
(写真は、私がこれから使用を予定しているウィッグ。)
私が既に20年余りに及んでウィッグを着用している事実を、バックナンバーにて複数回述べている。
その事実をご存じない方々のために、今一度その理由を説明すると。
私はちょうど40歳の時に、頭部に“皮膚癌”を患った。
頭頂部やや左寄りに患った当該癌の摘出手術を受けたが故に、その後の人生に於いてウィッグ着用を余儀なくされている。
癌自体は摘出手術及び我が脚からの植皮も成功し、体内他箇所への転移も無くその後の予後は順調だ。 (入院中、幾度も転移有無の検査を受けた。 例えばもしも頭蓋骨に転移していたならば、その予後は危ぶまれただろう。)
ただ今の時代、良質のウィッグがいくらでも販売されているため、その後何ら不自由なく普通に生活する事が可能であることに助けられている。
当初、このウィッグを国内大手かつらメーカーにて特注していた。
それを昨年まで続行したのだが…
この大手メーカーの完全オーダーウィッグが一体How much? なのかを聞いて驚かない人はいないであろう。 それを暴露するならば、ひとつ作成するのに数十万円を要する代物だ!!
皮膚癌に罹患したがばかりに、私は今まで既に数百万円をこのオーダーウィッグに投資してきた。 と言うのも、ウィッグにも寿命があるのに加え…
オーダーウィッグの作り替えのために大手かつらメーカーの美容室へ通わねばならない。 その際に、必ずや次なるウィッグ作成営業がもの凄いのだ!
もちろん一旦断るのだが、断り続けているとどうもその美容室へ通い辛い雰囲気となる。 それに大いなる抵抗感があったのに加えて。
私も既に、年金生活者の身分だ。
私にとっては必需品(と言うよりは身体の一部と表現するべき)であるウィッグに、今まで通りに高額の自費を投資し続ける事態を再考したくなった。
そんなものに多額の資金を投じるよりも、今後は更なる自己実現のために投資したいと思うのも必然だろう。
そして一昨年末頃より、新たなウィッグを模索してネット通販を彷徨った。
そうしたところ某大手通販サイトにて、比較的良質そうなウィッグを発見した。
これが国内大手かつらメーカーの特注ウィッグと比べると、価格的に桁違いに安価だ! 早速、立て続けに当該商品のうち自分の好みの色合い商品を3本発注したところ。
何と、髪質が良好な中国製のウィッグが直輸入で届けられたではないか!!
実に感激して、今度は我が家の近くにあるカットサロンにこれをカットして貰えるかどうかを電話にて訪ねた。
そのご回答が、OK! とのことで、3本共カットを施し現在もそのうちの2本を愛用している。 (1本は義母にプレゼントして実に喜んでくれている。)
安価な割には耐久性もあり、この1年は当該ネット通販にて購入した中国製のウィッグにすっかりお世話になってきた。
ところが、さすが中国からの通販商品。
最近新たにウィッグを探したところ、我が好みの「栗色」が一切販売されておらず、やむを得ず「自然色」を購入した。 届いてみたら、これが“真っ黒”!!
自宅にて“栗色”に2度も染めたにもかかわらず…
生まれ持って“栗色“毛質の我が毛髪に一切馴染んでくれない… (実際問題、我が頭髪も瞳も先天的にかなり“茶系”です。)
特に、我が瞳の色にウィッグの色彩を合わせたい思いが切実だ。
そうすると、今後はやはり国内大手かつらメーカーに、大枚をはたくべきなのか!?? (参考のため、完全オーダーウィッグの場合は当然ながら髪の質・色合い等々自由自在に選択可能。)
(ところでgooさん、昨日のアクセストラブルに於いて一旦「0」にリセットされた後の昨日の訪問者数と閲覧者数が、我がブログに於ける総数に加算されていないように思うのですが!??)