私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2017年5月18日(木)石巻雲雀地区埋め立て地

2017年05月18日 | 石巻雲雀地区
■2017/5/18(木)9:56-10:45【天気】晴れ
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】石巻雲雀
【種名】マガモ♂2,カルガモ4,シマアジ♂1,キンクロハジロ♂1♀1,ウミアイサ♀1,カワウ1,コチドリ5,メダイチドリ♀1,キアシシギ18,トウネン12,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,ヒバリ,オオヨシキリ,セッカ,スズメ,ハクセキレイ(10科19種)
【メモ】雲雀野は工事をしていて,ほとんど観察はできないという話を聞いていたが,そんなことはないだろうと思い,行ってみると,確かに前の広い池はなくなっていたが,小さな2つの池や堤防沿いのシギチがいる場所は大丈夫だった。最初に池を見ると,キアシシギの群れがたくさんいたが,他のシギの姿はなかった。代わりにきれいなシマアジ♂がいてそれを撮影した。堤防の方に行ってみると,途中,コチドリが2つがいほど繁殖していた。干潟はトウネンとキアシシギ,メダイチドリしかいなかったが,以前のようにはいかないが,まだかろうじてシギが滞在できる環境は残っていた。
【写真】
  
■ノスリ/コチドリ/メダイチドリ♀夏羽
  
■トウネン夏羽/キアシシギ夏羽
  
■ウミアイサといえばすぐ逃げるのが専門だが,このウミアイサ♀は釣糸が見え,頸あたりに釣針が引っかかっているせいか,あまり逃げなかった。かと言って,元気がないのかというとそうではないようで,普通に飛べ,盛んに水浴びをして羽ばたいていた。わざわざ,自分の前まで来て羽ばたいているので,何度も水浴びの様子,羽ばたきの様子を見て取れた。釣針と釣糸が早く取れることを祈るばかりだ。
  
■2つの隣り合う池を行ったり来たりして採餌していた。


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2017年5月18日(木)金華山沖

2017年05月18日 | 金華山沖・仙台湾
■2017/5/18(木)6:22-8:13【天気】晴れ
【レンズ】EF100-400mmF4-5.6LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf5.6 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】鮎川港~金華山沖(GPS波浪計周辺海域)・早朝:コバルトライン展望台
【種名】オオハム1,クロアシアホウドリ1,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ+,ハシボソミズナギドリ3,アカアシミズナギドリ2,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウトウ3(6科11種)
【メモ】5月23日(火)の下見に一人で金華山沖に出かけた。2時に起床してコバルトラインで月と朝日を撮影し,鮎川港に5:30に到着。6時過ぎに出港した。風も波もない雲のない絶好のコンディションだったが,海鳥の出現回数,個体数とも少なかった。一人だったので見る目も少なかったのだが。出港してすぐ,網地島付近でハイイロミズナギドリが出,金華山を過ぎる頃にはオオミズナギドリが船に付いてきたり,脇をウトウが飛んだが,何しろ個体数が少ない。GPS波浪計に着く前にクロアシアホウドリが1羽出て,船の周りを飛んだがすぐに北東方向に飛んで行ってしまい,着水もしなかった。それからGPS波浪計周辺でアカアシミズナギドリや,ハシボソ・ハイイロなど出たが,何しろ数が少なく,アホウドリ類もしばらく待ったが来なかったので,次のポイントに向けて北上したが,ここがいつも一番いるはずが全然おらず,ウミネコとオオミズナギドリやハイイロ,ハシボソが若干いるだけだったので,まあ,今日はいいやと引き返すと,途中でオオハムが珍しく船を追ってきた。後ろに着水し,その後,また付いてきたが金華山方向へ飛んでいった。クロアシアホウドリもまたやって来たが,あまり近寄ることなく北東方向へ飛んで行ってしまった。帰りはウトウやその他の海鳥もでなかった。今シーズン最初の調査だったが,次回に期待だ。
なお,早朝のコバルトラインは,オオルリ,キビタキ,センダイムシクイ,イスカ他,夏鳥が多くいた。
【写真】
  
■月面/女川コバルトラインの夜明け
  
■金華山と太平洋フェリーM.S.きたかみ
  
■GPS波浪計/オオミズナギドリ
  
■オオハム/ハイイロミズナギドリ
  
■クロアシアホウドリとアカアシミズナギドリ


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