私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2010年5月8日(土)鳥の海

2010年05月08日 | 鳥の海
■2010/5/8(土)8:03-10:32【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】カワウ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,スズガモ,トビ,シロチドリ,キョウジョシギ,ハマシギ,キアシシギ,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,オオセグロカモメ,ウミネコ,クロハラアジサシ2,アジサシ1,コアジサシ,ヒバリ,ハクセキレイ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科30種)
【メモ】前回は,防波堤の上でじっくり観察できなかったので,もう1回来た。今日は,恒例の波飛沫だけで,へりもパラグライダーも飛ばなかったので,じっくり観察できた。オオソリハシシギの行動と言えば,潮が引くまで,群れで背眠したり,すっかり座って寝ているのがほとんどだ。立っている時は頭かき,羽繕い,伸びで,時間的には背眠が一番長いだろう。アジサシ類は,10分に一度は一斉に飛び立ち,採餌して(ダイビング),また防波堤に戻ってくる。クロハラアジサシは2羽いたが,成鳥夏羽の方が,何度も近くを飛んではダイビングしているのを見ることができた。最後は撮影に飽きて,ファインダーを覗かず,防波堤で昼寝したままレンズを向けてシャッターだけ押したが,後部が巨大に写っているのが1枚あった。今日は天気もよく,本当に身近にシギやアジサシ類を見ることができてよかった。帰りは防波堤の付け根あたりにチュウシャクシギとキョウジョシギ,キアシシギがいたが,このシギたちは磯で採餌する仲間たちだ。
【写真】
  
■潮が引くまで砂浜で休息するハマシギ夏羽の群れ/釣り船の波が防波堤に打ち寄せると飛沫があがる
  
■飛沫に驚いて逃げるシギもあれば,妙に落ち着いているのもいるのがおもしろい。結局,全部飛んで,また舞い降りる。
  
■オオソリ,ハマシギ,チュウシャクの群れ
  
■防波堤全景。背景は雪の南蔵王,蛭島,防波堤のシギチの後ろの方はコアジサシ等の群れ/オオソリハシシギの♂夏羽,♀夏羽,年齢的に若い個体など様々。
  
■頭かきをしたり,伸びをしたりして休息し,潮が引くのを待つ。
  
■アジサシ夏羽とコアジサシの群れ/オオソリハシシギ♀の伸び/クロハラアジサシ成鳥夏羽
  
■手前のオオソリ♀は体が小さい/オオソリ♀の伸び/防波堤上のアジサシ3種(アジサシ1,クロハラアジサシ2,コアジサシ)
  
■オオソリ成鳥夏羽の羽繕いと伸び/オオソリハシシギ♂の夏羽移行個体
  
■アジサシ3種。アジサシ類は,一斉に飛んで採餌,また戻ると言う行動を繰り返していた。トビは苦手らしく,トビがやってくると一斉に飛んでいた。(シギチは逃げない)
  
■クロハラアジサシ。ピントもなかなか合わないが,ぶれもあり。3枚目はピントOK,ぶれなしだが目が・・・。
 
■アジサシとコアジサシの飛翔/チュウシャクシギとキョウジョシギの群れ。


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