原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

我が子が男子で凶暴性があったなら、私にも実刑判決が下ったかもしれない… ー vol.2 ー

2020年12月17日 | その他オピニオン
 冒頭表題は、本エッセイ集 2019.12.16付バックナンバーだが。

 昨日、当該バックナンバーに数多くの閲覧を頂戴した。

 
 早速、以下に再掲載させていただこう。

 先程放映された、7時のNHKニュースによると。

 専門家と名乗る人物は「相談して欲しかった…」と言うが…
 どれだけの専門力があって、それを相談者である市民に言っているのか!?! と、今尚反発したい私でもある。

 結局、そこなのよ。 
 専門家と名乗るあんたらには専門力が欠落していて相談能力が欠落していると判断したからこそ、我が家ではその後早期に自力救済を貫いた事実をどうして理解してもらえないのだろう?!?
 (我が家では、早期に信憑性無き専門筋を切り捨て、我が専門力一本で娘を育て上げた事実こそが、現在に至って功を奏したと結論付けているのだが。)

 本日、実刑判決が下ったとの元農林水産省事務次官氏に関する、たった今の我が無念の思い、及び悔しい感情の一部を少しだけ綴らせていただいた。
 日を変えて後日この事案に関し、詳細論評する予定です。

 (以上、本エッセイ集2019.12公開のバックナンバーを再掲載した。)



 昨日当該バックナンバーを読み返して、私自身が驚いた。
 随分と専門相談筋を“強力バッシング”しているなあ、と。😲 

 実際我が娘幼少時代に我が家は専門相談筋を頼りつつ、私がサリバンとして日々娘の支援に当たっていた。
 いや、大抵の相談員氏は上記記述程にまで“役立たず”ではなく、いつも親切に対応して下さっていた。 
 ただ、実際我が家は専門筋による娘の「発達障害相談・指導」を小2の1学期で自主終了させた。
 その後は、“サリバン力”一本で娘の支援に当たりつつ現在に至っている。

 我が家にとっては、その方針が大正解だったと結論付けられよう。
 とにかく紆余曲折しつつも娘は順調に立派に大学を卒業し、就活で自ら正社員の地位をゲットした後、もうすぐ5年の勤続年数になる。
 その間日々真面目に仕事に励み、自主的に自己資産蓄積に励んでいる。
 親としてはそんな娘に対して、何らの不服も無い。 (どうやら結婚願望がなさそうだが、そんなこと私も全く同様であったし何の不都合も無い。)


 話題を、実刑判決が下ったとの元農林水産省事務次官氏に移そう。

 この事務次官氏のご自宅が我が家から徒歩圏内であるため、当初この事件に大いなる関心を抱いた。
 殺害された息子氏が、「小学校の運動会の音がうるさい!ぶっ殺してやる!!」とキレたことが事件のきっかけだったらしいが、その小学校の横を歩く機会もある。

 当該元事務次官氏に殺害された息子氏が、何故そんな運命を辿らざるを得なかったのかは今尚計り知れないが。
 それこそ専門家筋にでも相談すればよかったようにも思うが…
 おそらく国家の事務次官との立場もプライドもあり、その類いの行動を取ることを回避する選択をしたのであろう。

 殺害者である年老いた元事務次官の父親には、“実刑判決”が下っている。
 今現在、元事務次官氏は刑務所にて日々を送っておられるのであろうか?


 表題に戻るが。

 発達障害児である我が娘が実親(私のことだが)に殺害される事も無く、真っ当と言える人生を歩めているのは、実は単なる偶然のようにも思える。

 もしも、我が子が男子で凶暴性があったとしたならば。

 元々気が長くはないサリバンの私だ。
 「小学校の運動会がうるさい! ぶっ殺してやる!」と娘が突然キレたとして。 それを上手く阻止する力量が私にあるのだろうか??

 私の方こそが、台所から包丁を取り出したかもしれない。

 そういうのって“紙一重”だと、思う……

 そんな意味でも、何とも切ない事件である。