原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「コロナが終わったら」と先送りするのは、もう、やめようかとも思う…

2021年10月02日 | 自己実現
 (冒頭写真は、朝日新聞広告欄より転載したもの。)


 今回のエッセイテーマは、この広告のコピーより拝借させていただいた。


 本日昼のニュースを見聞していると、コロナ禍緊急事態宣言が解除された東京のスカイツリー展望台が映し出された。

 ニュース報道によれば、普段の2割程度に入館者を制限しているとの観客数らしいが。
 一見して、数多くの入館者が展望台に押し寄せている。
 (これでコロナ感染を防げるのだろうか??)との一抹の不安感を抱かされつつ、(やっぱり宣言が解除された途端に、この人出なんだなあ…)と他人事の感想を抱かされた。


 原左都子の場合、この種の行楽施設へ行く趣味は一切ないのだが。


 先だって訪ねたホテルオークラ別館・大倉集古館での美術館賞は、大いなる息抜きとなり十分に楽しめた。

 そうだよなあ。 いつまでも自粛ばかりに明け暮れずとて場を選べば、コロナ感染を防ぎつつ自己実現が可能なのではないか?!!

 との、方向転換心が芽生えてきているのは事実だ。



 そこで、妙案を思いついた。

 我が娘が中高生時代に美大入学を目指していた頃。
 娘の学科指導は率先して実行したサリバンの私だが、美術分野に関してはまるでド素人のサリバンなりに、美術の勉強に励みたくなった。

 そんな私が採った策とは。

          
 これを購入して昼間美術館等を渡り歩き、美術の勉強をしよう! との方策だった。
 上記写真は、私が最後に購入した「ぐるっとパス」だ。 2012年に購入したものだが、¥2,000-で 有効期限2か月間のうちに75か所の美術館等へ行き放題チケットだった。
 実際はそんなに数をこなせるわけもなく、私の場合は週1,2回のペースで美術館等の訪問を実行したものだ。


 それらの美術館を、振り返ってみよう。

          
 先だって訪ねたばかりの「大倉集古館」。
 この美術館はその荘厳かつ静粛な趣との意味で、やはり最高だったかもしれない。

 後は、私が好んでよく訪れた美術館をランダムに列挙すると。

          

          

          

          

          
   
          

          

 わが家の近場では。
          

          



          
 上野動物園や、葛西臨海水族園 もその対象です。


 この「ぐるっとパス」の最新版を紹介すると。

 2021/04/01 · 「東京・ミュージアム ぐるっとパス2021」は一冊2,500円で東京を中心とする99の美術館・博物館等の入場券・割引券が綴られたお得なチケットブックです。2ヶ月間利用可。 

 というように以前よりも¥500- 値上げしているものの、販売されている。


 我が過去の経験によっても、たとえ都心の美術館等の施設であれ、平日の昼間は(学校の遠足団体等に出くわさない限り)混雑はさほど無い、と判断可能だろう。

 とりあえずこれを利用すれば、「コロナ禍が終わったら」と自己の愉しみを先送りすることなく自己実現可能か、とのかすかな希望を抱いている原左都子だ。