私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2014年6月1日(日)金華山沖

2014年06月01日 | 金華山沖・仙台湾
■2014/6/1(日)6:20-8:30【天気】晴れ
【場所】鮎川港~金華山沖(GPS波浪計付近)
【種名】シロエリオオハム2、コアホウドリ2+、クロアシアホウドリ15+、アホウドリ若鳥1、オオミズナギドリ+、ハイイロミズナギドリ++、ハシボソミズナギドリ+、アカアシミズナギドリ2+、ヒメウ、ウミウ、ウミネコ++、オオセグロカモメ、ウトウ+、トビ(7科14種)
【メモ】今シーズン2回めのアホウドリ調査。鮎川港を出港し、網地島を右舷に見る頃からウトウ、ハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、オオミズナギドリ、シロエリオオハムが出始める。太平洋フェリー航路あたりからクロアシアホウドリとコアホウドリが出始めるのはいつものパターン。GPS波浪計をやや沖に見て北上するといつもポイントになる。ここで停船し、様子を見るとアホウドリ類やミズナギドリ類、カモメ類が集まってくる。今回はアホウドリの若鳥1羽がやってきた。しかし、アホウドリにしては警戒心が強く20分くらい停船して、やっと300mmで大きく撮影できる距離までやってきた。船の後ろは例によってクロアシアホウドリがたくさんいて、その間をハイイロミズナギドリが海面を忙しく駆け回っている。オオミズナギドリが付近を飛び回り、たまにアカアシミズナギドリがやってくる。ハシボソミズナギドリもいるが数はハイイロミズナギドリに比べるとずっと少ない。このへんはウトウなんかは全然いない。最近はよほど天気が良くないと延期するので、今回もほとんど波はなく青空に近い。帰りはクロアシアホウドリがたくさん集まって親族会議でもしているような景色や、きまってオオミズナギドリが集まっている場所を求めてやや南下した。帰りはまた、ハイイロミズナギドリが多く、クロアシアホウドリは太平洋フェリー航路のあたりでまた出現し、アカアシミズナギドリも過去何回かこのへんで単独で飛んでいるのを観察している。帰りは雲雀野に寄ってみたがさすがに何もいなかった。
【写真】
  
■網地島と金華山の間の海域。オオミズナギドリとハシボソかハイイロ/ウトウの若鳥
  
■コアホウドリ/クロアシアホウドリ足輪付き。足輪付きはこの海域では珍しい。
  
■オオミズナギドリとウミネコ/コアホウドリ着水/クロアシアホウドリの飛翔
  
■ハイイロミズナギドリ。嘴はハシボソミズナギドリよりちょっと長めで、段差がない。頭もなだらか。よく潜る。行動は落ち着きがないというか、良く活発に動き回る。
  
■クロアシアホウドリ。これもとてもフレンドリーな鳥。
  
■クロアシアホウドリとコアホウドリ
  
■ハイイロミズナギドリ/ハシボソとは思うが角度が悪いのでどちらとも/クロアシアホウドリ
  
■アホウドリ若鳥。このアホウドリはあまりすぐには寄って来なかった。慎重派というか、以前、怖い目にあったのかもしれない。
  
■アホウドリとウミネコ/クロアシアホウドリの群れ/オオミズナギドリの群れ
  
■アカアシミズナギドリ/ハイイロミズナギドリ


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