2010年10月2日(土)伊豆沼

2010年11月07日 | 伊豆沼・内沼
■2010/10/2(土)13:13-14:08【天気】晴れ時々曇り
【場所】伊豆沼
【種名】マガン,カリガネ(1科2種)
【メモ】南三陸から登米,佐沼経由で伊豆沼にやってきた。今季初のマガンを見るためだ。新田桟橋の観察小屋前の池から,沼沿いに行くとすでにマガンの大群がいた。カリガネがいるよと教えられ,すでにこの時点で満足してしまった。そして蒲生にミヤコドリが来ていると教えられ,あとは蕪栗沼経由で,蒲生に直行した。
【写真】
  
■マガンの群れとカリガネ/マガンの飛翔/昨年と同じ場所で撮影白色化マガン(蕪栗沼北側田圃)


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2010年10月2日(土)南三陸漁港めぐり

2010年11月07日 | 南三陸漁港
■2010/10/2(土)10:21-1156:【天気】晴れ時々曇り
【場所】南三陸コース
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ(成幼群れ),ダイサギ,コサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チュウヒ,オオバン,イカルチドリ,イソシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ヒバリ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科35種)
【メモ】石巻から南三陸コースに向かった。追波川(北上川)沿いでは例によってチュウヒが1羽とタヒバリ,カワウがいた。今回はいなかったが,カワウの中にウミウが混じることがあり,成鳥は背の色が全然違うので識別が容易だ。そろそろいてもいいオカヨシガモがいなかった。カイツブリ類もまだで,ちょっと早かったかもしれない。十三浜ではユリカモメとセグロカモメを含むウミネコとオオセグロカモメの群れ400+がいた。川が2本注いでいるため水浴びもできるので,カモメ類にとっては,休息するための条件が揃っている。海に注ぐ川と長い砂浜,付近の漁港,これが重要だ。目的地の波伝谷漁港までは相川漁港を含め観察ポイントが3カ所あるが,特に普通種しかいなかった。波伝谷ではまだ時期が早いのか,コクガンもまだだった。昨年,カナダカモメの幼羽から第1回冬羽までの羽衣の変化を観察できたが,もしまた来ていれば第2回冬羽になるので,それをイメージして探していると,ぴったりのカモメがいた。足が短く,嘴が小さく,頭が丸く,初列風切の羽縁,その他なかなかいい感じだったので,やった!と思い,ブログの表紙にまで載せたが,あとでよく見ると,ただの(とは失礼だが)オオセグロカモメの♀型だった。堤防に止まり,そこから飛び,川に入る前までは確かにそう見えたが,水に入った姿と水浴びしているのを見ると,オオセグロカモメ以外の何者でもなかった。ここは,昨年の観察でもわかったことだが,同じ種でもかなりいろいろなパターンのカモメがいてとても勉強になる。自分にとって,新松川浦漁港,釣師浜と並んで,カモメの勉強の3大フィールドの一つだ。というわけで,この段階ではうれしくて伊豆沼へ行き,カナダカモメを見ましたよとか,ウソを教えてしまったのであった!!カモメは難しい。一度写真を撮りにフィールドに行くと,帰宅してから長くて1ヶ月くらい1羽1羽写真を見てああでもないこうでもないと悩んでいるので,非常におもしろいことはこの上ないのだが,ブログにアップするのに時間がかかるのが難点だ。だいたい目の前にたくさんいて,じっくり見られるのに識別にこんなに時間がかかる鳥はあまりいないと思う。だからこそ,おもしろいのだが。
【写真】
  
■カワウの群れ。背が茶褐色。ウミウは暗緑色で,色の系統が全然違う。※3月28日の記録参照/繁殖を終えたゴイサギの大群が移動していくのを観察できた。/十三浜のカモメ類
  
■セグロカモメの成鳥夏羽個体。3枚目は同別個体。
  
■オオセグロカモメ第4回冬羽移行個体。初列風切に新羽と旧羽が見える。/オオセグロカモメ第1回冬羽/問題のオオセグロカモメ第2回冬羽メス型,ウミネコ,コサギ


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