原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「左膝複雑骨折・針金除去手術」 来週月曜日(8月14日)入院が決定しました。(後編)

2023年08月08日 | 医学・医療・介護
 (冒頭写真は、昨日病院にて受けた来週月曜日の手術の際の“インフォームドコンセント⦅説明と同意⦆の資料。)


 前編にて公開した通り、私は来週月曜日(8月14日)に、「左膝複雑骨折・針金除去手術」のために入院することが決定している。

 昨日病院を受診した際に、主治医よりその手術に関する「インフォームド・コンセント(説明と同意)」を受けた。

 このインフォームド・コンセントは、昨年11月に施術を受けた左膝針金挿入手術の際にも実施されたため、既に要領は理解できているのだが。


 今現在の医療は、まさにこのインフォームド・コンセントありき、で成り立っているようなものだ。


 この私は、過去に3度病院にて手術を受けているのだが。(13歳時の「虫垂炎」、38歳時の「緊急帝王切開手術」、40歳時の「頭部皮膚癌摘出手術」。)  その頃には未だ「インフォームド・コンセント」制度が確立していない時代背景だったものだ。

 まあ、13歳時はともかく。

 38歳時の「緊急帝王切開手術」に関しては、まさに我が子が胎内で死にかけていたため、救急搬送の直後に一時も速く開腹手術をして我が子を引っ張り出さねばならない緊迫状況下にあっただろう。

 40歳時の「頭部皮膚癌摘出手術」の際には、インフォームド・コンセント制度は未だ確立されていなかったが。
 医師団との話し合いの機会は、随時持たれた。 例えば、「抗癌剤利用」に関してひと悶着あったりした。 我が認識によれば、当時は未だ我が皮膚癌に有効な抗癌剤が開発されていないと判断して、「一切の抗癌剤治療を拒否する!」と主張したにもかかわらず。 医師団の判断にてそれが一週間に渡り実施され、頭髪は抜け去るわ、高熱は出るわ、身体が弱るわ、の大打撃を受け続けたものだ。


 それらに比し、今回の「左膝複雑骨折」の場合は、インフォームド・コンセント制度が既に確立した状況下での手術だ。
 まあ、このインフォームド・コンセント制度とは、医療側の“逃げ口上”として悪用されるパターンも無きにしも非ずなのだろうが…😷 
 私のように、医学を学んでいる人種にとっては、医療に於ける進化と捉えることが出来よう。


 で、この手術前のインフォームド・コンセントが多岐に及んでいる。

 医師先生も重労働となろうが、一応これらの書面を患者と同席して読み合わせをして下さる。
 如何なる内容が書かれているかに関して、少し紹介するならば。

 〇 医療行為の必要性、危険性、合併症、またその行為を行わない場合に予想される経過を理解できたか。
  その例として、「麻酔のリスク」「手術のリスク」の詳細

 これらに同意できたら、署名捺印を行うとの段取りだ。

 別紙では、〇 輸血療法についての説明・同意書 (これに関する詳細の説明時効が記載されていて、それに同意できたら署名を実施する。

 はたまた、〇 特定生物由来製品血液製剤使用に関する説明・同意書(以下同様)

 さらには、麻酔中の「歯の損傷」に関する説明書き
 
 「安全に手術を受けるための確認チェック表」 これに関しては手術前より例えば体温測定等々を患者が自宅にて実施する義務がある。

 医学関係者の私など、そんな事病院から指示される以前の問題として、普段から体温等は必要に応じて測定する習慣があるため、特段の抵抗は無い。



 とにもかくにも、原左都子は来週の月曜日(8月14日)に「左膝複雑骨折・針金除去手術」のために入院します。
 
 この段階まで自身の判断と行動により予定よりずっと早期に持ち込めた事実を、今は嬉しくすら思っています。

 左膝の針金を手術にて除去してもらった暁には。
 今まで以上の充実した我が人生が待ち構えている! と信じています!!


「左膝複雑骨折・針金除去手術」 来週月曜日(8月14日)入院が決定しました。(前編)

2023年08月08日 | 医学・医療・介護
  もうほんとに。

 私としては、「やっとこさ!」です。😩 

 これで「再びの自由」を手に入れられる感覚で、早くも“開放感”に浸っています。



 思い起せば 昨年10月下旬に昔からお付き合いのある知人との会合の後、18時頃に自宅最寄駅前のファミマで買い物の直後、突然激しく転んで全身打撲と脳震盪をおこした後。
 救急搬送された先が、その後ずっとお世話になっている病院だった。

 諸検査の結果、脳震盪の方は大したことは無かった(???)とのことで。
 一番重傷箇所だった 左膝複雑骨折のために、9日間手術入院することと相成り。
 退院後も4月まで週1の定期通院を余儀なくされて。 その後も、しばらく松葉杖生活で不自由を強いられ。
 その後 松葉杖を病院へ返却した後も、ずっと左右アンバランスなぎこちない歩き方を余儀なくされていた。 それが元で「ぎっくり腰」を患ったりして、5月下旬ごろから3週間程歩行困難状態に陥り…

 7月の受診時に、思い切って主治医先生に「この左膝の針金を早めに除去していただけませんか!??」と嘆願したところ。
 「次回の診察時に、左膝のCT撮影をして完璧に膝がくっついていたらすぐにでも除去手術をしましょう」とのご返答を頂いていた。


 そうこうして、昨日の受診だったのだが。

 病院到着直後にCTを撮影していただき、その判定を主治医先生に伺ったところ。
 「左膝は“完璧に”くっついて完治しています。 それでは、すぐにでも針金除去手術に入りましょう。」

 その後更なる手術前諸検査の後に、再度主治医による手術に際する もろもろ事項の最終確認があった。


 これらの説明をしていると長くなるため。

 午前の部は、この辺で一段落としておきましょうか。