原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

アルコール消毒で手のひらが赤く爛れて痛みませんか?

2021年10月09日 | 医学・医療・介護
 (冒頭写真は、原左都子の現在の赤く爛れた左手3指。)


           
 同じく、左手親指の付け根。 この辺りの症状が一番重いです。


 参考ですが、こちらは私の手の甲。 手の甲には症状はありません。 (我が自慢の、ETよりも長い指です!?)
           



 この症状が出始めたのは、我が記憶では3か月程前のことだった。
 手のひらに違和感があるなあと思い始めると共に、症状が急激に悪化し始め、一番重い時には手のひら全体が赤くなり水ぶくれ様相も出現しはじめた。

 何らの作業もせず、じっとしている分には痛みはないのだが。
 特に痛むのは、雑巾絞りの時だ。 手のひら全体、特に症状が重い部分がひりひりと痛む。 あるいは何かの角(例えば紙の先や縁)が触れても痛む。
 一度素人考えで市販薬のオロナイン軟膏を塗ると症状が悪化したため、すぐさまやめて。 普通のハンドクリームを塗り続けると“マシ“感はあった。

 近隣の医院にてコロナワクチン接種をした際、担当医師にこの症状を相談してみた。 (というのも、娘が小さい頃にこの医師にアトピー性皮膚炎の薬を処方してもらったことがあり、それが効いたのを思い出したのだ。)
 医師曰く、「ちょっとわかりにくい症状ですね」。 そこで私が曰く「アルコール消毒の副作用ではないかと、私は考えているのですが。」
 (参考だが、この医師は私が医学部出身者であることをご存じだ。)医師応えて、「その可能性は高いですね! そうだとすると、今後症状が改善するまでアルコール消毒をやめにしましょう。」

 一応、塗り薬を処方してくれたのだが、この薬がべたついて使いづらくすぐに中止して。 その後もハンドクリームで対処して、まあマシ状態かなと自己診断していたのだが。


 水曜日に博物館へ行った際に、「手指の消毒をお願いします」と係員に指示され、その係員が真ん前にいたため断れず、それをしてしまった…
 しかも昨日ランニング練習に出かけた後、最高気温30度の炎天下で汗をかいた私は帰り道にスーパーへ立ち寄った際に、自主的に店頭にあるアルコールにて手指を消毒してしまった!

 博物館での消毒後はさほどの悪化は感じ取れなかったものの。
 昨日のスーパー店頭に設置されているアルコール消毒液に何らかの皮膚に作用する悪質物質が含まれているのか、本日の我が手のひらは冒頭写真にて御覧の通りである。


 ところでこの件に関して、面白い実話談がある。

 2週間前程のことだったか、郷里の高齢者自立支援施設で暮らす実母が医学関係者である娘の私に訴えてきたのが、私と同症状だったのだ!!😲 

 実母曰く、「施設で特に食堂へ入る際にアルコール消毒をせねばならないのだが、どうも手のひらが消毒液に負けているようで赤くなってひりひりする。 ただ、そんなことをいつもお世話になっている係員の人たちに言える訳もないので、あれをつけるふりをして何とかごまかしていたら、症状がよくなってきたようだ。」
 
 それを聞いて驚いた私が、「今、私も同じ症状で困惑している。 私の場合現役主婦のため日々水仕事があるため、それが回復しないままにもう2か月がたつかな。」
 それを聞いた母が自分の娘の身を哀れんで、「何とも可哀そうに… それにしても遺伝って恐ろしいね…」

 まったく実母の言う通りだ。
 私もそれを実感した。 まったくDNAとは争えないものだと!

 それにしても我が高齢の実母が、自分の手のひら症状に関して「アルコール消毒のせいだ!」と即刻自己判断(診断)した事実に、私は実に感心させられた。

 我が医学適性能力は、この実母譲りだったのかと。