原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

原左都子エレクトーン演奏第5段 「別れの朝」

2019年09月11日 | 音楽







 「別れの朝」、この曲に関しては馴染みがある方々も多いのではなかろうか。

 この楽曲の練習をしたのは、我がエレクトーン練習歴比較的早期の事だったと記憶している。
 
 故にコード進行等の演奏技術も比較的容易だったものだ。 


 ところで私がエレクトーンを習ったのは、私が民間企業にて医学(免疫学)に携わっていた頃である。
 本業をつつがなくこなす中でのエレクトーン練習だったが…
 実際、練習時間がなかなかとれず苦慮したものだ。

 特に個人指導に移行して後は、1対1のため容赦無い。 我が仕事の事情を個人指導の教官に話してはあったが、そんな事あちらにとっては関係無い話だ。
 特に「エレクトーン・グレード試験」を受験し始めて後は、厳しかった…  若き女性の先生だったが、よく怒られたものだ。 「そんな事では受かる訳もない!」と絞られた。

 そんな厳しい先生だったが、いよいよ私が2度目の大学受験期に入るに当たり「エレクトーンを辞めたい」旨を申し出たところ。
 強く引き留めて下さった。 「せっかくこのレベルまで頑張って、どうして今辞めるのか? 勿体ない事を言わないで続けなさい。 受験勉強と両立出来ないのか?」
 私応えて、「医学関係の仕事と受験勉強の両立のみでもハードなのに、それ以上は到底無理です…」

 そんなやりとりもあったが、結局私はエレクトーンを辞めた。


 ただその後、ずっと自主的にエレクトーン練習を自宅にて続行した。
 そして(バックナンバーに記載済みだが)、高校教員時代に音楽部の顧問をして生徒ロックバンドのキーボードを担当し、文化祭の舞台に立たせてもらったりもしたものだ。

 エレクトーン経験が無ければ、後のこんな楽しみは味わえなかった事だろう。