原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

娘があわや“コロナ”か??!?

2020年06月07日 | 医学・医療・介護
 “コロナ禍”騒動がこの冬発生して以降、昨日程我が気持ちが動転した日は無かった。😱 


 娘が勤務している企業は3月から時差出勤体制に入り、4月中旬頃から自宅待機日を取り入れ出勤者数の調整を実施し、週3日の勤務態勢となっていた。
 6月に入ってからは緊急事態宣言が解除されたことを受け、時差出勤体制に戻り6月1日から5日まで毎日通勤した。

 娘は大学新卒入社でIT企業に勤務している。 
 IT企業にしてテレワーク等々の措置を採用しないのは、使用しているIT機種が大型で自宅に持ち帰れないとの事情があるためだ。 そのため、職場全体がテレワーク体制を採用していない。

 今年で勤務5年目に入るが、親の心配にもかかわらず順調に仕事をこなせている様子で未だに“首”にならずに済んでいて、親としても命拾いと言ったところだ。😩 

 娘の話によると、やはり緊急事態宣言が解除された後は通勤電車が混雑しているととのことである。
 5月までは電車内に空きがあり“3密”が避けられたそうだが、6月に入って後はコロナ前の7割程の混み具合との話だ。  ただ通勤客達が皆コロナに配慮している様子で出来る限り距離をおくとのマナーが身に付いていて、トラブル等の発生も無いとのことで親としても安堵していたのだが…


 さて、6月第一週目の5日間勤務を終えた昨日土曜日のことだが。

 一旦朝遅く起床した娘が朝食を摂るでもなく麦茶のみ飲んで、再び自室へ戻ってしまった。
 直ぐリビングルームへ戻って来るかと思いきや、時間が経っても来ない。
 どうしたのかと心配して娘の部屋へ行ってみると!  何と、ベッドで横になっているではないか!!  (補足説明だが、とにかく生まれ持っての事情により、コミュニケーション力に欠けているところがある我が娘だ。 それをサリバンの私が細心の注意を払いつつ娘に配慮している日々である。 娘が持って生まれた事情を鑑みた場合、断じてそれを責めてはならない! それを肝に銘じつつの我が娘とサリバンとの26年間の関係だ。)
 
 娘が朝から寝込んだ姿を見たサリバンとしては、既に“コロナ感染想定バージョン”に入った。😨 
 娘の額に手を当てると、多少いつもより熱い気がする。 早速体温計で娘の体温を測定すると、36,8度だった。 現在の娘の平熱は35,8度程度のため、やはり1度程いつもより高い計算となる。

 元医学関係者でもある私は、娘に指導した。
 「一般的に言えば平熱の範疇だが、貴方の場合平熱よりも1度程高い。 もしこのまま寝た方が心地よいのならばそうすればいい。」
 そうしたところ、娘が「寝たい」と言うためそれを尊重した。

 午後3時頃まで寝た娘が起きて来るまで、サリバンの私はもしも娘の体温が37,5度を超えた場合の「コロナ感染時の連絡方法」に関して復習した。 

 午後3時に起きて来た娘の体温を今一度測定すると、36,3度まで下がっている。
それに加え、朝方よりも娘本人が元気そうだ。 
 要するに、久々に週5日の職場勤務に疲れたのであろう。

 本日になっても私は娘の体温測定及び体調所見確認に精を出した。
 今現在の体温が36,3度、そして昨日よりも更に元気そうだ!


 娘幼少の頃から娘が体調不良時には必ず実行する我が“医学分野でのサリバン業”を娘に対して実行してやるだけでも、娘が心から安堵してくれることに私としても安堵させられる。


 また明日から我が娘はまだまだ“コロナ禍”の危険性が持続しそうな大都会東京の混雑した電車を乗り継ぎながら、職場へ通ってくれることだろう。

 そして今後も引き続き、我が娘に対する“医学分野でのサリバン業”もしばらくは終わりなく実行せざるを得ないのであろう。 

 (最後に補足だが、我が娘の昨日午前中の体調不良は“軽度の「熱中症」”だったのではなかろうかと私は診断している。 高齢域に達している私もここのところよくある症状だから故だ…。)