原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

小室圭氏、“NY弁護士試験合格者リストに名前なし” 事件の謎

2021年10月30日 | 時事論評
 冒頭から、当該事件に関するネット情報を以下に引用しよう。


 小室圭さん、NY弁護士試験合格者リストに名前なし 6人分が不掲載

  2021年10月30日 10時44分 毎日新聞

 秋篠宮家の長女、小室眞子さん(30)と26日に結婚した夫の圭さん(30)が今年7月に受験した米ニューヨーク州の弁護士試験で、主催者が29日に公式ホームページ(HP)で公表した合格者のリストに圭さんの名前は確認されなかった。
 主催者側によると合格したのは5791人。公式HPにはそのうち5785人の名前が掲載されていた。主催者側は圭さんの合否について「ノーコメント」とし、明らかにしていない。
 圭さんは眞子さんとの結婚延期が発表された後の2018年8月に渡米。現地の弁護士資格の取得を目指してニューヨークのフォーダム大ロースクールで学び、今年5月に修了、同試験を受けていた。9月にマンハッタンの法律事務所に就職している。現在は弁護士をサポートする立場で働いており、合格すれば弁護士として勤務する予定となっている。

 (以上、ネット情報を引用したもの。)


 原左都子の感想に入ろう。

 今朝から、ネット上でこの事件に関する情報が錯乱状態だが。

 一体、どうしたと言うのだろう??

 一説によると、実は小室圭氏は今回当該弁護士試験を受験していない、なる奇妙な情報もある。
 ただ、考えられなくはないだろう。
 失礼ながら、小室氏の受験能力が試験受験に及ぶにはかけ離れて低く、箸にも棒にもかからない状態なのかもしれない。

 そもそも、小室氏とは国際基督教大学の出身だ。
 その大学に法学部があると見聞したことが無い。 いや、他大学同様に、一般教養課程にて「法学概論」の授業くらいは設けているのであろうが。
 加えて、小室氏の英語能力の程も把握しかねる。
 英語に関しては、国際基督教大学では充実しているのであろう?? ただ、法学英語ともなれば専門性が高く、それをマスター出来るほどの授業を展開しているとは想像不能だ。

 では、一体何処で小室氏は「法学」と「法学英語」を学んだのだろう?
 
 日本の司法試験を例に挙げると、国内でそれを受験するに際しては、まず大学の法学部にて十分にその学問をマスターすることだろう。
 それでも司法試験ともなると超難関な国家資格のため、その後法科大学院(以前は司法試験受験予備校)にて何年間かそれを学んだところで、一発合格する人材は稀であろう。 
 毎年、そこの出身者の司法試験合格情報を新聞紙上にて確認しても、全体の合格率が芳しいとは言えない状況だ。

 そんな中、小室氏はNY弁護士試験受験・合格を目指し、3年前に単身で米国へ渡った。 
 そして受験を終えて、眞子さんと結婚され、昨日の合格発表を待った訳だが。
 “合格者リストに名前なし” との結末だ…



 話題を変えて、原左都子の私事に入るが。

 実はこの私も、(日本の)司法試験受験を一度目指そうとしたことがある。
 結果としては合格までの長き道のり(の無駄)を慮り、受験を断念したのだが…

 そのきっかけとは、大学院入試だった。
 私の場合は、自身の出身大学である横浜市大大学院経営学研究科経営法学コース修士課程と、一橋大学大学院法学研究科修士課程を受験したのだが。

 その際に、事前に自身でまとめた受験対策資料のひとつを以下に公開しよう。
 
 これは、商法総則・商行為法分野の「企業買収」をテーマに自身で模範解答をまとめたものだ。
 これが受験当時の商法上のトピックスでもあり、横浜市大大学院入試問題にてピタリと予想が当たり、おそらく私は100点満点をゲットできたと自負している。
 受験までに、このような予想問題と模範解答を盛り沢山自分で作成するとの涙ぐましい努力の上での合格ゲットだった。  

           

           

           


 一橋大学大学院受験用にも、「民法」「商法」分野の模範解答を沢山作って受験に臨んだのだが、残念ながら予想が外れたかなあ…


 最後に、小室圭氏に話を戻そう。

 小室氏はこのような陰なる努力を、本気で米国で実施したのだろうか?
 それにしても米国NY弁護士試験に合格するためには想像を絶する程の地道な努力を要すると、私は自身の経験から想像するのだが。

 表題に掲げた通り、今回の小室氏の“合格者リストに名前なし”事件は、元より謎も疑問も多く孕んでいた。


 さて、今後の小室氏(及び眞子さん)の進退は如何なる方向へ転ぶのだろう?