(冒頭写真は、我がクローゼット内に保存している、春夏秋ものロングスカートの一部。)
私が住む東京地方は、本日は梅雨の晴れ間の好天に恵まれている。 最高気温も30℃を超えない程度の比較的凌ぎ易い気候だ。
こんな日は、ロングスカートを靡かせながら散歩にでも出かけたくなる気分だ。
冒頭から我がボロコレクションを公開して恐縮だが、これらは比較的近年購入したロングスカート類である。
少し説明を加えさせていただこう。
一番右は、12年程前に旅をしたインドにて購入したものだ。 他のスカートより長めなのが特徴だが110㎝程の長さだろうか。 結局普段着るには長過ぎて、一度も着用する機会が無いままクローゼットにお蔵入り状態だ。
現在現役で活躍中なのは、中央から左側の数本だ。
これらは一昨年からつい最近購入したものだが、現在かなりお気に入りで大抵はこれらを着用してルンルン♪♪ お出かけしている。
その右側のスカート類は、我が子が小さかった頃故既に20年程前に購入したものだが未だサイズ的に着用可能なため有効利用している。
もっと過去の10代から40代に於いてもミニスカートはもちろんのこと、ロングスカートも十分に愛用したものだが。
引っ越し等の都度捨て去り、今現在手元にあるのが冒頭写真のスカートといったところだ。 若き頃はお気に入りのブランド物等も沢山所有していたのに、今思えば残念無念でもある…
すべてに関して一貫しているのは、その丈(長さ)が88㎝~92㎝であることだ。
これには過去から現在に至るまで大いにこだわりのある私だ。
我が判断では、身長165㎝の私に一番似合うのがこの丈だ。 それ以下の例えば85㎝丈でも違和感がある。 (それより長い分には問題ないのだが普段使いとしては鬱陶しいし、エスカレーター等で危険性もある。)
我が考察によると。
最近これらのロングスカートが世にリバイバルヒットしたのは、一昨年の事と把握している。
それまでは還暦過ぎて尚、フツーに時の流行に合わせミニスカートを堪能出来る環境下だったと私は理解し実行して来た。
そんな我が姿を一見した世間からの反応を判断しても、決して“違和感”は無かったように自己分析して来たのだが…
2年程前の事だが。 遠くから我が姿を注視している若い世代と思しき男性がいた。 我が姿がアップになった時、我が耳元で「なんだ、おばさんか…」とつぶやいた時には、(がっかりさせてすみませんねえ。)とでも謝ってあげたかったものだ。
あるいは4年程前に、大都会東京ターミナル駅前大通りを歩いている際、“中年女優スカウト”に出くわした逸話もバックナンバーにて公開している。
あの時の我が格好もミニスカート姿だった。 ただ、スカウトマンが「4,50代の女性も我が社で女優として活躍していますから、是非事務所へお越し下さい!」と私(当時既に還暦を超えていたが)に告げた事実を勘案するに。
要するに、その年代の女性陣がミニスカを着用しようが、特段世に迷惑がかからない時代背景へ移ろいでいると判断出来よう。
そんな思想がある私にして。
悲しいかな、今年の春夏はロングスカートへと移行せざるを得なかった…
自分の姿を全身鏡で観察するにつけ、(全体的なトータルバランスに関しては問題無い???ものの)、どうも我が脚の老化が進んでいる事態に気づかない訳にはいかなくなっていた…
何と言うのか、たとえ脚の欠陥を隠すストッキング(現在はその種のストッキングがふんだんに発売されています)を着用したとて、ミニスカートでは年齢がバレてしまうがごとくの致命的欠陥だ…。
そうこうして、この春先からはロングスカートを愛用している。
(あくまでも自己分析だが、結構似合っていますよ~~~~。)
これぞまさに正当に我が身の老化を認め、この世を健全に生き抜くべく姿勢であろうと自己肯定している私だが…