原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

義母補聴器耳栓騒動による心労で我が体重が2㎏減少…

2020年12月18日 | 医学・医療・介護
 (冒頭写真は、昨日義母の耳鼻科受診の際に特注で出来上がってきた補聴器の新たな耳栓部分。)



 体重管理に厳しい原左都子だが。
 この真冬の時期に、体重が急激に2㎏も減少するのは珍しいことだ。

 体重も計画的に正しい手段で維持する分には何ら健康を害すること無く、美しく(??)理想体型を保つ事が可能だ。

 ところが、これが一旦“ストレス”を食らい心労により痩せてしまった場合は悲惨だ。
 顔は皺くちゃ、何だか一気に年を取をとり婆さんになった気分に陥る…😱  

 そのストレスの原因は自己分析済みだが。
 2週間前の義母の耳鼻科付添い以降、新たに型取りした耳栓に関して、義母が「あんなもの要らない!」「いや、はやり作る」「いや、やっぱり要る」「要らない!」…  の堂々巡りを繰り返した挙げ句。
 最終決定としては、最後の「やっぱり耳鼻科へ行く」との義母の返事を尊重し、昨日義母を伴って耳鼻科を訪れた。



 その2週間に渡るいきさつの一部を、以下に振り返らせていただこう。

 義母の認知症と極度の難聴故に会話が全く成り立たず、電話連絡を禁止されている耳鼻科へ義母から電話を掛けられては保証人である私の責任問題となるため。
 今朝8時半頃に義母が済む高齢者施設へ電話を入れ、「耳鼻科へ電話をせぬように」と義母への伝言をお願いした。
 
 その後、40分程経過して女性ケアマネ氏よりご返答を頂いた。(この方は、先だって義母に対応し新たな耳栓の装着を嫌がる義母を説得して下さった方だが。)
 何とも人当たりの良い優しいケアマネ氏であることは、私も電話口で把握している。 
 そのケアマネ氏が義母に接すると、再び義母の態度が軟化し「新しい耳栓の装着練習をしようかな。」と応えたとのことだ。😲

 保証人である我が決断にて、「もう一切新しい耳栓作りは没にしましょう! そう義母に伝えて下さい!」ときっぱり切り出してもよかったのだろうが… 
 やはり良識人としては… 
 そんな心優しいケアマネ氏に心より感謝しつつ、「それでは次回の受診日の午前中に、今一度義母の耳鼻科受診意向を確認するため電話を入れます」と応えつつもも…

 こうなると、今後また義母の態度が二転三転する事態が予想される。
 これでやっと一件落着と胸をなで下ろしていた私だが…

 またもや、この義母の「新しい耳栓騒動」が振り出しに戻ってしまった!

 認知症及び強度難聴を抱える高齢者の保証人業は、永遠に甘くない…😭
 
 (以上、2020.12.07付バックナンバーの一部を引用したもの。)



 そして昨日朝になり、私は今一度高齢者施設のケアマネ氏に電話で義母の意向を確認した。
 そうしたところ「耳鼻科へ行くそうです」とのご回答を頂いたため、施設へ寄り義母を伴って耳鼻科を訪れた。

 受付を済ませて、待合椅子に座った途端。
 「私、新しい耳栓なんて要らないよ! そんなものの装着練習なんかしないから!!」との義母の爆弾発言!!💣😱 😭 

 (じゃあ何で今日耳鼻科に来たのよ。 要らないなら今日は私一人で耳鼻科を訪れ、耳栓の代金を納めればそれで済んで楽ちんだったのに…。アンタを連れ歩き世話をする事がどれだけの重労働だか分かってるの!? 体重2㎞減らして衰弱している身でも貴方の返事を尊重してやったのに!!)と怒り心頭😠 の私だが。

 そこは冷静なふりをして。
 「わかりました。本日は私から補聴器担当者氏にお義母さんのその意向を伝えます。 お義母さんは何の練習もしなくていいです。」

 そして補聴器コーナーへ案内され、私は担当者氏にその旨伝えた。

 それに応えて担当者氏曰く、「分かりました。 ただ、せっかく耳栓が出来上がっていますので、私の方から少しだけ装着の練習をしてみます。」

 二人の会話が一切聞こえない義母曰く、「私そんなもの欲しいと一言も言ってないのよ!」  相変わらず義母の怒りは収まっていないものの、親切な担当者氏の指導に従い装着練習に入った。

 最初、担当者氏が新しい耳栓を義母の耳に装着して下さったところ。
 母は、「よく聴こえる!」と感動しているではないか!
 担当者氏、「それでは、練習に入りましょう。」
 
 20分程練習を重ねただろうか。
 認知症故に、既に“学習能力”もその意欲も失ってしまっている義母がすぐに疲れてしまい、練習にならない。
 そして義母曰く、「だからこんなもの要らないといってるでしょ!」

 そこで私が提案して、「この状態ですから、むしろ練習をさせるのは酷だと思います。 代金は私からお支払いしますので、元の補聴器の耳栓を使わせてやって下さい。」
 これに担当者氏も同意下さり、昨日の耳鼻科受診は終了した。


 
 我が心労は、まだ続く。

 今度は、本日昼近くに耳鼻科から我が家に電話だ。
 「お義母さまから本日午前中に2度電話があり、いつも使っている補聴器の装着が出来なくなったと訴えられました。 お義母さまは難聴故にお電話はご家族の方からにして欲しいと申しておりますが、相変わらずご本人がお電話を寄越されます。 補聴器の装着に関しては、ご家族からの申し出があれば従いますが、どうされますか?」

 私応えて。
 「誠に申し訳ございません。 義母には決して自分から耳鼻科へ電話をするな、といつも指導しているのですが、認知症故にどうしてもそれをしてしまい申し訳が立ちません。 補聴器の装着に関しては、昨日専門担当者氏より現在使用中の補聴器装着復習も十分にご指導いただいております。 ここは、年末年始が近づいていることもあり、親族としましても少し様子を見させて頂きたく思います。」

 それに快く応えて下さった耳鼻科担当者氏に御礼を申し上げて、電話を切った。


 参考だが、義母の“電話好き”と“ちょっとした事態に大騒ぎ”する性質は認知症故に限らず、元より備わっている性質でもある…

 さて、私は無事に年末年始を越せるのであろうか?

 それともこの先も、日々義母からの“デタラメ電話”に振り回されつつ、もっとスリム体型を強いられるのであろうか???😫 

 (参考ですが、身長165㎝にして現在の我が体重は猛暑時期の45㎏台に戻ってしまっております…)