私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

ミフウズラペア。サンセットを見に行き、19:19撮影。f7.1、ISO400、1/50。♂♀まったりで、手持ち撮影。

2014年1月29日(水)根白石,色麻,宮崎

2014年02月27日 | 田谷地沼・宮崎地区
■2014/1/29(水)15:18-16:28【天気】晴れ時々曇り
【場所】根白石,色麻,宮崎
【種名】コハクチョウ,オオハクチョウ,ミヤマガラス(2科3種)
【メモ】根白石にここ数週間,ミヤマガラスの群れとハクチョウ類の群れが採餌している。色麻,小野田,宮崎の田圃はいつもハクチョウ類がいるわけではなく,積雪がなければやってくるという状況である。小野田,宮崎は積雪があり,ハクチョウ類,ガン類,ミヤマガラスはまだ来ていない。
【写真】EOS7D+EF40mm F2.8 STM
  
■根白石田圃のハクチョウ類とミヤマガラス。
  
■色麻の田圃のオオハクチョウ,コハクチョウ/夕景色雪の薬莱山


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2014年1月19日(日)奥松島

2014年02月27日 | 奥松島・野蒜
■2014/1/19(日)7:58-11:18【天気】晴れ
【場所】鳴瀬川河口付近,野蒜海岸,宮戸島
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,チュウヒ,モズ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン(20科50種)※アメコ雑種を含む
【メモ】1月は必ず毎年奥松島に行くことにしている。特に正月は他のフィールドよりも奥松島はなぜだか清新な感じがする。震災後もこの感じは変わらないが,今回は遅れて中旬ということになった。鳴瀬川沿いの田圃にハクチョウがいると,この群れにはアメリカコハクチョウのハイブリッドが入っていることが多く,今回も観察できた。鳴瀬川沿いの堤防は震災前と同様,カモ類が集まっているが,以前は吉田川との合流点付近は,スズガモ,キンクロハジロ,ホシハジロの大群がいたことが多かったが,津波後はあまり大きな群れを見たことはない。ここは以前コスズガモを観察した場所だ。河口は対岸の野蒜築港跡や集落,それに漁港が津波で被災し,昔の面影が全くなくなっている。中州も以前より面積が狭く,カモメ類も少ない。河口堤防前の防波堤は以前のままで,相変わらず,ヒドリガモ,ヨシガモ,クロガモがいる。野蒜海岸の惨状は言うまでもない。塩田跡や運動公園周辺,松島野外活動センターは取り壊されて何もない。塩田跡の沼は,カモ類も津波前と比べれば本当に個体数が少ない。チュウヒやミサゴは相変わらずいるが,常連のオオワシの姿を震災後はまだ見ていない。以前,フクロウを間近に見た宮戸島の小道はフクロウが止まっていた枝が全部伐採されていた。室浜,月浜等,全部見て大高森に登った。小鳥を期待したが強風のためか,ほとんどいなかった。天気はよく,景色もよかったが,それほどクリアではなかった。さて,ここからもう一度鳴瀬川河口に行って,クロガモを撮影した後で悲劇が起きた。帰ろうと思ってカメラを方にかけ直した瞬間に,カメラとレンズが,岩壁に落ち,ごろごろ転がって,危うく海に落ちる前に止まったが,ものすごい音がして,周りの釣り人もびっくりしていたが,レンズが望遠側になっていて,鏡胴が伸びていたために,それが15度くらい曲がってしまっていた。元に戻そうにもさらにひびも入っていて,いかに強烈な衝撃だったかがわかる。ファインダーをのぞいて,中州のカモメたちを見ると,白くにじんでいた。まあ,最近写りが悪く仕方がないかと思ったが,EF70-300mmLISは1年も持たなかった。
【写真】
  
■コハクチョウとアメリカhコハクチョウのハイブリッドファミリー
  
■鳴瀬川河口付近の堤防に集まるヒドリガモとオカヨシガモの群れ/鳴瀬川河口の中州のカモメ,オオセグロカモメ/野蒜海岸のクロガモの群れ
  
■ミサゴ/被災塩田跡のカイツブリ/同じくマガモ,オナガガモ,ミコアイサ
  
■塩田跡のオオジュリン/大高森から奥松島,野蒜海岸。野蒜海岸は松林が津波でほとんどなくなっている。
  
■チュウヒ成鳥♂。腰がほとんど白くないタイプ。/クロガモのペア。貝を食べている♂


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