原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

電波時計の正確さに感動!!

2019年09月24日 | 雑記

 (写真中央は、最近購入した“電波時計”。)

 

 まず、写真の説明からさせて頂こう。

 中央が、最近購入した電波掛け時計。

 その左は、娘が中学3年時に制作した油絵 「空間と共存する静物」。

 時計の右は、娘が中学2年時に制作した油絵 「過ぎ去りし夏のノスタルジー」。

 (参考だが、油絵の題名は原左都子が命名。 更に参考だが、中1時に娘が制作したアンティーク地球儀のギリシャを中心に描いた作品には「古代ギリシャは永遠に…」と名付けた。 その前の作品「アンスリウム」は娘本人が命名。 (すべて、娘が油絵指導いただいた美術家長はるこ先生主宰の造形絵画教室より、東京芸術劇場ギャラリーに一定期間展示して頂いた。 その後に我が家に展示している。)

 左下に映っているのは、私が日々愛用している “ぶら下がり健康器具”。 継続力ある私は、日々必ず数回これにぶら下がっている。 (側彎症補正目的で購入したがなかなか補正出来るものでは無く、我が身体は相変わらず腰から上が左に傾いていてバランスが悪い。) ただ、これにぶら下がるとスッキリとして気持ちが良い。

 外の風景は、我が家の南面バルコニー方面からの展望。 新宿副都心より直線距離で約4~5kmだが、晴れた日には超高層ビル群が間近に見渡せる。 我が家への来客は、まずはこの展望の良さに驚いてくれる。

 

 さて、電波時計に話題を移そう。

 そもそもこの場所には、結婚記念に頂いたからくり時計が掲げられていた。

 頂いた当初は嬉しくて、毎時クラシック音楽と共にからくり人形が回転するのを楽しみにしていた。 ただ、あの種の装置とは飽きが来るのも早いもので、そうなると毎時の音がうるさいだけだ。 思い起こすにわずか1ヶ月程でからくり装置を停止させて、現在に至っている。 

 しかも高額そうな割には、新品の時から“進む癖”があってそれが最近まで続いた。

 それを直すのは決まって私。 1年に2~3回の頻度で壁から外し、時間を直しただろうか。

 もういい加減にして欲しいと思い始めたのが、やっと1ヶ月前程のことだ。 気が付けば26年近い年月が流れていた。

 早速買え替えるにあたり、娘制作の左右の油絵作品の“邪魔”にならないデザインの時計を亭主が探し、写真の時計と相成った。 

 その目的は十分に果たされた。 確かに、控えめな色合いとデザインが油絵作品の存在を引き立たせている。 (その分、時間が見えにくいとの欠点もあるのだが、これで十分だろう。)

 この時計は“電波クロック”なのだが、我が家で電波時計を購入したのはこれが初めてである。 亭主と自動で時間合わせが成されるのを観察しつつ、定時で時計が止まった時に感激して拍手喝采したものだ。

 

 ここで、「電波時計」の原理について少しだけ述べよう。

 情報通信研究機構(NICT)が運用している時刻情報を乗せた電波(標準電波と称するが)が国内2ヵ所の送信所からそれぞれ異なる周波数で送信されている。 その送信所は福島のおおたかどや山と九州はがね山に存在するが、何れか受信し易い電波を自動的に時計が選択し受信するとのことだ。 

 いやいや知らぬ間に科学技術とは急速な発展を遂げているものと、やたらに感動させられる。 ただし他の電波(高圧線、テレビ塔、電車の架線、その他諸々)の影響も受けやすいとの事で、時計の置き場所を考慮せねばならない、との注意書きもある。

 この説明書きを読んで、改めて我々が暮らす地球上の空間とはありとあらゆる電波が交錯している現況下にある事実を再確認させられる。 

 如何なる科学分野に於いても、効用と副作用がせめぎ合うものだが…

 まあここは深く思慮し過ぎる事無く、とりあえず電波クロックのお世話になろうじゃないか。