私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

2014年2月24日(月)南三陸コース

2014年02月24日 | 南三陸漁港
■2014/2/24(月)8:18-11:38【天気】晴れ時々曇り
【場所】南三陸コース
【種名】コクガン3,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ♂・ハイブリッド♂1,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,アメリカコガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イカルチドリ,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ミソサザイ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ♀,スズメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン(21科56種)
【メモ】新北上大橋付近は,富士川の改修工事が本格化していた。アメリカヒドリ♂は今日は白浜海岸にいた。白浜海岸と大室漁港は海上経由で約2km,大室漁港と相川漁港は同じく約2.5kmで,カモ類の移動にはかなり近い距離になるだろう。かなり以前からいつもこの3地点で観察することが多い。一方,アメヒのハイブリッドの方は,十三浜の追波川堤防で観察できるが,以前大室漁港でも見たことがあった。ただし同一個体かどうかはわからない。コクガンは今日はかなり個体数が少なく,相川で1羽,戸倉海岸で4羽ほどしか見なかった。アメリカコガモは,波伝谷の壊れた堤防の上にコガモやオナガガモの群れに交じって♂が1羽いた。以前,自然の家のボート置き場になっていた場所の防波堤付近にも小群の大型カモメがいつもいるが,今日はシロカモメとセグロカモメのハイブリッドがいた。嘴や全体の感じはシロカモメ幼羽だが,羽衣がシロカモメとは違う。『カモメ識別ハンドブック改訂版』P17の第1回冬羽Bに該当する個体と思われる。波伝谷漁港の防波堤にもセグロカモメの第1回,第2回冬羽がいた。今回アップするまで時間がかかったのは,これらのカモメの識別に時間がかかってしまったからだ。カモメは本当におもしろい。
【写真】
  
■富士川改修工事 新北上大橋から/カワウ/富士川改修工事
  
■クロガモ 白浜海岸/アメリカヒドリ♂ 白浜海岸
  
■ワシカモメ成鳥冬羽から夏羽 大室漁港/コクガン幼羽 相川漁港/ヒドリガモ 相川漁港
  
■ヒドリガモ♀/オオセグロカモメ成鳥夏羽/ワシカモメ第1回冬羽
  
■セグロカモメ×シロカモメ第1回冬羽/セグロカモメ第1回冬羽後期/同じ個体
  
■セグロカモメ第1回冬羽。前と同じ個体/セグロカモメ第1回冬羽/同じ個体
  
■オオセグロカモメ第4回夏羽/セグロカモメ第2回冬羽/オカヨシガモ
  
■アメリカコガモ 波伝谷/アメリカヒドリハイブリッド 十三浜
  
■セグロカモメ第1回冬羽と後ろ第2回冬羽/同前第1回冬羽飛翔。/セグロ・シロの雑種の隣にいたセグロカモメ第1回冬羽の飛翔


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