私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

掲載していなかった記録をアップし始めました。あっという間に1年が経ってしまうので。今シーズンの鳥の海の記録も。

2001年4月~2002年3月 金華山

2005年05月22日 | 金華山・航路
■ 3/21(火) 9:30-15:30
【場所】鮎川~金華山航路,金華山桟橋~二の御殿~賽の河原往復
【種名】ハシジロアビ、カイツブリ,ハジロカイツブリ,ウミウ,ヒメウ、トビ,ハヤブサ、セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,アカゲラ、コゲラ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ヒレンジャク、ミソサザイ、ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,エナガ,コガラ、ヒガラ、ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ、クロジ、カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科39種)
【備考】10:00に桟橋を出発し、ホテル跡から二の御殿を越えて大函崎・小函崎・賽の河原に行った。タイムは、二の御殿までが1時間(11時)、賽の河原までが1時間15分(12時15分)、同じコースを戻って、桟橋着が2時ちょうどだった。最初に、ハヤブサの若鳥が、桟橋近くのクロマツのてっぺんに止まっていた。次はホテル跡からすぐ登ったところの灌木と沢沿いの小径が小鳥類のポイントで、昨年の5月連休ではコマドリを見たところである。今回は、アオジ、クロジ、キレンジャク(5)、カラ類が一通り出た。やはりヤマガラの出現頻度が一番高いようである。キレンジャクは金華山ではまだ2回目である。営林署の小屋では、ニホンザルの調査をしているグループがいた。ニホンザルが柿の木のついている実のように高木に群がって、若布を食べていた。復路も同じニホンザルの群れがホテル跡近くにいて採餌していた。大函崎・小函崎・賽の河原はウミウの繁殖もまだで(年々営巣数が少なくなっている)、特にかわったものはいなかった。外洋もとくに珍しいものはいなかった。ハシジロアビが鮎川港で乗船する前にいたくらいである。
金華山は行けば何かしら出るのでおもしろいフィールドである。鳥もいいが、ニホンザルもおもしろいし、何よりもブナの林を見るのがなによりの楽しみだ。大学時代以来もう、20年以上毎年通っているが、年々枯れていくブナやモミの巨木の光景はすさまじいものがある。草原が優先する景観ははそう遠くない将来くると思う。また沢の水涸れも進むだろうし、そうなると沢沿いに咲くクリンソウの美しい姿も次第に見られなくなるだろう。また松枯れもかなり進んでいるように思える。しかし、樹勢が弱くなっているとはいえ、まだまだ美しい景観があちらこちらに見られるのである。

■ 1/1(火) 9:30-13:30
【場所】①十八成浜,②鮎川~金華山航路,③金華山桟橋付近,④小網倉漁港
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,コクガン1,マガモ,カルガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,カワアイサ,トビ,ノスリ,キジ,シロチドリ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科49種)
【備考】十八成浜でコクガン1羽を観察した。

■ 4/29(日) 10:00-15:50
【場所】桟橋~山椒峠~大函崎~二ノ御殿~桟橋
【種名】ウミウ,ヒメウ,オオミズナギドリ,
オオセグロカモメ,セグロカモメ,ウミネコ,ミツユビカモメ,オオルリ,キビタキ,サンショウクイ,アオジ,クロジ,コマドリ♀1
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