ』見ましたよ!
始まる前はすごく緊張したけど(なぜだ)(いつものことです)
始まってしまえば、楽しかったですね~。


「北海学園大学演劇研究会でも選りすぐりのバカ5人」(by藤村D)
と言われているTEAM NACSでございましたが、
「非核三原則」とか「素因数分解」とか
受験勉強中の学生さんならいざ知らず、
よく答えられたなあ、と思います。
音尾さんも「(バカ)じゃないか」疑惑を払拭する頑張りでしたね。
「受験生、勉強しろよ!」って、そういえば北海道は
まさに明日が公立高校入試の日なのでした。わかって言ってたのかしら?
(ちなみに現在天気が大荒れです)(明日、大丈夫なのでしょうか)


でも、一番ツボだったのは
熊田曜子さんに「かっこいいv」と言われたとき、
「シゲちゃんは、巨乳好きなんです」と口走った大泉さんを
光の速さでぶん殴ったシゲさんでした(笑)
二番目は、最後の答え「酒池肉林」をためにためて叫んだ森崎さん。
さすがリーダー、盛り上げ方を心得てるなあ! と思いましたよ。
安田さんの、ロシアの通貨が答えられなくて悶絶する様子も(笑)
5人で初めての全国放送としては、楽しかったのでよかったです。
…演劇集団としての話は、『トップランナー』に期待(笑)
 

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先頭集団?

2007年03月04日 | どうでしょう界隈
先日の東京マラソン2007に、
東京在住の50代の叔父が参加しまして、
完走した上4時間を切ったそうです。
スタートのピストルが鳴って走り出すまで、20分かかったんですって。
そういう時って、タイムはどうやって計るのでしょう?
かなり寒かったらしいですが、自己記録を更新したので嬉しかったとか。


さて。ここから話はかなり飛びますが(笑)
TEAM NACSさんがNHK『トップランナー』に出演決定だそうです!
NHK! 音尾さんと安田さんの関係から声がかかったのでしょうか?
気になるゲストの時しか観ない番組なので、私が一番最新で観たのは
リリー・フランキーさんの時だったのですが(かなり前ですね)
この番組ならちゃんと演劇のお話になりそうで、かなりわくわくしています。
過去の舞台とか稽古風景のVTRなんかもあるのかしら。
放映は4月以降らしいですが、連休中だと嬉しいかも。
  

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映画『ミッドナイト・ラン』

2007年03月04日 | 映画
『ミッドナイト・ラン』 マーティン・ブレスト監督作品(1988年)


いつもコメントをくださっているayachinさんご推奨の映画。
主演はロバート・デ・ニーロとチャールズ・グローディン。
監督のブレストさんは、『セント・オブ・ウーマン』の監督でもあります。
レンタルしていたのをやっと観ることができましたv


ロスの賞金稼ぎが、マフィアの金を横領した会計士を
ニューヨークからロスまで連れてくる、という基本的にはシンプルな筋立て。
でも、その道中に、会計士の命を狙うマフィア、逮捕しようとするFBI、
ほかの賞金稼ぎなどが絡んでくるので簡単にはいかない、というお話。


80年代のこういう活劇っていいですよね~!
バート・レイノルズとかビリー・ワイルダーとかを思い出してしまいました。
何と言っても、携帯電話がないわけですよ!
21世紀の今作ったら、こんなに人間味に溢れる映画にならないだろうなあ、
と思うのです。何となくのどかなの。盗聴班の仕事ぶりもそうだし、
マフィアにしてもFBIにしても、なんかどこかお間抜けで(笑)
でも、おかげで殺伐とした話にならないし、救いのある話にもなっています。
ジャックは、正義感は強いけれどうまく立ち回れない不器用さがあり、
会計士のマデューカスは、生真面目かと思いきや妙に肝が据わっていて。
二人とも、強烈な個性があるわけではありませんが、
その「普通だけどちょっとずれている感じ」がいいなあと思いました。


はっきりとギャグというわけじゃないのに笑ってしまう場面が多くて、
一緒に観ていた実家の母も、とても楽しんでいたようです。
同じパターンが何度も繰り返される、というのも王道ですね。
ジャックとマデューカスは、この後二度と会わないのかしら。
二人のこの後の人生に、幸多かれと祈らずにはいられません。


それにしても、若くてスリムなデ・ニーロって初めて観たから何かちょっとびっくり(笑)
 

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