私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日も同じ場所にいた。ホウロクシギもいたということだったけれど。これはダイシャクシギ成鳥。

2012年3月3日(土)南三陸コース

2012年03月03日 | 南三陸漁港
■2012/3/3(土)8:47-11:12【天気】晴れ
【場所】南三陸コース
【種名】ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,コクガン30+,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,オオワシ,ノスリ,チュウヒ,オオバン,ユリカモメ,タイミルセグロモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,セグロセキレイ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科46種)
【メモ】雪が降って晴れた朝で景色がとてもよかった。追波川沿いに行くと,すぐにノスリやチュウヒ♀幼鳥が飛び,今日はワシタカの出がいいと思っていると,ヨシワラの陰に川に突き出た枝があり,そこに見慣れたオオワシ成鳥が止まっていた。すぐにこちらを発見されてしまい,川向こうに飛ばれてしまった。その後,またチュウヒ成鳥が飛んだ。相川漁港はからぶりだったが,次の長清水で,ワシカモメの成鳥冬羽を身近で観察できた。志津川海洋青年の家のボート置き場があったところにシノリガモがいて,なかなかユーモラスな動作をしていた。波伝谷漁港に行くと,コクガンとクロガモの群れがいて,漁港の防波堤にはタイミルセグロカモメがいた。オオワシ成鳥とタイミルは今季初だった。次の折立川にもめぼしい鳥はいなかったが,交差点にあるセブンイレブンが復活していて(前回行ったときにはもう営業していたらしいが),プレハブではあるが中はれっきとしたセブンイレブンだった。何とが立ち上げることができましたという店長さんの言葉に思わずぐっときてしまった。もともと交通量の多い場所で早い時期に営業を再開しているのはコンビニではないだろうか。
【写真】
  
■チュウヒ♀幼鳥と思われる個体/オオワシ成鳥/チュウヒ成鳥
  
■ワシカモメ成鳥冬羽から夏羽移行個体。ワシカモメの成鳥冬羽は,嘴に黒色斑がある個体も多い。虹彩は一般的には暗色が多いが,この個体のように少し明るい黄色の場合もある。
  
■シノリガモ♂1♀2。♂は第1回冬羽か。何回目であのきれいな羽毛になるのだろうか。/オオセグロカモメ成鳥夏羽♀型。後ろは第1回冬羽で擦れて白っぽくなっている個体/クロガモ♂成鳥。クロガモは露出が難しい。
  
■コクガンの群れ/波伝谷漁港で魚を捕まえ飛び去っていくミサゴ/ワシカモメ第4回冬羽から夏羽移行個体。この個体は上の嘴が長すぎる。また虹彩はは典型的に暗色である。
  
■タイミルセグロカモメ成鳥冬羽から夏羽移行個体。座っていたときから,すぐにタイミルとわかるほど,セグロカモメとは雰囲気が違う。初列風切はセグロカモメより長く,全体的にやや華奢に見える。後頸の縦斑が特徴。


Copyright(C)2012 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
この記事についてブログを書く
« 2012年2月26日(日)戸倉海岸... | トップ | 2012年3月3日(土)北上川 »