amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

古くなった充電池では・・

2018年02月18日 | electro_craft
SNSでお世話になっているja7jqjさんが,古い充電池の放電特性のグラフを提供してくれた。

解説によると,
「4年前に同等の電池の長年放置さてていたものを復活できないかと持ちかけられたときの充放電カーブが残っていたので報告します。
 一回目は放電すると1個1個電圧が落ちていくのがわかります」
グラフのカクカクと落ちているところが各セルのばらつきなんですね。


「2回めになるとだいぶ揃ってきたのがわかります。
NiCD電池は過放電にも強いようですがニッケル水素電池は復活は難しいようです」
そのまま引用させていただきましたが,我が家の古い充電池ではどうなのか,物置から使わなくなった園芸用のバリカン(トリマー)を取りだして調べてみました。
取りだしたのはこれ。

マキタのバリカンでUM104Dというもの。


おしりにNiCd7.2V/1300mAhの充電池をぶっ込むんですね。
フル充電までどれくらいかかるのかもう取説などなくなっているので分からないのですが,1時間ばかり充電してから放電特性を測ってみました。電池にはマキタバッテリ7000用急速充電器を使えとかいてあります。急速とありますので1時間としました。・・・でも,専用アダプターには7.2V/300mAって書いてあるんですけど,,

前と同じようにして測ろうとしたんですが,プラグが5.5/2.1ではなくてプラスpinが太くなっている。
まず,5.5/2.1の標準プラグに改造して汎用性を高めます。

5.5/2.1に交換



もちろんオスの方も取り替えました。







セルあたり0.9Vで停止として,設定は5.4V(テスターとの誤差があるので5.0Vに設定)。放電は1A。

さて,肝心なグラフです

6'34"のところで停止。5.18Vでした。
最初のカクカクしているのは,10秒間隔でやったからで,途中で2秒間隔に切り替えました。
これによると,ja7jqjさんが提示してくれたような特徴は見えなかったですね。まだ電池が揃っているということでしょうか?
ちなみに停止時,107mAh,725mWh,6.77V(回復して)。充電が足りなかったかな?

以下は遊びなんですが,

一回停止したとことから,しばらく回復させてまた放電させてみるとということで,,,停止電圧は5.18V(電子負荷の設定は5V)です。
停止後すぐに7.5V近くまで回復しますが,放電を始めるとすぐに落ちます。またしばらくおいてといった繰り返し。だんだん回復が遅くなるのが分かりました。

実際の使い方は,こうなるわけでして,動かなくなったら充電ということですよね。
ということで,期待した?セルのばらつきは分かりませんでした。いや,バラツキがない方がいいに決まってますが・・・・

今度は電池の内部抵抗をちょっとでたらめな方法で試してみようかな?

今日はこれまで。

ネットで取説調べたら,3時間充電ってありました。
https://www.makita.co.jp/product/files/881629C9_69876.pdf



コメント    この記事についてブログを書く
« 充電電圧の変化 | トップ | 板を刻むのって大変 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

electro_craft」カテゴリの最新記事